愛玩動物―異常性欲―

日の光が一筋も差し込まない、薄暗い部屋
紅魔館の応接室だ。
白いテーブルを挟んで向かい合う館の主と、
「今日は何の用かしら?」
永遠亭の薬師・八意 永琳
どこか含みを持った微笑でレミリアを見つめる。
「あら・・・判ってるんじゃなくて?」
そう返すレミリアも、怪しく微笑む。
「ふふ・・・」
意味深に笑うと、持ってきた薬箱をテーブルの上に置き、蓋を開ける。
カチャリと小瓶を取り出すと、レミリアの前に差し出す。
「これは?」
小瓶の中身はピンク色の液体
「家では簡単に手に入るけど、効果が試せない代物・・・で判るかしら?」
しばし小瓶を見つめて謎を解く
「ふぅん、・・・なるほどね・・・」
次いで
「そろそろ少ないでしょ?」
と白い液体の小瓶も渡される。
「報酬は今までと同じでいいかしら?」
「えぇ、それじゃ失礼するわ」
永琳が薬箱を持って立ち上がり、ノブに手を掛ける。
「あぁ、忘れるところだったわ、」
と紙切れを一枚レミリアに向かって飛ばす。
丁度、レミリアの目の前にふわりと着地する。
「これは?」
「特徴と習性のメモよ・・・さて、次は誰かしらね・・・ふふ・・」
小さく呟いて永琳が部屋を出てゆく。
パタン、と静かに扉が閉まり、部屋にはレミリアと小瓶が2つ取り残された。
「・・・そう、ね・・」
そう言って、先ほどの紙切れに目を通した。

▼△▼△▼

紅魔館において、レミリアには、従者以外の存在が二つある。
一人は実の妹であるフランドール。
もう一人は、レミリアの友人、パチュリー・ノーレッジだ。
その友人が居るであろうヴワル魔法図書館に足を運ぶ。
「あら、レミリア様」
ん、パチェの小悪魔か・・・確かパチェに・・・
小悪魔は両手で紅茶を乗せた台を押している。
どうやらパチェへ差し入れのようだ。
「パチュリー様なら書斎で読書中です」
そう言って部屋に入ろうとする。
そうだ
「ちょっと待ちなさい」
「?」
「私の分のカップを持ってきなさい」
「はい、ご一緒なさるのですね、少々お待ちください」
暫くしてカップを持ってくる。
「ありがと、後は私が持って行くから貴女は下がりなさい」
「はい、それでは失礼します」
ふふ・・・
カチャ、書斎へのドアを開ける
「パチェ、一緒にどうかしら?」
カラカラと台車を書斎に入れる。
「こら、ノック位しなさ・・・レミィ?」
少なからず驚いているようだ
「どうしたの、レミィ?」
「偶には私がこっちに来るのもいいでしょ?」
言いながら紅茶の準備を進める。
「そうね・・・って、小悪魔はどうしたの?」
「あぁ、今日は私が紅茶を煎れてあげる」
「ふーん・・・それじゃお手並み拝見ね」
そう言って、手元の本に目を落す。
「・・・」
カチャカチャ、
まずは自分の分を淹れる。
パチュリーが視線を外した隙に、隠し持っていた小瓶を取り出し白い液体をポットに垂らし、
ピンクの液体をパチュリーのカップに塗り、紅茶を注ぐ
「・・・どうぞ」
「ありがと、」
パチェがカップに口をつけ、
「ん、・・・」
飲んだ!
「ど、どうかしら?」
別の意味で緊張する
「そうね・・・80点、ね・・・少し温いわ」
よかった、気がついてない。
「あーぁ、80点かぁ・・・」
「でも、飲みやすいわね」
そう言って、パチェは紅茶を全部飲み干す。
私も真似して飲み干す
「ふぅ、確かに温いわね・・・」
「ふふ、次を期待するわ」
嬉しそうに微笑んで本に集中する。
「それじゃ片付けてくるわ」
「えぇ、今度はノックして入るのよ?」
パタン、台車を引いて書斎から出る
ふふ・・・
レミリアは一人微笑むのだった。

