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…夜だ。
―とある易者との会話。
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あんなに明るかった町の明かりも今は薄暗く、静まり返っている。
祭りの日々は遠い記憶のようにまばゆく霞み、力なき平穏は闇を招く。
人の気配の無い町を歩く。
物資の不足。
市場の停止。
闇だ。
闇が押し寄せてくる。
心に、闇の色をした何かがどろりと湧きはじめる。
仮想飛行士として思うのは際限無き後悔。
俺は何故読めなかった?
今にして思えば状況も、情報も。
予測しうる材料のすべてを俺は持っていたのに。
押し寄せるは悔恨の波。
悔やむは我が無能。
恨むは我が油断。
在庫と言う概念の存在。
唐突すぎる援助。
傾いた我が国の財政。
これを繋ぎ合わせる事が出来れば用意にシナリオは見えてくる。
これが狙いか。
一体あんたは俺たちに何を超えさせたいんだ。
させるかさせるかさせるかよ!
この国を闇に覆わせはしない。
心も国も。
まだこの国には俺たちが居る。
豊国さん、ビッテンフェ猫さん。
子奴さん、大地さん、虹ノさん。
浅葱さん、城さん、青海さん。
マグノリアさん、アスカロンさん。
ミサゴさん、楠瀬さん。
それに、蝶子藩王。
まだ光は潰えていない。
昏い夜に覆われちゃいない。
今は暗い電網の海を飛ぶ。
諦めなんかしてやらない。
不様だろうが何だろうがあがいてもがいてやる。
思い通りになんかなってやるものか。


(文責:双樹真)
最終更新:2007年02月21日 03:23