147: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 01:03:03 ID:jTV.hXn.00
これの作品はカクヨムで掲載されている
みずかん様作「虐ものフレンズ」を許可を得てアラ虐に改編した作品です。
元の作品はアライさん以外のキャラクターが虐待の対象になっていますのでご注意ください。
154: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 01:47:44 ID:jTV.hXn.00
4、オンラインハラスメント
「んっ...」
アライさんは部屋の中に監禁されていた。
両手を吊し上げられ、テープで口を塞がれ、助けを呼ぶ事は出来ない。
目の前には、パソコンがある。
パークで飼育員が使っていたのを見た事がある。
目の前の男はずっと、パソコンとスマホを交互に見ている。
「安価でアライさんを弄ぶスレ...っと」
アライさんは砂漠でフェネックを待っていたところ誰かに誘拐され、気が付いたらここにいた。
そしてこの男こそアライさんを誘拐した張本人だ。
「弟が10万振り込んでくれてよかったよ...、全く」と独り言を呟く。
「8万円の所クーポンで7万円...我ながら良い買い物したなぁ...!」
(誰か助けてほしいのだ)
深夜0時過ぎ、男は缶チューハイを飲みながら、パソコンを操作する。
「どれどれ...?」
地獄の時間が始まろうとしていた。
ーーーーーーーー
5:名無しフレンズ
とりまガムテ外し、服脱がせてから
腹とかで良くね?
6:名無しフレンズ
5 実行する。じゃ、次は13で
ーーーーーーーー
男はガムテープを外し、彼女の服を乱雑に脱がした。この男にとってフレンズは消耗品でしかない。
「はぁっ...、やめるのだ...!」
「うるせえ黙れ」
「んグッ?!」
強烈な蹴りが腹に喰らわせられる。
「はあぁぁぁ...、ふうぅぅぅ...」
呼吸を大きくし、痛みを紛らわせるが
寺の鐘をついた時の余韻の様なジワジワと責め立てる痛みは全くひかない。
「...っ...はぁ...」
しかし、男はそんなアライさんの反応が気に入らなかった。
「おいもっと泣けよオラッ!」
下腹部を必要以上に何度も何度も、強く蹴り続ける。
「いっ...、ハァッ...」
中にある何かの臓器が悲鳴を上げるが、
極力顔に出さないよう必死に堪える。
ここで泣き叫べば男の思うツボ。
プライドの高さが、このアライさんの感情を押し殺していた。
「チッ...」
舌打ちをして、睨みつける。
(コイツ中々やりがいがあるじゃねえか)
再び男は掲示板を見た。
ーーーーーーーー
13:名無しフレンズ
火でやっちゃいます?やっちゃいましょうよ!
14:名無しフレンズ
13 おk 次は22
ーーーーーーーー
男はロウソクを取り出し、火をつけ、
アライさんに垂らす。
このアライさんは火への恐怖心くらいは我慢できるが、熱いのは苦痛のようだ。
気温的な暑さではないので、尚更である。
「あっ...」
素肌に直接。“熱い”と言ってしまいそうになる。
だが、この男の喜ぶ顔は見たくない。
我慢比べに入る。
ポタポタと滴れる蝋。
(熱いのだ...)
心の中で口にするだけに留める。
「...」
(...面白え)
155: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 01:49:57 ID:jTV.hXn.00
ーーーーーーーー
20:名無しフレンズ
ずっと堪えてる感じだわ。
メンタル強すぎ
22:名無しフレンズ
20
それなら根性やったら?
