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|album=
望
|circle=
凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=少女さとり ~ 3rd eye
―人を出し抜きたいと思ったことが、おありですか。 至極、有触れた野望でしょう。
―人の所有物を奪おうと思ったことも、おありですね。 それも、良くある欲望でしょう。
―か弱き婦女子を犯そうと思ったことが、おありですか。 別に、不思議ではありませんね。
―憎き者を殺そうと思ったことも、おありですね。 誰しも、一度は思うでしょう。
如何に清く生きたとて、
その情動は不可避のもの。
抗い様のない“原感情”に跪け。
さあ、その心の内。洗い浚いを以ては、我が渇きを癒さん、糧と成り果てよ―!
…私だけが知り得る、その秘めたる全てが、新たなる痕を生み出す苗床となれ。
―ほら、貴方のことは、全部、理解って差し上げますから。 如何に、醜い思いでも。
―ほら、貴方のことを、誰も、共感ってくれはしないのですから。 如何に、それを求めても。
―ほら、私の前では、誰も、判明ってしまうのですから。 如何に、隠し遂せても。
―ほら、私が全て、それを、赦免って差し上げますから。 如何に、醜い思いでも。
激しく、黒く、惨澹たれ、
隠し通せぬ本性がそこに。
抗い様のない“原感情”に跪け。
偽りを抱えては、眠ることは赦さない。あるがままの姿を、己と認めよ。
さあ、その心の内。全てに絶望しては、我が渇きを満たさん、糧と成り果てよ―!
…かくも醜き生物が。抱く幻想の果て。砕いてはその深遠に、末期の輝きを見る。
―餞に花束を。薔薇を添えて送ろう。その心が最期に咲かせた花の彩をして。
最終更新:2024年02月28日 08:29