音源

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目次



※FM音源の詳細については「FM音源」のページを参照して下さい。


ZUNが所有していると思われる音源



ZUNが使用していると思われるDAWソフトおよび音源を以下に示す。

  • Steinberg Cubaseシリーズ
   Steinberg社のMIDIシーケンサおよびDAWの機能を持つ音楽制作ソフト。
   「Cubase SX」(引用参照)および「Cubase 5」(2010年5月、NHK BS『MAG・ネット』番組内のインタビューおよびTwitterでの発言より)の所有が確認されている。
   また、近年Cubaseシリーズにバンドルされているソフト音源の利用が目立つ。
書籍・東方文花帖 巻末インタビュー 2005年8月
 同人ゲームを作る人が一般的に使う機材とソフトしか使ってないですよ。
 (中略)音楽も「Cubase SX」というソフトで、プロユースではないです。
  • Steinberg Retrologue
   同社のアナログシンセ音源。「Cubase 6.5」(2012年3月発売)以降の「Artist」グレード以上に付属する。
   鳥船遺跡以降のシンセリードなどに使われている。
   Retrologue 2で追加された新キットが燕石博物誌で使用されている。

  • EDIROL SD-90
   詳細は後述。2001年10月発売。
   紅魔郷以降のメイン音源。東方でよく聞くトランペット(通称「ZUNペット」)もこの音源。
   2010年5月、NHK BS『MAG・ネット』番組内のインタビューにて所有が確認されている。

  • EDIROL Super Quartet
   ピアノ、ギター、ベース、ドラムに特化したソフト音源。2001年11月発売。
   妖々夢以降のピアノ、ベース、単音で鳴らしているアコースティックギターの音色に使用されている。  
   主に使用されていたのは妖精大戦争までで、東方神霊廟・鳥船遺跡では使用頻度がかなり落ち、伊弉諾物質で完全に使用されなくなった。

  • Steinberg LM-4 MarkII
   ドラムに特化したソフト音源。2001年11月発売。
   妖々夢製品版から星蓮船にかけてほぼ全部の曲で使用されていた。
   「LM-4」や「LM-7」、「LM-9」も存在する。
   LM-7には恋色マスタースパークで使われているプリセットや、幻想機械で使われているプリセットも入っている。

  • Steinberg Virtual Guitarist
   リズムギターに特化したソフト音源。
   「Virtual Guitarist」(2002年5月発売)と「Virtual Guitarist 2」(2006年3月発売)の他、
   VG1のエレキギター特化版である「Virtual Guitarist Electric Edition」(2002年12月発売)が存在する。
   永夜抄以降のコードで鳴らしているアコースティックギターやエレキギターの音色に使用されている。
   発売時期から勘案すると、VG1とVGEEのみを所有していると考えられる。

  • Steinberg The Grand 3
   ピアノに特化したソフト音源。2009年9月発売。
   ダブルスポイラー以降のピアノに使用されている。

  • 音・辞典 VOL.3
   自然の効果音に特化した素材集。
   風神録や地霊殿、ダブルスポイラー、妖精大戦争、神霊廟、輝針城の風や水、雷の音などで使用されている。

  • Steinberg Groove Agent
   ドラムに特化したソフト音源。
   単体で発売された「Groove Agent」(2002年6月発売)、「Groove Agent 2」(2005年8月発売)、「Groove Agent 3」(2008年3月発売)、「Groove Agent 4」(2014年8月発売)の他、
   同社の「Cubase 5」シリーズ(2009年3月発売)のStudioグレード以上に付属する「Groove Agent ONE」が存在する。
   ダブルスポイラー以降のドラムの音色に使用されている。
   Groove Agent:Metal Crash等の一部音色を除き、Groove Agent 2の代用として使用できる。
   Groove Agent 2:妖精大戦争等の一部プリセットを除き、Groove Agent 3の代用として使用できる。しかし、発売時期から見て神主はGA3を所持していると考えられる。
   Groove Agent 3:妖精大戦争〜東方輝針城のドラムはほぼこの音源となっている。
   Groove Agent 4:東方深秘録以降、頻繁に使用されている。
   Groove Agent One及び4向けの拡張キット(Elek Drums)が東方紺珠伝にて多用されている。※Elek Drumsはディスコンになっている
   なお、Cubaseシリーズにバンドルされている「Groove Agent SE 4」にのみ収録されているプリセットがある。