面白くなりそう
23:名無しフレンズ
22
なるほど
じゃ、お次は30で
ーーーーーーーー
煙草に火をつけ、直に肌に押し付ける。
しかもこの男はアライさんを泣かせるが為に胸に押し付けた。
「...あぁっ...ぁぁ...っぃ...」
(泣いちゃダメなのだ。泣いちゃダメなのだ。)
自分に何度もいい聞かせるが、薄らと目が潤んで来ていた。
歯を食いしばり、必死に耐えぬこうとする。頑なに白状しない罪人の様に。
煙草の火は胸に数ヶ所押し当てられた。
焦げた痕が醜いが、命あるだけまだマシだと思った。
「...ハァッ...ハァ...」
ーーーーーーーー
30:名無しフレンズ
あそこにデスソース
31:名無しフレンズ
30
うわwwwwマジかよwwwド鬼畜wwwww
じゃあ39ねwwww
ーーーーーーーー
男は一旦退出して数分で戻ってきた。
理科の実験でも行うかの様な装備だった。
3重のゴム手袋、ゴーグル、マスク。
手にはドクロの絵が書いてある小さなボトル。
手にソースを何滴か垂らした。
そして、彼女に近付き、
擦り込むように...。
「ああっ!!ああぁぁっ...!!!!」
苦悶に満ちた表情を浮かべる。
「ああぁぁぁぁぁぁ...!ん゙ぁ゙っ゙!!」
自分の下半身が燃え盛っている様だった。
この何とも形容し難い痛さは堪えきれずにはいられなかった。
「ハハッ...ハハハッ...」
男の笑い声が聞こえる。
「うっ...ぁっ...」
とても傷ついた。悔し涙と、悲痛の涙が混ざり合った。
ーーーーーーーー
156: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 01:53:42 ID:jTV.hXn.00
ーーーーーーーー
39:名無しフレンズ
動物虐待して何が面白いんですか?
このスレを見て気分が悪くなりました。
人として狂ってると思います。
アライさんが可哀想です。
耳を切断してください。
40:名無しフレンズ
39
どうもすみませんでした。
耳切断するので許してください。
生きてたら45
ーーーーーーーー
男は手品師の様に色々な道具を取り出す。
そして、男は園芸用の鎌を持ってきた。
まだ下半身の痛みが抜けきらないアライさんに更なる苦痛が重なる。
男は耳を掴むと...。
「うあああああああああっ!!!!!!」
「ああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!ア゛ア゛ア゛ア゛ア゙ッ゙!!!!!!」
すさまじい慟哭。
半狂乱状態になり拘束された体をのたうちまわす。活きの良い鮮魚のように。
それは、痛いを通り越した感覚。
男はそんなアライさんに切断した大きな耳を見せつける。
「ぎやぁぁぁぁぁぁ!!!!!ぎやあああああっ!!!!!アライさんのみみいいいいぃぃぃ...!!!!!!」
泣きじゃくりながら叫ぶ。
男にとっては愉快で愉快で。
とても愉快だった。
「あぁぁぁぁぁぁっ...ううっ...ああああ...」
切られた時の血で髪の毛が朱に染まった。
ーーーーーーーー
44:名無しフレンズ
めっちゃ良い騒ぎっぷりwwwww
耳なしアライさんwwww
人間みたいになっても相変わらずブスwww
45:名無しフレンズ
感電風呂入れちゃっていいんじゃない?
46:名無しフレンズ
45
れっつwwww入浴ターイムwwww
多分もう死ぬだろwww
ーーーーーーーー
拘束は解かれたが風呂場に連れて行かれる。
全身痛くて訳が分からない。
「いやなのだあああああっ!!!!!!」
冷たい水。
頭の傷口がとてつもなくしみる。
これでもかと言うくらい、男はシャワーを掛けた。
「ああっ!!!!!!ああああっ!!!」
男は区切りのいい所で、機械を湯船に入れた。そして、スイッチを入れた。
バチッ、という音と共にアライさんの身体が一瞬浮き上がった。
手足を小刻みに痙攣させる。
アライさんの息は途絶えた。
男は直ぐに浴槽に蓋をした。
一度寝てから、死体を処理しよう。
そう思って浴槽を去っていった。
157: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 01:57:24 ID:jTV.hXn.00
5、ダイエット
ガシャ...
鎖の動く音がした。
「なんだなんだ、そのだらしない身体はァ?」
男はゴルフクラブでアライさんの胸を下から揺らす。
「...」
「このアライさんはデブだな。俺がトレーニングしてやるよ」
そう。あの男だ。いつもの様に裏取引で注文したのだ。
アライさんは首輪で壁に繋がれ手は手錠で動かせない。
「許してほしいのだ...帰してほしいのだ...」
「ダメに決まってんだろ。お前がダイエットするまでな」
そう言われて監禁生活が始まった。
3日目
水も、食料も与えてくれない。
「...なにか...食べ物を...」
「お前はダイエット中だ。ダメだ」
「...」
気分が悪い。お腹の中は空っぽなのに何かを吐き出しそうだった。
4日目
「水だけやるよ」
力無く地べたに座り込むアライさんの口に4日ぶりに物体が入った。
「...」
ただのお水だが、アライさんには美味しく思った。
この日から1日1杯の水が出されるようになった。
しかし、足りない。
「おなか...すいたのだ...」
口数も少なく、1日数回ポツリとそう呟くだけ。
7日目、アライさんが目覚めると、手錠が外されていた。
手の届く場所に鍵が置いてあった。
自分の首を触って確かめる。
南京錠がついている。
鍵で開くタイプだった。
「...」
アライさんは生唾を飲み込み、鍵に手を伸ばした。
158: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 02:01:02 ID:jTV.hXn.00
夜19時頃。
男が帰宅した。彼がリビングのドアを開けると驚くべき光景が広がっていた。
「...」
大量のお菓子の空になった袋、ペットボトル、食材...
