222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 23:52:37.19 ID:M+2Y2vj7o
~経済産業省前~
部隊長2の軍勢に起こった惨状のことはいざ知らず、部隊長アライさん3率いる200程の部隊が経済産業省本部めがけて突撃していた。
変な男1「ハァッ…ハァッ…あそこです!あれこそが…ハァッ…人類の要!あれを破壊すれば我々の勝利です!…ゼェゼェ…」ヨタヨタ
部隊長アライさん3「わかったのだ!あの建物を、アライさん達のものにするのだ!」ドドドドドドドド
アライさん1512「新しいおうち、かっこいいのだぁ!」ドドドドドドドド
アライさん1523「はやくすみたいのだぁ!中の人間はみんなやっつけるのだぁ!」ドドドドドドドド
…
そんな軍勢を、上空から眺める戦闘用ヘリ部隊。
戦闘用ヘリ4「こちら経済産業省本部前。やはり狙いはここだ」
戦闘用ヘリ5「ここは道が狭い。機銃掃射で一気に凪ぎ払う!」ジャキッ
戦闘用ヘリ6「…待て!射撃待て!」
戦闘用ヘリ5「何故だ!?」
戦闘用ヘリ6「あの軍勢…人間だ!人間が混じっている!」
戦闘用ヘリ4&5「「なにッ!?」」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 23:57:02.04 ID:M+2Y2vj7o
変な男1「ハァッ…ハァッ…!うへへへ、ここを壊せば、俺の復讐は果たされる!ざまーみろ社会!」ヨタヨタ
アライさん1533「のだのだー!」ドドドドドドドド
アライさん1543「行くのだー!」ドドドドドドドド
自衛隊に射殺許可が出されているのは、特定有害駆除対象フレンズのみ。
民間人を殺傷してしまってはいけない。
戦闘用ヘリ4「ど、どうして民間人が!」
戦闘用ヘリ5「おそらく、捕虜か人質か…。捕まって道案内させられているんだろう。可哀想に」
戦闘用ヘリ6「ならば、救出しに行くぞ!」ブウウウゥゥウン
戦闘用ヘリ4&5「「おう!」」ブウウウゥゥウン
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:04:13.78 ID:PWrAzQOLo
部隊長アライさん3の前に、戦闘用ヘリ3機が現れる。
戦闘用ヘリ4「くたばれ、害獣共!」ズダダダダダ
アライさん1512「のぎゃああぁ!」ズブシャア
アライさん1523「ぐびゃあ!」ベシャ
アライさん1533「うぅっ!?何なのだあれは!?」
変な男1「ひっ…あ、アパッチじゃねえか!あ、あんなんに逆らったら殺されるゥ!」ガクガクブルブル
変な男は、死の危険を感じ取ったようだ。
アライさん1533「大丈夫なのだ!アライさんには、この凄い鉄砲があるのだ!」ジャキッ
変な男1「おおっ!?そ、それは…RPG-7か!?」
アライさん1533が持っている武器は、どこからどう見てもRPG-7だ。
こんなものを、アライさん1533は日本国内のどこで入手したというのだろうか?
戦闘用ヘリ4「な…なにッ!?」
アライさん1533「これで撃ち落としてやるのだ!ふぁいやーなのだ!」カチッ
アライさん1533は、武器の弾を発射した。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 00:07:29.57 ID:942Wa4Ms0
説明書を読んだのよ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 00:08:14.14 ID:YffdJhmR0
文字読めんでしょww
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:09:37.96 ID:PWrAzQOLo
変な男1「いけいけー!」
弾は、ゆるやかな円弧を描いて飛んだ。
弾自体に、推進力はまったく無い。
やがて、弾はコツンと軽快な音を立てて、アスファルトの地面に転がった。
爆発はしなかった。
アライさん1533「あれ!?おかしいのだ、こんな弱いはずないのだ!もっとビューンって飛んでいくはずなのだ!」タタッ
アライさん1533は、弾へ駆け寄って、それを拾う。
アライさん1533「次は、外さないのだぁ!」ジャキッ
アライさん1533は、RPG-7と思わしきその武器の下についた、安っぽいレバーを引いた。
バネが縮み、カチッと金具の音がする。
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:14:42.48 ID:PWrAzQOLo
アライさん1533「リロードなのだ!」カチャッ
アライさん1533は、中が空洞になっているプラスチック製の弾を、武器の先端へ再装着した。
アライさん1533「今度こそ、吹き飛ばしてやるのだ!」ジャキッ
アライさん1533が構えるその武器は、どこからどう見てもRPG-7だ。
素晴らしい造形と言わざるを得ない。
