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アラジビフェスとショクエモンP―捕獲編 その2

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 17:41:19.80 ID:UxtU2zXWO
~農園~

例の籠のある場所へ足を運ぶと、
アライさんの声が聞こえた。

「そこの人ー!助けてほしいのだぁ!」

俺に気付いたらしい。
籠へと近づくと、カメラに映っていた親子の姿が見える。

アライさん「早く来るのだ!アライさんたちの危機なのだぁ!」ガシャガシャ

アライちゃん1「なのだー!」ウルウル

アライちゃん2「おなかぺこぺこなのだぁ!」ビエエエエン

アライちゃん3「だしてー!」

生け捕りにするのは子供だけでいい。
親のアライさんはさっさと黙らせよう。

俺はカバンから、電気槍とバッテリーを取り出す。

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 18:02:51.34 ID:UxtU2zXWO
この道具は、末松電子製作所で生産されているエレキブレードという製品だ。
単純な構造ながら、捕らえた獣を安全かつ効率的に処理できるスグレモノだ。

アライさん「何なのだそれは?わかったのだ、この箱を開ける道具なのだぁ!」

アライちゃん1「たすかるのだー」

アライちゃん2「でられるのだー!」キャッキャ

アライちゃん3「ここからでたら、おいしいいやさいいっぱいたべるのだぁ!」ワイワイ

俺は電気槍をバッテリーへ繋ぎ、電源を入れる。
手元で赤いランプが光り、先端の針へ

そして、籠の中の親アライさんへ切っ先を向ける。

アライさん「遅いのだ!早くそれで箱をこわすのだー!さっさとするのだ!」

どうやら、命を狙われているとは思っていないらしい。
やりやすくて好都合だ。

俺は電気槍の先端を、そっと籠の中へ差し入れる。

アライさん「な…なにやってるのだ、それをこっちに向けたら危ないのだ」

アライさんの表情が曇る。
俺は即座に、アライさんの腹へと電気槍を突き出した。

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 18:06:57.42 ID:UxtU2zXWO
アライさん「びぎっっっ!!!」

電気槍がアライさんのどてっ腹に突き刺さる。
アライさんは背中を大きく仰け反らせて手足をピンと突き出した。
苦痛に歪んだ表情のままブルブルと痙攣し、そのままのポーズで固まった。

アライちゃん1「!?」

アライちゃん2「ヒトしゃん、おかーしゃんになにするのだぁ!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 18:15:05.28 ID:UxtU2zXWO
アライちゃん3「ひっこぬくのだぁ!」スッ

子供が親の腹から槍を引っこ抜こうとして、手でぎゅっと握る。

アライちゃん3「びいぃぃっ!?」バッ

だが握った瞬間、すぐに槍から手を離した。
そのまま手を押さえて地面をゴロゴロと転がり回った。

アライちゃん3「いたい~いたいのだぁぁ!びりびりするのだぁ!」ビエエエエン

アライちゃん1「ああ、あああ、おかーしゃんもきょーだいもききなのだぁ」ビエエエエン

アライちゃん2「いじめないでぇ!あらいさんたちわるいことしてないのだぁ!」ビエエエエン

泣き声がやかましい。こいつにも突き刺してやろうか。
だが子供は生け捕りにする約束だ。失血で死なれても困る。
俺は無視して、親アライさんの体に電流を流し続けた。

アライさん「ッ………ぐぶッ………」

白目を向き、口から泡を吹きはじめた。
殺すだけならこのまま電流を浴びせ続け、心肺停止させれば楽なのだが…。
こいつの死体は、生け捕ったガキ共と共に、友人へ渡す約束をしている。


だから、キチッと『血抜き』して、『下処理』をする必要がある。

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 18:36:38.88 ID:UxtU2zXWO
心肺を止めてしまうと血抜きができない。

だから俺は一旦、アライさんから電気槍を引っこ抜いた。
変なポーズで硬直していたアライさんの体から力が抜け、その場でどたっと倒れ伏す。

アライさん「う…ぐ、ふっ……ぅ……」ビクッビクッ

アライちゃん1「もうやめるのだぁ!おかーしゃんをいじめるなぁ!」ジタバタ

アライちゃん2「やなのだー!」ビエエエエン

アライちゃん3「こわいのだぁだれかたすけるのだぁここからだすのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチ

俺は白目で倒れている親の首もとへ、電気槍を突き刺す。

アライさん「え゛ぅ゛っ…」

そして槍を左右へぐりぐりと動かし、頸動脈をブチンと絶ち切った。
槍を引っこ抜くと、真っ赤で粘り気の強い動脈血が勢いよく吹き出た。

アライさん「……」ビュグッ ビュグッ

アライちゃん1「おかーしゃあああん!」ビエエエエン

アライちゃん2「おかーしゃんめをあけるのだぁ!おっきするのだぁ!」ユサユサ

アライちゃん3「うあ、ひ、や、ぁ、ぁああああ!」チョロチョロ

子供たちが泣き叫ぶ中、しばらく待っていると、やがて親アライさんの首から出血が止まった。
顔面は蒼白になっている。血抜きは完了だ。

俺は下処理を済ませた親の体と泣き叫ぶ子供3匹が入った籠をシートにくるみ、袋へ詰めて車に乗せた。

アライちゃん1「だすのだぁ!あらいちゃんたちをここからだすのだぁ!」ガンガン

アライちゃん2「おかーしゃん!おかーしゃああん!」ユサユサ

アライちゃん3「だずげでえぇぇ!だれかあああ!」ジタバタ

まあ、この農園にはまだまだアライさんが現れるのだろう。

同じような籠を何ヵ所かへ設置すると、農園の主へ挨拶し、車を走らせて一旦街へ戻った。

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 18:37:19.88 ID:UxtU2zXWO
つづく




最終更新:2017年11月13日 23:21