GAME:藩国の答え
~始めに~
この文章は小説の1シーンのために設けられた、特別なGAMEのための文章です。レンジャー連邦の国民ならすべての方に参加いただけます。
ただし、中にはこれから出てくる状況説明のための文章の中で、「彼」が何を言っているのか本当に分からない、覚えのない方もいらっしゃるでしょう。
ですのでこれは、GAMEです。
キャラクターとしてどう「彼」に対応するか、皆様一人一人の答えを元に最終的に物語の筋を決定します。
参加方法は簡単。
ただ思うところを言葉で「彼」に伝えてください。
台詞だけで結構です。
あるいは行動をしたいという方は、その内容を記述してください。
締め切りは特に設けませんが、既に物語自体はこのGAMEにまつわる部分以外完成しておりますので、なるべく早く回答が集まれば集まるほど早く、小説の方も掲載出来ると思います。
キャラクターとして、自分がレンジャー連邦の中でどんな風に振る舞うのか、それを自分で見つけてみる、ちょっとした遊びのつもりでご参加ください。
/*/
「それでは、以下の文章より物語の終わりを始めます」
/*/
~シーン・スタート~
ここは王宮の執務室。
あなたは深夜、何ともつかない物思いに耽っていたところ、ふと風を頬、髪に感じて振り返った。
一人の暗殺者が、そこにいた。
それが誰なのか、あなたに心当たりはまったくない。だが、彼はなぜかあなたに問うている。
自分達は、何のために生かされているのか、と。
そこにいるだろうと、ゲームのプレイヤーである仮想飛行士達に認識されるだけで実際に存在してしまう自分達は、では、一体何のために生まれてくるのか。自分達の生死も何もかも、みな、お前達のためのものなのか、ただのゲームの駒にすぎないのか、と。
あなたは彼を返り討ちにする事も可能だ。
だが、喉元に突きつけられたナイフは鮮やかな奇襲であり、一瞬のためらいがいかなる動きをも鈍らせ命に必ず届かれる。ナイフは同時に明らかな決意の表れだった。彼は、命ある限り必ずあなたを殺そうとする。
致命の緊張が互いの間に張り詰めている。迂闊な動きは、どちらかを必ず殺す。
あなたは間近にある暗殺者の姿を観察した。
白く、あまりに白く、思いのあまり、何かが深く、焼き切れた色をした髪。
それはかつての灰色を思わせる。
黒く、あまりに黒く、思いのあまり、何かが強く、焼き付いた色をした肌。
それはかつての褐色を思わせる。
あなたは、はたしてそれが、かつて何者であったか気付くだろうか。
相反する二つの色を身に宿す、暗殺者のまなざしは今、あなたの明るい瞳を闇色の眼で捉えている。
暗殺者は、状況に戸惑っているあなたへと、もう一言をだけ口にした。
俺がすべてを失った、あの二月四日の日のことを、お前は一体覚えているか、と、漲る殺気をさらに静かに昂ぶらせながら。
その静かさは、もはやこの均衡が数瞬ほども持たない事を、あなたに悟らせた。
答えのない問いかけがあなたの脳を責め苛む。
二月四日。
あなたはそれを覚えているだろうか。
あなたは彼に、何を言うのだろうか。
あなたは彼に、何をするのだろうか。
あなたは彼に、何をしたのだろうか。
/*/
…こんな問いかけから始まった今作は、当初GAME小説という肩書きとは縁遠い、ごくごく普通の物語として語られる予定でした。しかし元々がレンジャー連邦の過去のあやまちに対して直面しようというテーマでしたので、藩王との相談の結果、参加者を希望して回答を募り、その内容を反映するという予想だにしない展開の作り方になりました。
おかげで当初は大分苦しんだものでしたが、アイドレスらしい遊び方や、自分1人では出せなかったであろう結末が描けて、とても満足の出来るものになりました。この場を借りて改めて藩国の仲間にお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
/*/
さて、実際にどのような回答が寄せられていたか、ここで紹介させていただきたいと思います。
十人十色といった風情で、オフシーズンにも関わらずこんなに沢山の回答がいただけたこと、また、その内容の気合いの入り方に、筆者はとてもびびりました。
これをご覧になっている皆様にも、是非、レンジャー連邦という藩国がどんなところなのか、参加国民の言葉をもって感じてもらえればなと思います。
