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アラジビアンコール② ~しゅきしゅきぐつぐつ~その2

756 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 13:03:16.90 ID:y0PWANKCo
食通の友人「ピクピク」グッタリ

死んだ奴が口でピクピクなんて言うかよ。

ブラウンP「さあ、アライちゃん達。君達をその檻へ閉じ込めて、お腹ぺこぺこのまま閉じ込めてた悪い奴はやっつけたよ」

アライちゃん1「やったのだー!」シッポフリフリ キャッキャ

アライちゃん2「きょあくはしんだのだ~!」シッポフリフリ キャッキャ

ブラウンP「さーて、そこから出たいよね?お家帰りたいよね?」

アライちゃん1「かえりたいのだ~!」ガシャンガシャン

アライちゃん2「またおかーしゃんといっしょに、きーろいちゅぶちゅぶたべたいのりゃ!」シッポフリフリ

ブラウンP「いいよ。お姉さんが、君達をお母さんのところへ送ってあげるよ。ただしその前に、体を綺麗にした後、美味しいお野菜をたーっぷりあげるからね」

アライちゃん1「おねーしゃんいいひとなのりゃ!だいしゅきなのりゃ!」シッポフリフリ

アライちゃん2「おねーしゃんのこと、おかーしゃんと、おやしゃいの、ちゅぎにしゅきしゅきなのりゃぁ!さんばんめにだいしゅきなのりゃ!」シッポフリフリ

おいおい、実の姉はランキングに入らないのか。


757 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 13:19:33.96 ID:y0PWANKCo
同志1「体を…綺麗に…?」ピクッ

シェイクP「ショクエモンP、洗ったんすよね?」アセアセ

食通の友人「…」コクコク

あんなアライちゃんなんぞ、洗わずに食えるものか。
俺は洗いアライちゃんでも絶対食えんが。

ブラウンP「…君達、ここに来てから体を洗ったことはあったかな?」

アライちゃん1「さっきのがいじにむりやりみじゅでありゃわりぇたのりゃぁ!」ムカー

アライちゃん2「ありゃいしゃん、ちゅめたいって!いったのに!やめてっていったのに!じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶされたのりゃ!」シッポブンブン

アライちゃん1「ひっかいても、かじっても、やめてくりぇなかったのりゃぁ!びええーんっ」ビエエエン

同志2「よかった…洗浄済みか…」ホッ

シャークP「当然だ!ショクエモン師匠が体洗い、泥抜き、尿抜きを忘れるもんか!」

アライちゃん2「おねーしゃん、ありゃいしゃんたち、ちゅめたいのもーやなのりゃぁ…」ウルウル

ブラウンP「そっか、そうだね…。それじゃあ、あったかぁ~いお湯であったまろうか?」スッ

ブラウンPは、42℃ほどのお湯をつくり、小さな器へ注いで籠の上から入れた。

アライちゃん1「あったかいのだ~!」バシャバシャ

アライちゃん2「きもちいーのだ、ぽかぽかするのりゃぁ!」バシャバシャ

アライちゃん達は、器のお湯で手を洗っている。


758 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 13:32:42.01 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「君達、お母さんにはこういうことはしてもらえたのかな?」

アライちゃん1「はじめてなのだぁー!」バシャバシャ

アライちゃん2「ここにきて、おねーしゃんとあえて、よかったのりゃぁ!」バシャバシャ

ブラウンP「じゃあ、こーんなものは、お母さんからは貰えたかな?」スッ

ブラウンPは、先程の飴玉を2つつまみ、手を籠へ入れた。

アライちゃん1「もらってないのりゃぁ!」ガシィ

アライちゃん2「あまあまだいしゅきなのりゃぁ!」ガシィ

アライちゃん1「あむあむあむ…ころころころ…おいちーのりゃぁ!」コロコロ

アライちゃん2「ぺろぺろ…ころころ…」コロコロ

ブラウンP「そうだよ。私は君達に、このお家でたーっくさん美味しい食べ物をあげられる。君達のお母さんよりも、ずっと美味しいものを、いっぱいね」

食通の友人「…お前の家じゃねえよ(ボソッ)」

死体が、アライちゃん達に聞こえないくらいの声の大きさでなにかを呟いた。

ブラウンP「今まで雨風の強い日は寒くてずぶ濡れになって、大変じゃなかった?…私なら、台風の日でもあったかい寝床で、君達をゆっくり休ませてあげられるよ」ナデナデ

ブラウンPは、アライちゃん達の頭や背中を優しく撫でた。

アライちゃん1「おねーしゃんだいしゅきなのりゃぁ!もっとなでゆのりゃぁ!」シッポフリフリ

アライちゃん2「おかーしゃんよりしゅごいのりゃぁ!おててぺろぺろしてあげゆのりゃ!」ペロペロ

ブラウンP「…ふふ、可愛いね。私も、君達のことが大好きだよ」ナデナデ

アライちゃん1「なのだー!」キャッキャッシッポフリフリ

アライちゃん2「なのだー!」キャッキャッシッポフリフリ

うえ、アライちゃんに手を舐められてやがる…。気持ち悪い…。
ドブネズミに舐めれた方がまだマシだ。

あのブラウンPは、アライちゃんに不快感を感じないのか?

…というか、あの…疑問があるんですが。

同志2「どうしました?」

なんでブラウンPは、あんな風にアライちゃんを可愛がってるんですか?
ここでは今から料理するって聞いたんですが…
まさか情が移って 、飼う気になってしまったとか?


759 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 13:52:39.11 ID:y0PWANKCo
同志2「いやぁ…正直、俺もこれから何が起こるか分からないんすよ。何せ、こういうのは初めてのパターンなので…」

『こういうの』っていうのは…
アライちゃんを可愛がってることですか?

同志2「いえ、違います。…保健所のアライちゃんを、そのまま料理するパターンです」

…どういうことですか?

同志2「ブラウンPは、基本…。『飼って、なつかせてから、殺す』んですよ」

…!?
わけがわからん!なぜそんな事を…!?