「おいおいおい!」
語気を強めながら、キッチンに向かうと
そこに居たのは食パンを貪り食うアライさんの姿だった。
「これだからデブは」
男は心の中で笑っていた。
これは全て自分で仕組んだものだからだ。
食べ物を大量に購入しておき、アライさんの手錠を外し、自ら暴飲暴食をするように仕向ける。
もちろんアライさんが、その策略に気付く訳無かった。
空腹状態が続き、水しか与えられていないアライさんにとって、食べ物は宝物でしかない。
しかしそれが、自分を追い詰める物になるとは思わなかった。
「ご、ごめんなさいなのだ!」
「ごめんじゃねえんだよ!!」
男はアライさんの髪を乱暴に掴み風呂場まで引き摺った。
「痛いっ!!ごめんなさいなのだ!!」
「お前は痩せないとダメなんだよ」
風呂場に連れて行くと再び手錠をし椅子に座らせる。アライさんの口に金属の棒状の物を深く入れた。
「あ゙っ゙...あ゙っ゙!」
むせた瞬間。
「っ...お゙ぇ゙っ゙...」
アライさんの口から、気持ち悪い物が出る。
目からは涙を浮かべる。
胸にも汚れがかかった。
「さすがはアライさん、汚ないな」
男はアライさんの顔を思いっきり蹴った。
ガコンっ!
鏡台に頭をぶつける。
「いだっ...いだいっのだ...」
「暴れると痛いぞ」
男はそう言うと、シャワーをアライさんに掛けた。
「あっ...!はがっ...!」
「このデブ!デブ!デブめっ!」
「あああっ...!ハァッ...!はうぁああああああああぁぁぁっ!!!!!」
男は問答無用でアライさんの胸を足で何度も踏み付ける。片足で全体重を掛けるのでその負担は計り知れない。
男は手品師のようにまた道具を使った。
「いやっ!!いやなのだ...!!」
「黙れこの豚野郎」
連続でアライさんの胸に裁縫用の針を刺した。
「痛い痛い痛い痛いいいのだ!!!!!」
「バカが」
刺した所にシャワー
傷口にしみて想像もつかない痛さになる
「ああああああっ!!!!!!!!あああああああああっ!!!!」
服は赤く染まった。胸の所だけ特に。
ずぶ濡れになり針が刺さったままのアライさんを男は力づくで脱衣所まで引っ張る。
「うっ...あう...」
そして脱衣所の洗濯機の上にある棚から漂白剤を取り出しアライさんの口に無理矢理流し込んだ。
「あ゙あ゙っ...」
「お前は一生何も食えないようにしてやる...!」
息ができず、気持ち悪さだけが付きまとう。
漂白剤はもちろん人が飲んではいけない。
フレンズも同様である。
空になったのを確認すると男は、その場から離れた。
アライさんはうつ伏せに倒れた。
倒れた時に刺さったままの針が胸に食い込む。そして、胃の中のものが逆流した。
1時間後、男が脱衣所に戻るとアライさんは既に死んでいた。
口から抽象画に使われているような色の液体を吐いていた。
恐らくは吐いたものが器官にでも詰まった事での窒息死だろう。
掃除は面倒臭いが男にとっては快感だった。
そして遺体は焼却炉に捨てられ、灰になった。
159: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 02:09:13 ID:jTV.hXn.00
6、実験
パークにて
「この頃アライグマのフレンズを違法に誘拐する組織の存在が確認されています」
「パークの警備を強化すると共に、各自パークガイドは現存するアライグマへの注意喚起を行ってください」
「...いい?アライさん。あなたを悪く言うつもりは無いけど、最近はアライグマのフレンズの連れ去りが多いから気を付けてね?怪しい人にはついて行っちゃダメよ?」
「大丈夫なのだ、アライさんは他のアライさんみたいにバカじゃないから平気なのだ」
「こらっ...、そうやって油断してると怖い目に会うんですよ?」
「心配無用なのだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
件名:ご注文承りました。
本日ご注文頂きました『アライさん』は
2週間以内にお届け致します。
尚、送信メールアドレスは3時間後に無効となりますので、返信等はされませんようお願い致します。
お客様につきましては、この買い物を持ちましてスタンプが5個溜まりましたので、
素敵なプレゼントを送付させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふぁー...っ」
アライさんは大きな欠伸をして目を覚ました。
しかし、そこはパークの美しい景色ではなかった。鉄格子の中に入れられている。
「な...」
(これは悪い夢なのだ...!)
