【注意】
現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。
この問題は、以下のいずれかが原因となっています。
- ページがAMP表示となっている
- ウィキ内検索からページを表示している
これを解決するには、
こちらを
クリックし、ページを通常表示にしてください。
|album=
蒐
|circle=
凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=妖魔夜行;ほおずきみたいに紅い魂
|dam_req=none
|joy_req=none
月の夜に歌を歌えば
その眼がお前を聞く
ならば月の歌を歌おう
その美しきことの全て
月の出る夜は 空を見るように
空の何処からも あの月がお前と目交わそう
月の出ぬ夜は 夜を行くように
空におらぬ月 きっとお前を探すのだろう
ひとめ 見上げ 宵闇の空
月光色の髪をふりみだして
——ああ 月の無い夜だから
全てはそれだけでいいだろう。
麗しき笑みをして
静かに歩み寄るもの
その頬染める色
ほおずきみたいに紅く
差し出したその手こちら
何処かへ誘うごとく
おまえのその姿のままに
口をつく歌がひとつ
黒滔々と闇 それ切り取るは
けして欠けぬ光 その美しきこと言葉にして
其れを奇麗だと そう歌うことの意味
言葉通りにも 其れ以上のことありはしない
交わす 言葉も 何もなくも
姿形の同じでなくとも
――そう 月の無い夜だから
全てはそれだけでいいだろう。
円なるほど広げた
月なき夜のその瞳
一目見てしまえば
もはや何もかもが
差し出したその手とれば
行くは遥か夜行とて
それの意味するところ知れど
何を躊躇うだろうか?
空/深く 闇/甘く 吐息/暗く
おまえはこんなにも
いざ夜行のその際刹那
音高く現れた影が一つ
緋色の装束麗しく
――けれどお前は月ではない
人であれば人とともに
触れ得ぬ世は歌として
けれどいまこうして
月は笑うのだから
その手取り走り出す
深い闇をあてどなく
背に受ける怒声の確かに
それはそれは怖くなし
知るものか何もかも!
月の悪戯とでもして
終わらない夜の何処までも
歌おうか月の歌
最終更新:2022年02月21日 18:23