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錆び付いてしまった魔法
散らかった部屋 動かない時計
草臥れたベッドの毛布
脱いだまんまの服と帽子
埃被った魔導書
真っ二つに折れた箒と
もう使わない八卦炉は
何度も捨てようとした
慈しむ心
引き裂かれそう
あなたが旅立つあの日
涙、枯れて…
夏の終わり、あなたを探し
思い出と旅する
誰もいなくなったあの部屋
温もりだけ残し
くすんだ未来
あなたが消えたこの世界
私は独りで歩めるかな
どれだけ愛していても
「届かない…」
私が弱いから
硝子の蝶は
不器用極まりなく
いつでも見透かしていた
いつからだろう
あなたの噓を信じていた
沈んだ空が
泣き出す頃に
何もできない私の罪で
罰を
夏夜 独り、あなたのもとに
思い出と旅する
弱虫の私の両手は
いつも震えたまま
泣き崩れ
落としたナイフに映る
変わり果てた その姿の真実
真似して開けたピアスは
今じゃもう通らないことを知る
「ねぇ…声は届いてますか?」
「思い出と私を
連れて行ってくれないですか?」
「離れ離れは嫌…」
いつまでも
私の一番はあなた
心の中で生き続けてる
だけど二度と触れられない
その肌の温もりを
もう一度 この肌で
最終更新:2024年09月24日 23:32