  • Spectrasonics Trilian
   アコーステックからエレキ、シンセまで幅広く対応するベース音源。2009年11月発売。
   妖精大戦争から使用され始め、東方神霊廟以降のベースはほぼこの音源となっている。
   効果音として使われることもある。

  • Toontrack Ezdrummer
   ドラム音源。本体(2006年5月発売)ならびに拡張音源の「EZX」シリーズがある。
   現在までで使用されている拡張音源は「Claustrophobic EZX」(2007年7月発売)と「Electronic EZX」(2009年12月発売)である。
   鳥船遺跡以降のドラムに使用されている。
   現在はEZDrummer 2となっているが、2には初代EZDrummerの標準ライブラリは収録されていない。そのため、2で再現する場合は拡張キットの「Pop/Rock EZX」を別途購入する必要がある。

  • MusicLab Real Guitar
   アコースティックギターに特化したギター音源。
   日本では「Real Guitar 2L」(2006年4月発売)、「Real Guitar 3」(2012年11月発売)、「Real Guitar 4」(2016年2月発売)、「Real Guitar 5」(2017年12月発売)がある。
   伊弉諾物質以降のアコースティックギターに使われている。
   Real Guitar 5からは「Real Guitar Steel String」、「Real Guitar Classic」と2つのインストゥルメントで構成されており、4以前の音を収録しているのは「Classic」の方になるので注意。

  • Vir2 Instruments Electri6ity
   2010年6月16日発売。エレクトリックギターに特化した音源。
   Virtual Guitaristシリーズとは異なり単音で鳴らすことが出来る。
   鳥船遺跡以降のエレキギターに使用されている。

  • Roland SC-88Pro
   詳細は後述。1996年発売。
   紅魔郷の曲はこれとSD-90で作られているらしい。
   ゲーム付属のマニュアル内にてMIDI再生推奨音源となっている。
   2010年5月、NHK BS『MAG・ネット』番組内のインタビューにて所有が確認されている。
東方紅魔郷 マニュアル
 (BGMに MIDIを使用する場合)sc-88Pro(Roland)もしくは上位の MIDI音源

  • Roland SC-88
   詳細は後述。1994年発売。
   SC-88ProのSC-88MAPだという説も有。
東方封魔録 封魔1ST.TXT 1997年8月
 ●MIDI音源(MPU)対応
 (MIDIはSC-88相当のものでないと音が、
 こちらの意図するものではなくなってしまうかも)

  • Roland SC-8850
   詳細は後述。1999年発売。
   幻想掲示板内にて購入した旨の書き込み有。
幻想掲示板 2001年8月15日 ZUN@管理人
 sc-8850買っちゃいました(^^;
 ピアノが激烈に良くなってるので感動。
 さてまた使いこなすまで時間がかかりそう(^^;

  • YAMAHA MU80
   YAMAHAのXG音源の第一号機。1994年発売。
   幻想掲示板内にて所持している旨の書き込み有。
幻想掲示板 2001年8月16日 ZUN@管理人
 8850推奨になります。
 もっとも、気が向いたらMU-2000とかも買っちゃったりするから(^^;
 これからは主に新曲はレコーディングメインになると思います。
 実際、今回の稀翁玉の曲はWAVで入っているので音源が無くても、オリジナルで流れます。
 ちなみに私は新品で買ったので7万近くした。
 でも、実は88Proを買った時より安い。
 (さらに言うとMU80も8万近くした気がする(^^;)



ZUN曲再現用音源購入のガイドライン



現在判明している音源を、ZUN曲における使用頻度の高さ順に並べると、このようになると思われる。

【東方紅魔郷〜東方星蓮船】
SD-90 > Super Quartet = LM-4 MarkII ≧Virtual Guitaristシリーズ > 音・辞典 VOL.3

【ダブルスポイラー】
SD-90 > Groove Agent 3 > Super Quartet = The Grand 3 >Virtual Guitaristシリーズ > 音・辞典 VOL.3

【妖精大戦争】
SD-90 > Groove Agent 3 > Super Quartet = The Grand 3 = Trilian >Virtual Guitaristシリーズ > 音・辞典 VOL.3