同志達2「それがブラウンPのやり方で…無害化してから、裏切る方が愉しいんだそうです」

…アラジビフェスでやらかしたことは、やはり本当だったのか…。
そんなキチガイ行為、信じたくはなかったが。

あのブラウンPって女の子、相当歪んでるぞ。
わざわざ育てるだけの労力が無駄だし、費用も無駄だ。
そして奴らは本質的に害獣だ。無害化などできるわけがない。
仮に個体単位で無害化できても、結局そのガキが畑を荒らす害獣として産まれてくるんだから意味がない。

ブラウンP…やばいんじゃないか?この人。
はっきり言って、サイコの部類に入るぞ。
ちょ…まじでヤバイって…
…心の病院に行った方がいい類の人格だぞ、これは。


761 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 14:07:24.60 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「それじゃあ、料理を始めようか」スッ

ブラウンPは、鉄の鍋を用意した。

ブラウンP「野菜も用意するよ。アライちゃん達の大好きなお野菜だ」ドンッ

冷蔵庫から、ネギ、しらたき、焼き豆腐、しいたけ、白菜、春菊、牛脂、卵が取り出される。

アライちゃん1「おやしゃいなのだぁ~~~~!」キラキラ シッポブンブン

アライちゃん2「おねーしゃん!いましゅぐたべたいのりゃあ~~~!」シッポブンブン

ブラウンP「アライちゃん達、さっきの飴玉は美味しかったかい?」

アライちゃん1「おいちかったのりゃあぁ~!」シッポブンブン

ブラウンP「さっきのはね、人間が食べ物を料理して作ったものなんだ。分かるかい?食べ物を、もっと美味しくすることさ」

アライちゃん2「うしょなのりゃ!おやしゃいはもともとおいちぃのりゃ!」シッポブンブン


762 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 14:13:41.29 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「さっきの食べ物の材料だよ。舐めてごらん」スッ

ブラウンPは、砂糖を小皿に盛って、籠へ入れる。

アライちゃん1「ぺろぺろ…あまいのりゃあ!」ペロペロ シッポフリフリ

アライちゃん2「おいちぃー!でも、さっきのあまあまのほーがおいちぃのりゃ?」シッポフリフリ

ブラウンP「そう、それが料理だ。元々美味しいものを、さらに美味しくする。今から美味しいものを、もーっと美味しくするからね」

アライちゃん1「わかったのだー!」シッポフリフリフリフリフリフリ

アライちゃん2「たのしみなのだー!」シッポフリフリフリフリフリフリ

ブラウンP「ふふ、尻尾振って、可愛いね。…君達のお母さんには、私が知っているこういう技術はあったかな?」

アライちゃん1「しりゃないのりゃ!はたけのおやしゃいまるかじりなのりゃ!」

ブラウンP「そっか。…お母さんじゃなく、私と一緒に暮らせば、毎日生野菜よりずーーっとずーーーっと美味しい料理をたべて、幸せに暮らせるよ?毎日楽しくって、辛いことは何もないよ」

アライちゃん1「おねーしゃんといっしょにくらしゅのだー!」シッポフリフリ

ブラウンP「おやおや…。お母さんはもういいのかい?」

アライちゃん2「うゆ…」

ブラウンP「どうしたのかな?」ナデナデ

アライちゃん2「っ…!」プルプル

ブラウンP「言ってごらん?」ナデナデ

アライちゃん2「お…おかーしゃん…より…」




アライちゃん2「おねーしゃんのほうが、しゅきしゅきなのりゃぁー!≧∀≦」シッポフリフリ

アライちゃん1「だいしゅきぃ!あらいしゃんたちの、あたらしいおかーしゃんになってほちいのりゃぁ~!≧∀≦」シッポフリフリフリフリフリフリ



…なんつーこと言いやがる、このクソガキ共!


764 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 15:10:03.22 ID:pMGwoVfFO
ブラウンP「よーしよし。いい子達だ。それじゃあ、君達はもう元のお母さんの子じゃないよ。…これからは、私が新しいお母さんだ。いいね?」

アライちゃん1「はいなのだー!」シッポフリフリ

アライちゃん2「おかーしゃん!ごはんたべたらいっしょにあしょぶのりゃぁ!」シッポフリフリ

ブラウンP「ふふ…それじゃあ、私のお友達に、挨拶してくれるかな?」スッ

ブラウンPは、同志達を手で指した。

アライちゃん1「おともだちなのりゃ?ひとがいっぱいいゆのりゃ…」

アライちゃん2「ありゃいしゃんとじこめたりしないのりゃ?」

同志1「しないぜー!」

シャークP「仲良くしようぜー!」

ジョークP「仲良くな(笑)」

アライちゃん1「おともだちなのだー!」キャッキャ

アライちゃん2「うれしーのだぁ!」キャッキャ

…基本的に群れを作らないアライちゃん達に、友達なんて概念があるのか?

会長「アライさんとはいえ幼少期は、遊びの中で自然を生きるための知性を育む必要があるのです。だから、他の家族の子供と『遊び相手』になることは多いのです」

遊び相手として互いを利用し合うわけか。合点が行った。

会長「もっとも、まともに遊べるケースは少なく、大概いつも喧嘩になるそうです。あと、弱い奴は虐められるケースも多いそうです」

…喧嘩の仕方も学べるってわけか。
つくづくこいつらは、自分の役に立つ奴だけを友達と呼ぶようだな。


772 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 17:12:17.30 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「それじゃあ、私がご飯を作っている間、こっちのお風呂に浸かってるといいよ」チャプ

ブラウンPは、ボウルに38~40℃ほどのお湯を注いだ。

ブラウンP「はだかんぼになって、この中で体を綺麗にしてね。いいかい?」コトン

アライちゃん1「わかったのだー!」ガシャンガシャン

アライちゃん2「だちてなのだー!」ガシャンガシャン

ブラウンP「はいはい。それじゃあ、籠のお外に出ようね」ガチャ

ブラウンPは、籠を開けて手を突っ込んだ。

アライちゃん1「やっとでられゆのだぁー!」ダキッ ギュー

アライちゃん2「おかーしゃん!あしょんであしょんで!」シッポフリフリ

アライちゃん達はブラウンPの手を抱き締めている。

ブラウンP「じゃ、お外に出すよー」ヒョイ

アライちゃん1「でられたのだぁ!」キャッキャ

アライちゃん2「おふろはいゆのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん1「あったかそうなのだぁ」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん達は、ボウルに向かって這い寄った。


774 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 19:02:50.40 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「それじゃあ、服を脱ぎ脱ぎしようね」ヌガシヌガシ

ブラウンPは、アライちゃん達の服を脱がせた。

アライちゃん1「ぴぃぃっ!?あらいしゃん、けがわとれちゃったのりゃぁ!?」ツルーン

アライちゃん2「つゆつゆなのりゃ!おふろはいっていいのりゃ?」

アライちゃん達にとっては、自分の体の一部が取れてしまったのだから驚くであろう。

ブラウンP「いいよ。さ、入って」

アライちゃん1「あったかいのりゃ~!」チャプン

アライちゃん2「きもちい~のりゃぁ~♪」チャプチャプ

アライちゃん1「からだありゃいっこすゆのだ~♪」コスリコスリコスリ

アライちゃん2「は~きもちいいのだ~…あーもっとうえなのだ、あーそこそこ!いい、いいのだあぁぁ」ウットリ

アライちゃん達がボウルのお湯に浸かり、体を擦り合っている。

フレンズというのは、垢やフケといった老廃物がサンドスターによって分解されてしまうため、常に体が清潔に保たれているらしい。
サンドスターというのは、どこまでも都合のいい物質だ…。

それでもどこか、痒いところはあるのだろう。


777 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 19:47:16.22 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「さて。野菜を切っていこう。アライちゃん達、お友達のみなさん、どうかな?美味しそうな野菜だろう?」ザクザク

