476 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:08:20.90 ID:217sfB19O
~深夜の街~
妊婦アライさん「そろそろ…ご飯が袋詰めになって出されてる頃なのだ」テクテク
お腹の大きなアライさんは、ゴミステーションに忍び寄る。
妊婦アライさん「お宝が眠っているのだぁ!」ガタッ
ゴミステーションを開けると、生ゴミの入ったゴミ袋がたくさん現れる。
妊婦アライさん「おっ…ふふー、お腹の中でチビが動いたのだぁー!」サスリサスリ
妊婦アライさん「いっぱい栄養つけるのだぁ!」バリバリ
妊婦アライさんは、ゴミ袋を破く。
生ゴミが路上にばらまかれる。
477 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:13:23.78 ID:217sfB19O
賞味期限切れの食品や、野菜の芯、切れ端などが出てくる。
妊婦アライさん「ご馳走なのだぁ」ガサッ
妊婦アライさん「もぐもぐ…」モグモグ
アライさんは、生ゴミを食べている。
妊婦アライさん「うっ、酸っぱいのだ…。でも、食べなきゃお腹のチビ達がお腹空かせちゃうのだ」モグモグ
妊婦アライさん「ふぅ~」
1つめのゴミ袋は、物色し終わったようである。
妊婦アライさん「次の食べ物袋は~と」ガサガサ
480 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:21:05.83 ID:217sfB19O
その時。
??「アラジビゲットなのです」ガシッ
妊婦アライさん「のだぁ!?」ビクッ
突如、アライさんは何者かに羽交い締めにされた。
??「夜食なのです」フワァ
そして、その人物はアライさんを羽交い締めにしたまま…
なんと宙に浮き、音も無く大空を飛び回った。
妊婦アライさん「のああああぁぁ!?何するのだ、地面に下ろすのだぁ!」ジタバタ
??「…」フワアアア
アライさん達は夜の道路を飛び回る。
走り屋1「ヒャッハー!俺のクルマが世界一だぜえぇ!」ブウウウウウゥゥウン
走り屋2「いーや!俺に敵う奴ぁいねぇーッ!」ブウウウウウゥゥウン
??「…」ゴウウゥゥッ
走り屋1「…ん?今なんか飛んでったぞ?」ブウウウウウゥゥウン
アライさんを捕らえた人物は、爆音を鳴らす走り屋のスーパーカーを追い抜いて飛んでいく。
妊婦アライさん「のああああああああ!!は、速いのだあああああ!!」ゴオオオオオオオ
485 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:28:38.04 ID:217sfB19O
~森~
??「この辺にするのです」ピタッ
謎の人物は、空中で音も無く羽ばたきながら静止する。
高度50mほどの高さである。
妊婦アライさん「お…お前、なんなのだぁ!アライさんを森に連れてきて…どうするつもりなのだぁ!は…離すのだぁ!」ジタバタ
??「離すのです」パッ
妊婦アライさん「のぁ!?」
アライさんは空中で拘束を解かれ、頭から真っ逆さまに落下する。
妊婦アライさん「の゛ぁあああああーー!た、たすけ…」ヒューーーーン
486 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:29:53.69 ID:217sfB19O
妊婦アライさん「」ドゴオオッッ
妊婦アライさん「」バタッ
??「仕留めたのです」フワァ
謎の人物は、地面に倒れ伏すアライさんの隣へ降りた。
妊婦アライさん「」
50mの高さから、真っ逆さまに草の上へ落下したアライさんは、草の生えた地面へ流血を滲ませた。
490 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:41:00.89 ID:217sfB19O
会長「いただくのです」
人物の正体は、会長。
ワシミミズクのフレンズであった。
会長「はぐっ、がぶっ…」バリバリムシャムシャ
会長は、アライさんの死体を貪り食う。
会長「やはり臭みが強いのです。だがアラジビはアラジビ。美味なのです」ガツガツ
ショクエモンP曰く、下処理をしないと臭いがキツすぎる…
下処理しても美味しくないと言わしめた、街中のアライさん。
それを美味と言いながら、会長は腹を食い破る。
会長「おお、子持ちなのです」バリィ
腹を食い破ると…
493 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:44:53.67 ID:217sfB19O
胎児の死体「」グチャ
会長「……………………!!!!!???」ピタッ
その胎児を見た会長は、動きを止めた。
会長「…なんて、こと」
食欲に身を任せていた肉食獣の会長でさえ、その衝撃に動揺し、食事の手を止めざるを得なかったようである。
会長「…うぷっ…」ザッザッ
やがて会長は、地面に穴を掘った。
会長「…悪いことをしたのです。安らかに、眠るのです」ザッザッ
そして、食っている途中のアライさんと胎児を穴へ埋めた。
どうしたのだろうか?
