7 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:25:20.02 ID:NnVYTPTIo
~市街地~
アライさん1「はぁ、はぁ…!」タタタッ
アライさん1「このたくさんのご飯を持っていけば、チビ達も喜ぶのだぁ!」タタタッ
アライさんが、狭い道路を走っている。
どうやら店から食糧を盗んだようだ。
アライさん1「もうすぐ隠れ家なのだぁ!」タタッ
十字路に差し掛かり、赤信号の横断歩道を堂々と走るアライさん。
すると、そこへ。
4tトラック「ビイイイイイィィイーーーーーーーーーッ」ブウウウウウゥウン
アライさん1「のぁ?」
4tトラック「キキイィイーーーーーッ」ドゴオオォッ
アライさん1「ぐぼぎゃああああっ!!」ドグッッシャアアアアァア
アライさんに交通ルールの概念はない。
4tトラックと衝突したアライさんは、前方へフッ飛ばされ…
4tトラック「なんだアライさんか」ブゥーン
アライさん1「」メシャグチャボギ
タイヤの下敷きとなった。
10 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:29:07.32 ID:NnVYTPTIo
住人「あ、保健所の方ですか?道路に轢かれたアライさんがいて…片付けてもらえませんか?」
キツネ「は、はいよ~…」タタッ
アライさん1「」ビグビグググッバタバタタタタッ
キツネ「ひ、ひいいぃぃっ…!うぅ、可愛そうに…」ゴソゴソ
…
アライちゃん1「おかーしゃんどこいったのだー!」ヨチヨチヨチヨチ
しばらく後で、アライちゃんが同じ場所を通りかかった。
どうやら母親を探しているらしい。
13 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:32:07.21 ID:NnVYTPTIo
アライちゃん1「ん?あ、あれは…」ヨチヨチヨチヨチ
路肩には、菓子パンが転がっていた。
どうやらさっきのアライさん1が撥ね飛ばされた後、ここへ飛んできたらしい。
つまり盗品である。
アライちゃん1「おいしそうなのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん1は、盗品の菓子パンへ近付く。
どうやら車に轢かれずに路肩へ到達できたらしい。
18 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:36:34.08 ID:NnVYTPTIo
アライちゃん1「たべうのだー!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃんは涎を垂らしながら歩み、袋に入った菓子パンを持った。
アライちゃん1「いただきま…」
男児1「お、アライちゃんだ!」ガシッ
アライちゃん1「ぴいぃっ!?」
なんと、菓子パンを開けようとした瞬間。
男児に捕まえられ、持ち上げられてしまった。
男児2「害獣ゲットー!また
シャークPごっこしようぜー!」
アライちゃん1「な…なにしゅるのだ!あらいしゃんいまからごはんたべうとこなのだぁ!はなすのだぁ!」ジタバタ
暴れて抵抗するアライちゃん。
21 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:38:59.77 ID:NnVYTPTIo
男児1「なあなあ、何するー?」グイイッ
アライちゃん1「はなしゅのだぁ!あらいしゃんをおこらせると、おかーしゃんがくるぞぉ!おっかないんだぞぉ!」ジタバタ
果たして母親は来てくれるだろうか。
男児2「うーん…どうしよ…」
男児1「…」
男児2「…」
いくらアライさんが嫌いでも、一応生き物である。
小学生の男児とはいえ、いざ生き物を虐待するとなると、なんだか罪悪感を覚えてしまうようだ。
28 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:45:31.13 ID:NnVYTPTIo
と、そこへ。
理科の先生「やあ、何してるんだい?」
男児1「い…」
男児2「命乞尾シロウ先生!」
彼の名は、命乞尾シロウ。
理科の先生「おや、アライちゃんかい?」
男児1「うん…捕まえたんだけど、今回はどうしようかなって…」
理科の先生「前のときはどうしたんだい?」
男児2「放り投げてから、パントキックで蹴っ飛ばした。そしたら逃げてったよ」
アライちゃん1「ひいぃっ!あらいしゃんにひどいことしゅるきなのだ!?さいてーなのだ!」ジタバタ
理科の先生「いけませんよ」
男児1「え…」
アライちゃん1「ほら、このひともいってうのだ!いのちをだいじにすゆのだ!」ジタバタ
男児2「は、はい…」