/*/
双樹真の答え
「惨劇ですね」
静かに告げる。
「復讐なら、殺してください。貴方にはその資格があり、俺にはそれを受ける義務がある…ただ、少し時間をくれませんか?話がしたい。ほんの数分」
返答を待つ。
了承を得られたならば続きを。
「俺は読めなかった。俺は気付かなかった。ゲームだと言う思考の甘え。限界は無いという思い込み。必要な物、目先の資産、目に映る仲間達、それだけを見ていました。庇護すべき民、守るべき世界、そんなものの何一つ見えては居なかった。与えられた権利、力。その責務を認識すらしていなかった。」
「だから貴方には権利がある。復讐を果たす権利だ。そして俺には義務がある。貴方の復讐を受ける義務が。理由が。」
瞳を見つめる。
「その時は俺の死は保証します。この世界に戻る事は絶対にしない。だけど、」
出来る限りの誠意を込めて。
「もし贖罪のチャンスを与えてくれるなら、罪を忘れず、全力を尽くし続けることを貴方に誓う。貴方を忘れない事を世界に誓う。簡単だとは思えない、でも、もう一度だけ信じてくれないか?」
ビッテンフェ猫の答え
「ちょwww、ちょっとマッチョ!まず餅つけ!
いや、間違えた!まず落ち着け。」
「なんだ、なんだ、なんだ?誰の差し金だ?」
「ひょっと【悠殿】か!【殺虫剤入り餃子】を食べさせ様とした時の仕返しか?
いや、あれはただのブラックジョークで・・・」
「うぅん?違う・・・?なれば【むつきマッチョ好き殿】か!
むつき殿が大切にしていた、ドランジのプロマイドに油性マジックで眉毛を繋げた事の恨みか?」
「えっ、違う?藩王のオレンジを勝手に食った件?
青海殿の全裸写真をブログに載せた件?
楠瀬殿の【ナースガーター】ネットオークションで売りさばいた件?
サク殿のあだ名を【トップレス】と呼んだ件?
春雨殿の包帯に【タイガーバーム】を塗り込んだ件?
城殿のマイルデータを盗もうとした件?」
Σ(゚Д゚)「ハッ!」
「判った!レンジャー連邦内でも【乙女】が定着した件か、
もしくは、【ガーター】が代名詞としてレンジャー連邦中に通用する様に為った件か!」
「そんな事とかで某を殺そうなんて、皆しないでござるわなぁ~、
いや一人だけ居る・・・【舞花殿】だ!」
「彼女ならば、やるとき、やれば、やるかな?やるかも?やるだろう、やるべきだ!やるに決まっているwww」
(暗殺者・最初の問い)
「そんな事を深刻に考えると、頭禿げるぞ!」
「存在していて、感情があるなら、そんな事より、どうすれば【楽ができるか?】どうすれば【楽しい生活】を送れるかを考えた方が、
身の為でござらんか!」
(暗殺者・二月四日)
「そ~んな前の事覚えてござらんわ!バァーカ!」
「ちょっと待て!早まるな、痛い痛い、ごめんなさい、悪かった、悪かった。」
「落ち着いて話合おうじゃないか、な、話せば判る、話せば判るはずだが、」
「【元気があれば何でもできる!】」
「痛い、痛い、ごめん、刺さないで痛いから・・・痛い、痛いwww。」
浅葱空の答え
「暗いのう。もっと自分を信じなさいよー。某フェ猫さんを見習えー。
彼女は私を消すことなんてできないよ。ゲームとか、そういうのに上がってこれない事はあるだろうけど。一度生まれたら、彼女の心に語りかける事はできるもん。
つーかそんな小難しい事考えていたんかい。」
ぎゅーします。刺されようが刺されまいが関係なく。
「あのね、ぐるぐるわかんなくなっちゃったら、うだうだしないで抱きしめたり、抱きしめられたりしなね。
私も人の事言えないけれど、万の言葉より一のぎゅーだよ。迷ったらぎゅーしなさい、ぎゅー。」
「人を嫌いになったり、自分を嫌いになってもいいけど、人と手をつなぐこと、抱きしめあうこと、微笑むことを忘れちゃめーだよ。」
つまりは愛よね、愛。とぶつぶつ言ってます。
「あーでもある意味こういう風に(ナイフつんつん)行動にでるだけよいか。」
/*/
「全て?何を失ったの?」
ぎゅーしながら、ちょっと離れて首にぶら下がる格好で話し続けます。
ただただ、愛をこめて抱きしめながら。
もし刺されても愛をこめて抱きしめます。
「何を失くして悲しんで、怒って、そして苦しんでいるのか教えて?