アライちゃん1「おいちそーなのだああぁっ!」パシャパシャシッポフリフリ

アライちゃん2「いましゅぐたべたいのりゃああぁっ!」パシャパシャシッポフリフリ

同志2「すっげーうまそう!」

ジョークP「新鮮ないい野菜だぁ…」

ブラウンP「これをざくざくと切っていくよ」ザクザク

ブラウンP「そして、鉄の鍋に乗せる」ポトポト

鉄の鍋はすごい大きさだ。
通常より半径が1.5倍以上でかい。

ブラウンP「…さあ、ご飯にするよ。こっちへおいで」スタスタ

ブラウンPは、アライちゃん達へ近寄ると、バスタオルにくるんでお湯を拭く。

アライちゃん1「さっぱりしたのだー」ツヤツヤ

アライちゃん2「ごっはん♪ごっはん♪あらいしゃんのごっはん♪」ウキウキ

ブラウンP「さ、お野菜さんのとこへ行くよ」スタスタ

アライちゃん1「れっちゅごーなのだぁ♪」シッポフリフリ

アライちゃん2「おっやしゃい♪おっやしゃい♪ありゃいしゃんのやっしゃい♪」シッポブンブン


780 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 19:59:05.76 ID:y0PWANKCo
鉄の鍋が2つある。
どちらもかなり大きなサイズであり、白菜や春菊などの野菜が盛られている。

ブラウンP「さ、お待たせ」スタスタ

アライちゃん1「たべゆのだーーーー!!」シッポフリフリフリフリフリフリ

アライちゃん2「おかーしゃん!はっやく!はっやくおろしゅのだぁ!」シッポフリフリフリフリフリフリ

ブラウンP「ふふ、いいよ…ただし、私の言いつけをきちんと守れたらね。…守れるかい?」

アライちゃん1「まもれゆのだ!」シッポフリフリフリフリ

アライちゃん2「なんでもゆーのだ!おかーしゃん!!」シッポフリフリフリフリ

ブラウンP「そうだね…まず聞こうか。お野菜は好きかい?」

アライちゃん1「しゅきなのだぁ!」シッポフリフリ

アライちゃん2「しゅきしゅきなのだぁ!」シッポフリフリ

ブラウンP「私のことは好きかな?」

アライちゃん1「だいしゅきなのだぁ!」シッポフリフリフリフリ

アライちゃん2「まえのおかーしゃんよりしゅきしゅきなのりゃ!」シッポフリフリフリフリ


782 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 20:11:38.39 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「このお野菜は、どうやってできたものだと思う?」

アライちゃん1「しらないのだ!はたけにかってにはえてくゆのだ!」シッポパタパタ

アライちゃん2「はたけのやさいは、みんなのものなのだ!」シッポパタパタ

ブラウンP「ふぅーん、じゃあ…どうしてアライちゃん達のお家のまわりには勝手に生えてこないのかな?わかる?」

アライちゃん1「わかんないのだ!」シッポブンブン

アライちゃん2「つちがちがうのだ!つちが!」シッポブンブン

ブラウンP「その答えはね…お友達に答えてもらおうか。誰か、わかる人はいるかな?」

…

俺が答えますよ。

ブラウンP「おっ、ハンターさん?」


783 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 20:18:38.72 ID:y0PWANKCo
畑の野菜は、勝手に生えてくるわけじゃない。
お前らが採った後、もう二度と生えてこないんだ。

アライちゃん1「うしょなのだ!またはえてくゆのだ!」シッポフリフリ

それはな、人間が新しく野菜を植え直しているからだ。

アライちゃん2「ひとしゃんが?」

そうだ。
野菜が好きなのは、俺達人間も同じだ。
だから俺達は、畑で野菜を育てて、食べている。
当然、野菜を育てるのは重労働だ。滅茶苦茶大変なことだ。
農家のプロが半年くらい、毎日毎日水やりや、草むしり、除虫をやって、やっとまともな野菜ができるんだ。

そうして農家の人が作った野菜を、俺らは金を払って分けて貰っている。
俺らが働いて稼いだ金で、野菜を買っているんだ。

お前らと違って、何の対価もなく、ポンポコポンポコ盗んでるわけじゃねえ。

アライちゃん1「すごいのだぁ!」シッポフリフリ

アライちゃん2「よくわかんないのだ!あらいしゃんたち、ぬしゅんでないのりゃ!もらってるだけなのりゃ!」シッポフリフリ

…そうかい。
じゃあ、てめーらの新しいお母さんに、たっぷり教育してもらうんだな。

アライちゃん1「いわれなくてもそうすゆのだー!」アッカンベー


788 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 20:36:06.40 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「…今のはね、アライちゃん達のために野菜を作ってくれた農家の人達に感謝しようねってお話だよ」

アライちゃん1「はーい!」シッポフリフリ

アライちゃん2「わかったのだー!」シッポフリフリ

…絶対分かってないんだろうな。
言うとおりにすれば飯が貰えるから、
ただ言うことを聞いてるだけだろう…。

ブラウンP「そういうわけで、今からご飯を作ってくれた人への感謝のあいさつを教えるよ。言うとおりにやってね」

アライちゃん1「さっさとごはんよこすのだー!」シッポブンブン

アライちゃん2「じれったいのだー!」シッポブンブン

ブラウンP「…きちんと挨拶できたら、ご飯の量を増やしてあげるよ」

アライちゃん1「やるのだ!」ハッハッヨダレダラダラ

アライちゃん2「はやくおしえゆのだ!」キラキラシッポフリフリ


790 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 20:40:21.16 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「こうやって手を合わせて、『いただきます』と言って、目を閉じて頭を下げるんだ。私がいいって言うまでね。やってごらん」

アライちゃん1「いただきましゅなのだ!」ペコリ

アライちゃん2「いただきますなのだ!」ペコリ

ブラウンP「…」スタスタ

ブラウンPは、手を合わせて拝んでいるアライちゃん達へ近寄り…


791 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 20:44:38.43 ID:y0PWANKCo

ブラウンP「…」シュルシュル キュッ

…なんと、ヒモで両足、両腕を縛ってしまった。

ブラウンP「はい、もういいよ。目を開けてごらん」

アライちゃん1「のあっ!?てがしばられてゆのだ!あしもなのだ!うごけないのだぁ!」グイグイ

アライちゃん2「なんなのだこれ!?おかーしゃん!おともだちがだれかいたずらしたのだぁ!」グイグイ

ブラウンP「さーて、それじゃあ、お野菜のとこに行こうね」ガシィ

アライちゃん1「ぴいいいいいいいぃぃぃぃいっっ!!?おかーしゃん!しっぽつかまないでなのりゃあっ!」モゾモゾ

アライちゃん2「いたいのりゃあっ!!やべで!やべるのりゃあ!おかーしゃんらんぼーしちゃやーなのりゃあっ!」モゾモゾ

同志達「「YEAHHHHHHHHHH!!!!」」


794 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 20:53:10.40 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「さあ、大好きなお野菜だよ」ドサァッ

