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篭る籠の中 一夜の契りに
手を伸ばし解かれ また封じる蕾を
亡骸を抱いて 染まる闇と紅
陽を逃れ 香りに巻かれ消ゆ暁よ
心折り引き裂いて振り返り錆付いた糸を
辿る指先赤く染まり想い秘め許しを拒む
交わり深く 哀を奏でよう
響く歌声 遠く届くなら
咎人眠る 地に積もる雪
白から紅へ 景色は滲む
戸惑いに揺れる 離別の契りに
手のひらに零れた 幼子の過ちを
乞われ旅人よ 叶わぬ願いに
なお縋りつくなら永久の眠りをくれよう
何もかも奪われ理由もわからずに散り行く花
温もりに爪をたて傷ついても瞳はもう濡れない
交わり深く 哀を奏でよう
響く歌声 弔う言霊
噛み締め噤む 唇染まる
紅から真紅へ 痛みは滲む
交わり深く 哀を奏でよう
響く歌声 遠く届くなら
咎人眠る 地に積もる雪
白から紅へ 景色は滲む
最終更新:2024年10月10日 15:33