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雪落ちて まだかまだかと 白の山
春告精の 跡探す道
種待てば 心のままに 咲かせてん
春告精よ 色とりどりに
凍てつく空気の中 耳をすませば
そっと聞こえる 声のかぎり歓びの声
花は空の彼方 何処よりお前はやって来るか
きっとそこが ああ花の都
両の手に余す花束を 空散らしてよ
さあ、春を告げて――
読む手止め 野山に足を 運ばさす
春告精は 商敵よ
また一つ 桜の時を 刻むとて
春告精を 誰が厭わん
空は高く碧く しかして近く
だから聞こえる 声のかぎり歓びの声
花よ 空に聞けば 何処ともなくお前の声が
輝かんばかりの 花楔が
両の手に余す花束となり 空満たす
暗く厚い雲の先に 長き冬のこの終わりに
春告の花は その色も美しければ
花は空の彼方 何処よりお前はやって来るか
きっとそこが ああ花の都
両の手に余す花束を 空散らしてよ
さあ、春を告げて――
最終更新:2022年01月08日 12:34