私に復讐するのはそれからでも遅くないと思う。」
(ああ、それでも。全て失くすって事はないって。
必ず生きている人には大切なものが、いつも息づいているって事に気づいてくれるといい。
私に復讐した後、この人がまた歩きだせるように。
殺されるのはとても怖くて逃げ出したいけれど、苦しんでいる人はほおって置けないし、変な意味じゃなく私この人愛している。愛は時間じゃないんだなぁ。)
蝶子の答え
二月四日。
その言葉を聞いたわたしはおもわず、ふ、と笑った。多分、笑ったのだと思う。
二月四日。その日付に呼び起こされる感情はとても複雑で、そしてとても痛い。笑った、と感じた私の表情は、もしかしたら泣いていたかもしれない。
「忘れるわけが、ないでしょう。」
まるで涙がこぼれるかのように口から滑り落ちる言葉が、執務室に静かに響く。
「誰があの日を忘れても、私は決して忘れない。誰が私を許しても、私が私を許さない。私の罪を。ずっと。
この世界に生きている限り、未来永劫に。」
「・・・いっそ、誰かが裁いてくれれば。と、思った時もありました。でも結局それも、意味ないんです。
どんな罰を受けても、どんな許しを受けても、どんな慰めを受けても。私の中でこの罪はずっと消えないから。私が私を、責め続けるから。」
「悪いことばかりじゃなかったのも知っている。だけど、だからなんだっていうんでしょう。」
「私は人殺しです。しかも、直接手を下したわけではないから余計たちが悪い。」
「・・・よければ、名前を教えていただけませんか。」
「私の名前は。ご存知かも知れませんが、蝶子と申します。
どうかあなたのお名前を教えていただけないでしょうか。」
「何のために生かされているのか、とあなたは問いました。その答えを、私は持ちません。
だから申し訳ないけど、私はそれに答えてあげることができない。」
「ただ言えることがあるとすれば。私はあなたたちに幸せに生きてもらいたいと思っている。
できることならあなたたちに何の害も与えずにいたいと思っている。
いつかこの世界からすべての仮想飛行士が消えても。生きて、幸せであってほしいと思っている。」
「だから、ありがとう。ありがとうございます。生きていてくれて。」
「すべて奪われて。それでも死なないでいてくれて、本当にありがとう。」
「だからあなたの名前を呼んで、きちんとお礼を言わせてほしいんです。」
「誓います。私は私の罪の隣にあなたの名前を置いて、最後の瞬間まで決して忘れない。」
「…申し訳ありませんが、私はまだ死ぬわけには参りません。
私が死ぬとね。私以外のたくさんの人が死ぬんです。私はもう誰も殺したくない。」
「残念だけど。本当に残念だけど。私は殺されるわけにはいかない、から。」
「どうしても私をこのまま刺すというのなら、私もあなたを殺す気で反撃します。」
「理不尽でしょう?理不尽ですよね。理不尽だわ。理不尽だけれど。」
「私はこの罪と生きていきます。」
「願わくば。あなたも生きてください。」
萩野むつきの答え
私は二月四日になにがあったのか知らない。
知っていたとしても、気付かないでいたのかもしれない。
私は立ちすくむ、目の前の暗殺者の手に握られたナイフが、冷たさと、小さな熱を伝えて来る。
手が、足が震える、必死で殺される理由を探そうと考えるが、とうとう何も思い出す事がなかった。
決意に満ちた眼、彼は、何がどうであれ、自分を殺す。
私は息を吸い込む、
「殺したければ殺すといいんだ、でも、あなたが私を殺しても、私は自分の死を認めない。」
纏ったアイドレスは傷つけられても、心が負けない限り、私は生きているのだ。
切るなら切れば良い、しかし、それで私を殺せると思ったら大間違いだ。
ここでの死は、他人から下されるものではない。
自分でもうここには居られない、存在を捨てよう、と思った時に訪れるのだ。
瞼は閉じない、只じっと、彼を見つめる。
逃げるべき理由も、返り打ちにして、彼を殺す理由も無いからだ。
私は彼に何をしたのだろう?
