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道の突き当たりの煙草屋の落書きは昔からあるけど誰が書いたんだろうな
被った埃の手すりの跡
水溜り浮いた油の色
焦っては吐いたホントの嘘
お隣からアラームの音
知らないことがあってもいいじゃない
息が止まる、どちらが先?
冷たい朝焼け差す窓辺に立て掛けたまま、アンブレラ
曇り硝子の向こう通り過ぎる人影
招かざる春風かけた過ぎたる言葉
ふざけてつついたあなたの肩
綿毛を運んで空の彼方
積み重なった吸い殻から燻った煙も香るよまだ
止まない雨はないならいいじゃない
波打つ葉は風の形
冷たい窓に指先描いた
忘れかけた雨傘
待ち人と失せ物誰か明日には捨う
涙洗い流しわずか変わる
止まない雨はないとまだ知らない
遥か遠き日の友達
二人足跡まで揃えて
ずぶ濡れ、長靴の中
最終更新:2023年07月19日 15:47