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後始末と救助その2

50 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:01:24.56 ID:cmHcqf0ZO
…

アライキング・ボスが捕まった後。
部隊からはぐれたり、後から便乗してやってきたアライさん達が、相変わらず街中をぶらついていた。

だが、自衛隊の作戦は第一段階『ゴキブリホイホイ作戦』から、
第二段階『ハエトリグサ作戦』へ移行。

装甲車と歩兵によって都市区画を取り囲み、包囲網を形成。

区画内にうじゃうじゃいるアライさん達は、
歩兵隊や戦闘ヘリや会長&大臣の機関銃によって、ばったばったとなぎ倒されていった。

森へ逃げようとして区画から出ようとしたアライさん達は、
区画を包囲している歩兵や装甲車によって蜂の巣にされた。

この『ハエトリグサ作戦』は、全国各地の自衛隊支部が一斉に行った。

結果、アライさんの暴動はほぼ鎮圧された。

全国で合計8000匹以上のアライさんの市街が街中へ転がったのである。


52 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:10:51.68 ID:cmHcqf0ZO
…その後。
街中に大量に倒れているアライさんの死骸処理作戦が行われた。

~街中~

アライさんの死骸1「」ブゥーンブゥーン

アライさんの死骸2「」ブゥーンブゥーン

作業員1「うわぁ…気持ち悪いですね。そこら中にアライさんの死骸が散らばってて、蠅がたかっています。臭いですね…」ウップ

作業員2「ハエにハエがたかってら…さっさと焼却するぞ」チャキッ

作業員3「火炎放射、開始!」ガチッ

作業員達は、アライさんの死骸へ火炎放射を浴びせる。

アライさんの死骸1「」メラメラ…

アライさんの死骸2「」パチパチ…

死骸はめらめらと燃え、煙を立てていく。

作業員1「燃えカスの回収は後だ!今はできるだけたくさん死骸を見つけて燃やすぞ!」タタッ

作業員2「はい!」タタッ

作業員3「うぅっ…街がそこら中くっせぇ…吐きそうだ…」タタッ


54 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:20:29.89 ID:cmHcqf0ZO
作業員1「あったぞ」タタッ

作業員2「燃やしましょう」

アライさんの死骸3「」

アライさんの死骸4「」

負傷アライさん1「う…待つのだ…アライさんは、生きてるのだぁ…!体が痛くて、動けないだけなのだぁ…!」

負傷アライさん1は、その場から動けないようだ。
傷を押さえたまま縮こまって震えている。

負傷アライさん2「も…もう暴れないから…助けてほしいのだ…」ズルズル

負傷アライさん2は、脚を怪我しているものの、両腕を使って地面を這っている。

作業員1「おい生きてるぞ…どうする?」

作業員2「えぇ…」

負傷アライさん1「い…一生のお願いなのだぁ!」

負傷アライさん2「一生のお願いなのだ!助けてくれたら、何でもするのだ!交尾だってしてやるのだ!だから…」ズルズル


58 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:26:40.53 ID:cmHcqf0ZO
作業員1「燃やしましょう」カチッ

作業員2「そうだな」カチッ

火炎放射器のホースから、燃え盛る燃料が放たれる。
火炎は死骸とともに、負傷アライさん達を包み込む。

負傷アライさん1「あぎゃあああああああああああああああ!!!!あづい!!!あづいのだあああああああああああ!」ゴロンゴロン

負傷アライさん1は地面をゴロゴロと転がった。
動けないと言ったのは嘘であろうか。

負傷アライさん2「ぎびゃあああああああああああああっ!だずげでええええええ!ぼすうううう!あ゛ぁああああああ!!!」ゴウウゥゥ

負傷アライさん2も炎に包まれ、ビッタンビッタンと暴れる。

アライさんの死骸3「」メラメラ

アライさんの死骸4「」パチパチ

負傷アライさん1「い…いっしょうの…おねがい…なのだ…だず…げで…」メラメラパチパチ

負傷アライさん2「じにだぐ…ない…やなの…だぁあ…しょじょのまま…しにだぐ…ないのだぁ…」ジュウウゥメラメラ


61 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:28:15.82 ID:cmHcqf0ZO
作業員3「燃えカスは後で回収!次行くぞ」タタッ