頬を抓るが、景色は変わらない。
「うそなのだ...」
絶対に自分だけは捕まらないと思っていたのに、コンクリートの地下室の檻に閉じ込められている現実。
柵を叩き叫ぶ。
「誰かっ!!誰か助けてなのだ!!」
しかし反応はない。
「おい...!!誰かっ!!」
「こんにちは、アライさん...」
彼女の目の前に現れたのは、数々のフレンズを道具の様に扱ってきたあの男だ。
「ここから出すのだ!!」
柵越しに訴える。
だが男は捕えられたアライさんを見て怪しく笑うだけだった。
「アライさん、後ろを見てごらん」
「えっ?」
言われた通り、後ろを振り向く。
「なんなのだ...こいつ...」
水色の二足歩行の物体。
それはパークで見たセルリアンその物だった。
1つ目がギョロっとアライさんを見つめている。
「そのセルリアンは特殊でね...まあ君が朽ちるのをじっくり見させてもらうよ」と、上に戻って行った。
「待つのだ!どういうことなのだ!?」
“グルルルル....”
唸り声でアライさんは振り向いた。
檻の隅に移動する。
「このセルリアン石がないのだ...」
“グルルルルッ!!!!”
セルリアンは雄叫びを上げてアライさんに向かった。
「いっ...!」
すぐさま距離を取るが横もそれほど余裕がある訳でもない。アライさんは反対側に行くが、無駄な足掻きだった。
触手が伸びアライさんの右足に巻き付いた。
バランスを崩し前に倒れる。
「嫌なのだ!離すのだ...!」
ズルズルと引き摺られる。
“グゥオオオ...”
アライさんの右足がセルリアンの中に取り込まれる。
「ぎやあっ!!!やめるのだ...!!!離せ!!はなすのだーーー....!!」
体を抗わせる。
思いっきり右足を引き抜いた。
「ハァッ...ハァ...」
右足に履いていたはずの靴がない。
足はベトベトしていて、気持ちが悪い。
160: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 02:15:39 ID:jTV.hXn.00
アライさんにとってこんなセルリアンは初めてだった。
セルリアンに食べられるという事は、フレンズにとって死を意味する。
目に涙を浮かべ、呼吸を乱しながら狭い空間を逃げ惑う。
「嫌なのだ!!!あっちへ行けなのだ...!!!!」
だが、セルリアンは素早く動く。
壁際に追い詰められたアライさんの左腕に吸い付く。
もはや、定まった形など存在しない。
「ああぁぁぁぁっ...!!いやなのだあぁぁぁっ...!!」
左腕を必死に引っ張って抜く。
しかし、その反動で尻餅をついてしまった。
「やめるのだ...、ハァッ...、やめ...」
アライさんの命乞いが感情を持たない捕食者に通用する訳が無い。
「こっちへ来るななのだ!!!」
セルリアンはアライさんの上半身を飲み込んだ。
捕食者の中で声を上げる。
「んーッ!!!!!!んーーッ!!!!」
“グルルルァッ...”