31 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:48:02.97 ID:NnVYTPTIo
理科の先生「アライさんは小さくても害獣なんですから。きっちり殺処分しないと」
アライちゃん1「ええっ!?」
男児1「はーい!」
男児2「わかりましたー!」
アライちゃん1「な、なにいってうのだあぁっ!」ジタバタジタバタ
理科の先生「丁度いいですね。命を粗末にするのはいけません。せっかくなので、理科の実験をしましょう」
男児1&2「「はーい!」」
39 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:53:16.95 ID:NnVYTPTIo
理科の先生「今回は、振り子の実験をしましょう」スッ
理科の先生は、バッグから紐と安全ピンを取り出す。
理科の先生「それでは、アライちゃんを押さえていてくれますか?」チャキッ
安全ピンの針を立てる先生。
アライちゃん1「ひぃっ!?と、とがってゆのだ!」
男児1「はーい!」グイイッ
男児2「動くなよー!」グイイッ
理科の先生「では、刺しますね」ヌウゥッ
安全ピンを持って接近する先生。
アライちゃん1「のあああああっ!!くりゅななのだあああっ!おがーーしゃーーーんっ!おがーーしゃーーーんっ!」ジタバタ
41 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/18(月) 23:58:01.63 ID:NnVYTPTIo
理科の先生は、アライちゃんの尻尾を掴む。
アライちゃん1「やなのだああああああああああ!こあいのだああああああああああっ!!!」ジタバタ
理科の先生「よいしょ」ズブシュウウッ
理科の先生は、アライちゃんの尻尾を安全ピンで貫く。
関節の軟骨を刺し貫いたようだ。
アライちゃん1「ぎびいいいいいいいいいいいいいいーーーーっ!いだいっ!いぢゃいいいいいーーーーっ!」ジタバタ
男児1「うっわ、すげー暴れてる!」グイイッ
男児2「押さえろ押さえろ!」グイイッ
アライちゃん1「ああああああああいぢゃいいぢゃいのやああああああっ!びええええええええんっ!」ジタバタ
理科の先生「それでは、この安全ピンに紐を通しましょう」スルスル
43 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:05:29.86 ID:FgT9nRq1o
アライちゃん1「はなぢでええええええええええ!やだあああああああああ!いぢゃいいいいいいーーーっ!」ジタバタ
男児1「離すかよ!」グイイッ
理科の先生「そうですね、では離してあげましょう」
男児2「えー?」
理科の先生「私は紐を持っていますので。さあ、離してください」グイイッ
男児1&2「「はーい」」パッ
アライちゃん1「は、はなちてくれたのだ。これで、にげ…」ヒューッ
アライちゃん1「のだっ!?」ビンッ
男児がアライちゃんを離すと…
理科の先生が握っていた紐が、ライちゃんを吊り下げた。
尻尾に繋がった安全ピンがアライちゃんの体重に引っ張られ、関節に空いた穴をグイグイと広げていく。
アライちゃん1「びぎゃああああああああああーーーーーっ!ぐぎゃあああーーーーーーっ!!」ジタバタ
理科の先生「はい、これでアライちゃん振り子の出来上がりです」
男児1&2「「わー」」パチパチパチパチ
50 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:15:59.00 ID:FgT9nRq1o
アライちゃん1「ぎびいいいいーーーっ!いぎゃあああーーーーっ!」ブランブラン
男児1「でもここからどうするんですか?」
男児2「振り子って…このままぶらぶら揺らすの?」
理科の先生「いえいえ。それでは実験になりません。これを使いましょう」スッ
理科の先生が取り出したのは…
殺虫剤と、ライターであった。
男児1&2「「何に使うのー?」」
53 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:19:29.63 ID:FgT9nRq1o
理科の先生「では、アライちゃんの紐を持っていてくださいね。いきますよ」シュボッ
アライちゃん1「のあぁっ!?な、なんなのだぁ!こあいのだあああっ!」ジタバタ
吊り下げられたアライちゃんの目の前に、ライターの火を灯す。
理科の先生「この火に、殺虫剤のスプレーを噴射します。いきますよー」プシュッ
スプレーが噴射された途端。
ガスにライターの火が引火し、アライちゃんの顔面を火が覆った。
アライちゃん1「びぎゃああああああーーーーーっ!!!」ジタバタジタバタジタバタジタバタ
アライちゃんはじたばたと暴れる。
