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|album=
風神六景
|circle=
鉄腕トカゲ探知機
|vocal=白トカゲ
|lyric=白トカゲ
|arrange=白トカゲ
|original=芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend
翡翠色に包まれた川の中
輝いている水底で目が二つ
快活で青白いその色は
紅葉ごしのあの空を眺めていた
虹色のランタンが照らし出し
やがてそこに待ち人が現れる
愛すべき盟友の人間に
話しかけるすらすらと台本通りに
朝霧は晴れたけど このおあつらえむきの
穂綿をあげましょう お帰りはあちらに
存在の証明はとうの昔に 狂ってしまったようで
人知れず バナジウムの黒百合が 静かに揺れる
齧りかけの キュウリをが飛ぶ
腕をのばし 華麗につかみ取る
緑色の サイダーの瓶
蹴っ飛ばした リュックに7up
あまりに人間的な 喜劇を繰り返し
透明の哲学で 種明かしをしましょう
偶然と必然を混ぜこぜにしちゃって 神様に盾突いても
意味なく 超妖怪弾頭大往生すると 証明してほしい
きらきら水面から ため息が漏れだして
孤独のニヒリズムは 必要なのかしら
存在の証明はとうの昔に 狂ってしまったようで
人知れず バナジウムの黒百合が 咲いているそんな日は
排水溝から人間に愛を教えてくれる
最終更新:2020年07月10日 19:21