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芝村さんの日曜授業(2008年3月30日)
2時間目:理解しよう
『転記をしたことと理解したことは違うよね?』
レッスン2-1.ユニバース定義をテキストから探してこよう
t:ユニバース定義 =ゲーム内での価値観のことでローカル定義に属する。特に指定のない場合、無名世界観の因果、および物理法則とそれに矛盾しない限りの常識および現代科学となる。
『転記内容=自分の言葉での表現 が、通れば、それは理解したことになる。』
『さて、通ればと言ったが、通る、通ったとはなんだろう。』
レッスン2-2.通った、通らないをテキストから探してこよう
t:通った =ユニバース定義下において等価であると認定すること
t:通らない =ユニバース定義下において等価でないと認定すること
ここでひとやすみ ~交換則ってなあに?~
『2+1 =3 と 4-1=3 の時 2+1=4-1 は同じこと』
『かぞえたら同じ3なのよね』
『t:等価=数えると同じ。転じて、結果は同じ。』
『交換則は凄い簡単なことだ。』
2時間目の続きだよ
『でもユニバース定義下においてって凄い難しいよね?』
『さて困った。これまで転記だけで対応してたけど、ついにここでそれがつきたわけだ。』
レッスン2-3.交換則を使ってユニバース定義を言い換えてみよう
ざくっと言い換えると、 ユニバース定義=無名世界観プレイヤーにおける常識 あたりでどうでしょう
『おおよそ通った』
『でもまあ、おおよそとか、ざくっとって、正確じゃないじゃない?』
そうですね
f:ユニバース定義 =一般常識・現代科学を含めた、無名世界観内における物理法則や因果関係をまとめた価値観。
f:ユニバース定義 =無名世界観の常識および現代の常識
f:ユニバース定義 =無名世界観と現実社会で通用する物理法則と常識
『普通は自分の言葉で言い換えることをもって、理解したという。』
t:通った =(ゲーム内での価値観のことでローカル定義に属する。特に指定のない場合、無名世界観の因果、および物理法則とそれに矛盾しない限りの常識および現代科学となる。)下において等価であると認定すること
↓
t:通った =(無名世界観と現実社会で通用する物理法則と常識)下において等価であると認定すること
2時間目のまとめ
『ここでさえこけなければ、絶対確実にわかるようになるから』
- ルール1:なにをするにもまず、i言語のルールブックを見て、可能な限り、これをコピペ(転記)する。
- ルール2:転記する時は、その行まるごと、あるいはLまるごと持ってくる。
- ルール3:#はコメントなので、転記してもあまり説得力はない。参考程度に見る。
- ルール4:ゲーム言語iでは、可能な限りtとLを転記する。これによって1.表現がぶれない 2.最終開発効率を上げる
『L:もしくはt:という記号は要するに、決まっちゃったことを示す記号だ。』
『L:はt:の集合、それが集まったものだね。』