04 葦舟



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|album=雪幻ティルナノーグ
|circle=Yonder Voice
|vocal=瑶山百霊
|lyric=蒼羅杏
|arrange=風霊狼
|original=桜花之恋塚 ~ Flower of Japan
幾許も残らぬ惜春の雫を 君は掬って笑う

有明の薄墨の水面に 星を浮かべて
静寂 響く櫓羽の音

朦朧と翳む時を越え
千代に八千代に重ね染める恋衣

この舟に乗って失うものも抱きしめようか 現の命も
須臾に()く盛夏の花
同じ岸辺に辿り着けぬ 二人の航路は
脆弱な不朽となる

愛した瞳から零れ落つるそれは 深縹の雨露

いつか色を亡くす季節を 歌う理由を
死んだ蝉は語らない

残酷な朝露の中で 囁き合って
二人 何も沈めずに

今舟を出そう 君が見守る水際を背に
天地のこの海原を 彷徨いながらも
葬られた恋の名前を 拾い集めるのだろう
そして嗚呼 涙を流す

今ぞ永訣(わかれ)の刻 最後に見つめ合う
ーー美しい世界(ゆめ)だった

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  • 桜花之恋塚 ~ Flower of Japan
  • 瑶山百霊
  • Yonder Voice
  • 雪幻ティルナノーグ
最終更新:2021年12月13日 09:33
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