それは、彼だけが知る何か、自分では気づけなかった何か。
それは暗殺者が来なければ分からないままで、さらに自分を殺そうとする誰かを生み出してしまうのかもしれない…。
殺された私は、次には暗殺者と会話を試みる、又殺されても、暗殺者と新しい状況を積み重ねて行くだろう。
そうして行った先に、何かが変わるかもしれないからだ。
砂浜ミサゴの答え
「2月4日にあったことについては、私には何も言えません。許しを請うこともしません」
「あなたが何を失ったとしても、それは、私の答えで埋められるような欠落ではないだろうから」
「ただ、あなたが何のために生きているのか。私にその答えを求めるのなら、それは、誤解を恐れず、私たちのためだと答えたい」
「あなたや、あなたたちがいるから、私はこの国を守るために戦える」
「迎えてくれる人がいるから、安心して帰って来られる」
「信じろとは言いません」
「この言葉を、殺されないための詭弁だと思っても構わない」
「しかし私の中では、これは確固たる事実です」
「――この国が滅べば、私も、帰る場所はどこにもないのだから」
春雨の答え
PC、後ろ手でさりげなく常時携帯している拳銃の安全装置を解除しながら薄く笑って答えます。
「二月・・・四日は・・・・・・オレンジを・・・買って・・・あとは知らない。」
「この国は・・・あたたかくて、素敵・・・愛情の、本当の意味を・・・知っている人も知らない人も・・・
何か・・・信じて暮らしてる・・・」
「比べて・・・貴方は・・・随分・・・悲しいわね・・・」
(自分達は、何のために生かされているのかの問いに)
「・・・そんなことを・・・人に問うて・・・どうするの?」
「貴方はこの・・・・・・世界を・・・命を・・・常に感じているのに・・・」
「まして・・・こんな・・・魂魄半ば体をはなれた女に・・・・・・」
薄ら笑い継続中。
「私を殺すなら、殺すわ。・・・それがルールよ、そうよね?」
「私が死んでも・・・いずれ・・・呪い殺すから・・・結果はそう・・・変わらないから・・・」
ということで、情け容赦なく本気でボコり合います。死ぬかもしれませんがそれでも悔いは無しで!
(ちなみにルールとは人狼ルールということで・・・)
遊佐 呉の答え
張り詰める緊張、突き刺さる殺気の中で、相手から視線を外すことなく問いかけについて考える。
そしてあっさりと、ただ一言。
「知らない」
殺気が今にもはじけと晩ばかりに膨れ上がる中、負けるかというように視線に力を込める。
「そんなこと人それぞれだろ、人の言葉聞いてわかるもんかそんなの」
皮肉気に見えるようにわざと頬を上げて、薄笑いの表情でバカっぽく見えるように。
「あんたの場合さあ、考えすぎじゃないのか。言いたいことを押し殺し、自らに仮面かけてさあ。俺バカだからさあ、あんたが何考えてるかなんてよむことできないんだよ、言いたいことがあるならはっきりと言えっていうの」
わざとらしくため息をつき
「あんたもいまさら話し合いだけで相手のことを理解できるなんて思ってないだろ」
ナイフのほうに視線をやり
「そんなもので問答無用で襲ってくるんだからさ」
全身の力を抜き、呼吸を整えつつ。
「いいさ、とことんまでやりあおうじゃないか。そうやってる間くらいは馬鹿なこと考えなくてすむだろ」
今度は完全な笑顔でにっこりと、そしてもう一度力を込めて言い放つ。
「だからさっきから言ってるだろ、知らないって」
冴木悠の答え
「私は、呉です。ちなみに趣味はゲーム。特技はそろばんThank You…ならぬ3級」
どうみても命の危機にとりあえずギャグを交えて自己紹介をしてみた。
もちろん、意味はない。むしろ寒い。
「こほん。さて、えーとですねえ、意味は分からないしなあ…慰めもなあ」
