888 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 22:16:30.32 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「お前…!お前もアライさんなのか!?」
清掃員「…見ての通りなのだ」
アライキング・ボス「丁度良かったのだ!お前、アライさんの家来になるのだ!なかなか強いのだ、一緒にヒトと戦うのd…」
清掃員「黙るのだ!」ヒュッ
アライキング・ボス「おっと!」ヒョイ
清掃員が放ったモップの突きは回避された。
野生解放したアライキング・ボスは、相手を見切れば射撃を回避できるほど素早い。
さすがに銃弾より早く動けるわけではないが、撃たれる瞬間にステップ移動することで、的をずらしている。
森で猟師と戦うことで身につけた技術だ。
アライキング・ボス「なぜアライさんに逆らうのだ?アライさんはなぁ、偉大なんだぞぉ!アライさんの中で一番強いんだぞ!」
清掃員「…その力、どうやって身に付けたのだ?」
889 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 22:25:32.39 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「いっぱい敵をやっつけたのだ!ふはははー!」
清掃員「他には何をしたのだ」
アライキング・ボス「他には…別に、大したことしてないのだ!」
清掃員「大したことない?人の友達や恩師を食ったくせに、お前には大したことないのか?」
アライキング・ボス「…何故それを知ってるのだ!」
清掃員「アライさんの棒術を食らっても何も思い出さないのか?」
アライキング・ボス「…そうだ、お前の棒術。見たことあるのだ」
アライキング・ボス「アライさんが力をもらったフレンズに一人、滅茶苦茶強い奴がいたのだ。トリカブトの毒を盛ったのに、棒で反撃してきたのだ」
アライキング・ボス「…そうか、お前。アライさんが化けたアライさんなのか」
清掃員「アライさんが今、どんな気持ちかわかるか?」
アライキング・ボス「知らないのだ。とにかく、お前が強いのは分かったのだ!でもアライさんはもっと強いのだ!だからアライさんに従うのだ!」
清掃員「…お前みたいな奴が、よくあれだけの群れをまとめあげられたもんなのだ。不思議で仕方ないのだ」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 22:27:55.14 ID:Ma+vkQXYo
あれ?襲われた戸籍持ちアライさんって一番最初に食われたんじゃ……?
894 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 22:30:38.31 ID:6KqnRYA9o
891
898 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 22:35:28.65 ID:6KqnRYA9o
清掃員「いいのだ。一緒に行ってやるのだ」
アライキング・ボス「おおー!物わかりいいのだ!じゃあさっそく…」スタスタ
完全に油断しきったアライキング・ボスのみぞおちに、
モップの柄の鋭い突きが食い込む。
アライキング・ボス「おごおおぉっ!?」ガハッ
清掃員「お前を連れて、地獄に落ちてやるのだ!」シュウウゥ
清掃員の目に光が灯る。
アライキング・ボスと同じ、野生解放の光だ。
アライキング・ボス「がはっ…そうか、お前、人間に寝返ったのか…!」ゼェゼェ
清掃員「人間は仲間なのだ!」ビュンッ
アライキング・ボス「裏切り者!」ガキィン
アライキング・ボスは、バールで防御する。
清掃員「たあ~!」ドスドス
アライキング・ボス「たあ~!」ガキィンガキィン
互いにレベルは互角…といったところだ。
アライキング・ボスは、厳しい鍛練とフレンズ食いでこのレベルへ至った。
この清掃員は、どうやってそれと同等のレベルを身に付けたのだろうか。
