114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:18:43.04 ID:M+2Y2vj7o
…
街では、避難経路と避難場所がラジオやテレビで放送されている。
襲撃された街の人々は、大部分が所定の場所へ避難完了していた。
警官達が、身を呈して住人を守り、誘導と警護に当たってくれたからだ。
だが、警官達はあちこちを幅広く警護しなくてはならない。
よって、一ヶ所一ヶ所の警護は手薄にならざるを得ないのである。
~中学校~
老人「ここに避難すればいいのか…」
女性「アライさん達…怖い…」
小学生「うえーん…」ビエエエエン
青年「早くあいつらを追っ払ってくれ…」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:22:40.58 ID:M+2Y2vj7o
アライさん500「ヒトがいっぱいいるのだ!」ダッ
アライさん510「やっつけるのだ!」ゾロゾロ
アライさん520「根絶やしなのだ!」ゾロゾロ
老人「あ、アライさんが来たぁ!」
青年「あんなにいっぱい!」
武器(だいたい農具か工具)を持ったアライさん達が、避難場所の中学校を襲撃した。
警官1「く、くそ!来るな!」バァンバァン
アライさん501「いだいのだああっ!」バタッ
アライさん511「そんなのアライさんには当たらないのだ!」
アライさん521「こっちにも奪った鉄砲があるのだ!くらうのだ!」ジャキッ
警官2「なにっ…!」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:27:23.97 ID:M+2Y2vj7o
警官達は人々を守るのに手一杯だ。
アライさんの飛び道具にやられるかもしれない。
ならば、市民が勝手をやるのは困るかもしれんが…
許せ。俺も加勢する。
俺はケースから12連射エアライフルを取り出した。
既に弾も空気もチャージ済みだ。
そして、アライさんの群れへ向かって連射した。
アライさん500「ぐぎゃあっ!」バチュンッ
アライさん512「のだああっ!」ドチャア
アライさん521「ぎひゃあ!」ドタァ
警官1「!?」
まだ空気はある。
俺は弾のカートリッジを詰め替えた。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:30:00.73 ID:M+2Y2vj7o
警官2「き…君…猟師かい?」
そうだ。
警官1「ここは狩猟許可地域じゃないぞ…?」
だったら今ここで俺を、あんたが逮捕するか?
警官1&2「「とんでもない、百人力だ!!」」バァンバァン
「のだあぁ!」「ぎゃごあぁ!」
次々とアライさんの群は倒れていく。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:33:21.17 ID:M+2Y2vj7o
アライさん225「殺してやるのだ!くらえ鉄砲なのだ!」バァン
俺のすぐ背後の鉄柵から、鉄がぶつかる音がする。
もっとよく訓練していれば、今の一発で俺を仕留めることもできただろう。
だがな。
銃の訓練ってのは、大変なんだぜ?
セーフティが外せるようになったくらいで、強くなった気になるのはよすんだな。
俺は2発目を撃とうとしているアライさんの脳天をぶち抜いた。
アライさん225「のだっ!」バタッ
アライさん225「」ビグンッビググビグッバタバッタタバタッ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:41:56.38 ID:M+2Y2vj7o
警官1「す…凄いなあんた…」
警官2「猟師ってのは、こんなに強いのか…」
そうも言ってられねえ。
俺のエアライフルももうすぐ空気圧が切れる。
そしたら一旦俺は下がるぜ。
警官1「わかった!ご協力感謝する!」バァン
全く…だからこのクソ武器は嫌なんだ。
あんたらが持ってるグロックが羨ましいよ。
「のだー!」「なのだー!」
警官2「しかし……なんであいつら、死を恐れず向かってくるんだ!?」バァン
警官1「死ぬのが怖くないのか!?それともまさか、命より大事なものがあるとか…」バァン
簡単な話だ。
そいつらは皆、人間より強くなった気でいる。
だから自分だけは死なないと思い込んでるんだ。
警官2「え…!?」バァン
倒れていく仲間のことを、自分より弱いやつだと嘲笑っているんだ。
そして自分だけはそうはならない。
自分だけは人間に勝てると、根拠のない自信を持っているんだ。
自分こそがこの世界の主役だと。
絶対無敵のヒーロー、世界の中心だと思ってるんだ。
自分本位もここまでくると、恐ろしいもんだ。
最終更新:2017年11月15日 20:35