ブラウンPは、2匹の尻尾から手を放し、1匹ずつ鉄鍋の上に置いた。
ちなみに2つの鉄鍋は、どちらも既にガスコンロの上に置かれている。

アライちゃん1「あーうぅ、これじゃおやしゃいたべられないのりゃぁ!」モゾモゾシッポパタパタ

アライちゃん2「おかーしゃんっ!あらいしゃんたち、おともだちにいたずらされたのりゃぁ!このひもほどいてなのりゃぁ!」モゾモゾシッポパタパタ

アライちゃん達は芋虫のように体をくねらせ、尻尾をばたばたと振っている。

目の前に野菜があるのに、手足が動かせないため、かぶりつけないのである。


796 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:00:45.71 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「お野菜食べたいかい?」

アライちゃん1「たべたいのだぁ!はやくほどいてなのだぁ!おかーしゃん!」モゾモゾウゾウゾ

アライちゃん2「さっさとすゆのだぁ!」モゾモゾウゾウゾ

ブラウンP「…ねえ、君達が、畑のお野菜を盗んだとき。…君達以外の誰かが、お野菜を食べられなかったんだよ」

アライちゃん1「そんなのしらないのだ!よのなかじゃくにくきょーしょくなのだぁ!はぐ!はぐ!」ガチンガチン

アライちゃん2「はやいものがちなのだぁ!…うぅ~とどかないのだぁ!はぐ!はぐ!」ガチンガチン

アライちゃん達は野菜に向かってエア噛みつきをしている。
空気を噛みながら、歯がガチガチと鳴っている。

ブラウンP「君達が盗んだせいで、野菜を食べられなかった人のことは、どうだっていいっていうんだね?」

アライちゃん1「さっきからそーいってゆのだぁ!はぐはぐ!」ガチンガチン

アライちゃん2「いいからさっさとひもをとくのだぁ!」モゾモゾシッポブンブンブンブン


799 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:10:34.48 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「…世の中強い者が勝つ。野菜を盗られたのは、早く食べられなかった奴が悪い。…そう言ったね?」

アライちゃん1「あーーもうなんなのだ!いらいらすゆのだ!!」モゾモゾ

アライちゃん2「おせっきょーきらいなのだ!そんなんじゃ、あらいしゃんたちのあたらしいおかーしゃんにしてやらないぞぉ!」モゾモゾ

アライちゃん1「そうなのだぁ!おかーしゃんしっかく!ふごーかくだぞぉ!いやならさっさとありゃいしゃんのゆーこときくのだぁ!」モゾモゾ

ブラウンP「…君達の言う通りだ」





ブラウンP「野菜を盗られたのは、早く食べられなかった奴が悪いね」サッサッ

なんとブラウンPは、アライちゃん達が見ている目の前で、
野菜をトングで1つ1つ掴み、別の容器へ移していった。


アライちゃん1「の……あぁっ……!?」

アライちゃん2「あらいしゃんの…ごはんっ…なにすゆのだ…!?」



ブラウンP「何言ってるんだい?この野菜はもう、君達のものじゃない。あっちのお友達のものになった」サッサッ

同志2&3「「イエエーーーイ!!」」

先程、ブラウンPの料理を注文した二人だ。

アライちゃん1&2「「ぴっ…ぴいいいいいいいぃぃぃぃいーーーーーっっ!!?」」モゾモゾウゾウゾジタバタシッポブンブン


801 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:21:01.54 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「な…なにふざけてゆのだぁ!それはありゃいしゃんたちのごはんなのだぁ!」シッポブンブンブンブンブンブン

アライちゃん2「おまええーっ!やくしょくやぶゆのかあぁっ!うしょちゅきなのりゃあっ!」シッポブンブンブンブンブンブン

ブラウンP「ふふ、私が約束したのは、料理を作ることまでだ。その料理を君達に『食べさせてあげる』なんて、一度も言ってないなぁ」スッ

ガスコンロ「」カチッ バチチチチチチチッ ボウッ

ブラウンPは、全ての野菜を退けると、鉄鍋が乗ったガスコンロに点火した。
鉄鍋はじわじわと熱くなっている。

アライちゃん1「んんんぎいいぃぃ~~~っ!!ほどけないのだあぁ~~~っ!!」モゾモゾシッポパタパタ

アライちゃん2「あたらしいおかーしゃん!なんでこんないじわゆすゆのだぁ!あめもくりぇりゅたし、おふろもいれてくりぇたし!いーひとだとおもってたのだぁ!」シッポパタパタ

アライちゃん1「いっしょにくらしゅっていったの、うしょなのかぁ!?」シッポブンブン

ブラウンP「…あのなぁ…」

ブラウンP「なんで君達のように、可愛くない子を育てなきゃいけないのかな?」

アライちゃん1&2「「のりゃああっ!?」」


804 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:32:00.30 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「私はもっと、従順で、ちゃんと私の言うことを聞いてくれる、いい子を育てたいなぁ」スッ

ブラウンPは、アライちゃん達の頭を撫でようとする。
アライちゃん達の顔に、ブラウンPの手が被さった。

アライちゃん1「う、うしょちゅきのくしぇに!」ガブゥ

アライちゃん2「わゆいおかーしゃんには、おしおきなのりゃぁ!」ガブゥ

アライちゃんは2匹とも、ブラウンPの指に噛みついた。

アライちゃん1「ふぐぐぐ…」ミチミチ

アライちゃん2「はぐぐぐぐぅ…」ミチミチ

ブラウンP「…へえ、あくまで逆らうんだ。それがいつまで続くかな?」グイイッ

ブラウンPは指を噛まれたまま、アライちゃん達を鍋へ押し付ける。

アライちゃん1「…ぴっ…!?」プハァ

アライちゃん2「ぷはぁっ!ひぎぃ!このおなべ、あっちゅくなってゆのりゃぁ!」プハァ

二匹はブラウンPの指から口を離した。


805 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:36:01.69 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「…だから、何だい?」

アライちゃん1「あ…あぢゅいぃ!あらいしゃん、やけどしちゃうのりゃぁ!」ビッタンバッタン

アライちゃん2「ぴいいいぃぃぃっ!?お、おかーしゃん、あらいしゃんをたしゅけてえぇっ!」ゴロンゴロン

手足を縛られたアライちゃん達は、鍋の上でジタバタと暴れている。

ブラウンP「助けて欲しいかい?でも君達は、可愛くないからなぁ。我儘ばかり言うし」

アライちゃん1「ぎぴいいいいいぃぃぃぃっ!!」ピョンピョン

アライちゃん2「なんでもすゆからたしゅけてええぇっ!」ピョンピョン

ブラウンP「へぇ…」


809 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:43:28.09 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「それじゃあ、君達の可愛いところを、お友達のみんなに見せてごらん?君のことが可愛いとみんな思ったら、きっと皆許してあげるし、お野菜も返してくれるかもよ」