901 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 22:43:49.74 ID:6KqnRYA9o
しかし。
レベルは同等でも、その差はすぐに現れ始めた。
清掃員「たぁっ!」ビュンッ
アライキング・ボス「かわしたのだ!くらえバール攻撃なのd…」
清掃員「フェイントなのだ!」ズガァ
アライキング・ボス「ごはぁっ!」
清掃員は、フェイントを入れてアライキング・ボスの動きを誘導し、先を読んで攻撃を放つ。
アライキング・ボスは目の前の敵を破壊することだけを考えてバールを振るが、
その軌道は読まれ、鋭い突きのカウンターを食らう。
アライキング・ボス「のあああぁっ!」ドサァ
清掃員「はぁ、はぁ…」
アライキング・ボス「何なのだ…!なんで、アライさんの攻撃が当たらないのだ!」ゼェゼェ
アライキング・ボス「アライさんはなぁ、偉大なんだぞぉ!森に攻めてきた猟師や、人に味方するフレンズをたくさん倒したのだ!」
アライキング・ボス「アライさんの戦い方は、洗練されてるのだぁ!たあ~!」ブンッ
清掃員「だぁ!」ドゴォ
アライキング・ボス「の゛だぁ!」ドサァ
下顎に鋭い突きが食い込む。
907 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 22:54:36.32 ID:6KqnRYA9o
アライさん達が戦いによって負った傷は、野生解放によってブーストされた単体回復スキルによって癒えていく。
だが、スキルの発動には体力を消耗する。
この戦いでは、先に体力が尽きた方が負けるのである。
アライキング・ボス「裏切り者のアライさんは死刑なのだああ!」バッ
清掃員「裏切り者はお前なのだ!」ドズゥ
アライキング・ボス「ごぽぉっ!」
喉笛にモップの柄が食い込む。
清掃員「お前はフェネックを!先生を!フレンズの皆を!お前のためを想ってくれた皆を!裏切ったのだ!」ドズドズドズドズドズドズ
アライキング・ボス「ぐぶふぅっ!」
清掃員「裏切り者のアライさんは私刑なのだああ!」ドグシャア
モップの柄が、アライキング・ボスの眉間を打った。
アライキング・ボス「のあああぁっ!」ドサァ
908 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:02:51.87 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「ひ、ひいいぃぃ!」シャカシャカシャカシャカ
眉間を強打したアライキング・ボスは、まるでアライちゃんのように四本足で逃げ回った。
アライキング・ボス「なんなのだ、お前のその棒術はぁ!」シャカシャカシャカシャカ
清掃員「お前は師匠を貪り食って、サンドスターを奪ったのだ」ツカツカ
清掃員「だがあたしは師匠から、戦い方を教わったのだ!」ドズゥ
アライキング・ボス「ぎひいぃっ!」
アライキング・ボス「も、もうやめるのだ…身体中痛いのだ…アライさんが可哀想なのだ…!」ブルブル
背中を丸め、うずくまるアライキング・ボス。
清掃員「…確かに可哀想なのだ…」スッ
911 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:08:08.53 ID:6KqnRYA9o
清掃員「お前の頭が!」ブンッ
清掃員は後頭部めがけて突きを放つ。
アライキング・ボス「それはお互い様なのだ!」クルッ
パァン
清掃員「の゛ぁっ…!」ガクッ
アライキング・ボスは、ただうずくまって許しを請いていたのではない。
自衛隊との戦いで、隊員1から奪った拳銃。
それを懐から出して構えていた。
そして、それを清掃員へ撃ったのである。
清掃員「の゛…ぁぁっ…!」ガクッ
清掃員は下腹部を押さえて膝をつく。
撃たれた箇所から見るに、子宮と膀胱に穴が空いたとみていいだろう。
清掃員「あ゛っ…ぁああああああああっ!!!」ゴロンゴロン
大量の出血が床に広がる。
