152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 01:25:28.47 ID:M+2Y2vj7o
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報告書5
~アライグマのフレンズの精神構造の特異性~
野生のアライグマがサンドスターにより変身したアニマルガール。
その多くが、人の社会生活に溶け込めない。
他のフレンズと何が違うのか?我々は実験により、精神構造を分析した。
その結果、重要な事実が明らかになった。
アライグマのフレンズは、他者の感情と共感する能力に著しく欠けている。
そして全ての物事を、自分の損得勘定でしか考えられないのであった。
これは全てのアライグマのフレンズに共通する先天的な障害であり、後天的に共感する能力を得ることは不可能に近い。
利己的であり、利益を独り占めしようとする。
喜びも悲しみも、他者と分かち合うことができない。
それが必須となる現代社会に溶け込めないのは必然であろう。
では、アライグマのフレンズが社会生活を送ることは不可能だろうか?
否。アプローチは2つある。
1つは、共感することを、精神でなく頭で考えて再現することだ。
共感によってすべきであろう反応を、学習経験によって再現するというものだ。
これは耳の聞こえない者が読唇術で会話したり、目の聞こえない者が杖で道を探るのと同じようなものだ。
しかし、それに伴う精神的苦痛は想像を絶するものだろう。
自身と思考形態が異なる生物と共に暮らすことは、我々がアライグマのフレンズの群れの中で暮らす以上に耐え難い精神的負担を強いられる。
そんな苦痛を味わい続けながら社会生活を送る我慢強さは、利己的なアライグマのフレンズには期待できない。
もう1つは、見返りを求めず一方的に施しを与え続け、頼られることで精神的充実感を得る者と共依存関係になることだ。
その者に病的な愛を注がれ、ペットとして生きることができれば、社会の中で生活していると言えるかもしれない。
だが、そんな病的な精神状態の人物を、アライグマのフレンズと一緒にしておくことは危険性が高い。
以上の結論から、アライグマのフレンズは、人や他のフレンズと根本的に思考形態が異なり、社会生活が不可能な生物と断定できる。
この結論をもって、我々研究員は教授の反対を押し切ってでも、アライグマのフレンズを特定有害フレンズと認定するようにフレンズ省に働きかけるものとする。
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 01:26:14.63 ID:M+2Y2vj7o
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つづく
最終更新:2017年11月15日 20:45