食欲が無くなったのであろうか。
会長「…こ、こんな、ことが…」フラフラ
会長「あっては…ならない………のです…帰るのです」フラフラ
会長は帰宅しようとする。
その時…
ノダアアアアアアアア!!!
会長「…?」クルッ
森の中から、害獣の悲鳴が聞こえた。
会長「…行ってみるのです」バサッ
500 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20:57:04.56 ID:217sfB19O
少し、時は遡る。
~森の中~
アライさん2「なんなのだ!アライさんの言うことを聞くのだチビ!」ガミガミ
アライしゃん「アライさんはもうチビじゃないのだぁ!うるさいのだ、さしずするななのだぁ!」コスリコスリ
どうやら親子喧嘩しているようである。
アライさん2「チビのくせに!アライさんを困らせるななのだぁ!最近お前反抗ばっかりするのだ!ちょっと前までは何でも言うこと聞く可愛い子だったのに!…いいから言うこと聞くのだぁ!」
アライしゃん「もういいのだ!アライさんはおうちをでていくのだぁ!」ズカズカ
アライさん2「なっ…!か、勝手にするのだ!お前みたいな可愛くないチビ、どっか行けばいいのだぁ!」プイッ
アライしゃんの反抗期。
それは、巣立ちの合図である。
502 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:03:19.29 ID:217sfB19O
アライさん2は、巣を去っていく娘の背を見送る。
アライさん2「…」
アライさん2「っ…!」ウルウル
アライさん2「チビ…達者に暮らすのだ。精一杯生きるのだ…」ウルウル
まるでペットか何かのように溺愛していた自分の子供。
それがあっという間に大きくなり、自分のもとを去っていく…。
きっと辛いものがあるのだろう。
アライしゃん「っ…」テクテク
アライしゃん「おかーしゃん…いままでありがとうなのだっ…」テクテク
アライしゃん「アライしゃんは、りっぱにいきてみせるのだ…!」グスッグスッ
母から離れる子もまた心細いのだろう。
しかし、自分の力で生き抜くことを決めたのだ。
これからは、困難に遇っても母親に頼れない。
自由と同時に、困難に立ち向かう運命へ身を投じたのである。
503 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:07:55.98 ID:217sfB19O
この先、アライしゃんの人生には、どんな試練が待ち受けているのであろうか。
アライしゃん「…ひぐっ…ぐすっ…」トテトテ
??「おや?お嬢さん。そんなに泣きながら歩くなんて…何か悲しいことでもあったかな?」
アライしゃん「のぁ…?」
アライしゃんは顔を上げる。
ブラウンP「一人ぼっちで大丈夫かい?お母さんはどうしたのかな?」
アライしゃん「…お前、誰なのだ?」
どうやら、人生最初の、一人で乗り越えなければならない試練が立ちはだかったようだ。
505 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:13:58.82 ID:217sfB19O
ブラウンP「…」
ブラウンPの眼は光を放っており、まわりにキラキラと輝いている。
アライキング・ボスとの交戦でも見せなかった、野生解放である。
ブラウンP「私はブラウンP。作家だ。君は…お母さんはどうしたんだい?」
アライしゃん「…アライしゃんはもう、おかーしゃんにたよらなくても、いきていけるのだ」
ブラウンP「本当かい?もう頼らないのかい?立派だねぇ」
アライしゃん「ほんとなのだ!あらいしゃんはそのへんばっちりなのだ!いだいなんだぞぉ!」エヘン
アライしゃんは、腰に両手を当てる。
ブラウンP「なるほど偉大だね。ところで、これなーんだ?」ブラン
アライしゃん「…え?」
ブラウンPが持っていたのは、たった今腰に当てたはずの…
アライしゃんの右手であった。
516 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:24:02.82 ID:217sfB19O
アライしゃん「の…ぁああああああああああああああああ!!!」ブシュウウゥ
右腕の断面からおびただしい出血がほとばしる。
アライしゃん「あ、あぁ…」フラフラ
アライしゃんはブラウンPに背を向け、ふらふらと逃げ出す。
アライしゃん「あらいしゃんのおててがあああああ!!!うぎいゃあああああああああああ!!!」コスリコスリコスリ
アライしゃんはブラウンPから距離を取りながら、右腕の傷を一生懸命左手で擦っている。
ブラウンP「はは、何をしてるんだい?」
アライしゃん「ううぅぐぎゅぐぎゅぐうぅぅ…!いだいのは、ごうやっで…なおず、のだぁ…!」コスリコスリコスリコスリ
ブラウンP「へぇ、それは便利だね。…だったら、なんで擦るのをやめたんだい?」
アライしゃん「へ!!?や、やめてなんか…」ヨタヨタ
アライしゃん「…の…あ…?」チラッ
ブラウンP「ああ、これが無いからかな?」ブラン
ブラウンPはアライしゃんへ、右腕の傷を擦るのに必要不可欠な…
…アライしゃんの左腕を見せつけた。
アライしゃん「え…?ぇ…?」
520 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:32:36.99 ID:217sfB19O
ブラウンPは何をやったのだろうか?