【東方神霊廟】
SD-90 > Groove Agent 3 > Trilian = The Grand 3 > Virtual Guitaristシリーズ > 音・辞典 VOL.3

【鳥船遺跡】
SD-90 > Trilian = The Grand 3 = Retrologue > Groove Agent 3 > Ezdrummer(EZX含) = Electri6ity

【伊弉諾物質~】
SD-90 > Trilian = The Grand 3 = Retrologue > Electri6ity = Ezdrummer(EZX含) = Groove Agent 3 > Real Guitar > 音・辞典 VOL.3

なお、あくまで使用頻度の順に並んでいるが、再現に当たってはSuper Quartetの音色はSDでもある程度似せることはできることを付記しておく。

しかしながら、現時点でSC・SDシリーズ、MU80、Super Quartet、LM-4 MarkII、Virtual Guitaristシリーズ、過去のCubaseシリーズは幻想入り(廃盤)しているため、入手するには中古品を探すしかない。
リサイクルショップを丹念に廻ったり、ネット・オークションで落札する等の入手方法があるが、いずれも何らかのリスクが伴う。
そこそこ高い買い物なので、最終的には自分で調べて決めるべきである。



SDシリーズについて

  ZUN曲の再現において特に重要なウェイトを占める音源「EDIROL スタジオ・キャンバス・シリーズ(以下:SDシリーズ)」の解説。

  • SD-90
   SDシリーズの最上位機種。
   内蔵音源に加え、オーデイオ・ミキサー機能(オーディオ・エフェクト(AFX)含む)やオーディオI/F機能も持つ。

  • SD-80
   SD-90から内蔵音源部のみを抽出した廉価版。
   しかしながら、SD-90には無いユーザー音色バンクやマルチ出力機能がついている。

  • SD-20
   SD-80からさらに内蔵音源用のマルチ・エフェクト(MFX)や音色のエディット機能、液晶ディスプレイやボタン等を除いた最廉価版。
   MFXが無いことから、それを使用するエンハンストおよびスペシャル1,2MAPも削除されている。

  • SD-50
   何年かぶりに新しく出た機種。
   名称にSDと付いているが上記3機種とは互換性がなく、内蔵波形もほぼ一新されているため東方音色は無いに等しい。
   実質的に「Roland SonicCell」の下位機種と考えていい。


基本的にSD-90かSD-80があればOK。SD-20は削除されたMAPがあるため一部音色(例:春の湊に「Reed Romance」)の再現が難しい。
現時点でSDシリーズすべてが幻想入り(廃盤)になってしまった。



ZUNのMIDI曲再生用音源購入のガイドライン



ZUNが指定するMIDI用の音源は以下のようになっている。
しかしながら、現時点ですべての機種が幻想入り(廃盤)しているため、入手するには中古品を探すしかない。
リサイクルショップを丹念に廻ったり、ネット・オークションで落札する等の入手方法があるが、いずれも何らかのリスクが伴う。
そこそこ高い買い物なので、最終的には自分で調べて決めるべきである。

  • SC-88
   東方封魔録(拡張子は.MMD)、「東方幻想的音楽」にあるものの一部(SC-88Pro (SC-88MAP)でも可)

  • SC-88Pro
   秋霜玉、トルテルマジック、稀翁玉、東方紅魔郷、妖々夢、永夜抄、花映塚体験版、「東方幻想的音楽」にあるもの

  • SC-8850
   「東方幻想的音楽」にあるものの一部


基本的にMIDIはそれに対応した音源以外では綺麗に再生できないものと見て良い。
SCシリーズは一応前の機種用のMIDIに対する互換性(下位互換)はあるので、SC-88Proの後継機種のSC-8850、SC-8820でもそこそこいい感じには聞ける。
逆に言えば、それ以外の音源で綺麗に聞く為には個人でMIDIの情報を書き換える等の調整が必要。


SCシリーズについて

  ZUNのMIDI曲の再生に推奨される音源「Roland サウンド・キャンバス・シリーズ(以下:SCシリーズ)」の一部の解説。

  • SC-88
   SC-55およびSC-55mkIIの後継で、SC-88Proの前に発売されていた機種。
   SC-55およびSC-55mkIIに対する下位互換がある。
   SC-88を小型化・簡略化して値段を下げ大ヒットしたSC-88VLや、SC-88VLからさらにボタンや液晶ディスプレイを省略したSC-88STという廉価版がある。