▼△▼△▼

「レミィったら、珍しいわね・・・
図書館に来る事もだけど、自分で紅茶を淹れるなんて」
小さく呟いてみる。
長年の友人だから、その珍しさが判る。
 ドクン
「・・・あれ?」
体が熱い、・・・それに、
 ドクン ドクン
「な、に・・・・コレ?」
      • 思考が、霞む・・・
 ドクン ドクン ドクン
「あ・・・」
と・・・トイレ・・・
いきたく・・・
ぁ・・・

▼△▼△▼

「・・・そろそろかしら?」
今までの経験上、薬の効果が現れ始めた頃だ。
コンコン、
言われたとおりノックする。
「パチェー、入るわよ」
「ゃ・・・、だ、め・・」
ガチャリ
「ぁ・・・」
部屋にパチェは居なかった。
いや、居る。
書斎の隅にうずくまっている。
「パチェ、そんな所でどうしたの?」
「れみ・・ぃ、・・・ぁ・・み、ない、で・・」
パチュリーがどこか虚ろな目で、私を見る。
チョロチョロチョロロ・・・
静かな書斎に、水が漏れる音が響く
「ぁ・・ぁ、ぅ・・・ぁ・・」
音の開始と供に、赤面したパチュリーが気持ちよさそうに声をあげる
「ぁ・・あぁ・・・」
ブルブルっと震えて、自分の出した小水の中にペチャリと座ってしまう。
どうやら、薬の効果は出てるみたいね・・・
部屋の隅でトイレをする、ウサギの習性が
でも、少し濃かったのかな?
思考もどうやらウサギに近くなってるらしい。
パチェの目が虚ろだ・・・
なんて・・・
なんて可愛いの・・・♪
奇妙な嗜虐心が芽生える
「パチェ・・・お漏らししたわね・・・」
「ぁ・・・ぅ、ぅ・・」
私が近寄るとパチェは、
首を振って後ずさりする。
「パチェ、脱がないと汚いわ、さ、脱ぎましょ」
パチェの服に手を伸ばし、ボタンを外す。
しゅるり、しゅるり、と衣服を脱がす。
「ゃ・・だ・・」
最後にドロワースを脱がそうとすると、何故か股間を押さえて首を振る。
良く見れば、ドロワースが膨らんでいる。
      • 白い液体の効果により、男根が生えているのだ。
「ふふ・・・脱ぎなさい!」
無理矢理脱がすと、
「ぁ・・・ゃ・・んんんんぅッ」
ビクビクと体を震わせて、ドロワースに染みができる。
射精した。
ドロワースに擦れただけで、射精したのだ。
出したばかりなのに、まだ勃起している。
早漏なのに、性欲旺盛・・・やはりこれもウサギの特徴だ。
「はぁー、・・・はぁー、・・、」
「もっと出したい?」
息の荒いパチェに聞いてみる。
「ぅ、ぅん、・・もっと、」
フルフルと震えながら、友人がねだる。
友人の頼みは聞かなきゃね。
「じゃあ、私が擦ってあげるわ・・・ちゅ、」
「んちゅ、・・ん、ぅ・・んぅ、」
唇を合わせ、舌を絡ませながら、パチェを押し倒し、
男根を優しく握り、指先で鈴口を撫でる。
くりゅ、ぬりゅ、
先走りを指で掬っては、尿道口に指を這わせる。
「ぷぁ、ぁ・・・、ぃ、んぅ、・・れ、み・・」
「なに、パチェ?」
「ぎゅ、て・・・、して・・・」
ウサギに近づいて、語彙の少なくなったパチェの精一杯のおねだり。
「ん・・・こう?」
少しずつ強く握ってみる。
「ぁぁ、ぁ、・・・ん、ぁ、」
すっごく嬉しそうな顔・・・
「もっと?」
「ぁ・・ん、ぅん、・・ぁ、ぁ、」
ぎゅ・・・・ぎゅ・・・ぎゅ・・
段々と、断続的に握力を増してゆく。
「ぁ、ん、、ぁ、・・・ッ」
開きっぱなしの口からはとめどなく涎が垂れ落ちる。
最後に、ぎゅーーーッと握りこむ。
「ぁ、ぁあ、ぁッ、ぁ、ぁーーーッ」
びゅぶッ、びゅっ、びゅっ
腰を浮かせて、背中を反らせて勢い良く二度目の射精する
握った手の感触で、精液が男根の中を動くのが判った。
「ふふふッ・・・どうだった?」
「ぃ・・ぃ・・、」
射精の余韻に浸りながら、答える。
ジト目のパチェがとろんってなってる・・・
「れ・・み・・・、もっと・・」
妖艶なその表情に見とれていた私に、ふら付きながらパチェが抱きついてくる。
「わっ、ちょ、パチェ・・・ゃん、」
私の顔に鼻を擦り付けながら、体に男根を擦り付ける
「ん、・・ぁ・・・れみ・・・、ぁ・・・ぁ、ぁ・・」
「ねぇ、パチェ・・・」
私の問いかけが耳に入らないのか、腰を振るのに夢中になっている。
私のお腹が気に入ったのか、洋服の上からぐいぐいと押し付けてくる。
「ぅ、・・・ぁ、ん、・・ぁ、ぁ、」
一瞬激しく腰を動かしたかと思うと、
「ぁ、ぅうッ」
びゅぶッ、びゅーっ、びゅッ
ビクンと痙攣して、私の洋服に射精する。
精液の付着した腹部が熱い・・・
「ハァ、ハァ・・・、」
息を切らすパチェに、囁く
「ねぇ、パチェ」
「あ・・ぅ?」
「好きなだけ、犯したい?」
彼女は言葉の意味を理解すると、コクリと頷いた。