手品か何かであろうか?
それとも、サンドスターを使った超常現象か何かであろうか?
ブラウンP「会長が前にやってるのを見て…一度真似したかったんだ」アーン
ブラウンP「がぶっ」ガブゥ
ブラウンP「もぐもぐ…」ガツガツ
いや、違う。
ブラウンPは、普通にアライしゃんのところまで進んだだけだ。
そしてミニトマトでも収穫するかのように容易く左腕をむしり取り、お茶目にも元の場所へ戻っただけである。
アライしゃんには、野生解放したブラウンPの一連の行動が、知覚すらできなかった。
ただそれだけの、簡単なことである。
アライしゃん「ぎ…ぃいぃっぅびゃあああああああああああああああああーーーーーーーーっ!!」ブシュウウゥ
ブラウンP「はあぁ…美味しい。生き血の通う生のお肉が、こぉんなに美味しいだなんて…♪」ペロリ
ブラウンPは、舌なめずりしながらアライしゃんへ近寄る。
521 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:39:15.06 ID:217sfB19O
アライしゃん「ひ…ぎ…びいぃぃぃっっ!!あ、あぁ、く、くゆなあぁっ!!」ヨタヨタ
アライしゃんは両腕から大量出血しながら逃げる。
ブラウンP「逃がさないよ!」チョン
アライしゃん「ひぶぅっ!!」ビッタアアンッ
ブラウンPがアライしゃんを軽く指で弾くと、アライしゃんは勢いよく地面へ叩きつけられた。
ブラウンP「おやおや、殺しちゃったかな?野生解放すると、力の入れ加減が難しくなるんだ…」グイイッ
アライしゃん「ひ、ひいいぃぃっ!!」
ブラウンPはアライしゃんに馬乗りになる。
ブラウンP「一人立ちおめでとう、アライしゃん。さあ、君の晴れやかな人生の最初の関門だ。無事私から逃れられるかな?」
523 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:48:09.16 ID:217sfB19O
ブラウンP「君は自分一人で生きられるって言ったよね?さあ、この状況から、どうやって一人で助かろうって言うんだい?」
アライしゃん「た…たしゅけて…くだしゃ…」ブルブル
ブラウンP「ふんっ」ブヂィ
ブラウンPは、アライしゃんの尻尾を引きちぎった。
アライしゃん「ぐぅ!?ぎ…ぎっびやああああああああ!!あ、ありゃいしゃんのしっぽがああああああっ!!」
ブラウンP「これから私に命乞いする度に、君の体の大事な部分を引きちぎるからな。次はどこにしようかな?」
アライしゃん「ひぃ、あ、ぁ…」ガクガク
ブラウンP「もう両腕が無くなっちゃったねぇ?君はこれからの希望溢れる人生を、たった一人で、両腕無しで生きていかなくっちゃあいけない。大変だねぇ?どうやって餌をとるのかな?」フゥフゥ
ブラウンPの息は荒くなっている。
ブラウンP「さあ、もう一度私に命乞いをしてごらん?一人で生きるのがもっと大変な姿になれるよ?」ハァハァ
アライしゃん「のだあああああああーーーっ!お…お…」プルプル
ブラウンP「…♪」ゾクゾク
531 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21:56:27.66 ID:217sfB19O
ブラウンPに馬乗りで跨がられている、うつ伏せのアライしゃん。
アライしゃん「おがーーっしゃあああああああーーーーーんっ!!だじゅげでええええーーーーっ!!おがああしゃあああーーーんっ!!」ビエエエエン
ブラウンP「っ…♪んんんっ……♪」ゾクゾク
一人立ちしたはずの小さなアライさんは、とうとう母親を呼んだ。
母親へ助けを乞い、泣き叫んだ。
アライしゃん「だじゅげでえええええええええっ!!ぴいいいぃぃぃーーーーっ!!」ビエエエエン
恐怖と苦痛に呻き、泣き喚くアライしゃん。
その背中には、熱さと湿り気を感じていた。
…
ダジュゲデエエエエエエ!オガアシャアアアアンッ!!
