01 enn~淵~



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|album=サドマゾヒズム
|circle=サリー
|vocal=茶太
|lyric=shuriken
|arrange=NSY
|original=小さな欲望の星空
光の中では見えないものが暗闇の中ではよく見える
雨 風 晴れ 寒さから 幸 不幸は すべて天の仕業
海流のような星座に人は 燃えるように 凍えるように
三度 願いを願う 一群の煌めき 五重星団

宙に浮かぶ夜汽車が闇を駈けたら
叶うまで見上げていて 軌道を 夜見の縁

ある人はまた悲しい傷を負うまま
沖に夜明けの兆しはないから 騒ぐ社

言葉には変わらぬ想いの音がしたという 瑠璃色の空には

願いを抱き 星屑絵 降りしきる奏
迎えの灯に渡る 星屑絵 濁流よ 吹雪け

やがて深い黒の間からの声がと
信じていたいのならば話を続けよう

野の花を映した光は 輝いたとされるだけの幻か

追えば消えて 星屑絵 砕け散る流星
呼気 かよわく伸びる 星屑絵 天体の赤目

それを何と見紛えた 寂しそうな偽星空

酔えや酔え 彼方に 星屑絵 遠い日 面影
舞い踊る蜃気楼 星屑絵 降りしきる奏

終わりと始まりの季節に 噂ほど時は残っていない
小雨を避け 木陰に宿れば 静けさに出会えるのかもしれない
去りがけに ふと問いかけた「その願いに複製は利くのか」と
途切れ途切れに聞こえたのは 連動する溶鉱炉のうねり

光の中では見えないものが暗闇の中ではよく見える
いつかの景色に重ねたとして 戻れないのならば迷わないはず
もし望むなら 雑念は捨て 着陸前の僅かな隙間に
踏み出すと同時に瞬きを見て もう三度 願いを願うといい
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最終更新:2018年07月31日 20:24
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