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02 烏天狗~追想



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ゆくへさだめぬ 我ぞかなしき
人と山の因果に 誰知らず翼を傾けて

何処からきた命か知りたいと

私の生まれを辿り
優しい影を探していた
どうして懐かしいのか
この風景を覚えている

濡れてののちは うつろひぬとも
色の褪せた陰画は 何ひとつ故きを語らない

おぼろな火が照らした記憶だけ

二度とは戻らぬ時に
忘れた顔に何を供う
其れでも心の淵は
遠い涙を覚えている

何処からきた命か知らずとも

偏に愛されたこと
名前も過去も空ろながら
どうして抱かれた腕を
この温もりを覚えている

〈母〉が遺した〈閃光〉
〈幼子〉は一人 風となって
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  • レトロスペクティブ京都
最終更新:2026年08月19日 14:24
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