アライさん2「…?」
アライさん2「ち…ちび…!?」ダダッ
アライさん2は、声がした方へ走った。
536 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:05:26.55 ID:217sfB19O
アライさん2「今の声は…」ガサッ
ブラウンP「やあ、お母さんかな?」フゥフゥ
アライしゃん「ぎびいいぃぃぃーーーっ!!お、おがああしゃん!!だ、だじゅげでえええっ!!」ジタバタ
ブラウンP「今、君が腹を痛めて産んだ子供の腕を、美味しく頂いているよ。はぐっ、がぶっ」ブヂィ
ブラウンPは、先程もぎ取ったアライしゃんの腕を噛み千切っている。
アライさん「ち…ちび…!」
ブラウンP「はむっ…もぐもぐ…。ああ…美味しい。なあ、そこで見ている君。君の子供…この子は、失った両腕で、君とどんな触れ合いをしたんだい?なあ…聞かせてくれよ、両腕があった頃の思い出を…」ゴクン
アライしゃんの両腕は骨だけになり、草の上へ捨てられた。
540 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:14:10.04 ID:217sfB19O
ブラウンP「あ~あ、まだまだお腹が空いている。さて、次はどこを…いや、誰を食べようかな?」ギロリ
アライさん2「っ…」ガタガタ
アライしゃん「おがああしゃあああああああんっ!!はんこーしてごめんなしゃいいいぃぃっ!!ずっとずっといいこにしゅゆかりゃあああっ!だじゅげでええええええっ!」ビエエエエン
ブラウンP「…君はたった今、子供の巣立ちを見届けたんだろう?どうするんだい?このまま黙って、一生懸命立派に育てた可愛い子供が私のおやつになるのを、指を咥えて見ているのかい?」
アライさん2「お…お前…!」ワナワナ
ブラウンP「哀れだねぇ。君はその子を産んでから今までの間、ずっと私ためのご飯を用意してくれていたってわけかい?ああ、哀れだねぇ」
アライしゃん「おがあああしゃああああああんっ!!」ビエエエエン
アライさん2「ち…ちびをぉっ!!」ダッ
アライさん2は、命の危機に晒されている我が子の姿を見て…
考えるよりも早く。
反射的に、飛び出していた。
541 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:18:00.48 ID:217sfB19O
アライさん2「ちびを…!」ダダダッ
アライさん2「ちびをやるから!!アライさんは見逃すのだああああああああああっ!!」ダダダーーーッ
反射的に飛び出していた。
…後ろへ向かって。
アライしゃん「ぴいいいいいいいいいぃいぃぃぃぃぃぃっ!!!!!?」
自分を見捨てて逃げ去っていく母親の背を見るアライしゃん。
アライさん2「お前の分まで生きるのだああああああっ!」タタターーッ
アライしゃん「お、おがああああーしゃああああああーーーーんっ!!!がわいいあらいしゃんをだじゅげでええええええええっ!!いいごにしゅゆかりゃああああっ!!!」
546 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:24:02.58 ID:217sfB19O
ブラウンP「御愁傷様だねぇ!君は母親に、自分一人で生きていくって言ったんだろぉ?いい母親だねぇ!君の望みをきちーーんと汲み取ってくれたぁ!」グイイッ
アライしゃん「ぎぴぃっ!」ゴロン
アライしゃんは仰向けに転がされる。
ブラウンP「はぁぐっ!!」ガブゥ
ブラウンPはアライしゃんの腹へ噛みつき、八重歯を食い込ませる。
アライしゃん「ぐひぎいいぃぃっ!いだい、いだいいいぃぃっ!!」ジタバタ
ブラウンP「ふぅんぐぅっ!!」ブヂイイィイッッ
アライしゃん「がぎびぃゃああああああああああああああああっ!!!」
アライしゃんは腹の皮膚や皮下脂肪、筋肉を噛みちぎられた。
552 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:30:22.78 ID:217sfB19O
ブラウンP「がぶうぅぅっ!!」ガブゥ
アライしゃん「いぢゃいのりゃあああああああああああああっ!!」
ブラウンPは、アライしゃんの臓腑を噛み千切り、欲望のままに、劣情のままに貪り食う。
ブラウンP「ふうぅぅっ、がううぅうっ!がう、がうううぅっ!!」バリバリムシャムシャ
アライしゃん「やべるのりゃあ…ひぎっ、だ、だじゅげで、ぐりゃひゃい、ひ、ひぎぐぎぃっ…がばあぁっ!!」ゴボォ
アライしゃんは吐血した。
ブラウンP「ふーーーっ!ふぅーーっ!!がう、ばうぅぅっ!!」ガツガツムシャムシャ
ブラウンPはもはや人間の言葉を発していない。
声こそブラウンPの美しく凛々しいものだったが、その様相はただ一匹のケダモノの唸り声そのものであった。
