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アライハザード⑬ ~アライキング・ボス~

619 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 19:17:16.33 ID:q25PnoBOO
…

~国会議事堂前~

警官隊員7「う…うぅ…」ピクピク

警官隊員8「本部より撤退命令!隊員は、至急撤退せよ!」

国会議事堂前でアライキング・ボスと交戦していた警官隊は撤退していった。

数では圧倒的にアライさんに劣る警官隊だが、
個人個人の戦闘力では、何の訓練も積んでいない少女同然の野良アライさんの群れなど屁でもない。

しかし、変な男3という人質兼盾がいるため、警官隊はうかつに射撃できない。
さらに戦闘力の高いアライキング・ボスとその直属のエリート達の攻撃により、
多くが負傷し、うち数名は殉職した。

アライキング・ボス「ふははははー!逃げていくのだ!ついに最大の障害を退けたのだ!」

アライキング・ボスは、腕や脚、脇腹などを銃弾に貫かれ、血を流している。
それでもなお、野生解放の光を目に宿し、勝利の高笑いをする。


622 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 19:35:56.61 ID:q25PnoBOO
アライキング・ボス…
まさに底知れない敵の進軍により、国会議事堂はその目前まで迫られていた。

アライキング・ボス「それにしても、最初の光と音は何だったのだ…」ズキズキ

アライさん2500「ぼ、ボス!血がいっぱい出てるのだ!」

アライさん2501「大変なのだ!」

アライキング・ボスの銃創は、動脈などの致命的な部位は傷付けていないものの、
さすがに体に穴を空けられたとあっては出血は多い。

アライキング・ボス「大丈夫なのだ!たあ~!」コスリコスリ

アライキング・ボスは、患部を手でこする。
すると、銃創はかさぶたで塞がれ、血が止まった。

アライさん2502「おおー!凄いのだぁ!」

アライキング・ボス「ふははははー!これがマジカルウォーターハンドなのだぁ!どんな傷でも治るのだぁ!」

マジカルウォーターハンド。
アライグマのフレンズの単体回復スキルの正式名称である。

元々高い回復能力を持っているが、
野生解放を行うことで、その力はさらに増す。
そして患部を洗うように手でこすることで、患部の回復力を急激にブーストできるのである。
スタングレネードの閃光や轟音のダメージからいち早く回復したのも、このスキルによるものである。

ただし、どんな傷も治るわけではない。
できることは、細胞や骨同士を繋ぎ合わせることと、失った血液を骨髄から生成すること。

例えば指が切断された場合、それらの切断面をくっつけることで回復は可能だ。
しかし斬れた指が失われた場合、生やすことはできない。


623 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 19:47:29.07 ID:q25PnoBOO
アライキング・ボス…
見た目は普通のアライさんが赤いマフラーを巻いた程度であり、何ら違いはない。
しかし、その強さや知識は並のアライさんとは段違いである。

…何もかもが、底知れない。


変な男3「流石です、ボス!今のうちに行きましょう!」

アライキング・ボス「さあ行くのだ同胞たち!今のやつらが最後の敵なのだ!あの建物を攻め落とすのだ!」

アライさん達の部隊は、警官隊との交戦によって多くが負傷や死亡したが、相変わらず200程が無傷である。

アライさん達は、再び進軍する。

アライさん2500「今のやつらが一番強いのか?」ザッザッ

アライキング・ボス「そうなのだ!日本では警察が一番強いのだ!」

変な男3「えっ」

アライキング・ボス「それをやっつけた今、アライさん達はほぼ天下を取ったのだ!あの建物を制圧すれば勝利なのだぁ!」

変な男3「えっ」

アライキング・ボス「どうしたのだ、家来?」

変な男3「えっと…日本で最強なのは、警官隊じゃなく…」


624 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 19:52:31.79 ID:q25PnoBOO
変な男3「…自衛隊、なんですけど」