同志達「「イエエエーーーイ」」パチパチパチパチ

『お友達のみんな』が拍手で応えた。

アライちゃん1「ぴぎいいぃぃっ!ひいいいぃぃっ!」ビッタンバッタン

アライちゃん2「かわいいとこって!なにすりぇばいいのりゃあああっ!」ビッタンバッタン

ブラウンP「自分のこと可愛いと思ってないんだ?それじゃあ、私やお友達のみんなに可愛いと思って貰うことはできるはずないよねぇ?」

同志達「「BOOOOOOOOOOOOOO!!」」

お友達のみんなは、アライちゃんにブーイングを送る。


811 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:51:41.15 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「み、みせゆかりゃあああああっ!!ありゃいしゃんのかわいーとこ、みせゆがりゃああっ!びいいいぃぃあぢゅいいいいっ!!」ゴロンゴロン

アライちゃん2「うゆううぅ~~でりぇないいいぃぃぃ~~~っ!!」ビッタンバッタン

アライちゃん達は、ごろごろ転がりながら、尻尾を使って鍋から脱出しようとしている。
しかし、それはどうやら無理なようだ。

ブラウンP「ほらほらどうしたの?可愛いとこ見せてくれないの?そのままゴロゴロ転がって焼け死にたい?」

アライちゃん1「うゆううぅぅ!!みせゆかりゃああああ!おろじでええええ!!」ゴロンゴロン

アライちゃん2「このままじゃでぎないのりゃああああ!あぢゅいあぢゅいあぢゅいいいいぃぃ~~!」ビッタンバッタン

ブラウンP「…仕方ないなぁ…」スッ

ブラウンPは、いったんアライちゃん達をトングで挟み、ボウルへ置く。

アライちゃん1「ひーひーひーひーひーひーひーひーひーひー」ゼェハァ

アライちゃん2「はーはーはーはーはーはーはーはーはーはー」ゼェハァ

全裸のアライちゃん達の肌は、醜く焼けただれている。
こんな状態で可愛いと思って貰うのは無理に違いない。


814 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 21:58:29.12 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「はーい、こちら、巨大氷だよ」ゴトッ

ブラウンPは、2つの鉄鍋の上へ大きな氷を乗せた。
氷はジュージューと音を立てて、下のほうから溶け始めている。

ブラウンP「さあアライちゃん達。素敵なステージを用意してあげたよ。この氷が溶けきる前に、君達の可愛いところをお友達のみんなに伝えるんだ」ポトッ

再びアライちゃん達をトングではさみ、氷の上へ乗せるブラウンP。

アライちゃん1「ぴいいいぃっ!ちゅめたいのりゃああっ!」ゴロゴロ

アライちゃん2「たしゅかったのりゃ!やけどひやすのりゃ!」ゴロゴロ

アライちゃん1&2「「のりゃ!のりゃ!」」ゴロンゴロン

アライちゃん達は、氷の上で転がり、火傷を冷やしている。

同志1「オラさっさとやれよ害獣!」


817 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:06:26.39 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「で、でも!このてあしじゃなんにもできないのりゃぁ!」

アライちゃん2「おかーしゃん!ほどいてなのりゃぁ!」

ブラウンP「いいよ。ただし逃げ出そうとしたら、君達の手足を折ってやるからね。…ほら」チョキン チョキン チョキン チョキン

ブラウンPは、アライちゃんの手足の紐をほどいた。
アライちゃん達は、氷の上で四つん這いになっている。

ブラウンP「それじゃあ、ほら。可愛いとこアピール、開始だよ」

同志達「「イエエエーーーイ」」パチパチパチパチ

…
この空気、ほんときっつい。
回りの仲間達は、楽しそうにしてるけど…
つーか俺も腹減ったわ。シャークPに頼んで、向こうで何か普通の料理作ってもらおうかな…。

アライちゃん1「おともだちのみんな!あらいしゃんのしっぽのだんす、みゆのだ!」シッポフリフリフリフリ

アライちゃん2「のだー!」シッポフリフリフリフリ

結局それか!!!
あーーーやめろ!!なんでそのネタ、アライさん共の間で広まってんだ!?

アライちゃん達は、全裸でお友達のみなにケツを向けて尻尾を振っている。
尻の穴も生殖器も丸見えだ。


819 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:12:33.90 ID:y0PWANKCo
同志1「キモーーーイ!!!」ブーブー

同志2「ケツ穴みせんな!」ブーブ

食通の友人「ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!」

同志達『ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!ガ・イ・ジ!』

アライちゃん1「ぴいいぃぃぃっ!きもくないのりゃああっ!」シッポフリフリフリフリ

アライちゃん2「がいじじゃないのりゃあああっ!」シッポフリフリフリフリ

なんか死んだはずの男が起き上がって、コールしてるぞ。


823 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:19:07.88 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「え…えむじかいきゃくなのりゃあ!うふーん♪ぬーどなのりゃぁ♪」クパァ

※ポーズの参考画像


アライちゃん1は全裸の姿で、またどっかで見たことあるネタをやった。
やっぱアライさん達って、こういうクソしょーもない芸をどっかで共有してんのかな。

同志3「きめぇよ!死ね!」

同志4「同じネタ使い回してンじゃねーぞ!新ネタ見せろ新ネタをー!」

アライちゃん1「ぴいぃぃっ!しんねたなんなのりゃ!?これはあらいしゃんがおかーしゃんからおそわった…」

ブラウンP「教えてないよ(半ギレ)」

アライちゃん1「ぴぃっ!も、もとのおかーしゃんからおそわったのりゃぁ!」

氷「」ジュウウゥウゥ

氷はどんどん溶け、元々の半分の高さになっている。
あーもうさっさと溶けてくれ。このクソ害獣の不快なショーにとっとと幕を下ろしてくれ。


825 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:28:14.90 ID:y0PWANKCo
アライちゃん2「うゆ~!だったらこれはどーなのりゃぁ!」クパァ

アライちゃん2は姉と同じく、またM字開脚をした。

シャークP「またかよ」

アライちゃん2「みゆのだぁ!ありゃいしゃんろーる!ぐーりゅぐりゅ!ぐーりゅぐりゅ!」ゴロンゴロン

アライちゃん2は、脚を開いたまま、氷の上を転がった。


アライちゃん2「ぐーりゅぐりゅ!ぐーりゅぐりゅ!しっぽふりふりぐーりゅぐりゅ♪」グルングルン

ジョークP「うっわぁ…」ドンビキ

シェイクP「過去最大級にキモい…」ドンビキ


827 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:33:28.14 ID:y0PWANKCo
そのうちアライちゃん2は、氷の端へ到達し、ガスコンロの上へ落下した。

アライちゃん2「じび!」ボテッ

ブラウンP「あっ、逃げたね?」

アライちゃん2「に、にげゆのだあああああっ!!おがーーしゃああんっ!ぴいいいいぃぃぃっ!!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん1「ありゃいしゃんもにげゆのりゃあーっ!」ピョーンッ ヨチヨチヨチヨチ

とうとう2匹とも、氷から飛び降りて、ガスコンロの上をヨチヨチと逃げ出した。

ブラウンP「逃がさないって言ったよね?」ガシィガシィ

だが、すぐに尻尾を掴まれた。

アライちゃん1「はなちてぇーっ!もうやなのりゃぁーっ!」ジタバタ

アライちゃん2「もとのおかーしゃんのとこにかえゆのりゃあーっ!」ジタバタ

ブラウンP「元のお母さん?ああ…シャークP君、持ってきてくれるかな?」

シャークP「あいよー」タタッ

何を持ってくるっていうんだ…?


