フランクな性格をした少年。作品開始時には暴力事件などを起こし、停学となっていた。渚と3年間同じクラスであるためかとても仲が良く、彼と行動を共にしていることが多い。誕生日は12月25日。
根は善良な優等生だが、己の「正義」を優先するため、他人とぶつかり合うことが多い。喧嘩の腕っ節も強く、暴力的な高校生を倒すほどである他、頭 が切れ器用なため、「凶器やだまし討ちの基礎なら群を抜いている」と渚に評されている。また、イトナからは「クラスで自分以外の生徒の中では一番強い」と 言われている。作中で初めて殺せんせーにダメージを与えた人物。
元々素行不良でありながら、成績は優秀なため元担任の大野からも認められていた。しかしE組の生徒を他クラスの暴力行為から救ったことで大野から 掌を返すように責められ、彼の保身のためにE組に落とされた。その出来事から「生きていてもその人の全てに絶望すれば、自分にとってその人は死んだも同 然」と考えるようになり、同時に教師の存在を不信感から見下すようになった。そのため殺せんせーについても命以上に、社会的精神的に「教師として殺した い」と願いあらゆる手を使って殺そうとし、最終的には崖から身を投げながら殺せんせーを狙うも、殺せんせーの驚異的な能力と教師としての責任感に救われ、 殺せんせーに「健康的でさわやかな殺意」と評される明るい表情を見せるようになった。また、出題範囲通知外の設問が含まれる定期テストで学園内4位の成績 (その内、数学は100点)を取った後も、「暗殺に従事している方が楽しい」という理由からE組に在籍を望んだ。