蝶「さぁ、ついに始まりました、タッグ麻雀大会!」

七「ここで毎回恒例の!シナモ~~ン、チェェエック☆」

春「恒例も何も・・・初めてじゃない・・・あなた・・・。」

七「多数の皆様はドンジャラレベルだそうでぇ~す、麻雀はあまりルール知らない方が多いらしいですよ~。」

春「・・・麻雀に・・・なるの・・・?」



サ (><) 「キャー!始まったわよ、むつきさん、どうしましょう?」

む「任せて!(゚Д゚)クワッ
こんなこともあろうかと、旦那の書斎から初心者用の本を借りてきたのよ!」

サ「見せて、見せて!」

む「いくわよー!テェケテェケン♪【ふたりエッチ】」

サ Σ(゚Д゚)「そっ、それは夜の初心者用・・・。」

む (><)「違うのー、この本じゃない、こっちの本だったわ、テェケテェケン♪【麻雀基本偏 著者バーナード・ワイズマン】」

サΣ(゚Д゚)「まさかのバーニィ!?」


双「どうしましょう?城さん?」

城「任せてください、私はアカギ読んでますから・・・倍プッシュだ!」(゚Д゚)クワッ

双「・・・倍プッシュはありませんよ・・・。」


悠「おいおい俺、麻雀得意じゃねーから頼むぞ。」

フ「ふぅん☆任せるでござる。それよりも、例の物を用意出来たでござるか?」

悠「ああ、ジェバンニが一晩で用意してくれたよ。」

フ Σ(゚Д゚)「流石ジェバンニ!」


空「フフフ、皆、麻雀できないみたいだな・・・今日は俺の勝ちで決まりだな、フフフ。」

彩「占いの本によると、今日、空馬さんは女難の相がでていますねぇ~。勝負運も、相当悪いみたいですよ☆」

空「なに、その死亡フラグは!俺は運なんかに左右されないぜ!実力で勝利をもぎとってやる!」


そんな空馬の意気込みをよそに、世の中には【ビギナーズラック】と云う言葉があった。


サ「あっ、むつきさん、そろったんじゃない!」
む「本当だツモ!」
む「頭を作って、一から並べて~、あっ、それロン!」
サ「おんなじ数字を集めて・・・。集めて・・・あっ、ツモってる!」


蝶「おぉっ~と、以外や以外、序盤戦はむつきサクペアが順調に点数を伸ばしておりま~す。」

春「序盤に調子が良いのって・・・結構・・・死亡フラグよ・・・。」


フ「やばいでござる。悠殿、例の物を某に射つでござる。」

悠「おっ、わかった、この【ヒロポン】さえ射てば【ガン牌】できるんだな。」

(【ヒロポン】覚醒剤のようなもの。【ガン牌】牌の背中の竹の目や自分で付けた指紋や印により、牌の背中を見ただけで牌の種類が解ってしまうという神業。)


七「おぉっ~と、なにやら悠さんが、鞄の中から注射器のようなものを取出して、フェ猫さんに射っているぞぉ~。」


フ「うおおお・・・みwなwぎwっwてwきwたwww。ガン牌できるように・・・なったお、そうなったお。」
悠「よし!いけぇー!」
フ「はぁん、ホイホイチャーハン!ロン!」
フ「仕方ないね、ツモ。」
フ「最強☆トンガリコーン☆ツモ☆」


蝶「ここで悠フェ猫ペアの追い上げ~、一気にトップに踊りでたぁ~。」



空「くっ、地元では麻雀の鬼・・・そう・・・麻雀鬼と呼ばれた私がこうまで素人とシャブ中におくれをとるとは・・・。」

彩「えっ・・・空馬さん、ジャギ様って、呼ばれていたんだ!」

空Σ(゚Д゚)「ジャギ様じゃなくて、麻雀鬼!」

彩「(゚∀゚)ο彡゜ジャギ様!(゚∀゚)ο彡゜ジャギ様!」

空゚・(ノД`;)・゚・「お、俺の名を呼んでくれ!」



城「そうですか・・・空馬さんがジャギを名乗るならば、致し方ありませんねぇ~。」

空Σ(゚Д゚)「名乗っていません!」

城「この城華一郎、現北斗神拳伝承者として見過ごす訳にはいきませんねぇ~。」(゚Д゚)クワッ

空「ちょwww城さんwww」


蝶「し・・・城さんが遂にツナギのホックに手を掛けたー!。」

テーレッテー♪テェレテェーテェレテェ♪テェレテェレェッテェー♪

七「あ・・・あの闘気は間違いなく、ケンシロウから阿部高和に伝承され、それ以降は誰も会得出来なかったと言われた・・・北斗神拳!!!」

春「しいて欠点をあげるなら・・・上半身を・・・あらわにしなければならないことね・・・。」


城「ウホッ、ツモ!」
城「命は投げ捨てるもの・・・ロン!」
城「ジョインジョイン、ツモ!」

双「流石!城さん!一気に逆転だぁー!」

ピンポン♪パンポーン♪
「双樹真さま~双樹真さま~、お連れの豊国ミロさまが迷子になりましてぇ~、事務所で身柄を拘束しておりますのでぇ~至急に(ry。」

双Σ(゚Д゚)「最後まで喋れよ!」

双「すみません、城さん、なにかわかりませんが、事務所に行ってきます。」

城「南斗乱れる時・・・北斗現れる・・・時は正に世紀末・・・罠の匂いがしますが・・・。」

双「罠があろうと、なんだろうと、ひょっとしたら本当にミロさんに何かあったのかもしれません、だったら何が待ち構えていようと、向かうのみです!」

城「流石【連邦の聖乙女】と言われた真さんだ!気を付けて。」

双Σ(゚Д゚)「呼ばれた事無いですwww」



蝶「さぁ~事務所へ向かった真さんの運命は・・・麻雀の行方は・・・後少しで終わりそうなのに、ここで区切った作者は続きを書くのか・・・怒涛の最終回へ続く・・・のか?」


(ビッテンフェ猫)

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最終更新:2010年04月25日 16:12