558 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:34:58.30 ID:217sfB19O
と、そこへ…
会長「タイリク?タイリクなのですか」フワアアア
アライさん2「や、やめるのだぁ!離すのだああああ!!」ジタバタ
先程逃げた親を羽交い締めにして、会長が飛んできた。
ブラウンP「はぁーはぁーっ、がう、はぁぐっ…」モグモグガブゥブヂィ
アライしゃん「ぎ…び…」ピクピク
アライさん2「あ…ああああぁあ…ちびいぃ…っ」
565 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:41:58.21 ID:217sfB19O
会長「さっきから聞いていたのです。お前はその仔アライをいたぶり、なぶって、拷問し、絶望させながら…」
会長「肉の味だけでなく、下卑た悦楽を味わっているように見えるのです」フワアアア
ブラウンP「がう、ばううぅっ、あぐ、がぶぅっ、ふうぅうっ」ガブゥブヂィ
アライしゃん「お…がぁ…しゃ…」フルフル
アライしゃんは、会長に羽交い締めにされながら空に浮かぶ母親を見て、涙を流す。
アライさん「ち…ちび!」
アライしゃん「は…はんこーして、ごべんなしゃいなの…ら……」ブルブル
571 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:47:56.50 ID:217sfB19O
アライさん2「い、いいのだ!チビ!アライさんの方こそ、お前にきつく当たって…」
会長「少し黙るのです」ズパァ
アライさん2の首「」ズパァッ
アライさん2の胴体「」ブッシャアアアアア ビグンッバタタッジタバタビグンッビググッ ジョボボボボボビボ
アライしゃん「…!おがぁ…しゃ…」
アライさん2は、娘の目の前で首をはねられた。
アライさん2の胴体は激しくゴキガイジムーブしながら失禁した。
アライしゃん「…お…が…」
アライしゃん「」
ブラウンP「ばうぅーっ!がぅぅ!」バリバリムシャムシャ
それ以降、アライしゃんは言葉を発しなかった。
575 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:54:52.21 ID:217sfB19O
アライさん2の頭「」ゴロン
会長「タイリク!聞いているのですかタイリク!」ポイッ
アライさん2の胴体「」ドサッ ジタバタビギビグビククンジタバタ
会長は、首を失って尚暴れ続けるアライさん2の体を、いったん投げ捨てた。
会長「タイリク!落ち着くのです!話を聞くのです!!」ユサユサ
ブラウンP「がうううぅぅ!!?」ギロリ
ブラウンPは、食事の邪魔をした会長を睨み付けた。
ブラウンP「ぐるるるるぅぅ…!」フゥフゥ ギロリ
会長「私です。ワシミミズクです。私の言葉が分かったら、一旦落ち着くのです。深呼吸するのです」
ブラウンP「…っ…はぁ…はぁ…はぁ…」ゼェハァ
ブラウンP「すぅ…はぁ…すぅー…はぁー…」
ブラウンPは、会長の言うとおり、素直に深呼吸した。
576 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22:59:43.94 ID:217sfB19O
ブラウンP「はぁ…はぁ…」
会長「…正気になりましたか。自分の行動を覚えているのですか?」
ブラウンP「…ああ。100%覚えているよ」
会長「しっかりするのです。どうしたのですか?何か抑えられない気持ちでも現れたのですか?」
ブラウンP「いいや。私は、自分をコントロールできているよ」ハァハァ
会長「そうですか?いかにも『ワレ操舵不能』といった感じだったのです。自分を制御できていなさそうなのです」
ブラウンP「何を制御しろっていうんだい?いいじゃないか。害獣の駆除は、あなたもやっていることではありませんか」
会長「…」
579 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:03:34.30 ID:217sfB19O
会長「…お前、今はそれでいいとしても…。野良アライさんを絶滅させた後のことは考えているのですか?」
ブラウンP「…」
会長「お前はその気持ちを抑えられるのですか?周りの人間やフレンズ達に向けないと、自分を信じられるのですか?」
ブラウンP「…」
会長「何か答えるのです!タイリク!」
ブラウンP「…助けて…くれ…」
会長「!!?」
ブラウンP「たすけて…くれ…」ウルウル
会長「…泣いているのですか?」
582 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:07:37.86 ID:217sfB19O
ブラウンP「抑えられないんだ…欲望が…衝動が…。アライさんを狩るという大義名分にかこつけてはいるが…」
ブラウンP「本当は、私は、きっと…」
ブラウンP「…」
ブラウンP「フレンズを…ヒトを…。殺したいんだ…」ブルブル
