進藤 一考(しんどう かずたか)

本舎のA組に所属する男子生徒。野球部の主将にしてエース。杉野の旧友で、彼からエースのポジションを奪った張本人。体育会系なスポーツマンらしく熱血で爽やかな性格だが、根底ではやはり理事長の洗脳を受けており、E組に落ちた杉野を見下している。持ち球はストレートとカーブのみだが、140km/h台を誇る豪速球を投げるため、ほぼストレートだけでエースに上り詰めた実力者。

さらに2学期期末テストで50位以内に入るなど学力も非常に優秀。

球技大会の「余興」でE組と対決するが、暗殺のための訓練を応用したE組の連続バントプ レーに翻弄されてしまう。直後、監督が理事長に交代し、洗脳に近い指導で一時的に勢いを盛り返すことに成功するが、打者目前まで迫るE組の前進守備に思う ように力が出せず、結果的に敗北する。試合後、杉野とは打ち解け合い、笑顔で雪辱を誓った。期末テスト期間中には杉野らE組のことを心配し、棘のある言い 方ではあるがA組に気をつけるよう警告した。またその際、五英傑を説明するときにはナレーション口調になり、期末テスト直前ではその状況のナレーションも やるなど、コミカルな一面を見せた。

最終更新:2020年10月16日 00:20