11 Defiler(s)



【注意】
現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。
この問題は、以下のいずれかが原因となっています。
  • ページがAMP表示となっている
  • ウィキ内検索からページを表示している
これを解決するには、こちらクリックし、ページを通常表示にしてください。

|album=東方幻奏響UROBOROS弐 ~fAIRYtAILoVERdRIVE~
|circle=凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=禁じざるをえない遊戯
真っ暗な道を、男は歩いていた。
そこに俄かに啜泣く少女の声。

何故泣くのですか、男は声をかけた。
私でよければと、差し伸べた手に返る言葉

"謂れのない辱めに、悲しくて泣いているのです。"
"この身に受けた誹りの声
「醜い盗人」と呼ぶのです。"

おお、そんな非道。許されていいのかと。
男の目が怒りに燃える。

その瞳の先で少女はどうしてだか。
どこか怯えたような目を男へとじっと向けていた。


覚束(おぼつか)ぬ道を、男は歩いていた。
そこに俄かに喚き散らす少女の声。

何故怒るのですか。男は声をかけた。
私でよければと、差し伸べた手に返る言葉

"謂れのない辱めに、怒りで震えているのです。"
"この身に受けた誹りの声
「卑しい物乞い」と呼ぶのです。"

おお、そんな暴虐。許されるはずもないと。
男の目が怒りに燃える。

その瞳の先で少女はどうしてだか。
どこか冷めたような目を男へとずっと向けていた。


一人一人 少女たちの悲鳴(こえ)
その全てがかくも痛ましく

"禁じざるをえない遊戯"(謂れのない辱め)に途方にくれたものがそこに

__誰ともつかぬ声の曰く__

「浅ましい売女」がそこにいて。
「さもしい踏み台」がそこにいた。


ならばと男は、高らかに愛を謳う
その目の光を(つよ)くして

ああ、救わなければ。そして、護らなければと。そう、愛さなければと。
そうして少女たちに、その手を伸ばしていく、defiler。



その道の先を。

男は歩いていた。

その男の足元には。

愛された、成れの果ての―――屍達(しょうじょたち)

+ タグ編集
  • タグ:
  • D
  • 東方幻奏響UROBOROS弐 ~fAIRYtAILoVERdRIVE~
  • 凋叶棕
  • めらみぽっぷ
  • 禁じざるをえない遊戯
最終更新:2023年02月03日 15:16
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。