ちなみにこの武器は、モデルガンショップの棚から調達したものだ。
アライさん1533「ふぁいやーなのだ!たあ~!」カチッ
再びプラスチックの弾がポーンと飛ぶ。
変な男1「………」
戦闘用ヘリ4「なんかわからんがくらえ!」ズダダダダダ
アライさん1533「ごぶぎゃああああ!!」ブチャアア
アライさん1533は、モデルガンではない実弾を身体中に浴びて蜂の巣となった。
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:23:09.40 ID:PWrAzQOLo
ヘリの機銃は次々と、変な男1から離れた場所にいるアライさん達を駆逐していく。
変な男1「ひ、ひいぃ!助けてくれえぇ!命だけはああぁ!」
戦闘用ヘリ4「わかりました、今助けます!」パサッ
戦闘用ヘリ4から、縄梯子が降りてくる。
縄梯子を握り、アサルトライフルを持った隊員が変な男1の上へ降りてくる。
隊員4「掴まってください!」スッ
隊員4は、変な男1へ手を伸ばす。
変な男1「…へ…?お、俺を、助けてくれるのか?」
隊員4「当然です!民間人の救助が第一優先!さあ早く!」ブンブン
アライさん1534「お、おい家来!アライさんを裏切る気なのか!?」
アライさん1535「お前言ってたのだ!アライさん達の味方だって!アライさん達が大好きだって!」
アライさん1536「ヒトに勝つ手伝いをして、家来になるって言ってたのだ!裏切りは許さないのだぁ!」
アライさん達は、ありのままの事実を口々に告げる。
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:31:44.76 ID:PWrAzQOLo
アライさん1537「お前は自分から家来になりに来たはずなのだぁ!」
隊員4「…」
変な男1「っ…」
この変な男…
彼は、アライさんを盲目的に愛しており、
アライさんを傷付ける者すべてを敵だと思い込んでいる。
いわゆる、アライさん信者…略してアラ信だ。
毎晩アライさんの写真を見て興奮している。
それどころか、野良アライさんへ餌付けして顔見知りになり、妊娠させた事すらある。
アライさんの家来になりたいと言ったのも、打算ではなく本心からである。
彼がアライさん達に手を貸したのは、彼女達が駆除されない世界を作るためであり、
アライさんは最強だからその力があると本気で思い込んでいた。
だが。
こうして、アパッチの圧倒的な戦力を目の当たりにした今、
彼の意識はお花畑から現実へ戻ってきたのあった。
変な男1「…助けてください!捕まって、無理矢理協力させられてたんですッ!!」
アライさん1534「のだあぁ!?」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:40:03.53 ID:PWrAzQOLo
アライさん1534「お、おいヒコーキの人間!こいつは嘘をついてるのだ!アライさんは無理矢理協力なんてさせてないのだ!」
アライさん1535「自分から家来になったのだ!攻める場所もこいつが教えてくれたのだ!…無理矢理じゃないのだ!こいつは嘘ついてるのだ!」
アライさん達は、隊員4へ真実を告げる。
アライさん1536「アライさんの言ってることが正しいのだぁ!信じるのだぁ!」ガシッ
アライさん1537「嘘つかれたアライさん達は可哀想なのだぁ!だからあの建物をよこすのだ!」ガシッ
変な男1「ひいぃっ!」
変な男は、アライさん達に捕まれる。
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 00:47:16.06 ID:PWrAzQOLo
隊員4「大丈夫ですか!」ズダダダダダ
隊員4は変な男をつかんでいるアライさん達へアサルトライフルを連射する。
アライさん1536「のぐあああ!」ブシュウゥウ
アライさん1537「ぐびいぃっ!アライさんががわいぞうなのだああっ!」ブシュウゥウドサッ
変な男1「せ、せせ、先導なんて、し、してません…あ、アライさん達のいうこと、信じないで…」ブルブル
隊員4「落ち着いてください。当たり前です。アライさんなんかの言うことを信じるはずないじゃないですか」ガシッ
隊員4は、変な男1を抱き抱える。
縄梯子がスルスルと巻き取られていき、二人は戦闘用ヘリへ入った。
アライさんがどれだけ真実を告げようとも。
変な男1が、どれだけ嘘を重ねて己の罪を隠そうとも。
アライさんと民間人では、証言能力に天と地ほどの差がある。
戦闘用ヘリ4「よし、民間人は救出した!ヘルファイア発射!」カチッ
変な男1…民間人の人質という盾を失ったアライさん達へ、
無慈悲にミサイルが撃ち込まれた。
アライさん1534「おぐびゃああああ!」チュドオォォン
アライさん1535「うぞづいでないのだあああぁぁ!」ボグオォォォン
アラ信にさえ見放されたアライさん達。
害獣達は、地獄の業火に包まれ炭となった。
最終更新:2017年11月15日 22:31