829 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:39:27.60 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「君のお母さんは…あれかな?」

シャークP「持ってきましたよー」ガラガラ

解体アライさん「」ガラガラ

シャークPが、体を半分解体されたアライさんを持ってきた。

アライちゃん1「ひぃっ!?」ビクッ

アライちゃん2「おかぁー…しゃんっ…!」ブルブル

ブラウンP「君のお母さんはもうジビエになったよ!お友達みんなのご飯になったんだ!分かったかい?これでもう君達のお世話してあげられるのは、私しかいないんだよ」

アライちゃん1&2「「ぴ…ぴいいいいぃっ……!」」プルプル

食通の友人「…」

どうした。

食通の友人「いやあ、さすがになんというか…展開にマンネリ感が出てきてるよなーって…」

知らんわ!


832 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 22:54:50.23 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「さて…。さっき言った通りだ。両手両足を折っていくよ」ブラン

ブラウンPは、アライちゃん2匹の尻尾を左手で掴んで持ち上げた。

アライちゃん1「や、やべでえぇぇ!」ブランブラン

アライちゃん2「いーごにすゆがらぁ!なんでもゆーごどぎぐがらぁ!だじゅげでえぇ!」ジタバタ

ブラウンP「分かってないなぁ…君が可愛くないのは…」ガシィ

ブラウンPは、アライちゃん1の両足を握ると…

ブラウンP「謙虚さが無いからなんだよ」ボギイィィン

アライちゃん1「やべでやべ…びぎいいいいぃぃぃぃぃーーーーーーーっ!!!!」メギイィ

同志達「YEAHHHHHHHHHH!!!」

ブラウンPは、アライちゃん2の両足を掴む。

アライちゃん2「や…やべで…ぴ…ぴぎぃ…!」ブルブル

ブラウンP「自分から謝りもせず、感謝もしない。…可愛さ余って憎さ百倍だよ」ボギイィィン

アライちゃん2「ぐぎゃあああああああああああああああ!!!」メシャボギィ


833 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:00:17.89 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「ペットならともかく…」ガシィ

ブラウンPは、右手でアライちゃん1の両腕を握りしめる。

アライちゃん1「あああああやべでええええええ!いだいのやだああああ!はぁぐ!がぶううぅぅっ!」ガブゥ

アライちゃん1は両足をへし折られた激痛をこらえ、涙を流しながらブラウンPの右手に噛みつく。

アライちゃん1「ふぐううぅぅぅっ!ふぅーーーっ!がぶがぶぅぅぅっ!」ミチミチ

ブラウンP「ペットならともかく、お母さんには、なりたくないな」ボギイィィン

アライちゃん1「ぴぎぃーーーーーーーーーーーーーひひぃっ!!!」ベギィ


836 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:07:41.99 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1は手に噛みついて必死の抵抗をしたが、ブラウンPにはまったく歯が立たず、腕をへし折られてしまった。

ブラウンP「よいしょ」ベギィ

アライちゃん2「あぎゃあああああああーーーーっ!ありゃいしゃんのおててぇーーーっ!おててがぁーーーーっ!!」ボギイィィン

とうとうアライちゃん達の両手両足の骨が折れた。

ブラウンP「料理再開だ」ポイッ

そしてアライちゃん達を、鉄鍋へ再投入した。
既に氷は融けている。

アライちゃん1「あぢゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」ジュウウゥゥ

アライちゃん2「あぢゅいのだあああああああーーーーーっ!!」ドジュウウ

ブラウンP「さあ、よーく焼こうね」

アライちゃん1「ぐ、ぐーりゅぐりゅ!ぐーりゅぐりゅ!」ゴロンゴロン

アライちゃん2「ぐーゆぐゆ!ぐーゆぐゆ!」ゴロンゴロン

なんとアライちゃん達は、両手両足を折られているのに、鍋の上でアライさんロールとやらをして転がった。

アライちゃん1「てあしがなくても!しっぽがありぇばあぁ!」ゴロンゴロン

アライちゃん2「あぢゅいいいっ!だぢでぇえええっ!!」ゴロンゴロン


838 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:15:50.26 ID:y0PWANKCo
だが、鍋の底をいくら転がっても、鍋の上へ上がって出ることはできない。

ブラウンP「ここで牛脂を落とすよ」ポトッ

アライちゃん1「だぢゅげでえぇぇっ…!しんじゃうのりゃあああっ…!」ビグンビグン ジュウウゥゥ

アライちゃん2「じにだぐないいぃぃっ…!」モゾモゾ ジュウウゥゥ

あのアライさんロールは、手足が折れててもできる代わりに、著しく疲れるらしい。
アライちゃん達はすぐにバテて、鍋の底で芋虫のようにモゾモゾと蠢いた。

アライちゃん達が這い回り、うごめくお陰で、牛脂が鍋の底へまんべんなく広がっている。

既にアライちゃん達の手足は、既に焼き肉のように焼けているようだ。

アライちゃん1「ひ…ぎぁ…」ドジュウウ

アライちゃん2「し…に…だぐ…ない…」ドジュウウ

ブラウンP「そうだねぇ…。お母さんにはなりたくないけど、ペットとしてなら可愛がってやらんでもないかな」

アライちゃん1「な…なゆ…!」ジュウウゥゥ

アライちゃん2「ぺっとに…なゆかりゃぁ…!」

ブラウンP「それじゃあ今から、姉妹で合わせて100回『好き』と言えたら、助けてペットにしてあげよう」


839 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:23:12.58 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「しゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅき!!!!」ジュウウゥウゥ

アライちゃん2「しゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきっ!」ジュウウゥウゥ

ブラウンP「22回か、もう少しだよ!」ポイポイ

野菜「」ドサドサ

ブラウンPは、2つの鉄鍋へ先程退避した野菜を再度投入した。

野菜は、アライちゃんの目の前に落ちた。

アライちゃん1「しゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅき!」ハァハァ

アライちゃん2「はぁっ…はぁっ…!しゅき!しゅき!しゅきぃっ!しゅぎぃっ!」ジュウウゥウゥ

アライちゃん達は、泣きながらブラウンPへ『好き』と言い続けている。

ブラウンP「これで34回。なかなかいいペースじゃないか」チャプチャプ

2匹が言った回数を同時に数えてカウントしてるのか…すげぇ。


841 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:30:10.73 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「さてさて、こちらに醤油、砂糖、みりんを混ぜ、砂糖を加えたタレがあります」チャプチャプ