58 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:26:16.91 ID:FgT9nRq1o
男児1「あははっははおもしれー!」
男児2「すっげー!火炎放射器みたい!」
理科の先生「さあ、よく見ていてください」ボオオオオオ
アライちゃん1「やなのだあああああああああああ!」グインッ
アライちゃんは尻尾と体を丸め、火から離れようとする。
しかし。
理科の先生「見てください。アライちゃんが体を丸めると、そちらへ重さが傾きます。すると、ここでモーメント…回転力が発生します」ボオオオオオ
男児1「もーめんと?」
理科の先生「はい。せっかく体を丸めましたが、それが回転力を生み出し…」ボオオオオオ
アライちゃん1「のあああっ!」グインッ
体を丸めたままのアライちゃんは、紐に揺られ…
再び頭から、炎に突っ込んだ。
アライちゃん1「あああああぢゅいのだあああああああああっ!!!!」ジュウウゥ
男児1「すげー!」
64 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:33:05.71 ID:FgT9nRq1o
アライちゃん1「ぎびいいいいっ!あぢゅいのやなああああああっ!」グイイインッ
今度は尻尾と背中を反らした。
先ほどとは逆方向だ。
一時的には火から逃れたが…
理科の先生「ご覧下さい。今度は背中側へ丸まりましたね。しかしこれによって重さが傾き、またモーメントが発生します。すると…」ボオオオオオ
すぐに紐が揺れ、アライちゃんの顔面は炎の位置に戻った。
アライちゃん1「ぎびゃああああああああああああああああーーーーっ!」ジュウウゥ
男児1「あはははは!」
男児2「すげー!」
アライちゃん1「ひぃっ!あぢゅいの、やなのだああっ!」グインッ
アライちゃんが再び体を丸める。
すると、紐は大きく揺れる。
男児1「おおっ!」
男児2「揺れが大きくなった!」
65 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:34:55.40 ID:FgT9nRq1o
当然、紐が揺れた分、またアライちゃんの顔面は炎の位置に戻るが…
アライちゃん1「あぢゅいのやだああああああっ!」グイイインッ
今度は背中を反らした。
どんどん紐の揺れは大きくなる。
男児1「すげー!どんどん揺れが大きくなってく!」
理科の先生「これがアライちゃん振り子です。お腹側と背中側へ、交互に丸まることによって、どんどんモーメント…回転力が蓄積され、揺れが大きくなっていきます」ボオオオオオ
理科の先生は、ライターと殺虫剤の火炎放射をしながら現象の解説をする。
66 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:37:48.87 ID:FgT9nRq1o
アライちゃんは腹筋と背筋を繰り返し縮め、振り子のように振れることで、顔面が火炎に晒される時間を少なくしていた。
理科の先生「つまり、ブランコの原理ですね」ボオオオオオ
アライちゃん1「ああああああああっ!あぢゅいいいいっ!しっぽいだいいいいいいっ!だぢゅげでえええええええっ!おろじでえええええええっ!」ブラーンブラーン
男児1「うーん…」
男児2「でも、これだけ?」
69 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:46:10.65 ID:FgT9nRq1o
理科の先生「では、今度は顔面でなく、もっと上を焼いてみましょう」ボオオオオオ
理科の先生は、アライちゃんのお腹へ火炎放射を浴びせた。
アライちゃん1「びいいいいっ!」グインッ
アライちゃんは体を丸める。
逆ブリッジの状態になることで、火から逃れている。
アライちゃん1「の、のああああっ…!お、おなか、ちゅかれうぅ…!」ブルブル
アライちゃんは腹筋が疲れてしまい、体を伸ばした。
すると、腹が再び火炎放射を浴びる。
アライちゃん1「びいいいいっ!」グインッ
今度は背中を反らして、ブリッジの状態で、火から逃れている。
男児1「おおっ!」
男児2「今度は動きが変わったぞ!」
70 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:49:07.22 ID:FgT9nRq1o
アライちゃん1「ひぃっ!やっ!やああっ!」グネングネン
体を丸め、反らし、丸め、反らす。
男児1「あははははっはあ!きもちわりー!イモムシみてー!」ゲラゲラ
理科の先生「火を当てる場所が変わると、動きも変わってくるんです。振り子の面白さ、分かってもらえましたか?」ボオオオオオ
男児1&2「「はーい!」」
72 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 00:53:57.01 ID:FgT9nRq1o
