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ギャルとティアライと野良と

134 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 21:59:38.21 ID:tbaJn6duo
…

野良アライちゃんは、人里へインターンシップへ行き、過酷な環境で過ごす。

しかし、疑問に思わないだろうか?

足が遅く、人懐っこいアライちゃん達が、なぜ人里でサバイバル生活ができるのか。

もし人間に見つかったら、その場で皆一匹残らず残酷に痛め付けられて殺されるのでは…と、思わないだろうか?

あらゆる人間が皆、アライちゃんを見付け次第その場で殺すのであれば。
とても人里でなど、アライちゃんといえど生きてはいけないのではないか…と。

…しかし。
現に、いくらかのアライちゃん達は生き延び、成体へ成長している。

そして、その多くは、人間を『完全な外敵』とは思っていない。

一体なぜ、このようなことが起こっているのであろうか…。


135 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 22:06:00.10 ID:tbaJn6duo
…

~ギャルの家~

ギャル「ふぅ~いいお湯だった~」ガラッ

ギャルが風呂場から、バスタオルを巻いて出てきた。

ティアラアライちゃん「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ

そこへ、首輪とティアラをつけたペットアライちゃんがやってきた。

ギャル「あら~ティアライ。ここまで来たの?もう、甘えん坊なんだから」ナデナデ

ティアライちゃん「なのりゃ~!のりゃあ!のりゃあああ!」スリスリギューッ

ギャル「な…何怖がってるの?」

ティアライちゃん「なのりゃあ!なのりゃあ~!」ヨチヨチヨチヨチ

ティアライちゃんは、ギャルをどこかに案内しようとしているようだ。

ギャル「ちょっと待ってて、今髪渇かして服着るから…」ゴォォー

ティアライちゃん「のりゃあ!のりゃあああ!」シッポフリフリ

ギャル「よし渇いた!どうしたの?」スタスタ

ギャルは、ヨチるティアライちゃんの後をついていく。


137 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 22:16:44.28 ID:tbaJn6duo
ギャルはリビングについた。

すると…



野良アライちゃん1「ふははー!こののりものおもちろいのだぁ!」キャッキャッ

野良アライちゃん2「あっちにすすめー!こらー!ゆーこときくのだぁー!」バンバン

2匹のアライちゃんが、ルンバに乗って遊んでいた。

ティアライちゃん「の、のりゃ…」プルプル

ギャル「」

ギャルは固まった。

野良アライちゃん1「うゆ!ひとしゃんなのだ!?あらいしゃんのおうちになんかよーなのだ?」シッポフリフリ

野良アライちゃん2「いっしょにあそぶのか?それともごはんくれゆのだ?」シッポフリフリコスリコスリ

ギャル「」

ギャルは無表情で固まっている。

ティアライちゃん「う、うゆうぅぅ…」プルプル

ティアライちゃんは、ギャルの足首にしがみついて震えている。

目の前のアライちゃん達は、どこからどう見ても、家に隙間をあけて侵入してきた野良アライちゃんである。


139 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 22:27:37.14 ID:tbaJn6duo
ギャル「う、うわぁ…野良じゃん…最悪…」

ギャルはひきつった顔をしている。

野良アライちゃん1「おい!おまえ!なんかこたえゆのだぁ!」フゥーッ

野良アライちゃん2「ここはあらいしゃんのおうちなんだぞぉ!かってにはいってきたらこまゆのだぁ!」フゥーッ

野良アライちゃん1&2「「ふぅぅーlっ!のりゃ!のりゃ!」」シッポフリフリ

野良アライちゃん達は、ギャルを威嚇している。

ギャル「…」

ギャルは動けずにいる。

なぜさっさと野良アライちゃん達を殺さないのであろうか…。


140 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 22:33:50.15 ID:tbaJn6duo
ギャル「え、ど、どうしよ…」オロオロ

