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いつまでも これからも 地の底で 夢現
忘らるる かの者が 待ち望む 旅の終わり
これが最後の願い それすら夢に消えて
閉じてゆく瞳と恋の終わり際
思いを馳せた遠い永久の国を
どこか虚ろな身体は 儚いまでの現
離れ行く過去に流してきた涙
待ち焦がれてた幻想に抱かれて
いつまでも これからも 地の底で 夢現
忘らるる かの者が 待ち望む 旅の終わり
今はただ一時素敵な時間
この明るい闇の底で見させて
誰も来る事無い無限の淵で
ああ 少女が一人詠う
いつか囁いた言葉 風の辿り着く場所へ
離れ行く日々はどこまでも優しく
残酷なほど全てを受け入れた
手を伸ばし 流されて 空の上 夢現
祀らるる かの者が 待ち望む 旅の終わり
ユメもウツツも幻でさえ
この閉ざした世界の中 見つけた
誰も来る事無い無限の淵に
ああ 少女が一人消える
今はただ一時素敵な時間
この明るい闇の底で見させて
誰も来る事無い無限の淵で
ああ 少女が一人詠う
最終更新：2020年12月03日 21:35