▼△▼△▼

薄暗い書斎、二人の少女が抱き合っていた。
正確には、髪の長い少女がもう一人に覆いかぶさり、腰を振っていた。
「ぁ・・、んぃ、ぁ、んぅ・・・ッ、ぁッ」
ただひたすら、獣の様に乱暴に腰を振るパチュリーと
歓喜の表情で、その行為を受け入れる小悪魔
「アッアッ、また、イっちゃいますッ、ください、パチュリー様、あぁああぁぁッ」
「ぁ、・・・あぁ、ぁ、んッ」
びゅびゅーっ、びゅ、びゅ、
絶頂を迎える小悪魔の奥深くに男性性器を挿し込み、ブルブルと体を振るわせる。
これで5度目の射精だ。
入りきらない精液が小悪魔の秘部からグジュグジュと漏れ出している。
お尻を伝う精液で漏れ出たことが判ったのか、
「ぁん、・・・パチュリー様の・・・種・・・漏れちゃう」
と小悪魔が小さく呟く。
暫く射精の余韻に浸ったパチュリーは、再度腰を振り始める
「ぁッ、やッ・・パ、チュリ、さ・・・・」
休むまもなく始まる快楽の宴に小悪魔は三度目の気絶をする。
パチュリーはそんな事気にも留めず、只々腰を振り続ける。

「なんて幸せそうな顔かしら・・・フフフッ」
本棚の上で一人呟くレミリア
小悪魔を呼び出し、パチェに襲わせて既に6時間
最初こそ嫌がっていた小悪魔だが、直ぐに態度が変わった。
やはり小悪魔がパチェに惚れていたという情報は正しかったようだ。
「薬の効果が切れるまで後6時間・・・
小悪魔が孕んだら・・・パチェ、どうするのかしら・・・ウフフフッ」



異常性欲END



「ウサギにしてプレイ。」
をエロイ人にリクエストされたので書いてみました。
うどんげやてゐは元々ウサギだし、師匠や輝夜、妹紅は蓬莱の薬で薬の効果が無いのと、
今までが紅魔館キャラだったので
パチェにウサギ薬を投与しました。
知識欲→性欲になってると思ってください。

http://www.playnote.net/archives/000169.html
↑が資料です。
まったく、兎はエロイですね。

ウサギな感じがしないのは気のせいです。
レミリアがキャラ違うのも気のせいです。
パチェがコワレテルのは薬のせいです。


最近、快楽で壊れた属性、虚ろな目属性があることに気が付いたEXAMでした。

感想とか意見あると嬉しいです。
最終更新:2008年12月24日 21:18
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