  • SC-88Pro
   SC-88に音色を追加し、さらにインサーション・エフェクト(EFX)も備えた、SCシリーズの決定版と言える機種。
   SC-88以下の音源に対する下位互換がある。
   世の中に出回っているMIDIファイルの多くはこの音源向けに作成されている。
   SC-88Proから液晶ディスプレイやボタンを省略したSC-88ST Proという廉価版の他、キーボード(37鍵)と音源部を一体化したSK-88Pro、海外向け1Uラック・マウント用のSC-880という機種がある。
   また、同社のシンセサイザーA-90,A-70,MC-80向けにSC-88Proをエクスパンション・ボード化したVE-GS Proや、デフォルトでVE-GS Proを搭載したMC-80EXというシンセサイザーがある。
   なおSC-88ST ProやSC-880(恐らくVE-GS Pro搭載シンセも)は、DACの違いにより出音が僅かに異なるので注意。
   機種名の後に「/G」と付いた機種があるが、これは価格改定の際に便宜的に付けられたものであり、性能は同一である。

  • SC-8850
   SCシリーズの最上位機種。
   MIDI音源初となる、USBによるMIDI I/F機能を搭載。
   SC-88Pro以下の音源に対する下位互換を謳っているが、内蔵波形が違う等の理由から完全な互換性はない。
  ※初期ロットのものにはバグがあり、MIDIが作者の意図通りに再生されない場合があるので注意。
    詳しくはRolandのHP(その1その2)を参照すること。

  • SC-8820
   SC-8850の廉価版。
   USBによるMIDI I/F機能と電源供給が可能。
   SC-8850の廉価版でありながら、SC-8850とは一部の内蔵波形が異なる(SC-88Pro相当のものになっている)ため、完全な互換性はない。
   このため、音色的にはSC-88ProとSC-8850の中間という中途半端な存在である。
   キーボードと音源部を一体化したSK-500という機種や、外部オーディオI/F機能を備えたSC-D70という機種がある。

  ※以下はSCシリーズとは厳密には異なるがここで紹介する。
  • Virtual Sound Canvas (VSC)
   SC-88Proマップに対応したソフト音源。
   SC-88Proとの互換性を謳っているが、SC-88Proと較べて音色数が少なく大幅に仕様も異なる上、最大の売りであるEFXが無いため互換性はほぼないと言っていい。

  • Sound Canvas for iOS
   iOSでリリースされているSCシリーズ。
   SC-88Proマップに対応したソフト音源。(ただしiPhoneやiPadで使うためPCでの扱いは実質的にハード音源)
   マップをきちんと88Proと指定しないと8820マップ扱いになり一部の音色が変わる。見た目に騙されてはいけない。
   また、1ch(16パート)のみの対応となる。
   https://itunes.apple.com/jp/app/sound-canvas/id952549036?mt=8

  • Sound Canvas VA
   VSCの実質的後継のソフト音源。vstとAudiounitに対応。
   Sound Canvas for iOSをベースにプラグイン化したソフト音源。
   iOSと同じく、マップが指定されていないと8820扱いになり一部の音色が変わる。
   DAWなどで複数トラックを指定すれば疑似的に多チャンネル化が可能。
   http://www.roland.co.jp/products/sound_canvas_va/


SCシリーズを、ZUNのMIDI曲における再現性の高さ順に並べると、このようになると思われる。
※個人の主観によるものなので注意。意見求む。

  • SC-88向けMIDI
SC-88 ≧ SC-88Pro (SC-88MAP) > SC-8820、VSC > SC-8850

  • SC-88Pro向けMIDI(EFX使用)
SC-88Pro > SC-8820 > SC-8850 >>> VSC > SC-88

  • SC-8850向けMIDI(EFX使用)
SC-8850 > SC-8820 >> SC-88Pro >>> VSC > SC-88


SC-8850はSC-88Proより音はいいが、SC-88Proとの互換性は70%くらいで、一応聞けるというレベル。
上位機種で下位機種用のMIDIを再生した場合、作者の完成形とは反するが良い音で聴ける場合もある。
逆に、下位機種で上位機種用のMIDIを再生した場合、その機種に存在しないMAPを指定してあると、無音になったり別の楽器で演奏されることもある。
ちなみに、SDシリーズのGSフォーマット(SCシリーズ)対応はSC-55相当なので、MIDIをそのまま聞くと残念な感じになる。
プレイ中の再生ならSCシリーズ一択。