「はあっ...はあ...はぁ...はあ...」
涙と捕食者の液体で身体がベトベトする。
「いやだ...、やだ...、やだ...しにたくないのだ...」
上着は溶かされてしまい半裸の状態。
耳が萎れているのはサンドスターを吸収されたからかもしれない。
体力も奪われた。
地道にこうやって、生命を奪われて行く。
四つん這いになって逃げようとするが、捕食者の魔の手からは逃れられない。
「うぐあっ...」
触手でクビを強く締められる。
「がぁっ...いやぁ...」
赤子の様に高く持ち上げられる。
勿論、重力でクビだけに負担がかかる。
アライさんは息苦しさに蝕まわれる。
遂に捕食者はアライさんを自身の体内に取り込んだ。
取り込まれてしまったアライさんの顔は疲れ切った顔をしていた。
その口をだらしなく開けて。
もしくは何かを伝えようとしていたのかもしれない。
「...よし、10分か」
リビングでアライさんの様子をテレビを通じて観察していた男は下の階に降りた。
檻の中には、尻尾が半切れになり、スカートも何かでズタボロに切られたかの如く朽ちており、耳は完全に消失していた。
中途半端に吸い取られたその“存在”は息をしていない。
「結構いいプレゼントじゃないか...。お手軽セルリアンキット...」
常連で良かったと男は思った。
死体に興味は無いので、後で埋めるか燃やすかしておく。
人間の技術力で、そして、男の欲望のせいでまた、アライさんの命はゴミのように捨てられた。
161: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 02:22:42 ID:jTV.hXn.00
7、炎上
『久しぶり、姉貴。誕生日おめでとう。
俺は元気だぜ。そう言えば、最近手伝いが欲しいって言ってただろ。
俺からの誕生日プレゼントだ。
追伸:言う事聞かなかったり、頭に来る事あったら躾をしないとダメだ』
その様な内容の手紙と共に送られてきたのは“アライさん”だった。
「ここはどこなのだ...」
「怖がらなくていいよ。お姉さんが優しくお世話してあげるからね...」
それからどのくらいたっただろう
「ゲホッ...ゲホッ...」
顔中アザだらけ。右目の瞼が腫れ上がっている。
「アンタが働かないからだよクソ害獣。さっさと料理作りなよ。」
「...わ、わかったのだ...」
慣れない包丁、炎をぎこちなく使う。
手など傷だらけにしながら。
「クソまずい...、アンタ本当に何も出来ないのね」
「...ごめんなさいなのだ」
跪き、両手を軽く握り俯いた。
「こっち来な」
アライさんの腕を持ち、車に乗せた。
乗用車で十数分。辿り着いたのは人気のない公園だった。
彼女の他に2人の男がいる。
怪しく、笑っていた。
訳のわからないアライさんは困惑した。
無理矢理連れて行かれ...
「オラッ!」
「あぐっぁぁぁぁ...あぁ....」
挨拶代わりの腹蹴り。
そしてさらにバッドでの殴打。
「いたぁぁぁ...、いたぃのだ...」
「うるさい、黙ってろ」
女はそう言うと、マッチを擦りアライさんの尻尾に火を近づけた。
「熱い!熱いのだ!熱いぃぃ...!!」
泣きじゃくりながらのたうち回る。
すると1人の男がビンに入った何かの液体をアライさんに浴びせ、火のついたマッチを放り投げた。
それはアルコール度数96%という世界一アルコール度数の高い酒、スピリタスであった。
その瞬間、火の手が一気に激しくなり、一瞬で火だるまになった。
「いやあああああああっ!!!!!!熱い熱い熱い熱い!!!!!!!!あ゛つ゛い゛の だ ぁ ぁ ぁ....」
アライさんの慟哭も、炎に包まれていった。
「すごいね、キャンプファイヤーじゃん。」
女はクスッと笑った。
「このアライさんも最高だな。でも姉貴、コイツどうする。」
「川にでも流しときゃいいでしょ。」
弟の問に姉が答えた。
162: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 02:31:06 ID:jTV.hXn.00
8、安楽死的
(あれ?アライさんは何をしていたのだ。
...そうだ、目の前でフェネックが倒れていたから駆け寄ったのだ。
そしたら、後ろから誰かに口を塞がれたのだ...ここは...)
コンコン
ノックの音で目が覚めた。
心拍数が跳ね上がる。
電気が灯される。
「目が覚めたか。」
ポツリと呟いた男の声は、まるで魔物のような声に聞こえた。
「た、たぇ...」
咄嗟に誰かに助けを求めようという考えが浮かんだ。
しかし、ここはパークではない。
(どうすればいいのだ?)