ブラウンPは、ボウルを2つ持っている。

ブラウンP「これを、鍋へ注いでいきますね」ドボボボボボボ

そして、アライちゃんのいる鉄鍋へタレを注いでいく。

アライちゃん1「しゅぎ!はぁ、はぁっ、しゅぎぃ!しゅぎ!しゅき!しゅき!はぁはぁ、しゅきいぃぃっ!」ジュウウゥウゥ

アライちゃん2「しゅき!しゅきぃ!しゅきぃ!しゅき!はぁっ、ひぃっ、しゅきいっ!しゅきぃっ!」

ブラウンP「46回。あと半分ちょいだよ。頑張れ♪頑張れ♪」ドボボボボボボ

鉄鍋へ、タレが注がれていく。

アライちゃん1「しゅき!しゅき!しゅきっ…ごぼっごぼぼっ!」ゴボゴボ

アライちゃん2「ぶぐぶぐっ…!ごぼごぼ…ぷはぁぁあっ!!しゅきぃ!しゅきいぃぃっ!はぁ、はぁーっ!しゅ、しゅきしゅきぃ!」バタバタ バシャバシャ

手足を動かせないアライちゃん達は、タレで溺れないように、必死で体を動かし、口をタレの外に出している。

ブラウンP「53回」ドボボボボボボ


847 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:37:57.99 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「ぷはぁ!しゅきっ…はぁはぁっ…しゅ…きぃっ…」ゼェハァ

アライちゃん2「しゅきっ…はあっ…はぁっ…!しゅ…きっ…!しゅきっ…!」ゼェハァ

ブラウンP「57回。ペース落ちてきたね」ドボボボボボボ

アライちゃん1「しゅk…ごぼ、ごぼぼっ…」ブクブク

アライちゃん2「がぼがぼっ…ぶはぁっ!しゅき!しゅきっ…ごぼぼっ…!」ゴボゴボ

アライちゃん1「ぶぐぐごぼぼ…」ゴボゴボ

アライちゃん2「ごぼ…がぼ…」ゴボゴボ

アライちゃん1「…!っ…」モゾモゾパシャパシャ

アライちゃん2「っ……」モゾモゾパシャパシャ

アライちゃん達は、もはや自力でタレの水面に顔を出せないようだ。

ブラウンP「どうしたんだい?君達の気持ちはそんなもの?」


849 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:45:36.73 ID:y0PWANKCo
アライちゃん1「…」ビクッ…ビクッ…
アライちゃん2「」ビクッ…ビクッ…

やがて、タレがぐつぐつと煮えてくる。

アライちゃん1「」プカァ…
アライちゃん2「」プカァ…

アライちゃん達は、動かなくなった。

ブラウンP「おやおや、お友達の皆さん。どうやらこのアライちゃん達は、私のペットになれなかったみたいだね」

ブラウンP「まあ、食材をペットにすることなんてないけどね」

同志達「「YEAHHHHHHHHHH!!!」」パチパチパチパチ…

…そうして、アライちゃん達が完全に生の部分が無くなるまで煮えるのを待った。

ブラウンP「さて、完成だよ」コトッ コトッ

ブラウンPは、2つの鉄鍋を深い皿に置いた。


ブラウンP「…『しゅき焼き』だ!」



同志達「「YEAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!」」パチパチパチパチパチパチ


852 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:52:11.18 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「おまちどうさま。しゅき焼き定食です」トン

同志2「どうもー!」

同志達「「ブラボーーー!!」」パチパチパチパチ

こっちはこっちで…
おろしアライ丼以上のグロさだ。

すき焼き鍋に、手足が折れ曲がり、皮膚が焼け爛れ、苦悶の表情で溺死して茹で上がった全裸のアライちゃんが沈んでいる。

さっきのはまあ、見た目的なインパクトは大したことなかったが…
こっちはガチでヤバい。

マジで見た目がやばい。
これ…え…?食うの?あなた達…
ムリだろこれ!

同志2「うーまそー!」ジュルリ

美味そうなの!?この死体が!?
やべえよ…アラジビやべえよ…!


856 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/29(日) 23:57:44.88 ID:y0PWANKCo
ブラウンP「はい、アラジビバサミどうぞ。あと卵もありますよ」スッ

同志2「どうもー」ガシィ

え…ハサミ?
蟹でもないのに、ハサミ使うの?

食通の友人「あれは『アラジビバサミ』。工作道具じゃなく、食器だ」

食器なのか…。

同志2「どれどれ?」ジョキンッ ジョキンッ

うっわ…アライちゃんがハサミで解体されていく。

食通の友人「加熱したアライちゃんの骨は柔らかくなるんだぜ」

そ、そうだな…

同志2「もぐもぐ…。…うっめぇーー!!」モグモグ

美味しいのか、あれが…。

食通の友人「お前もなんか初心者向けアラジビ頼むか?」

いらねえ!!!
そんなんいいから、…こないだの猪、まだ冷凍庫に残ってるか?

食通の友人「好きだなーお前。ボアステーキか?」

ああ、頼んだぜ。


864 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:08:25.71 ID:w2BMi8pho
…

同志1「…それで、審査員3人の判定では、ショクエモンPが勝ったんでしたっけ?」

ブラウンP「そう。私の敗けだ。悔いはないよ」

同志2「審査員コメントは?」

シャークP「おろしアライ丼に一票。しゅき焼きは料理の時間が長すぎるッス」

シェイクP「しゅき焼きに一票。名前がしゅき」

ジョークP「おろしアライ丼に一票。ライブキッチンがシンプルで良かったですね」

同志3「…まあ、なんか今回のブラウンPのライブキッチンは中途半端でしたね。やたら長かったし、素の自分じゃなくショクエモンPっぽい制裁キッチンにしてみたけど、いかんせんブラウンPのキャラが固まってなかったっす」

ブラウンP「うぅ…。私はあなたのようになりたかった…ショクエモンP…。あなたのような、正義のヒーローに…」ガックリ

ショクエモンP「そ、そうなのか…(困惑)」


867 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:15:01.99 ID:w2BMi8pho
同志4「…いや。俺は今回のブラウンP、いつもより良かったと思いますよ。ショクエモンPよりスカっとしたくらい」

食通の友人「だよなぁ?お前もそう思うか」

ブラウンP「!?」ピクッ

同志4「なんというか…いつもみたく無害化したのを虐めるよりも、今回みたいに親を失って尚クソ生意気な害獣を、精神的に追い詰めて懲らしめるっていう…こっちの路線の方が絶対いいと思う」

ブラウンP「そ…そうかな?」

同志4「むしろ、『なんで今までそうしなかった!』ぐらいありますね」

ブラウンP「ぐはぁ!」

同志4「キャラもまだ固まってないとはいえ、それはショクエモンPと比べたらの話。キャラ固めれば今までと別路線で人気出そう」

ブラウンP「そ…そうかな…?」

食通の友人「さーて、ライブキッチンは終了!向こう戻ろうぜ!親睦会の再開すんだろ?」

同志達「イエエエーーーイ!!」

…やっと終わったか…。
…俺はもう食欲を奪われたよ。
一次会でもまあ食ったしな。

…シャークP、野菜のスティックピクルスお願いします。あとハイボールも。


868 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:25:41.02 ID:w2BMi8pho
その後も、親睦会は進んだ。

