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1・2・3で手を取り合い
二人で逃げ出そう
セピア色の街に
気づかれるその前に
壊れたベルがカタカタ片笑うよ
坂を下りきり 君の待つ街へ
恋だ愛だなんて語るより強く
差し出された右手 握り返した
トランクに星をつめて
引力にヒカレヒカレたまま 落ちる空
1・2・3で手を取り合い
二人で逃げ出そう
セピア色に染まる街を背に
一人じゃ見つけられないもの
二人で探し出そう
冷めない夢の中
寂れたベルがカラカラかい笑うよ
いつしか世界が 君を忘れても
「これで最後」なんて騙るより強く
握りしめた右手 知らず離れた
捉えたは星の矛盾
重力にヒカレヒカレたまま 追いかける
1・2・3で駆けだしたら
君に会いに行くよ
約束擦り消えるその前に
一人じゃないよと泣き晴らし
二人見上げた空は
いつかの夢の中
いつしか伸びた髪も影も
巡る景色に取り残し
ねぇ 君じゃないと駄目なんだよ
「わがままね、 」
そう 笑う声
明けない夜の声に
飲み込まれる前に
開かない扉越し
耳すませば 聞こえるメロディ
1・2・3で手を取り合い
二人で逃げ出そう
セピア色に染まる街を背に
一人じゃ見つけられないもの
二人で探し出そう
冷めない幻想の中
さぁ 君とならどこへでも
いつしか錆びた鍵も傘も
廻る季節に起き残し
ねぇ 君は誰？を繰り返せば
「わたしはね、 」
そう 笑う声
最終更新：2022年01月14日 12:30