??「」バタバタバタ…

アライキング・ボス「?何の音なのだ?」

その音は、戦闘ヘリのプロペラのローター音。

警官隊が撤退したのは、アライキング・ボス部隊の強さに恐れをなし、国会議事堂の防衛を諦めたからではない。

ただ単純に。
もっと強い戦力と、交代したからである。


戦闘ヘリ1「あれが親玉か!」バタバタバタ

戦闘ヘリ2「待て、人間がいる!人間が捕まっているぞ!」バタバタバタ

戦闘ヘリ3「どうやって救出する!?」バタバタバタ


625 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 19:58:19.96 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ1「警官隊の報告によると、人質は保護を拒否し、抵抗したそうだ」バタバタバタ

戦闘ヘリ2「恐らくパニックになっているんだろう。可哀想に。まっとうな手段では救出できまい」バタバタバタ

戦闘ヘリ3「…本部から、救出手段について命令が出た。実行するぞ」バタバタバタ



変な男3「う、うわ!アパ、アパッチ!あんなのまで出てくるのか!」

アライキング・ボス「何が来ようと無駄なのだ!アライさん達の進軍は止められないのだ!」ドドドドド

アライさん2500「なのだー!」ドドドドド

アライさん2600「勝利はアライさん達にあるのだ!構わず建物に突撃なのだー!」ドドドドド


626 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 20:02:43.58 ID:q25PnoBOO
その時、戦闘ヘリから何かが大量に落とされた。

落とされた15個の物体は、勢いよくなにかを噴出しており、コロンコロンと地面を跳ね転がる。

アライキング・ボス「のあああああああああ!涙が止まらないのだあ!?」グスングスン

アライさん2500「目が痛いのだあああああ!」グスングスン

アライさん2501「鼻も痛いのだあああああ!」グスングスン

変な男3「うぎゃあああああ!こりゃ…催涙ガスだあぁ!」グスングスン

隊員1「効いたぞ!今だ、人質を救助する!」スルスル

戦闘ヘリから縄梯子が降りてきて、ガスマスクを装着した隊員が降りてくる。




627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 20:07:50.70 ID:dMAdhJXk0
地の文で底知れないと評された次の瞬間に馬鹿さらけ出してて祭壇バエた



629 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 20:11:32.31 ID:q25PnoBOO
隊員1「救助しに来た!もう大丈夫だ!」ガシッ

変な男3「うああああ!殺される!来るなあああ!」ジタバタ

隊員1「くっ…すまない!」スッ

隊員1は、スタンガンを出し、変な男3へ当てた。

変な男3「ぎゃあああああああああ!?」バチバチ ガクッ

隊員1「手荒ですまない。目標を確保!引き上げてくれ!」

縄梯子はスルスルと巻き取られていき、変な男3は救助…された。
彼もまた、このまま大人しくしていれば、捕獲されて無理矢理従わされていた被害者として扱われるであろう。

彼がアライキング・ボスへ自ら進んで協力・助言し、多くの民間人や警官の殺傷を促した罪は、問われることはないだろう。


630 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 20:23:17.42 ID:q25PnoBOO
アライさん2500「のああああ!ボス!目が開けられないのだあ!」ゴロンゴロン

アライキング・ボス「くっ…何なのだ、これは…!」コスリコスリ

アライキング・ボスは、いち早く目の痛みから回復していた。
既に催涙ガスは出尽くしており、ヘリの風のせいもあってガスは拡散していった。
これ以上の催涙効果は期待できないだろう。