頭が真っ白で、なにも思い付かない。
ゆっくりと男が近付く。
自然と唾を飲む。そしてまた、沈黙した。
だが、その沈黙は思わぬ形で破られる事になる。
「...っ!」
パシッ、と乾いた音が部屋に響く。
...顔を叩かれた。
左手で頬を抑え、見上げると、そこには、口元を緩める男の姿があった。
「なにするのだ!!」
「今日は最後の夜を充分楽しむといい」
意味深な言葉を残し、男は立ち去った。
(どうすればいいのだ...、逃げなきゃまずいのだ...)
部屋を見回すとなんと大きな窓がある。
しかし、暗く外の景色はわからない。
窓の鍵を開けると、冷たい風が流れ込んでくる。
今居るのは2階、高さはわからない。
だが、逃げ出すにはこの窓から飛び降りるしかない。
「...」
意を決し、窓の縁に足を乗せ、闇の底へ飛び降りた。
着地した瞬間、解放への期待は一変、苦痛と化した。
「ああああああああぁぁぁっ!!!!!」
その拍子に歩いてしまう。するとブスブスと足に鋭い物が刺さって行き、激痛が襲う。
バランスを崩し手を着いてしまった。
「あああああぁぁぁッ...!!!!!」
声が枯れるくらいの悲鳴を出した。
懐中電灯を持った男がアライさんを照らした。
「痛いだろ。逃げようとするからだ」
男は一歩的な虐待では物足りずアライさんの無様な自滅見たさに誘導したのだった。
そんなことを知らないアライさんは
「助けて助けて助けてなのだ!!!!!」
必死に男に助けを求めた。
必死そうなアライさんの声を聞いた男は、笑いながら
「しょうがねえな」と、呟きアライさんを助けた。
家に入ると改めて手足が酷いことになっている。
手足に穴が開き血みどろである。
足を地につけただけで、猛烈な痛みが襲いかかりそうだと、男は思った。
「ハァーッ...ハァー...ハァー...」
死への恐怖からか、アライさんは過呼吸になっていた。
その眼は恐怖で支配され怯えた眼になっている。
だが、男は決して憐れんでアライさんを助けた訳では無い。
虐げる為に救ったのだ。
「治療してやる。」
男が持ち出したのは注射針だった。
「やめ...やめるのだ...っ...」
腕を抑えられ、針を刺された。
「痛いのだ....!」
涙声だった。
「ハァー...ハァ...ハァ...」
突然、身体が火照った様に熱くなる。
かと思えば、急に乗り物酔いした感覚が襲う。気持ち悪い。
「うっ...」
胃から何かを出したく、口を開けるが、出てくるのは唾液だけだった。
自分でも何がしたいのかよくわからない。
上手く言葉も発せなかった。
全身の意識がハッキリとしない。
男はそんなアライさんの腹部を何度も殴った。
「うグッ...」
死んだような目をして、だらしなく口から唾液を出す。
顔も殴られるが泣くことはなく、何か不気味に微笑むだけだった。
恐らく、薬の効果だ。
男がアライさんに投入したのは一種の麻薬だ。
殴られる事でさえも、快楽に感じているのかもしれない。
あるいは、もう頭が働いていないのかもしれない。
朝まで暴行は続いた。
身体の痣や腫れ、傷跡が醜かった。
しかし、そんなのお構い無しと言わんばかりの嬉しそうな表情だった。
「...変態かよ...」
タバコを口に咥え、煙を吐き捨てた。
(処分しないとな...)
163: 名無しさん (ワッチョイ 2dce-0190) :2019/06/04(火) 02:35:42 ID:jTV.hXn.00
以上全8話になります。
長い文章を投稿するのは初めてなので、至らない点もあるかと思いますがご了承ください。
最後に改めて作者のみずかん様にお礼を申し上げます。
166: 名無しさん (ワッチョイ 930d-b511) :2019/06/05(水) 03:17:16 ID:ulRnjgQU00
163
元のSSはわかりませんが、害獣認定でも無いパークのアライさんが拐われてただただ酷い目にあうのって良いですね
167: 名無しさん (ワッチョイ ea73-8bcb) :2019/06/05(水) 14:51:58 ID:jTV.hXn.00
166
元の作品ではアライさんは一切出てきません
何の罪もないフレンズたちが誘拐され虐待されている作品になっています
害獣認定されていないアライさんという解釈も好きです
個人的にはパーク内で問題ばかり起こしていて、パーク職員も内心消えてくれて助かっている設定もいいなと思っています
最終更新:2019年06月17日 00:23