以上をまとめると、購入すべきMIDI再生用音源は以下のようになる。

  • ZUNが調整した音を完全な状態で聞きたい方
   SC-88Pro

  • DACによる音の違いなんてわからないけどZUNが調整した音をほぼ完全な状態で聞きたい方、とにかく安く済ませたい方
   SC-88ST Pro

  • 忠実さにこだわらず少しでも近い音を聞きたい方、「東方幻想的音楽」のSC-8850用のMIDIが聞きたい方
   SC-8850

  • コンパクトな機種でどこででも聞きたい方
   SC-8820

  • 将来音楽を作ってみたい方
   SC-D70、各種キーボード付きモデル


東方封魔録MIDIの再生方法

曲ファイルの抽出方法については「東方Tools Wiki」を参照すること。


PC-98実機およびエミュレーターでの再生方法

拡張子が.MMDであるファイルの再生に必要なドライバは「MMD (MIDI Music Driver)」である。
「MMD」は「かぢゃぽんのお部屋」からダウンロードできる「MMD98」に含まれている。
再生するには「MMD.COM」を常駐させて「MMDP.COM」で演奏する。
詳しくは「MMD.DOC」を参照すること。

ただし、エミュレーターにおいてはエミュレーターの選定や各種設定、必要なファイルの準備等を怠った場合、作者の期待通りに再生されないので注意。


Windows上での再生方法

拡張子が.MMDのままでは再生できないので、「hoot」で再生させる(やり方はここで解説)か、ファイルそのものを変換する必要がある。
後者の場合は、まず「hoot 関連のぺぇじ」からダウンロードできる「mmd2rcp」でレコンポーザ・ファイル(拡張子は.RCP)に変換し、次に「Vector」からダウンロードできる「RCP2MID」でMIDIファイルに変換する。
後は通常のMIDI再生方法でOK。
なお、「RCP2MID」自体は単なるGUIであるため、「rcpcv.dll」(「Vector」からダウンロードできる)が別途必要である。



ハード音源の接続方法について



PCとハード音源との接続方法にはいくつかあるが、基本は以下の通りである。
PC → インターフェイス(I/F) → 音源 → スピーカー等
  1. PC(シーケンサ)からのMIDI信号をI/Fから出力
  2. I/Fからケーブルを介してMIDI信号をハード音源に送信
  3. ハード音源が受信したMIDI信号を元に演奏、音声信号を出力
  4. ハード音源からケーブル等を介して音声信号をスピーカー等に送信

PCとハード音源との接続に用いられる一般的な端子を以下に示す。

  • MIDI
   機器間で電子楽器の演奏データをデジタル転送するためのシリアルバス規格の一つ。
   MIDI関連機器には必ずと言っていい程存在している。
   PCと接続するには何らかのMIDI I/FとMIDIケーブルが必要である。
   MIDI I/Fには、PCのマザーボードに挿すボードタイプのものや、USB端子やシリアルポートへ繋げられるように変換するタイプのもの等が存在する。
   なお、MIDI端子1つにつき1ポート(16ch)までしか対応していないため、2ポート以上を使用する場合、複数のMIDI端子とケーブルが必要である。
   接続方法は以下の通りである。
   PC → MIDI I/F [MIDI OUT端子] → MIDIケーブル → [MIDI IN端子] ハード音源