916 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:13:59.31 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「アライさんは、自分の性格はちゃんと知ってるのだ。弱った相手を見ると、つい油断してしまうのだ」チャキッ
清掃員「ぐううぅっ…うううぅぅっ…!」コスリコスリコスリコスリコスリコスリコスリコスリ
清掃員は、下腹部と背中をこする。
マジカルウォーターハンドで治癒しようとしている。
アライキング・ボス「お前もアライさんなら!アライさんと変わらないのだ!」パァン
清掃員「の゛だああっ!」ブシュウゥ
清掃員の右肩が撃たれた。
神経を損傷したらしく、右腕はだらんと垂れ下がる。
清掃員「う゛っ…ううぅうっ…!」ガシッ
左手でモップを握るが、下半身と右腕をやられた以上、もはやそれを振ることすらままならない。
アライキング・ボス「そういう奴なのだ、アライさん達は!」パァン
清掃員「のぎゃああああっ!」ブシュウゥ
左肩も撃ち抜かれた。
急所を狙わないのは、自分に屈辱を与えた清掃員を
なぶり殺すためであろう。
922 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:22:03.79 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「さあ謝るのだ!アライさんに逆らったことを!」
清掃員「…地獄に落ちるのだ」ハァハァ
アライキング・ボス「泣いて許しを請うのだぁ!」ドグシャ
アライキング・ボスは、清掃員の下腹部を踏みつける。
清掃員「のぎゃあああああああああっ!」
アライキング・ボス「よくも!よくもアライさんに、勝ち誇ったような態度を向けてくれたのだ!」パァン
清掃員「ごぶうぅっ!」
放たれた拳銃弾は、清掃員の右胸を貫いた。
清掃員「ご…ぶほっ…」ブクブク
清掃員の口と右胸から、血泡が吹き出す。
単体回復スキルには、体力…エネルギーを消耗する。
清掃員の傷口からは、血とともにブドウ糖、つまりエネルギーが大量に流れ出ている。
926 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:26:56.56 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「もう気は済んだのだ。このバールでお前の頭をパッカーンして、サンドスターを食ってやるのだ」スッ
清掃員「…あ、たしは、おまえに…ごほっ、かてなかった…のだ…」ゴホッ
アライキング・ボス「ようやく分かったのか!」
清掃員「だけど、あたし、には、いつでも…でんわ、できる…ともだちが…いるの…だ…」ゴボゴボ
アライキング・ボス「アライさんにだって、慕ってくれる仲間がたくさんいるのだ!」
清掃員「…そう、おまえが…お茶を…盗もうとしてる、ちょっとの間にでも…、電話に出てくれる、ともだちが…」ゴボボ
アライキング・ボス「何言ってるかわからないのだ!パッカーンしてやるのだ!」ブンッ
929 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:28:19.87 ID:6KqnRYA9o
「大胆不敵!トリッククローーーーーーっ!!!!」
アライキング・ボス「ごぼはっ!」ドガアァァッ
アライキング・ボスは、突如背中に大きな衝撃を受けて吹っ飛んだ。
932 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:34:50.23 ID:6KqnRYA9o
アライキング・ボス「ぐふっ!」ドサァ
アライキング・ボス「だ、誰なのだ!」クルッ
アライキング・ボスは、後ろを振り返る。
そこには2人のフレンズがいた。
キツネ「アライさんっ!しっかりしてっ!アライさぁんっ!」ユサユサ
一人は、アライキング・ボスのかつての指導役であった、大きな耳のフレンズ…
