139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:46:24.01 ID:M+2Y2vj7o
…
アライさん1100「」ブシュウゥウ
会長「そろそろ腹も膨れてきたのです」
アライさん1101~1110「あ、あわわわわわ…」ガクガクブルブル
会長は、捕食者としての獣性を露にしていた。
彼女は鳥の力を身につけた少女ではない。
少女の姿をした鳥なのだ。
会長「でもアラジビは、別腹なのです」バグンッ
アライさん1101「」ブシュウゥウ
その在り方は、会長というより怪鳥であった。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:52:01.36 ID:M+2Y2vj7o
ジャパリパーレェー♪
会長「はい、何なのですか、今いいとこなのです」ピッ
会長は、携帯電話を取り出す。
??『会長。お前に、戦闘員としての出撃要請が出たのです』
会長「戦闘員?私がですか?」
??『防衛省からの依頼なのです。私もお前と一緒に出るのです』
会長「…大臣…」
??『一緒に戦ってくれますね?ミミちゃん助手!』
会長「…」
会長は、目をつぶる。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:56:21.94 ID:M+2Y2vj7o
会長「…分かったのです。一蓮托生なのです、博士」
会長は目を開いた。
そこに宿る意志は、獰猛な猛禽類の食欲ではない。
人々を守るため。
害をなす有害フレンズを駆逐するため。
自らの責務を全うせんとする、特定有害駆除対象フレンズ根絶委員会…
その長を担う会長の目。
人々を脅かす外敵を排除する使命を帯びた、ヒトの目であった。
会長は、フレンズ省本部へ向かって飛んでいく。
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00:58:38.12 ID:M+2Y2vj7o
アライさん1102「逃げていったのだ…」
アライさん1103「これで強い奴はいなくなったのだ!あとは雑魚の人間だけなのだ!」ドタドタ
アライさん1104「突撃なのだ!たぁ~!」ドタドタ
警官隊員1「く…くそ…!」ジャキッ
警官隊員達の人壁が、アライさんの群れに飲まれそうになる…。
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 01:02:02.33 ID:M+2Y2vj7o
その時。
空中からダダダダという連続音が鳴った。
アライさん1102「のぎゃっ!」ドブシャ
アライさん1105「ぐびゃ!」ズブシャア
警官隊員1「!?」
次々となぎ倒され、血溜まりへ沈んでいくアライさん達。
アライさん1110「な、何なのだ!?」
アライさん達は上空を見る。
そこには、大きな満月の光に照らされる、二人の少女が飛んでいた。
二人は目が光っており、サンドスターの煌めきに包まれている。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 01:05:15.08 ID:M+2Y2vj7o
大臣「野生解放なのです」ドカカカカッ
大臣は、アライさんの群れへ上空から機銃を放つ。
ばたばたと倒れ、蜂の巣となっていくアライさん達。
会長「なるほど…。上空からの機銃掃射とは、考えたのです」ドカカカカッ
あっという間に、フレンズ省前のアライの群は物言わぬ死体となった。
大臣「時代は航空戦力なのです。軍も同じことを考え、動き出したのです」
その時。
二人の少女の上を、防衛基地から出動した戦闘機と戦闘ヘリの大群が通過していった。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 01:07:29.04 ID:M+2Y2vj7o
大臣「行くのです、ミミちゃん助手。ここで油を売っている暇はないのです」ブワッ
会長「分かってるのです。我々夜のハンターが、奴らを蜂の巣にしてやるのです」ブワッ
体に不釣り合いな巨大な機銃を抱えた2人のフレンズは、
野生解放の輝きに包まれながら、音もなく闇夜へ消えていった。
最終更新:2017年11月15日 20:38