07 Eye-Splice feat. ytr



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|album=Innocent Days
|circle=魂音泉
|vocal=たま;ytr
|lyric=笥箪;ytr
|arrange=Coro
|original=少女さとり ~ 3rd eye
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一昨日の声に脅かされ 飛び交う扉を一つ 開けば
めくるめく思考の回廊 ぎしりと軋んだ

手を当てた左胸 いつかいずれ また眠りを醒ます恐怖の記憶
逸脱的眼と見透かすべきでない心 現実との落差
誰も彼も恐れ怯む 他者の言葉の雨霰
集まったみなの病みはどの位?この暗い闇の中don't cry
数多の記憶を一握り 零れ落ちて降り注ぐ一頻り
いつでも見つめる 三つ目の眼の奥の迷路 気付けば独りきり
また目眩 見えた世界は一つしか無い
再度Daydream アナグラム 手に取り一字加えたサイコメトリー

荒野に ぽつんと浮かんだ 帆船が独つ 朽ち果てていく
ざらめ雪の深深と 細指で摘んだ 蕾の柔さ

無明の蝶は蛾と群れて 身を焦がす火遊びに興じる
なだらかな下り坂だと 知らずになだれて
唐突に響くダウナーのノックにただ息を潜めれば
巡る巡る思考の錯誤 じくりと傷んだ

豪奢に設えたドレスの 艶やかな色合い 網膜を刺す
まがつ深淵にほだされ 吹き消された火の消せない残像

扉の先を見渡す 感傷に浸る暇など無く
半ば作業的に仕方無く 思考に溶け込んでいく感覚
何気なく目を開く 不安になる いつになく
故意に そして盲目的に無意識 価値観の不一致
流れ込んだ僅かな光 波に飲まれ見失う
塞ぎこんだままの闇の中で誰を煙に巻く
幾千数多の嘘達が嘲笑う からかうも味気なく
めげずまた日めくり 愛を探すも堂々巡りの回想
気付けば自身の思考も迷子

蛹に還る蝶はただ まだ味わわぬ蜜の味を想う
さざ波のような心音に 意識はさらわれ
唐突に響くダウナーのノックが掻き消す今朝の記憶
絶え間なく続く既視感 ぐらりと揺らいだ

無名の蝶と戯れて 花から花へ 半ば風任せ
穏やかな日々は夢幻と 知りつつ溺れて
一昨日の声に脅かされ 飛び交う扉を一つ開けば
めくるめく思考の回廊 ぎしりと軋んだ

荒野に ぽかんと開いた大穴が一つ 投げ入れていく
やがて訪れる夜明けの 色も知らずに歪な夢を見る
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最終更新:2024年01月01日 19:55
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