  • RS-232C、RS-422
   レガシーな(旧世代の)シリアルバス規格の一つ。
   RS-232CによるI/Fは一般にシリアルポートとも呼ばれる。古いMacではRS-232C互換のRS-422ポートがプリンタポートまたはモデムポートと呼ばれていた。
   USBの普及により、シリアル端子を標準で搭載しているPCはほとんど見られなくなった。
   MIDI接続と較べて、複数のポートに対応、IN・OUTを考えずに済み接続が簡単である等の利点がある。
   しかしながら、旧世代の規格であるために通信速度が遅く、提供されるドライバが古いことも多いため、モタリの発生やマルチコアCPU、新型OS等に非対応等の問題点がある。
   なお、ハード音源側の端子はmini-DIN 8ピンだが、PC側の端子にはD-sub 25ピン(PC/ATは本体側の端子がオスなので注意)、D-sub 9ピン(同左)、mini-DIN 8ピンといくつか種類がある。
   また、会社によってケーブルの仕様も異なるので、ケーブル(いずれもクロスケーブル)購入の際はきちんと確認する必要がある。
   ケーブルの仕様については「ぱっくんソフト」の「シリアルケーブル接続時の注意」のページを参照すること。
   接続方法は以下の通りである。
   PC [シリアルポート] → シリアルケーブル → [コンピューター端子] ハード音源

  • USB
   コンピューターに周辺機器を接続するためのシリアルバス規格の一つ。ホットプラグにも対応。
   Roland社においてはSC-8850が最初の搭載機種で、以降ほとんどの機種に搭載。
   当初はMIDI信号の入出力のみであったが、後に音声信号の入出力等も扱えるようになった。
   上記二つに較べて通信速度が早く接続もさらに簡単であり、大抵の場合最新のドライバが提供されている。
   (ただし、SC-8850・SDシリーズ・UM-2などの32パート対応のMIDIインターフェイスのサポートはWindows8.1までで、10では非公式な方法でしか動作できないため注意が必要)
   接続方法は以下の通りである。
   PC [USB端子] → USBケーブル → [USB端子] ハード音源

  • IEEE 1394
   ※ここでは扱わない。
   AV機器やコンピュータを接続する高速シリアルバス規格の一つ。ホットプラグにも対応。
   FireWire、i.LINKとも呼ばれる。


ハード音源はこれらの端子を一つ、あるいは複数持っている。
これらの端子を推奨度の高さ順に並べると、このようになると思われる。
USB > MIDI >> RS-232C、RS-422


次に、ハード音源からの音声入出力に用いられる一般的な端子を以下に示す。

  • アナログ音声端子
   家庭用AV機器において最も一般的に使われる端子の一つ。
   いわゆる赤白のRCA端子。

  • フォーン端子
   主にヘッドホンやマイク、エレキギター等に使われる端子。
   径6.3mmの標準プラグ、径3.5mmのミニプラグ等がある。
   また、2極(TS)と3極(TRS)のものが存在し、それぞれモノラル、ステレオ(モノラルも可)に対応している。

  • 光デジタル音声端子(オプティカル)
   S/PDIFという映像・音響機器などで音声信号をデジタル転送するための規格で使用する端子の一つ。
   ケーブルに光ファイバーを使う。角型と丸型がある。
   上記二つのアナログ端子と異なりデジタル音声信号を転送するので、信号の劣化が殆ど無い。
   しかしながら、実際に聞ける様にするには最終的にアナログ音声に変換する必要があり、その際に使用されるDACの性能次第で最終的な音質が決まってくる。
   そのため、音源側のDACの性能より外部のDACの性能が低いと本末転倒な結果に終わる。

  • 同軸デジタル音声端子(コアキシャル)
   S/PDIFで使用する端子の一つ。
   概要は光デジタル音声端子とほぼ同じだが、ケーブルおよび端子の形状が異なる。
   アナログ音声端子と同じ形状のRCA端子だが、こちらは橙色である。
   ジッターが少ないことから、光デジタル音声端子より音質が良いとされる。

  • XLR端子
   ※ここでは扱わない。
   キャノン端子とも呼ばれる。


ハード音源はこれらの音声入出力端子を一つ、あるいは複数持っている。
これらの端子を音質の高さ順に並べると、このようになると思われる。
同軸デジタル音声端子 ≧ 光デジタル音声端子 >> アナログ音声端子、フォーン端子


ハード音源を接続する際に初心者が陥りやすいミスとして、MIDIのINとOUTを間違える、ドライバのインストールや設定をしていない、シーケンサのポート設定のミス等がある。
また、PCとハード音源とを接続しただけで、PCの音声出力端子から音が出ると思っているというのがある。
(ただし、最近はUSB経由で音声信号を入出力できるものも多く、必ずしも間違いとは言い切れないが)
ハード音源の各音声出力端子にヘッドホンを繋ぐなり、スピーカーのアンプを繋ぐなりしないと肝心の音声は出力されないのである。




以下「ZUNの音源を研究するスレ 3台目」からの引用

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667 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 18:26:50 ID:M/N21SD60
ZUNのMIDIをいい音源で聞きたいから買おうと思ってるんだけど
表記の通りSC-88proを買えばいいのかな?
結構古い物みたいだし他にもっといい音源ある?


