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http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/251110

幼児虐待捜査に対してバチカン市国、国としての統治権を使う

アイルランドのダブリンにて70年代中盤から最近までの事件を合わせて320件もの神父による子供達の虐待の報告が明らかにされた。その中の多くは性的、肉体的虐待を含んでおり成長段階にてその様な被害にあった犠牲者達の苦悩や、その出来事による影響は想像を絶する。また教会側はこの事件を覆い隠すことによって、公になるのを長い間防いできた。

その虐待事件を掘り起こすために結成されたのがマーフィー委員会であったが、その捜査の途中、教会関係者による委員会の前での証言が予定されたが、その証言はバチカンによって拒否されていたことが判明した。

ウィキリークス原文翻訳


 バチカン側によるとアイルランド政府は捜査の際、バチカン市国の国としての統治権を侵害したという。

 マーフィー委員会による要求はバチカン内の多くの人々を憤慨させた。バチカン関係者がDCMに伝えたところによると、その理由としては、これはバチカン側への冒涜であると考えたからである。

 またバチカン関係者達はアイルランド政府がマーフィー委員会に対してバチカン市国に連絡を取る際の公式手順に従うよう促さなかったことについても憤慨していた。

 さらにそれを悪化させたのはバチカン関係者達がある疑いを持っていたからで、それはアイルランドの非賛同派の政治家達がこの問題を政治的に上手く利用し、アイルランド政府にバチカンからの返答の要請を求めたことである。

 最終的に、バチカンの元首にあたるベルトーネ氏はアイルランド大使館に捜査に関した要求は通常の外交ルートから要請書として送られるべきだと手紙を書いた。

 バチカンとアイルランドの我々の情報提供者達が言うところによると、このアイルランドのカトリック教会の危機は数年に渡って続くであろうという。なぜなら今のところダブリン地区からの事件だけしか調査されていないからである。


この記事はウィキリークス・ウォッチ・ジャパンにて翻訳されたものです。

最終更新:2010年12月13日 07:33
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