ティアライちゃん「うゆうぅ…」

ギャル「と、とりあえず、どっか追い出さないと…!どうしよう、どうしよう…!」アセアセ

ギャル「す、スマホで調べてみよっかな…」

ギャルはスマホで『野良アライちゃん 追い払い方』と検索した。

何故『殺し方』で検索しないのであろうか…。

野良アライちゃん1「うぅ?なんかいうのだぁ!もしかして、あらいしゃんのかぞくになりにきたのか?」シッポフリフリ

野良アライちゃん2「ごはんくれゆなら、あたまなでてもいーぞぉ!」フフン

ギャル「え、えっと…。追い払い方は…。『熱湯や催涙スプレーを噴射してひるませ、玄関まで蹴りながら追い払う…』?」

ギャル「…」

ギャル「む…」

ギャル「無理!!!スプレーとかないし!」

ギャル「それに、ね、熱湯…!?無理無理無理無理!!」アセアセ

ギャルは焦っている。


142 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 22:42:03.84 ID:tbaJn6duo
ギャル「で、出てってよぉ!ここあたしの家だし!」アセアセ

ギャルは、『どうせダメだろうなぁ』と思いながら、野良アライちゃん達へ言った。

野良アライちゃん1「うしょなのだぁ!おまえがくゆずっとまえから、あらいしゃんたちここにきたぞぉ!」フゥーッ

野良アライちゃん2「あらいしゃんたちのほーがえらいのだ!」フフン

ギャル「この家はあたしがお金払って借りてるの!あなた達が作ったわけじゃないでしょ!」アセアセ



ギャル「っ…」

やっぱりダメだった。
話が通じるはずがないのである。

ギャル「こ、こうなったら…」ガシィ

ギャルは傘を掴んだ。

ギャル「で、出ていかないと、た、叩くよ!」フルフル

ギャルは傘を剣のように構える。


145 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 22:50:21.55 ID:tbaJn6duo
野良アライちゃん1「うゆぅ!こいちゅ!ぼーよくにものをいわせゆちゅもりなのだ!やばんなのだ!」フゥーッ

野良アライちゃん2「こーしょーけちゅえちゅなのだ!こんなきょあくはやっつけるのだ!」フゥーッ

ギャル「ひっ…!」

ギャルは、明らかに自分より小さい相手に対してビビっている。

これだけの体格差があれば、十分にアライちゃんを嬲り殺すことができるはずだ。

野良アライちゃん1「たあ~!」ヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん2「たあ~!」ヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん達は、ギャルに突撃する。

ギャル「ひぃ!く、来るなあ!」ブンブン

ギャルは傘を下に向け、横に振っている。

傘の先端の軌道は半円を描き、まるでバリアのようだ。

野良アライちゃん1「うぅ~!それふりまわすのやめゆのだぁ!」ヨチヨチピタッ

野良アライちゃん2「うぬぬ~…!これじゃちかづけないのだぁ!」ヨチヨチピタッ

野良アライちゃん達は、傘の前で止まった。


146 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:06:10.28 ID:tbaJn6duo
野良アライちゃん1「うぅ~…!」フゥーッ

野良アライちゃん2「うぅ~…!」フゥーッ

ギャル「あ、あわわ…」ブンブン

ティアライちゃん「ぴいぃ…」ガクガクブルブル

場の状況は硬直している。

ギャルはやがて腕が疲れ、傘を振るのを止めた。

野良アライちゃん1「!いまなのだ!たあ~!」ピョンッ ヨジヨジヨジヨジ

野良アライちゃん2「とちゅげきなのだー!たあ~!」ピョンッヨジヨジヨジヨジ

なんと野良アライちゃん2匹は、ギャルが握る傘に飛び乗り、よじよじと手の方へとヨチ登ってきた。

ギャル「い、嫌ぁあ!」ポイッ

ギャルはアライちゃん達が乗っている傘を前方に投げた。

野良アライちゃん1「ぴぎっ!」ビターン

野良アライちゃん2「ぷぎゅ!」ビターン

野良アライちゃん達は、床に叩き付けられたが…
対してダメージはないようだ。


147 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:11:48.70 ID:tbaJn6duo
ギャル「はぁ、はぁ…!あたしの方が強いもん!出てってよぉ!」ハァハァ