会長「…ヤバいのです」
ブラウンP「なあ、私は、どうすればいい?アライさんがいなくなったら?私は猟奇殺人犯になるのか?嫌だ…嫌だ!!」フルフル
会長「…」アセアセ
586 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:16:00.55 ID:217sfB19O
会長「…お前、いつからそうなったのですか」
ブラウンP「…ネットで、ショクエモンPのライブキッチンを見て以来…」
会長「あいつの動画のせいで、そうなったのですか?」
ブラウンP「いや。遅かれ早かれ…こうなっていた。偶々きっかけがそれだっただけだろう…」
会長「…どうしたいのですか」
ブラウンP「…ヒトを、フレンズを、傷つけたくない…」フルフル
会長「ならば傷つけなければいい…という訳にはいかないのですか?」
ブラウンP「そう簡単にはいかない。私は、ヒトの…フレンズの…アライさんの…」
ブラウンP「皮膚を裂きたい。腕を千切りたい。内臓を引きずり出したい。顔の皮を噛み千切りたい」
ブラウンP「血を吹き出させたい。絶望。呻き声を私の手であげさせたい。首を締め上げたい。子供の前で親を殺したい。親の前で子供を殺したい。兄弟や親子を殺し合わせたい」
ブラウンP「大勢の無垢な子供達を蹂躙し物言わぬ死体にしてやりたい。たくさんの大人たちに追い詰められて、やられる振りをして希望を味わわせてから、皆殺しにして絶望させてやりたい」
会長「………」汗タラー
598 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:24:29.22 ID:217sfB19O
会長「…」
ブラウンP「…この世にいるアライさんが減る度に…、誰かがアライさんを殺す度に。私の獲物が減ってしまったと憤りを感じるんだ」
ブラウンP「あと何匹残っている?ヒトや真っ当なフレンズの代わりに、私に切り刻まれ、身代わりになってくれるアライさんはあとどれだけ残っているんだ?」
会長「…」
ブラウンP「今度、特定有害駆除対象フレンズの一斉掃討作戦をやるって聞いた。…本当に滅ぼすのか?」
会長「本当なのです」
ブラウンP「…私にも、参加させてくれないか」
会長「……正直なところ、戦力としてのお前は、一騎当千なのです」
会長「だけどお前の怖い所は…次第に次第に、行動がエスカレートしている点なのです」
602 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:28:49.23 ID:217sfB19O
会長「家庭でのアラジビ料理に始まり、アラジビフェスでのライブキッチン。手の込んだ下準備をしての生放送ライブキッチン。そして生での直食い…」
会長「お前はどんどん、強い刺激を求めるようになっているのです」スッ
会長は、先程仕留めたアライさん2の胴体を掴むと…
会長「むんっ」バリイィッ
鋭い爪で、真っ二つに引き裂いた。
会長「そのアラジビでも食べて落ち着くのです」
ブラウンP「…私がヤバいだの何だの言ってるけど、貴女も負けず劣らずヤバいのでは?」
会長「えらくマトモなのです。私は食事をしているだけなのです」バリバリ
ブラウンP「…」ガブガブモグモグ
608 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:37:23.65 ID:217sfB19O
会長「話を戻すのです。…どこまで話しましたっけ?」
ブラウンP「…私が、求める刺激がエスカレートしているというところまで」
会長「そうなのです。この作戦に加われば、お前は今までとは比べものにならない程たくさんのアライさんを殺すことになるのです」
ブラウンP「っ…♪/////」ゾクゾク
会長「そしたら、作戦が終わった後。…お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?」
ブラウンP「っ…そ、それは…」
会長「…御手洗に、ぶつけるのですか?」
ブラウンP「…!!!」
ブラウンP「…だめだ、できない…。周りの人を、傷つけたくない…!」
610 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:41:44.91 ID:217sfB19O
会長「…お前の力は強大です。もし、自分の力を抑えたくなったら…頼れる男が、1人だけいます」
ブラウンP「…誰ですか?」
会長「…命乞尾シロウ。サンドスター科学研究所の主任です。彼なら、お前の悩みをきっと解決する手段を見つけてくれるのです」
ブラウンP「…分かった。ありがとう」
会長「…くれぐれも、自分の命を断つという行為は…やめるのです」
ブラウンP「…」
会長「お前にとって大事な者達がいるように、お前を大事に思う者もいるのです」
ブラウンP「…命乞尾、シロウ…会いに行ってみるか…」