フェネックと名乗ったフレンズだ。
そしてもう一人は。
ブラウンP「私の原稿を、楽しみにしている読者を、よくも痛め付けてくれたな…!」
ホラー漫画家にして、恐怖のアラジビ料理人。
アライグマの天敵である『狼』のフレンズ、ブラウンPであった。
938 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:41:59.10 ID:6KqnRYA9o
キツネ「あっ、ゴメン。…御手洗さん、だったね」
清掃員「…キツネだけは、あたしを、アライさんと呼んで…いいのだ…」
清掃員は自らをアライさんと呼ばれることを死ぬほど嫌っているらしく、
普段は『御手洗』を名乗っているようだ。
キツネ「死なないで!やだよぉ!アライさんっ!」
清掃員「…腰と、右胸を、止血してほしいのだ…そうすれば、治せるのだ」
キツネは、店員のいないコンビニからガーゼや救急道具を拝借し、清掃員へ手当てする。
清掃員「後でちゃんと…お金払うのだ」
キツネ「そんなこと言ってる場合じゃないっ!」
アライキング・ボス「…フェネック?フェネックなのだ!」
アライキング・ボス「フェネック!久し振りなのだ!会いたかったのだ!」スタスタ
キツネ「…邪魔だから話しかけないで」
アライキング・ボス「見るのだ!アライさん、強くなったのだ!そいつもやっつけたのだ!」
アライキング・ボス「今は作戦不足だったけど…!この間違った社会を、アライさんの手で変えるのだぁ!」
942 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:49:10.50 ID:6KqnRYA9o
キツネ「…話しかけないでって言ってるの」グルグル
アライキング・ボス「どうしたのだ?なんでそいつに手当てしてるのだ?アライさんは今から、そいつの脳を食ってさらにレベルアップするのだ!」
アライキング・ボス「共食いするのは嫌だけど…でも、そいつは裏切り者なのだ!制裁するのだ!だから食べてやるのだ!」
キツネ「っ…!!!」ワナワナ
アライキング・ボス「フェネックー?」
ブラウンP「そうか。君はまだ、アライさんの脳を食ったことはないのか」ガシッ
アライキング・ボス「のぁっ!?」
ブラウンPが、アライキング・ボスの背後から肩に手を置く。
ブラウンP「生で食べるのは会長くらいのものだが…脳もなかなかいけるぞ?一口サイズに切ってフライにすると美味だったよ」ギュウウゥ
アライキング・ボス「…何なのだお前…何言ってるのだ…」ブルブル
946 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/12(火) 23:57:33.76 ID:6KqnRYA9o
ブラウンPは、アライキング・ボスの胸部に回し蹴りを叩き込む。
アライキング・ボス「の゛あぁあっ!?」ドサァ
アライキング・ボス「あぁ、ぁああああ!いだい、いだいのだあああ!」ジタバタ
ブラウンP「どうしたんだい?肋骨が折れたのかな?それとも肺が潰れたのかな?」ツカツカ
アライキング・ボス「ぐ、うぅ、ぅうううう!」コスリコスリコスリコスリ
アライキング・ボスは、蹴られた箇所を手でこする。
ブラウンP「ハエみたいだね。こする手が2つじゃ足りないようにしてやるよ」スッ
ブラウンPは、両手の爪を煌めかせる。
ブラウンP「だああああああ!」ズバババッババババババッババババ
アライキング・ボス「のぶるゃぁああああああああ!」ブシュウウウゥ
鋭い爪で、アライキング・ボスの顔面が何度も切り裂かれる。
皮膚が裂かれ、筋繊維がズタズタに抉られる。
アライキング・ボス「いびゃいのびゃああああ!」ブシュウウウゥ コスリコスリ
ブラウンP「その傷も治るのかな?どんな風に傷が残るか楽しみだなぁ」ツカツカ
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:59:17.64 ID:KHZv5WS/0
ねえアボ弱すぎない?
