律(りつ) > 自律思考固定砲台(じりつしこうこていほうだい)

ノルウェーからE組に送られてきた暗殺目的の転校生。本体は機械でありながら、れっきとした「生徒」として登録されている。愛称は「律」。誕生日は1月1日。

劇中で描かれたフリチョフ・ナンセン級フリゲートを始め世界中の科学・軍事技術を集めて作られた人工知能を 搭載している新型兵器で、等身大の黒い直方体の胴体を持ち、正面にあるモニターには、両サイドの長い房を結んだミドルヘアの美少女の顔が映され、人間とも 自由に会話ができる。特殊なプラスチックを体内で自在に成形する機能があり、多数の銃火器を成形して攻撃し、そのデータを基に自らを改造して進化してい く。「固定砲台」であるがゆえに本体は教室から動けないが、クラスメイトたちの携帯に自分の端末であるモバイル律をダウンロードさせることで、間接的ではあるが外出は可能。防寒着やチアガール、スクール水着など、イベントに応じて頻繁に着替える。

当初は「殺せんせーを殺す」ことしかプログラムされておらず、授業中でもかまわず暗殺を実行しようとしてクラス全体に迷惑をかけたため、厄介者扱 いされ寺坂によって縛られてしまうが、殺せんせーからE組での暗殺を成功させるには他の生徒たちとの協調が必要不可欠であることを諭され、生徒たちと協調 するための機能を付けるために殺せんせーの手で様々な改造を施され、クラスに溶け込んでいく。後日、開発者の手で強制的に元の状態に戻されたかに見えた が、殺せんせーの手で最初に組み込まれていた「生徒たちと協調するためのプログラム」だけは自らの意志でバックアップしており、機械でも人間と同じ自我を持つ生徒であると認定されて、E組の正式な仲間として迎え入れられた。

 

 

最終更新:2014年07月20日 06:39