作業員1&2「「はい!」」タタッ

負傷アライさん1「だ…ず…げ…」メラメラ

負傷アライさん2「み…すて…ない…で…」パチパチ

負傷アライさん1の一生のお願いは聞き入れられることなく、作業員たちは去っていた。


63 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:34:46.02 ID:cmHcqf0ZO
街中には、火炎放射器を背負った作業員と、レスキュー隊員、救急隊員がひしめき合っていた。

怪我人や逃げ遅れて隠れていた人達が、次々と保護されていく。

市民や警官などの犠牲者たちの骸もまた、搬送されていった。

救急車「ウーウー!」ブオオオォン

怪我人を乗せた救急車は全速力で走行する。

運転手「む!?前方に、何かいます…」

救急隊員「誰だ!人か!?」

負傷アライさん3「はぁ、はぁ…」ヨタヨタ

負傷アライさん4「あ、あれは救急車なのだ!怪我したヒトを運ぶのだ!」

車の前方数十メートル先にいたのは、脚を引きずっているアライさん達だ。

運転手「アライさんがいますよ!どうします!?止まりますか!」ブオオオォン

搬送されている怪我人「はぁ、はぁ…」

救急隊員「…」


68 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:38:08.18 ID:cmHcqf0ZO
負傷アライさん4「丁度よかったのだ!アライさん達も乗せてもらうのだ!」

負傷アライさん3「いい考えなのだ!おーい、救急車!アライさんを助けて手当てするのだぁ!」ワイワイ

負傷アライさん4「アライさんを怪我させたことは許してやるのだ!早くするのだ!」ノダノダ

「のだー!」「のだー!」

運転手「ど、どうします!?迂回して遠回りしますか!?病院到着が10分ほど遅れますが!?」ブオオオォン

救急隊員「…」




71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 20:41:39.03 ID:xnxWvu6L0
関係ない、行け(某吸血鬼感)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 20:42:11.11 ID:cPZPJsrK0
こいつ等人に殺意を沸かせるの上手すぎない?





73 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:45:51.62 ID:cmHcqf0ZO
救急隊員「


運転手「はいィーーッ!」グイインン

運転手はアクセルを強く踏む。

救急車「ブオオオオオオオオオオォォオオオン」

救急車のエンジンは唸りを上げる。
迂回はしない。一刻も早く多くの怪我人を救うため、こんな所で時間を食ってる余裕はないのである。

救急車は助けを求めるアライさん達へ、速度を上げて突っ込んだ。

負傷アライさん3「ごびゃあああっ!」バァアアンッ

負傷アライさん4「のだあぁっ!!」グシャアアァ

2匹のアライさん達は撥ね飛ばされ、タイヤの下敷きとなった。

負傷アライさん3「」ビグビグバタバタタッタタッビググッ

負傷アライさん4「」バタバタジタバタビググッビグビグ

2匹の負傷は誰にも診てもらうことはないだろう。


81 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 20:54:36.80 ID:cmHcqf0ZO
…

焼アライさん1「」ジュウウゥ…

焼アライさん2「」プスプス…

この炭のような、黒ずんだ醜悪なオブジェは何であろうか。

これらは、先程一生のお願いで作業員達に命乞いをしていたアライさん達だ。

火炎放射器で燃やされたことで、身体中の水分がなくなり、重量は半分以下となった。

元のまま搬送するよりも、回収はずいぶん楽である。

回収作業員1「この辺は焼却終わったかな?」スタスタ

回収作業員2「おや、あそこに焼死体があるぞ。うわ、キッモ」スタスタ

回収作業員は、焼アライさんをビニールシートにくるむ。

焼アライさん2「…だ…ず…げ…」

回収作業員1「…今なにか聞こえたか?」

回収作業員2「…聞かなかったことにしよう」ポイッ

ビニールシートへくるまれた焼アライさん達は、トラックの荷台へ積まれ、運ばれていった。


82 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 21:01:13.52 ID:cmHcqf0ZO
その後、路上は消防車による放水と、スタッフによるブラシがけで清掃されていった。

こうして、2日ほどでアライさんの死骸は片付けられた。

そして、ようやく避難所から人々は帰ることができたのである。


ただし、街角のあちこちで、銃を構えた自衛隊員が警備をしている。

まだ一部のアライさんが街中に潜伏しており、実際に目撃証言も多いためである。


83 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/13(水) 21:02:49.93 ID:cmHcqf0ZO
続きはあとで





最終更新:2017年11月16日 23:06