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:04:24.74 ID:xnxWvu6L0
というかオオカミさんがクッソ強いだけというべきか
あの人、強さ議論スレではヒグマライヘラに次ぐ立ち位置を誇るくらいだし
954 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:05:27.64 ID:XhKFKHsKo
アライキング・ボス「ぬがああぁ!」ブンッ
ブラウンP「…」ドガッ
アライキング・ボスは顔面を血まみれにしながら、バールでブラウンPの頭を殴り付ける。
アライキング・ボス「はぁ、はぁ!どうだぁあああ!」ゼェハァ
ブラウンP「これが君の全力か?」パシッ
アライキング・ボス「の、のぁっ!」
ブラウンPは平然とバールを掴み、アライキング・ボスから奪い取る。
ブラウンP「ふっ!」ブンッ
そしてアライキング・ボスの右肩へ叩き込む。
アライキング・ボス「ごぶぉぉおぉ!!」ドゴオオォ
アライキング・ボスの肩の骨は粉砕された。
右腕はなるで胸から生えているかのように、歪に垂れ下がった。
956 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:13:38.78 ID:XhKFKHsKo
アライキング・ボス「ひ、ひいいぃ、ひいいぃっ!た、たすけて、だずげでええぇっ!」コスリコスリコスリコスリ
アライキング・ボスはまだ動く左手で、右肩をこする。
ブラウンP「おやおや、また演技かい?」ガシッ
ブラウンPは、力無く垂れ下がるアライキング・ボスの右手を握る。
ブラウンP「また、隠し持った銃で撃たれたら…」ブンッ
アライキング・ボス「のああぁっ!」グイイイィッ
ブラウンPは掴んだ右手をロープのように振り回し、アライキング・ボスを宙に浮かせる。
ブラウンP「困っ!るっ!からっ!なぁっ!」ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ
アライキング・ボス「ごぎゃぼ!のびゃあ!ぶぎぃ!ぎびぃ!」ドシャッ ドシャッ ドシャッ ドシャッ
右へ、左へ。右へ、左へ。
右腕を握ったまま大きく振り回し、アライキング・ボスを左右の床へ叩き付ける。
958 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:21:12.00 ID:XhKFKHsKo
アライキング・ボス「や…やべ…で…も、もう……がいふぐ…でぎなひ…」ピクピク
ブラウンP「私がよく編集と打ち合わせに行った喫茶店…私のお気に入りだったんだよなぁ」
ブラウンP「そこの店主も、常連も、とてもおおらかな人物で…。昔からの付き合いもあったし。大好きな人達だったよ」ギリギリ
アライキング・ボス「ひ…ぎ、ぎひ…」ペタペタ
ブラウンP「お前のようなクソ害獣の命!百でも二百でも償えるものかああああああっ!」ドガアァァッ
ブラウンPはアライキング・ボスのふとももを踏み潰した。
アライキング・ボス「ぎびいいぃいーーーーっ!!」
ふとももに出血はないが、おびただしい内出血ですぐに風船のように膨らんだ。
962 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:25:27.00 ID:XhKFKHsKo
ブラウンP「…もういいだろう。この法治国家で、私刑は許されないからな…」
アライキング・ボス「ふ、ふぇねっぐ、ふぇねっぐううぅ」
キツネ「…」
アライキング・ボス「たずげでふぇねっぐ、あ、あぁあ、みんなが、みんなが、いじめるんだあああぁ」ズリズリ
キツネ「…」
アライキング・ボス「ふ、ふぇねっぐは、あらいさんにいっだのら…ずっと、ずっと、ともだひだっへ」ズリッズリッ
キツネ「…」
アライキング・ボス「だずげで、ふぇねっぐううぅ」ガシッ
アライキング・ボスは、キツネの足をつかむ。
965 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:36:50.13 ID:XhKFKHsKo
キツネ「…確かに、昔…ずっと友達だって、言ったね」
キツネはしゃがみこみ、アライキング・ボスに顔を近付けて言った。
キツネ「でも私は、殺人犯とは友達になりたくないな」
アライキング・ボス「ふぇね…っぐ…!?」