戦闘ヘリ1「本機にて、人質を救助完了!ヘルファイアミサイル、発射準備!」バタバタバタ

変な男3「ヘルファイア、だって…!?」

催涙効果が切れた変な男3は、戦闘ヘリ1の中で次の攻撃手段を耳にする。

戦闘ヘリ2「よし、ヘルファイアミサイル、発射準備完了!」ジャキィ

戦闘ヘリ3「いつでも撃てます!」ジャキィ

変な男3「ヘルファイア!?そんな事させるか…!」ガシッ

変な男3は、そばにあった手榴弾を握り、ピンを外す。

変な男3「させるかあああああっ!」ポーイ

戦闘ヘリ1のパイロット「!?な、何を…」

スタングレネードではない。殺傷力に一切のセーブがない手榴弾だ。

戦闘ヘリ1の中で、眩い閃光と爆音が鳴り響いた。
その爆音は、戦闘ヘリ2と3のパイロットにも無線を通じて伝わった。


640 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 20:33:25.39 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ1は墜落していく。
ヘリコプターはエンジンが停止しても、パイロットがうまく操作すれば、
プロペラをグライダーのようにしてゆるやかに着地できる。

しかし、パイロットどころか操縦桿まで吹き飛んだのだ。
ヘリは、目をこすっているアライさん達の中へ落ちていく。

プロペラがまだ回っているため、真っ逆さまに落下というわけではないが、
このまま墜落すれば即死は免れないだろう。

隊員1「てめえっ!何てことしやがるッ!まさかお前、自分から奴らに荷担してたのか!?クソ野郎!」

変な男3の凶行を止められなかった隊員1は、目を放してしまったことの自責の念からか、
変な男3へ罵声を浴びせる。

変な男3「ぎゃあああーー!落ちる落ちる落ちる!助けてええ!」ヒュー

隊員1「…クソが。俺の友を殺しやがって。地獄には一人で落ちやがれ」バッ

隊員1は、まだ機体の落下スピードがゆるやかなうちに、パラシュートを装着する。

変な男3「ぱっ…パラシュートか!?俺も助けてくれえぇ!」

隊員1「…」


644 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 20:41:56.49 ID:q25PnoBOO
隊員1「…こちら隊員1。救助者は手榴弾を使って、パイロットと共に自爆した。生存者は俺一人。パラシュートにて降下する」

隊員1は、虚偽の報告をした。

変な男3「!?い、いや、俺も生きて…」

隊員1「…さっきは催涙ガスじゃなく、お前ごとヘルファイアミサイルで撃っておけばよかった」

変な男3「ま、待って!わざとじゃないんです!わざとじゃ…」ガシッ

隊員1「この汚いアラ信が」バチッ

なんと隊員1は、変な男3へスタンガンを浴びせた。

変な男3「ぎゃっ!」

隊員1「てめーにはこの鉄の棺桶がお似合いだ。地獄の業火に焼かれてもらうぜ」バッ

隊員1は、パラシュートを広げてアライさんの群れの上へ降下する。

変な男3「た、助けてええ!」

ヘリのプロペラが止まり、真っ逆さにアライさんの群れへ落下した。


648 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 20:51:40.08 ID:q25PnoBOO
通常、催涙ガスの効果が切れるまでは10分程を要する。

変な男3は、隊員1から手当てを受けたためにすぐに回復できたにすぎない。

もっとも、手当てした後に目を放したことが、この爆破事件を引き起こしたのだが…。

隊員1「くそっ…」

隊員1はゆるやかに降下しながら、下へ落ちていく墜落する戦闘ヘリを眺めていた。

アライキング・ボス「ひ、飛行機が落ちてくるのだ!みんな逃げるのだぁ!」ダッ

アライさん2500「のだああああ!」コスリコスリコスリコスリ

アライさん達は必死で目をこする。
回復力は多少上がるだろうが、催涙ガスの効果はまだ続く。

隊員1「くたばりやがれ!」

「たすけてー!」
ヘリコプターから声が聞こえてくる。

直後、ヘリコプターは、アライさんの群れの上へ墜落。エンジンが爆破し、大破炎上した。


650 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:02:59.01 ID:q25PnoBOO
アライさん2601「のぎゃあああああ!」グチャ