611 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:44:35.97 ID:217sfB19O
ブラウンP「ご馳走さまでした」
アライさん2の骨「」カラン
アライしゃんの骨「」カラン
会長「気を付けるのです。周りにも…自分にも」
ブラウンP「…はい」スタスタ
…
夜の森の中を、ブラウンPは進む。
ブラウンP「…ショクエモンP、あなたは、私の憧れだ…」ブツブツ
ブラウンP「私も貴方のように、ヒーローショーの主役に…ファッションキチガイに、なりたかった…」フラフラ
617 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:56:07.71 ID:217sfB19O
「待つのだ」
ブラウンP「…」チラッ
ネックレスアライさん「お前…この辺で、お腹の大きいアライさんを見なかったか?」
ネックレスをつけたアライさんが、ブラウンPを呼び止めた。
ブラウンP「…」
ネックレスアライさん「あいつはアライさんのとこで、人間相手に商売してた奴なのだ。どっかに逃げていったのだ」キョロキョロ
624 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23:59:20.86 ID:217sfB19O
ブラウンは、先程ゴミステーションで会長が捕らえたアライさんの話を聞いていた。
目の前のアライさんが探していた奴だと、ピンときたようだ。
ブラウンP「…」ツカツカ
ネックレスアライさん「お?お?アライさんに何かする気か?見るのだ、この腕輪はなぁ…」キラリ
ネックレスアライさんは、『の』の字を象った腕輪を見せた。
ネックレスアライさん「戸籍を持ったアライさんの証明なのだ!だからアライさんは特定有害駆除対象フレンズじゃ…」
ブラウンP「その腕輪ってのはこれかな」スッ
ブラウンPは、ネックレスアライさんが見せた腕輪を…
それがついている腕ごと、掲げて見せた。
アライさん「…え…」
630 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:03:35.30 ID:WZkRkIACO
ネックレスアライさん「ぎ…ぎびやああああああああっ!!?」ブシュウウウウウゥ
ネックレスアライさんの腕から鮮血がほとばしる。
ブラウンP「ド外道が。お前は害獣以下だ」ガシィ
ブラウンPは、ネックレスアライさんの首を締め上げた。
ネックレスアライさん「ぐ、ぐええぇ!な、何するのだ…!あ、アライさんに手を出したら、お前は殺人犯に…!」ジタバタ
ブラウンP「遅かれ早かれ、いずれなるさ。なら…今でいい」ギュウイイイイイイイン
ブラウンPの目が光を放つ。
野生解放である。
ネックレスアライさん「や…やめ…!」ジタバタ
632 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:06:01.10 ID:WZkRkIACO
『お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?』
『…御手洗に、ぶつけるのですか?』
ブラウンP「っ…」ブルブル
ネックレスアライさん「ひ、ひいぃ…た、たす、け…」ガクガクブルブル
ブラウンP「…」ポイッ
ネックレスアライさん「のあっ!」ボテッ
ブラウンPは、ネックレスアライさんを離した。
634 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:09:50.04 ID:WZkRkIACO
ブラウンP「…その腕を持って消えろ。毎日擦り続けていれば、くっつくだろう」シュウウゥウ…
野生解放の光が消えた。
ブラウンP「裁判所へ駆け込める立場じゃないことは分かっているだろう?別に私はそれでも構わないが…」
ネックレスアライさん「ひ…ひ…!ひえええええああああああ!!」ダダダーーーッ
ネックレスアライさんは、腕を持って森の中へ消えた。
635 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:11:25.17 ID:WZkRkIACO
ブラウンP「…会長、ありがとう。貴女と話せていなかったら…。私は…」
『命乞尾シロウ』…
唯一残された、最後の希望。
彼に会うまでは、まだ…ヒトを殺せない。
ブラウンP「…遅かれ早かれ、か…」フラフラ
ブラウンP「大丈夫かな…私は…」フラフラ
640 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:21:02.32 ID:WZkRkIACO
…
~川の上の橋~
ネックレスアライさん「はぁ…はぁ…」フラフラ
ネックレスアライさん「あいつ、頭がおかしいのだ…。アライさんが戸籍持ちと知ってて攻撃してきたのだ…」コスリコスリコスリコスリ