野良アライちゃん1「うぅ~!でももうぶきはとったぞぉ!」フゥーッ

野良アライちゃん2「しゅてごよならまけないのだ!おねーしゃ、がったいわざでぶったおしゅのだ!」ヨチヨチ

野良アライちゃん1&2「「たああああ~~~!」」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ

野良アライちゃん達は、勢いよくギャルに突撃してくる。

ギャル「や、やだ!やだああ!」ドタドタ

ギャルはティアライちゃんを抱っこしながら逃げる。

野良アライちゃん1「おいかけゆのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん2「よーしゃしないのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチ

ギャル「こっ…来ないでぇ!」ドタドタドタドタ

ギャルは裸足のまま、必死で家の中を逃げる。

しかし、どう考えても体格や強さではギャルの方が上。

その気になれば、野良アライちゃん達を踏み潰すことくらい造作もないはずだ。

なぜ、強いはずのギャルが逃げているのであろうか?

アライちゃん恐怖症なのか?

それともアライちゃんを飼っているから、野良アライちゃんにも情が移り、手出しできないのであろうか?

あるいはギャルが優しいから、アライちゃんを殺すのを可哀想だと思い躊躇しているのか…?


148 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:24:34.99 ID:tbaJn6duo
そのどれでもない。

大抵の人は、蚊ぐらい小さな虫なら殺せても…

相手の体の大きさが大きくなるにつれて、殺すことへの心理的抵抗が大きくなっていくのである。

蚊より蝿の方が殺しづらい。

蝿よりゴキブリの方が殺しづらい。

ゴキブリより芋虫や大ムカデの方が殺しづらい。

芋虫や大ムカデより、ネズミの方が殺しづらい。

そして、ネズミよりアライちゃんの方が殺しづらい。

そう感じる人が大多数なのである。
女性ならなおのことそうだ。

怒っているならともかく、冷静に躊躇せずアライちゃんを殺せる人は、決して多くはないのである。

これまで作中では、野良アライちゃんを自らの手で殺す者たちがいた。

亀太郎の仇討ちと殉葬のために、手足の動きを封じて埋めた男児兄弟たち。

若干早い中二病とスプラッターホラー趣味のため、殺しを楽しめるオカルテツヤ君。

前からアライちゃん相撲とかやってた上、帽子を台無しにされたガキ大将。

駆除業者の男児母親。

店内を荒らされ、怒りに燃えたラーメン屋店主。

猟師の免許を持ち、アライさん狩りの場馴れしている肉料理屋店主とその仲間。

…彼らのように自らの手で野良アライちゃんの命を奪える者は、この世界では少数派なのである。


149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 23:31:23.36 ID:mC2D8zlX0
通じてないとはいえ人の言葉喋ってるから余計やりにくそう


150 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:34:39.84 ID:tbaJn6duo
もっとも、相手がスズメバチや毒サソリ等のような、『自分の命をガチで奪おうとする敵』ならば、
生存本能が働くため、誰もが皆殺すつもりで立ち向かうことができるであろう。

もしもアライちゃん達が、人間を襲って食うような、害獣以上の狂暴な猛獣であれば…
ギャルとて自衛と自身の生存のために、野良アライちゃんを迷わず踏み潰せるであろう。

しかし。
野良アライちゃん達は、人を襲わない。

空腹で飢餓状態になったときに人に会っても、
餌をくれるまで食べ物をしつこくねだるだけで、噛みついたりはしない。

そう。
『アライちゃんは害獣だが、自分が殺されるわけではない』という微妙な安心感が、
生存本能による殺しのリミッター解除を妨げ、余計に野良アライちゃんを殺し辛くなっているのである。


151 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:40:38.13 ID:tbaJn6duo
ギャル「こ…来ないでぇ!」ガチャッ