アライさん2602「」ベチャ

10匹程のアライさんが、ヘリの下敷きになった。

隊員1「くっ…」ファサァ

隊員1は、燃え盛るヘリコプターの上へパラシュートで降下した。

アライキング・ボス「よくも!」バッ

隊員1「っ…クソが…!くらえ!」ジャキィ

隊員1は、拳銃を構えるが…

アライキング・ボス「遅いのだ!」ドカッ

隊員1「ぐはっ!」ドサッ

隊員1は、バールで殴られ、昏倒する。

アライキング・ボス「今度はお前が人質なのだ!あと、銃はもらうのだ!」

拳銃はアライキング・ボスに持ち去られてしまった。

隊員1「がはっ…はぁはぁっ…!ちくしょう、撃て!俺ごとヘルファイアでこいつらを焼き尽くせ!」ゼェハァ

戦闘ヘリ2「くっ…!隊員1がやられた!まだ生きている!ヘルファイアは使えない!」

戦闘ヘリ3「なら…機銃掃射だ!隊員1には当てるなよ!」ジャキィ


654 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:09:47.84 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ2「機銃発射!」ズダダダダダ

戦闘ヘリ3「機銃発射!」ズダダダダダ

アライさん2604「のぎゃっ!」ズガブシュウゥ

アライさん2605「ぐぎゃ!」ブシャアア

戦闘ヘリは、ヘルファイアミサイルなぞ無くとも、チェーンガンさえあれば十分に強い。
たちまちアライさん達は血煙となって散らばっていく。

アライキング・ボス「な…!」

アライさん2501「ぼ、ボス!なんなのだあれは!めちゃくちゃ強いのだぁ!警官より100倍強いのだ!」

アライさん2502「ボスは警官が1番強いって言ってたのだ!どうすればいいのだ!?」

アライキング・ボス「っ…」

戦闘ヘリによる機銃掃射は、次々とアライさん達を蹴散らしていく。
自衛隊の本気に対し、底知れぬ実力をもった敵…
アライキング・ボスは、どう立ち向かうのか。


657 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:12:25.19 ID:q25PnoBOO



アライキング・ボス「し…知らないのだ!何なのだあの飛行機は!警官隊より強い奴らがいたなんて知らないのだ!」

アライさん2501「!?」

アライさん2502「ボスうぅ!?」

…アライキング・ボスの、実力の底が知れた。


アライキング・ボス「と、とにかく!建物へ逃げ込むのだああぁ!」ダッ

アライキング・ボス達は、なお国会議事堂へ進軍した。


663 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:18:30.00 ID:q25PnoBOO
アライキング・ボスは、隊員1を脇に抱えて、国会議事堂へ走り出す。
アライさんたちも後へ続く。

戦闘ヘリ2「させるかああああ!!」ズダダダダダ

アライさん2505「ぶぐ!」ブシャアア ドサッ

アライさん2506「のだっ!」ズドンッ ドサッ

アライさん2505「」ビグビグビクビクッバタッバタバタッジタバタ

アライさん2506「」バタバタビグビグビクビクッジタバタビグビグビクビクッ

国会議事堂へ向かうアライさん達は、次々と射殺されていく。

アライキング・ボス「な…!だ、だが、こっちには人質がいるのだ!アライさんは撃てないのだ!」ダダッ

隊員1「…」グッタリ


664 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:28:47.93 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ3「隊員1!く、くそ、どうする!また催涙ガスかスタングレネードを使って救出するか!?」ズダダダダダ