ぶつぶつと呟いていたものの、もうダメだと半ばやけくそで会話しようそう決める。
が、神経を使いすぎて色々キレて突き抜けたらしく、先程の心の勢いはどこへやら
言葉の抑揚がなくなり普段の脳天気加減が消え、たまーにしか見えない真面目な表情に変わった。
「…止めた方がいいですよ。貴方の満足する答えは私にはありません」
「善悪とは主観的なもの。しかし、それでもなお悪とされる犯罪にすら善悪をつける世界に何を望むのですか?」
「仲間が死ねば儀式魔術と称して生き返らせ、敵の行為はなかった事になる。この様な世界に意味は?」
一呼吸置く。そして、だからお互いの存在意義は同じと強く言い切る。
もっとも殺したいという衝動だけならばこれでも解決するがと付け加えて。
暗殺者に対しまるで謎かけなような言葉を言い終わると
真剣だった表情がいつもの脳天気な笑いに変わる。
「うん、分からないね。っつーか私、何言ってるか分からんよ。電波受信し過ぎだよ」
「しかしながらなんか満足した。じゃあ、我らが民よ…好きにしてくたさいってな。ばっちこい!」
少しの困惑後、無意味に手を広げとびっきりの笑顔とウインクを投げた。
おそらく来る自らの死を覚悟して。
/*/
以下は回答をお寄せくださった方々へのお礼を兼ねた、小説内の解答部分の明かしです。
該当の方以外は余禄として「おお、こんなことがあったのね」と気軽にお読みください。
/*/
○双樹さんへ
→諦めない強さが言葉の勢いの強い後押しとなりました。ありがとうございました。
○フェ猫さんへ
→最後のクラディスにつながり、ある意味別の角度からの駄目押しのような形にありました。ありがとうございました。
○浅葱さんへ
→最高のベストショットとしてクリティカルに彼へと届きました。ありがとうございました。
○蝶子さんへ
→王たる答え、確かに戴きました。浅葱さんと並ぶクリティカルが出て、やはりあなたに仕えてよかったと個人的にはそう思う事が出来ました。本当にありがとうございました。
○むつきさんへ
→(迂闊にも最初ここに入れ忘れてたため吐血)
→自らが答えを出すのだ、という意志、つながりました。ありがとうございました。
○ミサゴさんへ
→長らくの沈黙を破っての回答、大変嬉しかったです。ありがとうございます。誤解を恐れぬその言葉が、彼を揺らすまでの言葉の強さにつながりました。ありがとうございました。
○春雨さんへ
→こんな形で初めましてというのもなんだか不思議な感じですね。現実的な対応感覚が、ものども出会えーといった状態につながりました。どうなるか書いてて自分でもはらはらしましたが、あれはあれでなんだかそれなりにいい展開へと転がっていったのでよかったです。ありがとうございました。
○冴木さんへ
→その挑発的なまでの剥き出しの言葉が強いノックとなりました。ありがとうございました。
○遊佐さんへ
→最初彼の側を想定して作っていた台詞と内容かなりかぶっててビビりました。あと、ここで正解が出たおかげでGAME的なフラグがおかげで立てられ、物語をあのようなラストに進められました。ありがとうございました。
/*/
最後に1つだけの種明かしをいたします。
出題編とは異なり、実際には物語中、みなさん一人一人が直接彼と対決する事はありませんでしたが、“彼女”になら、もしかして、「そういう能力」が備わっていたらなあ…みたいな、そんな夢想があのシーンには込められています。
あれこれとぼやけて唐突で不出来な物語ですが、お読みいただいた方に苦笑いまじりでも面白いと思っていただければ、それが我が身の幸いです。
お付き合い、ありがとうございました。
/*/
署名:城 華一郎
最終更新:2008年04月02日 10:23