668 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 19:09:02 ID:dUUREhNs0
再現性として近い音が欲しいならハチプロや8850
旧作ではなくて今風のZUNぽい音がいいなら最低でもSD-20できればSD-90
聴き専ならSD20かハチプロで十分
旧作、新作どっちの音もほしいならどっちも買えってことです


669 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 19:22:43 ID:M/N21SD60
>>668
サンクス、SDのことは全然知らなかった
でもこっちも入手困難なんだな…オクの相場っていくらぐらいだろうか


670 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 20:13:17 ID:Ql9TmZSsO
SD-90は3万8千ぐらい見積もった方がいいよ!あと、ACケーブルないやつはローランドから取り寄せないといけないから面倒。
他の機材は他の人に聞いてー


671 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 20:26:40 ID:Nw8IcTiI0
相場の話題は過去何度も出てるが、SD-90で35k位じゃなかったかね?
あとACケーブルは形さえ合えば何でも使えるからわざわざ取り寄せる必要はない

>>668に補足
意図通りの完全な演奏を聞きたいなら88Pro、安く済ませたいなら88ST Proか8820を推奨
8850の88Proマップは88Proと波形が異なるので注意
それとSDシリーズでそれっぽく演奏させるには自分でMIDIを編集する必要あり


672 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 22:06:29 ID:On1IMUZkO
ちなみにSD-20はヤフオクだと15000円くらいだよ。SDシリーズもGSモードあるから旧作MIDIも一応大>丈夫かと。音色はSC-55相当だけど。


674 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 23:13:35 ID:CR7e5qx60
MIDIデータに関しては推奨機器以外での再生は聴けたら良いな程度と思った方が良いかと思う。
ttp://up.cool-sound.net/src/cool17268.zip.html
聴き比べるとわかりやすいかな。


SD-90とSC-88Proは互換性は無いからお互いに鳴らないデータがあるのは覚悟した方がいいよ。
両方持っておけば万事解決・・・か・・・?


675 :名前が無い程度の能力:2010/10/20(水) 23:20:45 ID:CR7e5qx60
mp3は聴き比べて見ると違いがよくわかると思うが
SD-90の方は鳴っていないトラックがあったりドラムトラックにはEFXフェイザーが掛かってなかったりと
再現性は格段に落ちてるのがわかる。

8820はわからないけど聴くだけならSD-90は止めた方が良いと思う。
データに手を加えるならSD-90も良いと思う。


676 :名前が無い程度の能力:2010/10/21(木) 00:08:27 ID:wrm13CpU0
>>674
ん~どうだろうね
自然とmidiファイル弄って自分の音源用に書き換えるようにして聴くもんだと思うけど

どうしても聴き専になっちゃうとそこらへんはどうしようもないかもなぁ


677 :名前が無い程度の能力:2010/10/21(木) 01:28:41 ID:PzvKMwpo0
以下長文スマソ

  • SC-88pro…聴き専用音源だと思う。SC-88proSTという画面省略の安価版も有り。
      大抵出回ってるのMIDIファイルはこの音源向けに作成されている。
      あとUSBが無いので接続にはMIDIインターフェースを別途購入する必要がある。

  • SC-8850…88proより音はいいが88proとの互換性は70%くらい、一応聞ける。
      88pro用MIDIの再生は作者の完成形とは反するが良い音で聴ける場合もある。MIDIによって変になる場合も。

  • SC-8820…8850の安価版たが、音色的に8850との互換性はあんまない、でも88proとの互換性は8850よりある。     
       これと外部オーディオカード(IF)付きのSC-D70という機種もある。