ティアライちゃん「ぴいぃ…!」

ギャルはとうとう、ティアライちゃんと一緒にトイレの中に閉じ籠って鍵をかけた。

『うゆ!かくれたのだ!』

『にげてったのだ!』

『わぁーい!うれちーのだぁ!ありゃいしゃんたちがかったのだぁー!』

『しまいのきじゅなのしょーりなのだぁ!おねーしゃんだいしゅきなのだー!』

『あらいしゃんもたくまちーいもーとがいてうれちーのだぁ!』

『しょーり♪しょーり♪しょーりのだんしゅ♪』

『せーぎ♪せーぎ♪せーぎのぽーじゅぅ♪』

トイレの扉の向こうから、せわしなく嬉しそうな声が聞こえてくる。

ギャル「うぅ…もうやだ…!誰か助けて…!」ウルウル

ティアライちゃん「TДT」ブルブル…


152 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:50:39.18 ID:tbaJn6duo
ギャル「ん…あ、スマホ、持ってきてた…」サッ

ティアライちゃん「のりゃ!」

ギャルは、先程アライちゃんの追い払い方を検索しているときに、スマホを持ってきていた。

ギャル「誰にかけよっか?駆除業者さんに連絡して来て貰った方がいいかな…」

ギャル「…」ピタッ

ギャル「…いや、一人…いた」

ギャル「中学生の頃、学校で躊躇なくアライちゃんを踏み潰してドン引きされた子が…!」

ギャル「賭けるしか…ない!」ピポパ

ギャルは、誰かに電話をかけはじめた。


153 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/01(金) 23:57:12.44 ID:tbaJn6duo
電話をかけた後…

ギャルはこっそりトイレを出て、玄関に来た。

しばらく経つと、玄関のドアがノックされた。

『ギャル、来たよ。私だよ。こんばんは』

玄関の扉の向こうから声が聞こえ始めた。

ギャル「あ、ああ、来てくれたんだ、ありがとう…」ブルブル ガチャッ

ギャルは玄関のドアを開け、人物を招き入れた。

「ティアラちゃん大きくなったねー。うちのアラキレスも、大分大きくなったよ」

ギャル「あ、あはは…」

「私を呼んでくれてありがとう。さ、捕まえに行くから、案内して」ガサガサ

ギャルは、その人物とともに家の中を歩き回り、害獣を探した。


154 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/02(土) 00:00:52.85 ID:mjeXGrB4o
「おぉーい、アライちゃんはいるかなー?可愛い可愛いアライちゃーん?」

その人物は、声を出してアライちゃんを呼び始めた。

ギャル「ちょ、逆に逃げるんじゃ…!?」

「さっき君たちのお家に勝手に入ってきた悪者は取っ捕まえたよー!君たちにお詫びがしたいから、食べ物たくさん持ってきたってー!」サッ

人物はにおいの強いチーズを取り出した。

「ごはんたーっぷりあるよ!出ておいでー!可愛い可愛いアライちゃーん!」

ギャル「そんなので騙されるのかな…」


155 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/02(土) 00:14:19.45 ID:mjeXGrB4o
野良アライちゃん1「のりゃーー!!」ヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん2「ごっはん♪ごっはん♪おいちーごっはん♪」ヨチヨチヨチヨチ

ギャル「ほんとに出てきた!」

「ほら、アライちゃん達。さっきの悪者はこいつでしょ?捕まえたよ」

野良アライちゃん1「うゆぅー!おまえいーやちゅなのだあ!うつわもおっぱいもでかいのだー!」シッポフリフリ

「後半のは余計だけど…。はい、ごはんあげるよ」スッ

ギャルが呼んだ人物…
ミニスカートの美少女は、Gカップ…いや、Fカップは余裕でありそうなぐらい豊満なバストを揺らしながら、チーズを床に撒いた。

野良アライちゃん1「のりゃーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん2「ごっはん♪ごっはん♪あっむあっむちたいのりゃー!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん達は、チーズを食べ始めた。