同志5「ショクエモンP!アライちゃんプルーお願いします!ライブで!」

食通の友人「了解!ヒャアアッハアアーーー!炒め物にしてやるぜェェーーー!!」ジュワアアア

卵まみれアライちゃん「あぢゅいのりゃああああああっ!!」ジュワアアア

同志5「Yeahhhhhhhhhh!!!」

…

同志4「ブラウンP!アラフライお願いします!ライブで!」

ブラウンP「かしこまりました。…さあアライちゃん、この油を塗った鉄の円柱を渡って、煮立った油の鍋を向こう側まで渡れたら、ペットにしてあげるよ」

ペーストまみれアライちゃん「う…うゆ…がんばってわたゆのだ…!」ヨジヨジヨジヨジ

ブラウンP「ああっ、円柱が回っちゃった!」クルンッ

ペーストまみれアライちゃん「あぢゅいのりゃあああっ!」ボチャンッ ジュワアアア

同志4「Yeahhhhhhhhhh!!」パチパチ

…

同志6「ショクエモンP、アラウィンナーお願いします!」

ショクエモンP「ヒャッハァァーー!!てめーの腸を切り刻みながら、肉を詰めてやるぜェェーーー!」ズルズルブヂブヂィィ

開帳アライさん「のぎゃああああああああ!!!やべるのだああああ!ぎびいいぃぃぃっ!」ブッシュウウウゥ


…こうして、恐怖の二次会は終了した。
俺は普通のジビエ料理をつまみながら、これからチームの仲間となる皆と親睦を深めた。


869 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:30:16.76 ID:w2BMi8pho
…

ブラウンP「ふぅ、店の片付けも終わったね」

食通の友人「ああ。今日はバイトありがとな、みんな」

シャークP「うっす!じゃあ俺はこれで!シャーシャシャシャ!」スタスタ

シェイクP「お疲れ様でっす!シャカカカカ…!…なあシャーク、この笑い声、無理がないか?」スタスタ

ジョークP「クックック、またお会いしましょう…ふぅ。結局今日ジョーク一つも言えなかった…」スタスタ

審査員トリオは帰っていった。
店内は二人きりになった。

ブラウンP「…」

ショクエモンP「…」


871 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:36:00.68 ID:w2BMi8pho
食通の友人「…あれからどうだ?」

ブラウンP「…因果応報だね。ネットでは毎日、アラ信や海外ユーザーから誹謗中傷と殺害予告の嵐さ」

食通の友人「…他の奴らからは?」

ブラウンP「…特に。セクハラみたいなコメントを送ってくる人がいっぱいいるのもきつい」

食通の友人「ヒャハハハ!こんときの事件か」スッ

食通の友人は、アライビャックを食って倒れているブラウンPの写真をスマホで見せた。

ブラウンP「な、なっ…////やめろー!消せー!」

食通の友人「ヒャーハハハ!いい顔頂いたせ!」ゲラゲラ

ブラウンP「そ、その、ショクエモンPは、その写真を…。セクハラクソリプラー達と違って、変なことに使ってないだろうね?」

食通の友人「使わねえよ!」

ブラウンP「…本当は?正直に答えていいんだよ」

食通の友人「安心しろ、大丈夫だから」

ブラウンP「…ふぅん。そっか…」


874 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:40:43.73 ID:w2BMi8pho
ブラウンP「…私も帰るとするよ」

食通の友人「ああ。またな」

ブラウンP「…今日は楽しかった。あなたと同じ厨房に立てて」

食通の友人「ああ…。一緒に厨房にいるとき、お前の尻尾の動きがブンブンと激しすぎて風がヤバかったな」

ブラウンP「…すまないな。尻尾はたまに、言うことを聞かなくなる」

食通の友人「そうかい」

ブラウンP「お元気で」スタスタ

食通の友人「…その前に、一ついいか?」

ブラウンP「何でもどうぞ」




食通の友人「お前…アライさんを滅ぼした後、どうするつもりだ?」

ブラウンP「…」


875 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:47:39.69 ID:w2BMi8pho
ブラウンP「…ある医師の先生に、薬を処方してもらうんだ。…感情を抑える薬だ」

食通の友人「感情を?」

ブラウンP「うん。それを使えば、私は欲望も、劣情も、喜びも欲しなくなる。言ってしまえば…『精神的充実感』を求めなくていいようになる」

食通の友人「…」

ブラウンP「それを飲めば、私は悦びを欲しなくなる。…誰も殺さなくてよくなるんだ」

食通の友人「…まさか」

ブラウンP「そう。前のアラジビフェスでやらかしたのは…、単に欲望のためかない」

ブラウンP「私はもう、悦びを味わえなくなるんだから…、一生分の悦びを味わっておきたい。そう思ったから、アラジビフェスを、観客との一体感を『台無し』にさせてもらった」

食通の友人「気持ち良かったか?」

ブラウンP「それはもう……罪悪感と、高揚感と、背徳感で…絶頂するほど堪らなかったよ」

食通の友人「だろうな。写真を見ればわかったぜ」

ブラウンP「…………どういう意味?」ジトー


876 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:53:27.34 ID:w2BMi8pho
食通の友人「その薬、本当に聞くのか」

ブラウンP「聞くさ。たくさんのアライさんをモルモットにした後、多数の人で臨床試験をして、正式に効能が認められた薬なんだから」

食通の友人「そうじゃなくて。『お前に』聞くのか?」

ブラウンP「…」

食通の友人「…お前はレベルが高いフレンズなんだろ。抵抗力があって効かないって可能性はないのか?」

ブラウンP「…わからない」

食通の友人「もし効かなかったら、どうするんだ?」

ブラウンP「…ダメかもしれない」

食通の友人「…なんでそうなっちまったんだろうな」

ブラウンP「…あなたのせいだ。私をこんな女にしたのは」ドンッ

食通の友人「…」

ブラウンPは、食通の友人を壁ドンする。

ブラウンP「あなたのっ…はぁはぁ、動画のせいでっ…私は、最悪の、んっ…癖に、目覚めて、しまったんだっ…」ハァハァ

食通の友人「」汗タラー

食通の友人は、死を覚悟した。


877 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:57:19.96 ID:w2BMi8pho
食通の友人「…そうか。俺に手伝えることがあるなら、人殺しになる前までなら、助けになってやるさ」

ブラウンP「…ありがとう…。いつか、頼らせてもらうかも…」ハァハァ

食通の友人「…」

ブラウンP「…」ハァハァ

食通の友人「あとさ、一ついいか?」

ブラウンP「何かな」ハァハァ

食通の友人「さっきの金的攻撃だが。お前…あのさぁ…」

ブラウンP「…帰る!」シュタタタター

食通の友人「あっ逃げんな!」アセアセ


878 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/30(月) 00:58:04.06 ID:w2BMi8pho
続く






最終更新:2017年11月25日 23:44