ネックレスアライさんは、腕を擦り続けている。
ネックレスアライさん「ふ、ふふ…。だけど結局、殺人犯になるのが怖くて、逃げていったのだ」コスリコスリコスリ
ネックレスアライさん「このままお金を貯めて、アライさんは…アメリカに旅立つのだ…!」コスリコスリコスリコスリ
「うわ、キモいわーハエガイジ。何やっとんじゃ」
ネックレスアライさん「わっ!?」ツルッ
腕「」バッシャアアアン
腕は、川へ落ちていった。
644 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:24:24.11 ID:WZkRkIACO
ネックレスアライさん「あ、ああ、アライさんの腕が…!」
ネックレスアライさん「とにかく、腕輪だけでも回収するのだ…!むん!」
腕輪「」シュルシュル…
ネックレスアライさんが念じると、一本残った方の腕へ、腕輪が戻ってきた。
この腕輪はサンドスター科学研究所が作成した、けものプラズム製腕輪だ。
持ち主本人以外が装着することはできず、
紛失しても念じれば戻ってくるというスグレモノだ。
650 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:29:34.15 ID:WZkRkIACO
ネックレスアライさん「おい、お前!お前のせいで、アライさんの大事な腕が、川に…」クルッ
MCチヘドロー「蠅が喚くなや」ガシリ
ネックレスアライさん「ごぼええぇっ…!?」
なんと、先程話しかけた人物はMCチヘドローであった。
こんな深夜に森の中へ何の用であろうか。
MCチヘドローは、ネックレスアライさんの首を締め上げる。
MCチヘドロー「くたばれやクソガイジ」メキメキ
ネックレスアライさん「く…ぐるひ…!お、おまえ、このうでわが…みえない…のかぁ…!」キラリ
652 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:35:35.28 ID:WZkRkIACO
ネックレスアライさん「このうでわは…こせき…の…ごほっ…」ギリギリ
MCチヘドロー「ほーん?じゃあこれでワイが仕留めたヒトモドキは4匹目やな」ギリギリ
ネックレスアライさん「…!?か、ごっば…」ゴボボ
腕輪の意味を知っていて尚、殺意を弛めない。
こんな人間がいることは想定の範囲外であった。
MCチヘドロー「そないな腕輪が、お前はヒトデナシやないって証明になると思うたか?お前らハエガイジは全員等しく本質的にヒトデナシや」ギリギリ
ネックレスアライさん「ぐ…ぼ…ぇ…」
MCチヘドロー「死ねボケ」
ネックレスアライさん「」グッタリ
やがて、ネックレスアライさんは呼吸・心拍ともに停止した。
663 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:41:57.64 ID:WZkRkIACO
MCチヘドローは、死体をひとつ隣の川まで引きずっていった。
MCチヘドロー「はい、おーしまい」ポイッ
ネックレスアライさん「」ドボォン
MCチヘドロー「この川の下は滝になっとって、湖に流れ付くで。運が良かったら、お前の腐乱死体を誰かさんが見つけてくれるかもなぁ」
ネックレスアライさん「」プカプカ
もしもネックレスアライさんの死体が見つかり、MCチヘドローがその犯人と判明すれば、
実際のところ、彼は殺人罪で捕まることになる。
法律は等しく人権を守る。
…だがこの男、真面目に証拠隠滅する気がない。
アライさんならば殺害してもどってことないと、本気で信じ込んでいるのだ。
愚か者であるが故の無敵さが、この男にはあった。
667 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:48:47.55 ID:WZkRkIACO
MCチヘドローは、誰かに電話をかける。
MCチヘドロー「よう。夜遅くにすまんな。どうせ起きとるやろ?」
MCチヘドロー「これで4匹目や。お前の試作品、きちんと動いとるで。ええ仕事しとんな」
MCチヘドロー「んで、マジでこのちっこい機械の中に、あのバケモンが入っとんのか?はは、お前ホンマ頭プッツンやな」
MCチヘドロー「…何?お前やない?発端は教授?…はは。あの人は、いつまでお花畑ん中にいるんやろな。わろてまうわ」
MCチヘドロー「じゃーな」ピッ
MCチヘドロー「…今度のは、制度バッチシや」チラッ
MCチヘドローは、手に妙な機械を持っている。
四角いタッチパネルの画面に、マス目といくつかの光が映っている。
MCチヘドロー「…文句無い。最終兵器、完成や」
MCチヘドローは、森から去った。
669 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00:49:29.79 ID:WZkRkIACO
つづく
最終更新:2017年11月20日 21:57