662 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/18(水) 22:53:07.32 ID:ITakUf5VO
~役所~
山小屋アライさんとの交渉から3日後。
ロッジアライさん達は、役所を訪れた。
会長「準備できたのです」
山小屋アライさん「よしみんな、行くのだ」
ロッジアライさん1「なのだー」ゾロゾロ
ロッジアライさん2「なのだー」ゾロゾロ
ロッジアライさん3「戸籍を取るのだ!」ゾロゾロ
ロッジアライさん4「
天下を取るのだ!」ゾロゾロ
ゾロゾロ…
受付「はい、ご連絡頂いていたアライさん達ですね。戸籍登録と住民票登録はこちらからとなります」
戸籍とは、個人だけでなく、家族関係を登録する台帳である。
ロッジアライさん達の中には、いくらか家族関係をもつ者もいる。
そういった者達は、姉妹として申請を行った。
また、戦闘員のアライさん達には子供もいるのだが、
今の時点ではまだ、子供たちは戸籍登録をしないとのことである。
ロッジアライさん1「住所?住所って何なのだ、何を書けばいいのだ?」クルクル
ロッジアライさん達は、ペンを回しながら問いかける。
尚、ここにいるロッジアライさん達は山小屋のエリートであり、全員簡単な文字を読み書きできる。
大臣「大久野島へ建設予定の管制塔の住所を教えるのです。それを書くのです」
663 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/18(水) 23:04:36.53 ID:ITakUf5VO
戸籍登録と住民票登録が完了した。
山小屋アライさんは、全員分の書類を一枚ずつ確認し、すべて偽造防止用のマーカーがついていることを確認した。
役所受付「では、こちらで腕輪を生成します。腕を突っ込んでください」ポチッ
腕輪生成機に電源が入る。
ロッジアライさん1「なのだー」ズボォ
腕輪生成機「」ウィーン…
腕輪生成機は、ロッジアライさん本人のけものプラズムをいくらか吸収し、腕輪に加工して腕へ巻いた。
ロッジアライさん1「可愛いのだぁ!」キラキラ
腕輪には『の』の字が象られており、『ID:011』の文字が刻まれている。
そうして、全員分の腕輪が作成された。
666 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/18(水) 23:15:39.66 ID:ITakUf5VO
次に一行は、銀行へ向かった。
ロッジアライさん達は、これから仕事として同族殺しを始める。
そのため、給与を振り込むための口座を開設しに行くのである。
ロッジアライさん1「めんどくさいのだぁ!」ドタドタ
ロッジアライさん2「さっさと終わらないのかぁ?」ドタドタ
ロッジアライさん3「あーもう手続きなんてどうでもいいのだぁ!」ドタドタ
大臣「口座を開設すれば、お前達も美味しいご飯が食えるのです」
ロッジアライさん1~10「「「口座を取るのだ!ご飯を取るのだ!」」」
銀行受付「いらっしゃいませ。はい、連絡のあったアライさん達ですね。これから口座開設手続きを始めます」
しばらく経ってから、全員分の預金通帳が発行され、ロッジアライさん達に手渡された。
668 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/18(水) 23:33:28.40 ID:ITakUf5VO
そうして手続き完了後、大臣はキツネが運転するバスでロッジアライさん1~10を山小屋へ送り届けた。
山小屋アライさんだけは、再び大臣達と行動を共にするようだ。
大臣、会長、山小屋アライさん、そして運転手のキツネを乗せたバスは、フレンズ省本部へ戻っていく。
会長「例の計画…『アライネバーランド計画』。フレンズ省の人間達の合意が得られたのです。可決なのです」
山小屋アライさん「良かったのだ…。どれだけの者が合意したのだ?」
会長「ごく一部、反対する者も居ましたが…、ほとんど全員合意したのです。計画で得られるメリットを良しとしたのでしょう」
山小屋アライさん「…本当に、良かったのだ…。ごほっ、げほっごほっ…!」
山小屋アライさんは、笑顔を見せた。
大臣「お前のその咳はなんなのですか?フレンズは病原体が効かないはずなのです」
会長「医者に行くべきなのです」
山小屋アライさん「ぜーはー…アライさんは保険に入ってないのだ。それに、医者にかかる金もないのだ…。構わなくていいのだ」ゼェハァ
最終更新:2017年11月24日 21:09