野良アライちゃん1「んむんむんむ!あんむあんむあんむあんむあんむ!!!!」クッチャクッチャクッチャクッチャ

野良アライちゃん2「おいちーーのりゃ!おいちぃのりゃあーーーー!はむはむはむはむはむはむはむはむ!!!」クッチャクッチャクッチャクッチャ

野良アライちゃん達は、夢中でチーズを食べ漁っている。

ギャル「野良に餌付けして何の意味が…」

ティアライちゃん「だあ~だあ~」シッポフリフリ

「ティアラちゃんも食べる?」

美少女はティアライちゃんにもチーズを与えた。

ティアライちゃん「んみゅぅぅ~~~!!あんむあんむあんむ!!ごくん!!んみゃあ~!のりゃ~!なのりゃ~!≧∀≦」シッポフリフリシッポフリフリ

ティアライちゃんも、チーズを食べて美味しがっているようだ。


158 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/02(土) 01:04:40.28 ID:mjeXGrB4o
野良アライちゃん1「げぇえええーっぷ!おいちかったのりゃー!おねーしゃんしゅきしゅきなのりゃー!」スリスリ

野良アライちゃん2「もっとたべたいのりゃー!」スリスリ

「ふふ、可愛い…。私の家には、今のがたーーぷりあって食べ放題だよ。良かったら来てみる?」

野良アライちゃん1&2「「いくのりゃああ~~~!!≧∀≦」」ヨチヨチヨチヨチ

野良アライちゃん達は「可愛い」と言われて喜んだ。

まだ未熟なうちに母親のもとを離れたため、寂しがりや人肌が恋しいのである。

そのため、人に可愛がられることは、野良アライちゃんにとって母親の愛情を受けるかのようなとても強い精神的充実感と幸福感が得られるそうだ。

「それじゃあ、行こっか。この中入って」ガサガサ

野良アライちゃん1&2「「なのりゃ~!≧∀≦」」シッポフリフリ

美少女は、アライちゃん達をビニール袋をいれると、持ち上げてリュックサックへ詰めた。

「これで完了。このアライちゃん達連れていくね」

ギャル「あ、ありがと…慣れてるね…」

「こちらこそ、呼んでくれてありがとう。また出たら呼んでね」


159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 01:09:55.66 ID:CS6grQZv0
アラジビの材料かな?


160 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/02(土) 01:15:03.57 ID:mjeXGrB4o
「そうだ。あと、ちゃんと業者さん呼んでどこから入ったか調べて塞いで貰った方がいいよ」

ギャル「や、やっぱ…?」

「今の時期、アライちゃん達は冬籠もりの寝床を探してるから。下手に隙間つくるとウジャウジャ入ってくるから。まあ、体が大きいアライしゃんとかは入ってこれないけど」

ギャル「わ、わかった…ありがと…」

ティアライちゃん「のりゃー」シッポフリフリ

「じゃあねー」スタスタ

リュックサック『『れっつごーなのりゃー♪』』ガサゴソ

こうして、ギャルが召喚した人物は去っていった。

果たして、連れてかれたアライちゃん達がどうなるのか…

それはギャルには分からない。


161 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/06/02(土) 01:15:32.08 ID:mjeXGrB4o
つづく


162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 01:24:08.59 ID:CS6grQZv0
乙

ギャルが可哀そうだったな。
つか、野良が図々しい。


163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 01:24:39.09 ID:x9czMo6Y0
乙ー
虫ぐらいだと躊躇いもなく踏みつぶせるけど、鼠とか哺乳類だと出来なくなる的な心理に近いのかな?


164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 04:15:54.23 ID:zTCc5ATE0
おつー
まぁ仮にもヒトっぽいなりで、ヒトっぽいクチ聞くわけだからなぁ


166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 07:28:03.13 ID:s5+7GigCo
良くて二階くらいだろうし掴んで外に放り投げるくらいなら大丈夫そうな気もするけど





最終更新:2018年07月24日 00:06