02 消えない欲



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|vocal=左右田左
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|arrange=八神将義
|guitar=近江のこ
|original=リジッドパラダイス
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+ 01 Dance of death より
世界は刹那で、ひとときで……いずれは滅びゆくもの。
瞬きのたびに、違う情景。見上げた金色(こんじき)の夕焼けを、なんだか、懐かしいと思ったのは、いつか見た、世界の終わりに似ていたから。
死と、生と、死を、何度も繰り返して。
私はまた、黄金の彼岸に、辿り着く。

世界は玉響(たまゆら)まほろば滅びゆくもの
泡沫(うたかた)なりてこそ解かる存在理由

消して壊して消してもまだ消えない欲
黄昏の中揺れていた死と生と死

黎明を知るのは
寂寞(じゃくまく)の鼓動だけ

例えば入れ物が朽ち果てても
魂は幾度も(めぐ)
誰かが道標を決めてくれなくても
意味さえ在ればそれでいい

消して壊して消してもまだ消えない欲
かごめよかごめで奪い合う死と生と死

さかしまの体がよこしまな心抱いて

雨が落ちる音は玲瓏(れいろう)
物言わぬ透明な線は檻のよう

例えば入れ物が朽ち果てても
魂は幾度も(めぐ)
誰かが道標を決めてくれなくても
意味さえ在ればそれでいい

私が今ここで朽ち果てても
魂は幾度も還る
あなたが必要だと求めてくれるから
在り続けたいと思うの
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最終更新:2021年09月15日 00:17
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