戦闘ヘリ2「いや、あのアライさん、走るスピードが速すぎる!それじゃ間に合わない!」

アライキング・ボス「ふははははー!」ダダッ

隊員1「…」シャキン

隊員1は、アーミーナイフを出す。

アライキング・ボス「それでアライさんを刺すのか?やってみるのだ、その前に腕をへし折ってやるのだ」ドタドタ

隊員1「…へっ、クズ野郎が…」スッ



隊員1「地獄で待ってるぜ…ぐふっ!」ドズゥッ

アライキング・ボス「!?」

なんと、隊員1は。
戦闘ヘリ2&3にはっきり分かるように、自らの頸動脈を切り裂いた。

戦闘ヘリ2「た、隊員1ぃぃいい!」バタバタ

戦闘ヘリ3「な、何を…うああぁ、あの出血は、もう助からない…!」

アライキング・ボス「な、何してるのだ、お前!」

隊員1「ざまぁ…てめぇも…道連れだ」ブシャアアドバドバ

隊員1「パイロット…下手こいて、悪かった…な…向こうで一服やろうぜ…」スッ

隊員1は、親指を立てて、戦闘ヘリへ向けた。

隊員1「…」スッ

そしてその親指で、首をかっきるジェスチャーをした。

隊員1「」ダラン

隊員1の腕は、力なく垂れ下がった。


667 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:34:54.22 ID:q25PnoBOO
アライキング・ボス「な、何てことするのだ!それじゃアライさんを守る盾がないのだぁ!」

アライキング・ボスは、足を止める。

戦闘ヘリ2「…隊員1…」

一分一秒を争う戦いの真っ最中。
仲間の死を悼むのは、今ではない。
その意思への弔いをしたいのであれば、戦いを終わらせるしかない。

戦闘ヘリ3「…人質はいなくなった。奴を撃つ!くたばれ、特定有害駆除対象フレンズ!」ジャキッ

アライキング・ボス「待つのだ!これを見るのだ!」サッ

アライキング・ボスは、腕の袖を捲る。
そこには、『の』の字を象ったバッジのついた腕輪があった。

戦闘ヘリ3「遺品の自慢か!?そんなもんブチ抜いてやる!」ジャキッ


669 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:42:59.33 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ2「…待て!撃つな!?」

戦闘ヘリ3「!?」

戦闘ヘリ2のパイロットは、無線で戦闘ヘリ3のパイロットへ射撃中止を要請する。

戦闘ヘリ3「何言ってるんだ!隊員1の死を無駄にする気か!?」

戦闘ヘリ2「気持ちは分かる…が、見てしまった以上、どうしようもない。…俺達が、射殺許可を出されているものが何か、覚えているか?」

戦闘ヘリ3「アライさんだろ!今更何を!」

戦闘ヘリ2「違う。『特定有害駆除対象フレンズ』だ」

戦闘ヘリ3「同じことだろ!」


671 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:45:10.62 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ2「違う。『特定有害フレンズの駆除促進のための法律第一条』では、特定有害駆除対象フレンズをこう規定している…」

戦闘ヘリ2「『戸籍を持たないアライグマのフレンズ』と。戸籍を持つ者は、他のフレンズ同様、人と同じ扱いをされる」

戦闘ヘリ3「…まさか」

戦闘ヘリ2「…あの腕輪は、アライさんの戸籍証明をするための目印なんだ」

戦闘ヘリ3「…ってことは」



戦闘ヘリ2「奴は…戸籍持ちだ。射殺許可はされていない」


675 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:48:54.29 ID:q25PnoBOO
戦闘ヘリ3「くそっ…!本部へ要請!奴は戸籍持ちだが…テロリストだ!射殺許可を!」

アライキング・ボス「今のうちに逃げるのだぁ!」シュタタタタタタタッ

アライキング・ボスは、ビル街の中へ逃げていった。
もはや勝利はないと悟ったのだろう。

戦闘ヘリ2「くっ…!逃げられた!仕方ない…アライさん共を倒すぞ!」ジャキッ

ドカカカッカカッ


677 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/10(日) 21:51:01.05 ID:q25PnoBOO
…

こうして、アライキング・ボスには逃げられるが、
国会議事堂の防衛には成功。
他の要所を攻撃するアライさん部隊も制圧した。

司令塔を失ったアライさん達は混乱しているようだ。






最終更新:2017年11月15日 23:30