179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 20:43:29.77 ID:M+2Y2vj7o
…
アライさんに襲撃された村。
あちこちに散在している村人達の遺体は、近くの病院の霊安室へ搬送された。
この村を出た若者達が、いずれ家族へ別れを告げに戻ってくるだろう。
あちこちに散在しているアライさんの死骸は、一ヶ所に集められた後、ガソリンをかけられて燃やされ、森へ捨てられた。
この村を出て街を襲撃したアライさん達は、ここへ再び戻ってくるだろうか。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 20:52:09.02 ID:M+2Y2vj7o
果たして村の生存者はホルスタイン一家のみであろうか。
先述の通りだ。村から逃れた者は、一人もいなかった。
…だが、逃げはせずとも、隠れていた者がいたのだ。
かくれんぼをしていた少年1名と少女2名が、奇跡的に生存していた。
彼らはアライさんに村が占領されている間、家屋のクローゼットへ隠れていた。
子供達は警察に保護されたようだ。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 21:01:26.21 ID:M+2Y2vj7o
自衛隊員達は、村を去る。
隊員3「くそ…胸糞悪い。あのクソコバエ共は、もっと拷問してじっくり痛め付けて殺してやれば良かったかな…」
装甲車運転手3「ならばそれだけの時間、俺達が都市防衛に加わる時間が遅れるわけだな」ブロロロロロロ
隊員3「…」
装甲車運転手3「俺達には、まだまだ戦わなきゃいけない相手がいる。限られた時間を使うべき場所がある。それをコバエ共に足止めされたのなら、都市襲撃してるアライさん共の得にしかならない」ブロロロロロロ
隊員3「…ちっ、分かってるよ…」
装甲車と戦闘用ヘリは、都市へ向かっていった…。
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 21:12:55.74 ID:M+2Y2vj7o
…
都市では、アライさん達の軍勢が部隊長を先頭に6手に分かれ、国家の主要機関の本部目指して突撃していた。
内閣府、防衛庁、警察庁、国土交通省、経済産業省、フレンズ省。
それぞれの本部へ殴り込みの突撃を行っていた。
部隊長アライさん2「のだのだのだーーー!」ドドドドドドドド
アライさん1251「天下を取るのだー!」ドドドドドドドド
アライさん1252「国家転覆なのだ!」ドドドドドドドド
部隊長アライさん2が率いる300の軍勢が、一直線に国土交通省本部を目指して進軍する。
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 21:17:10.97 ID:M+2Y2vj7o
そして、本部前の道路を一直線に進軍するアライさん達の前に…
戦闘用ヘリ3機が、上空で待っていた。
戦闘用ヘリ1「」バタバタバタバタ
戦闘用ヘリ2「」バタバタバタバタ
戦闘用ヘリ3「」バタバタバタバタ
部隊長アライさん2「ん?なんか飛んでるのだ」ドドドドドドドド
アライさん1351「構わないのだー!」ドドドドドドドド
アライさん1452「突撃なのだー!」ドドドドドドドド
戦闘用ヘリ1「発射」カチッ
戦闘用ヘリ2「発射」カチッ
戦闘用ヘリ3「発射」カチッ
一直線に突撃するアライさんの群れへ向かって、ヘルファイアミサイルが投下された。
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 21:22:58.44 ID:M+2Y2vj7o
発射されたミサイルは、アライさんの群れへ突っ込んでいった。
アライさん1222「のぎゃあ!」ドグシャ
アライさん1333「びぎっ!」グシャア
アライさん1444「ぶぎゅぅ!」ベシャ
直後、300の軍勢は一瞬にしてミサイルの爆発に飲まれた。
爆音によって呻き声すらかきけされ、アライさん達の300匹の群は一瞬にして90%が爆散した。
アライさん1234「ぐ…げ…」ピクピク
アライさん1256「い…ぎゃい…のぁ…」ピクピク
煙が晴れた後、ずるずると地面を這いずるアライさんの姿が現れた。
アライさん1278「あ…あ…み、みんな…げほっ…やられた…のか…!?」ゲホゲホ
戦闘用ヘリ1「機銃掃射、開始」バタバタバタバタ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 21:28:13.70 ID:M+2Y2vj7o
戦闘用ヘリ2「機銃掃射開始」ズダダダダダ
戦闘用ヘリ3「開始」ズダダダダダ
アライさん1234「がひっ」グチャアア
アライさん1256「ぎゅっ」バシュァ
アライさん1278「のぎゃっ」ブシャアア
生き残った10%のアライさん達も、即座にチェーンガンの掃射を浴び、バラバラに解体された。
ボス直々に鍛えたという部隊長アライさん2は、ヘルファイアミサイルが直撃し木っ端微塵の焼き肉となって地面にばら撒かれていた。
戦闘用ヘリ1「残存勢力0匹。目標、排除完了」バタバタバタバタ
戦闘用ヘリ2「全機、直ちに次の待機ポイントへ向かう」バタバタバタバタ
戦闘用ヘリ3「ゴキブリホイホイ作戦、継続」バタバタバタバタ
部隊長アライさん2率いる300の軍勢は、ものの4分も立たずに壊滅した。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 21:39:43.50 ID:M+2Y2vj7o
今の今まで自衛隊が練りに練っていた作戦は、いざ発動されると、効果覿面であった。
自衛隊は、アライさんの勢力を観察し、以下の3タイプに分類したのだ。
①リーダーの指導のもと、目的地に向かって突き進む「ムカデ型」
②リーダーからはぐれ、ひたすら人を探して攻撃する「ハエ型」
③後からとりあえず来たものの、既に避難済みの住人を見つけられず、食料のある場所でだらけている「ワラジムシ型」
この中で、真っ先に警戒すべき相手は①のムカデ型である。
というか、①さえ撃退すれば、後はさしたる脅威ではない。
よって、自衛隊は第一段階として、①のみへターゲットを絞った。
そしてムカデ型は6つに分かれて国の主要機関へ突撃していたが、
その目的地は『あまりにも露骨に分かりやすすぎた』。
そこで軍は主要機関の周辺で戦闘用ヘリによる待ち伏せを行い、
不意打ちのヘルファイアミサイルによって一気に鎮圧する戦術をとったのだ。
これが作戦の第一段階。
『ゴキブリホイホイ作戦』である。
最終更新:2017年11月15日 22:27