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眩
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凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=魔法使いの憂鬱
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書き連ねた紙片の山が
いつか視界を覆い尽くすまで
⋯⋯これでは上手くいかない
このやり方では辿り着けない
仮定に過程を重ね
そしてすべてを擲つ堂々巡り
必死に積み上げたもの
全て崩し去るときの徒労感
短くため息をひとつ
そしてまた始めるんだ
どれほど無駄遣いしただろう
有限の人生を
振り返るその時間でさえも惜しむ程
初めて火を灯したあの日のこと――
滲む視界の片隅にいつも幻視続けている
意味が分かるとかわからないとか
そういう次元の問題ではない
何が書かれているのか
それさえも判然としない迷宮
書き手の誰一人として
伝える努力を払っていない
見て取る驕りと怠慢の
全てに感じる異種族嫌悪
殊更拒みもしないが
誰も手を引いてはくれはしない
理解できなきゃそこまで
ああなんて冷たく公平だろう?
私は間違っているのか?
いっそ間違ってるとさえ言われたい
けれどそれはそれできっと
反抗してしまうだろうな
血を滲ませることの美徳
莫迦らしいことだろう?
だが忘れないいつしか舐めた泥の味
星へと願いを込めたあの日のことを――
揺れる心の奥底にいつも滾らせている
世界に法則をひとつだけ書き足せるとしたら
全てが必ず報われると記したい
この痛みも何もかも得てきたものだから
誰一人にだってくれてやるものか
初めて火を灯した
星へと願いを込めた
あの日のことを!
優しくないこんな世界に憧れたあの日から
積み上げ続けてきた全てを握りしめ
この苦しみも何もかも私のものだから
誰一人にだってくれてやるものか
⋯⋯誰一人にだって見せてやるものか。
最終更新:2025年02月15日 14:36