  • SD-90,80…神主音源。だがSCシリーズとの互換性は皆無。
     個人でMIDIファイルのCCとか弄ってこの音源に最適化して聴くなら一番WAVに近づけれる。90と80はMIDI関連が全く同じ、90はMIDI音源(SD-80)+エフェクター(MFXでない)+外部オーディオカード(IF)。

  • SD-20…SDシリーズの安価版。MFX(EFX)がない=エフェクトがかけられない。
     MFXがないのでエンハンスド、スペシャルMAPがない。

旧作は知らないが、WIN版東方のMIDIファイルはSC用に作られているので、普通にSDで再生してらSCよりしょぼい。
SDでいい音で聴く為にはMIDIファイルを自分で書き換えてSD用に調整するしかない、大変だけどできたら音はとてもいいと思う。
正直言って、聴くだけならSD買うのは完全に間違い、将来曲作る予定があるならいい選択だと思うけど……。
あとゲームプレイ中に聴きたいならSCしかない。

個人的には、東方MIDIは神主が88pro向けに調整したから88proが完成形だと思うんで88proを押すぜ。
いいMIDIライフを……。



  • FM音源曲の再生方法に少し追加した。hootに関してはかなり複雑なのでもう少し待ってね -- 706 (2010-11-03 02:31:01)
  • hootに関して追加&一部加筆修正 -- 名無しさん (2010-11-04 00:18:04)
  • 「ZUNが所有していると思われる音源」の加筆修正 -- 名無しさん (2010-11-27 07:09:12)
  • 「ハード音源の接続方法について」追加、目次追加、一部加筆修正 -- 名無しさん (2010-12-10 17:05:04)
  • 細部の修正のみ。内容の変更なし -- 名無しさん (2010-12-12 14:00:08)
  • 「ZUNが所有していると思われる音源」の加筆修正 -- 名無しさん (2010-12-20 01:17:52)
  • 細部の修正 -- 名無しさん (2010-12-26 22:01:37)
  • 細部の修正 -- 名無しさん (2011-01-01 23:50:15)
  • 細部の修正 -- 名無しさん (2011-02-05 22:05:25)
  • 細部の修正 -- 名無しさん (2011-08-12 23:02:55)
  • 妖々夢以降のドラムはLM4 ではないでしょうか? -- 名無しさん (2012-07-08 23:29:10)
  • そろそろRetrologueのことについても加筆していただきたいです -- 名無しさん (2013-06-02 13:41:34)
  • SOUND Canvas for iOSはどうなの? -- 名無しさん (2015-11-08 03:12:30)
  • 音源項、Groone Agentに拡張キットの部分を追記 -- 名無しさん (2016-08-07 22:28:30)
  • 荵儷N -- 名無しさん (2016-08-08 01:28:28)
  • ↑文字化けしました。ごめんなさい -- 名無しさん (2016-08-08 01:29:40)
  • EZDrummerについて追記 -- 名無しさん (2017-04-27 21:41:21)
  • HALionシリーズ・Monologueについてコメントアウト -- 名無しさん (2017-08-16 10:29:39)
  • ついでにELECTRI6ITYに関する記述追加 -- 名無しさん (2017-08-16 10:30:13)
  • HALion、Monologueの項目を削除、The Grand 3について追記 -- 名無しさん (2017-08-16 21:19:23)
  • コメント復帰 -- 名無しさん (2017-08-21 22:00:44)
  • GA・細部の追記 -- 名無しさん (2017-10-16 10:13:19)
  • Real Guitar 5について追記 -- 名無しさん (2018-03-30 11:16:14)
  • 東方Tools WikiのURLを新しく置換 -- 名無しさん (2019-11-13 20:45:51)
  • 「ZUN曲再現用音源購入のガイドライン」にある誤字1点(星連船→星蓮船)のみ修正しました。何となく読んでいて書きたくなったこと→天空璋以降はハード音源: SD-90, ソフト音源のうちピアノ: The Grand 3, ギター: Electri6ity, ベース: Trilian, シンセ: Retrologue 2, ドラム: Groove Agent 4 でほとんど固定されている(ただし鬼形獣のみアコギにはRealGuitarがある)という旨 -- 名無しさん (2019-12-05 19:46:22)
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