やがて、アライちゃんは動かなくなってきた。
お腹を火で炙り続けられるアライちゃん1。
アライちゃん1「あ…あぢゅい…おねがい…やめうのだ…だ…だじゅげ…」メラメラ
男児1「あれー?」
男児2「動かなくなってきたよ?なんでー?」
理科の先生「理由は3つあります。何でしょうか?」ボオオオオオ
男児1「疲れたからー!」
理由の先生「そう、正解です。他は?」ボオオオオオ
男児2「えーと、火傷でお腹の筋肉がダメになった!」
理由の先生「それも正解です。あとは?」ボオオオオオ
男児1「うーん、なんだろー」
男児2「わかんない、おしえて!命乞尾シロウ先生!」
理科の先生「正解は…」ボオオオオオ
74 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 01:02:53.07 ID:FgT9nRq1o
理科の先生「頭に血が上って、意識を失いかけているからです」ボオオオオオ
アライちゃん1「か…へ…」ピクピク
男児1&2「「なるほどー」」
理科の先生「それではそろそろ実験は終わりです」スッ
理科の先生は、アライちゃんを地面に下ろす。
アライちゃん1「ぜはー、ぜはー、ぜはー…や、やっど…お…わっだ…のだ…」ゼェゼェ
理科の先生「最後は、これを使いましょう」スッ
理科の先生が取り出したのは、爆竹とテープだった。
理科の先生「これを口と肛門、ヴァギナへ詰め込みましょう」
76 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 01:06:42.25 ID:FgT9nRq1o
男児1「詰め込めー!」ギュウギュウ
男児2「えーい!」ギュウギュウ
アライちゃん1「の…ぎゃああああああああ!もごおごごおごごごごおぉーーーっ!」
男児たちは、口と肛門と性器へ爆竹を詰め込み、テープで固定していく。
理科の先生「それでは、火をつけますね」シュボッ
アライちゃん1「うごもももぉぉごご、ごももぉおぉぉーーーっ!」ジタバタ
理科の先生「最後は、ハンマー投げの要領で。アライちゃん振り子を振り回しましょう!」ブンブン
アライちゃん1「むぐぐおごごーーーっ!」グルングルン
アライちゃんが振り回されている。
回転のスピードはどんどん上がっていく。
77 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 01:09:18.45 ID:FgT9nRq1o
理科の先生「そして、上へ投げます!」ブンッ
アライちゃん1「んんんーーーーっ!」スポーーーーーンッ
アライちゃんは遠心力により、空高く飛んでいった。
男児1「うわ、すげー!」
男児2「とぶー!」
そして、空中に…
アライちゃん1「」ボパアアアアアアアアアーーーーンッ
…花火が打ち上がった。
理科の先生「高く上がりましたね。あれがアライちゃん花火です」
男児1&2「「たーまやーー!」」パチパチパチパチ
80 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 01:14:34.20 ID:FgT9nRq1o
アライちゃん1「」グチャッ
花火が鳴った後、アライちゃん1が落下してきた。
アライちゃん1「」ビグッ ビグッ
顔面は引き裂かれて喉から煙が立っていた。
女性器と肛門が引き裂かれて一本の裂け目で繋がり、その中には内臓が見えた。
理科の先生「面白かったですか?」
男児1「うん!」
男児2「面白かったー!」
理科の先生「それじゃあみんなで、後片付けをきちんとしましょうね」
男児1&2「「はーい!」」
男児と先生は、実験の跡を綺麗に片付けた。
男児1「こいつはどうするのー?」ブラン
アライちゃん「…」プシュウウウゥウ
理科の先生「ビニール袋に入れておきましょう。先生が片付けます。では、実験は以上です」
男児1&2「ありがとうございましたー!」
83 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 01:17:53.16 ID:FgT9nRq1o
理科の先生は、保健所の職員を呼んだ。
キツネ「はいはーい。…うわぁ、これまた派手に…」ドンビキ
保健所の職員も、教職の者がやった行いにドン引きしている。
理科の先生「理科の実験に役立てたんですよ」ニッコリ
キツネ(この人、ブラウンPより危ないんじゃあ…)
84 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/09/19(火) 01:18:53.55 ID:FgT9nRq1o
つづく
前スレがずっと暗い話ばっか続いてたので
明るいお話にしてみました
最終更新:2017年11月18日 23:38