キツネ「あなたは私の大切な友達を殺したね」スッ
キツネ「こっちにも友達を選ぶ権利ぐらいあるよ」
アライキング・ボス「ぅ…!?うそ…なのか!アライさんを、裏切るのかぁふぇねっぐぅ!」
キツネ「私はあなたに、とっくの昔に裏切られたんだよ」
キツネ「それに今も、私の大切な友達を殺そうとした」
清掃員「う…ぅぅ…」シュウウゥ
キツネ「…はっきり言ってあげる。人殺しのあなたに、友達を作る資格はない」
アライキング・ボス「でも!でも!さきにアライさんの友達たちを殺したのは人間のほうなのだあああ!アライさん達は被害者なのだ悪くないのだあああ!」
アライキング・ボス「アライさん達は人間の常識がどうしてもわからないのだ!これはアライさんが悪いせいじゃないのだぁぁ!なんで分かってくれないのだあぁ!」
キツネ「それを直そうとしなかったのはあなたの判断でしょ?」
971 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:48:22.57 ID:XhKFKHsKo
キツネ「あなたと同じ、心の病気を持ってた子を私は知ってるよ。だけどその子は、一生懸命がんばって、みんなの気持ちを知ろうとしてくれた。自分から手を伸ばしてくれた」ダキッ
キツネは、血だるまで横たわる清掃員を抱き締める。
キツネ「本当に本当に、自分勝手で、短気で…。でも、そんな自分を克服しよようとしてくれたのが、この子」スリスリ
キツネ「あなたと同じ、アライさんだけど…この子には本当の友達がいる」
キツネ「…」
キツネ「あなたとは、違う。自分の怠慢をまわりのせいにして、自分を甘やかすあなたとは…違う」ギロリ
アライキング・ボス「ふぇね…!」
キツネ「私はもう、あなたに怒らない。怒っても無駄だから」スタスタ
キツネは清掃員を背中に背負い、店を出る。
アライキング・ボス「まづのだ!ふぇねっぐ!アライさんは、どうしたらフェネックのお友だちになれるのだ!しうしたら!そいつになれるのだあああ!」
キツネは何も言い返さず、その場を去った。
975 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 00:54:34.05 ID:XhKFKHsKo
ブラウンP「ふんっ」ポイッ
アライキング・ボス「ぐげえぇ!」ドサッ
アライキング・ボスは、店の外に投げ出される。
アライキング・ボス「お、お前、殺すのか、アライさんを…」
アライキング・ボス「だ、だけど知ってるのだ。アライさんは戸籍持ちなのだ。アライさんを殺したら、お前が殺人犯なのだ」ズリッズリッ
ブラウンP「お前を裁くのは私じゃない」
アライキング・ボス「のぁ?」
警官「容疑者確保!」ガシャン
アライキング・ボス「なぁ!」
アライキング・ボスに手錠がはめられた。
警官「アライグマ!お前を国家テロに大量殺人、扇動、窃盗、その他数え切れない程の罪状により連行する!」グイグイ
アライキング・ボス「の…のぁあぁ!離すのだあぁ!」ビクビク
アライキング・ボスはパトカーへ連行されていく。
ブラウンP「裁くのは、法廷の役目だ」
981 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 01:00:50.73 ID:XhKFKHsKo
アライキング・ボス「だ、だけど!アライさんは知ってるのだ!日本では、よっぽど悪いことしないと死刑にはならないのだ!」ズルズル
警官「静かにしなさい」グイグイ
アライキング・ボス「アライさんは、日本中のアライさんのために戦った英雄なのだ!正義のヒーローなのだ!偉大なんだぞぉ!」ズルズル
警官「静かにしなさいと言っている」グイグイ
アライキング・ボス「悪いことは、何一つしてないのだああぁ!悪いのはお前たち人間なのだああぁ!」ズルズル
警官「やかましい黙れクソガイジがぁ!」グイグイ
アライキング・ボス「アライさんは無罪なのだあああ!アライさんが可哀想なのだああああ!」
ブラウンP「よっぽどの悪いことをしないと…か」
パトカーの扉がバタンと閉じる。
アライキング・ボスは連行されていった。
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 01:00:41.38 ID:g8kPB/8DO
村人達!警官1!パイロット!隊員1!その他犠牲者の方々!終わったよ……
最終更新:2017年11月15日 23:50