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自然地域・夜班 ~ハクビシンとの邂逅~

206 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 22:24:10.31 ID:hf0zWvIyo
…

~特定有害駆除対象フレンズ一斉掃討作戦本部~

作戦指揮官「それではこれより、一斉掃討作戦の概要を説明します」

作戦指揮官…スーツ姿の男性が、俺達の前で作戦を説明する。

既に皆頭に叩き込んできているとは思うが、復習のためだ。

作戦指揮官「我々の部隊は、全国の地方を巡り、アライさん達を局所的に殲滅していくことを作戦の基本とする!」

作戦指揮官「まずはこちらのマップを見てもらいたい」

スクリーンに、大きな地図が映る。
地図には白い点が無数に映っている。

作戦指揮官「これらは全てフレンズのサンドスター反応を検知している。これをもとに、アライさんの群生地へ突入、一斉掃討を行う」


207 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 22:40:58.44 ID:hf0zWvIyo
作戦指揮官「だが、監視衛星パークキーパーではサンドスター線という不可視光を検出している。そのため、土砂やコンクリート等の下にいるアライさんは感知できない」

作戦指揮官「そこで、各隊員に与えた、ハンディタイプ・サンドスターレーダーの出番というわけだ」


俺達が先程、サンドスター科学研究所所属の白衣のフレンズから渡された装置だ。
水色のクリアパーツに覆われており、前方にはシャッターが閉じた円形の窪みがある。

作戦指揮官「このサンドスターレーダーは、サンドスター線だけでなく、土砂やコンクリートでも減衰し辛い電磁波であるサンドスター波も検出可能だ!」

作戦指揮官「パークキーパーからの情報をもとに、フレンズ出没地域へ諸君らを送り込む。あとはそのレーダーや、目視、フレンズの嗅覚等を頼りにアライさんを探し、殲滅してもらいたい」

俺には優秀な猟犬がいる。
奴の嗅覚は強い武器になるだろう。


209 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 22:42:34.37 ID:hf0zWvIyo
作戦指揮官「我々は3つの班に分かれる!自然地域・昼班、自然地域・夜班、そして都市部・夜班の3つだ!」

作戦指揮官「班の内訳については、それぞれの班の班長に説明してもらおう」スタスタ

…

そうして、作戦説明は完了。
ついに一斉掃討作戦が決行された。


214 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 22:59:55.66 ID:hf0zWvIyo
…

~森の中、夜~


ヒグマ「作戦地域へバリケードを設置完了。さあ、行くぞ」

分かりました。行きましょう。

サンドスターレーダー「<ー>」

俺はサンドスターレーダーの電源を入れ、起動した。

サンドスターレーダー「< ● >」バカッ

前方の窪みのシャッターが開き、無機質で無気味な目玉のようなセンサーが露出する。

サンドスターレーダー「< ●>」ギョロ…ギョロギョロ

サンドスターレーダーのセンサーは絶えず動き、周囲を見回している。

やがて、レーダーのモニターに、白い点が映り始める…。

ヒグマ「よし!隊員、横に並べ!」


俺を含む百人近くの隊員達は、暗視ゴーグルをつけ、長い間隔を開けて一斉に並んだ。


作戦地域は、長い長方形で区切られている。
長方形は装甲車両のバリケードで囲われており、野良アライさんが近付いたら即射殺するというわけだ。


俺達は、その中を横一直線に並んで進むことで、作戦地域内のすべての場所からアライさんを探し、追い詰めることができるというわけだ。


ヒグマ「進行開始!!」

佐助「クンクン…」ザッザッ

ブラウンP「におうな…」ザッザッ

俺達は、横に並んで一斉に前進を始めた。


216 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:05:47.99 ID:hf0zWvIyo
ガサガサ…

隊員1「誰だ!?」ジャキッ

鹿「キュー」トタトタ

隊員1「や、野生の鹿だ!」

あれは今回の駆除対象じゃないな…。
無視だ無視。

俺達は、鹿を無視して進む。

隊員2「む、この辺にレーダーの反応が…」

ガサガサ

隊員2「誰だ!?」ジャキッ

????「ひぃっ!?て、鉄砲!?」ガサガサ

隊員2「ふ…フレンズだ!アライさんか!?撃つぞ!」ジャキ


217 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:07:50.07 ID:hf0zWvIyo
隊員3「ま、待て!あれは…」


参考画像






…どうやら、別の野生フレンズのようだ。


227 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:13:54.74 ID:hf0zWvIyo
隊員2「お…お前は!?」ジャキッ

ヒグマ「隊員2、銃を下ろせ!」

隊員2「は、はい…」

ハクビシンのフレンズ「う、うぅ…!な、なんなの…!?私はハクビシンだよぉ…!」ブルブル

ハクビシンちゃん1「ひ、ひとがいっぱいいゆよぉ!」ピョコピョコ
ハクビシンちゃん2「なんかもってゆー!」ピョコピョコ
ハクビシンちゃん3「みんな、こんなよなかにどうちたのー?」ヨチヨチヨチヨチ

ハクビシンか。
獣の方なら、何度か仕留めたことはある。
果樹園を荒らす害獣だからな。
…アライさんが出るようになってから、ハクビシン被害は減ったそうだが。

ハクビシンのフレンズ「あうっ…ごめんなさい…」

…ヒグマさん。一応聞くが、彼女は敵じゃないよな?


232 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:24:05.01 ID:hf0zWvIyo
ヒグマ「とんでもない。むしろ彼女たちハクビシンのフレンズは、ハクビシン達を統制する仕事をしているんだ」

む…
そういや、雑誌やテレビで聞いたことがあったな。

ヒグマ「フレンズ省は、彼女達と契約をしているんだ。廃棄予定の果物をたくさんハクビシンへ譲る代わりに、それを使って果樹園へハクビシンが侵入するのを防ぐように、とな」

ハクビシンのフレンズ「そ、そうだよ!獣のハクビシンの皆だって、ほんとは人が怖いんだよ!でも森の食べ物が少ないから、果樹園に行っちゃう子もいるみたい…」

ハクビシンのフレンズ「そこで、私達がフレンズ省さんから貰った果物をあげて、果樹園に行かなくて済むようにしてるんだ!」エヘン

ハクビシンちゃん1「そうだよー!」シッポフリフリ
ハクビシンちゃん2「ふれんずしょーさん、くだものいっぱいくれゆの!」シッポフリフリ
ハクビシンちゃん3「けものさんたちも、よろこんでるよ!」シッポフリフリ

…害獣が元のフレンズでも、えらい違いだな。
何か教育でも受けたのか?

ハクビシンのフレンズ「そういう訳じゃないけど…人も獣も、みんな幸せになってほしいし!そのために働けるなら、私たち頑張るよ!」

ハクビシンちゃん1~3「「「がんばりゅよ~!」」」シッポフリフリ


240 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:31:58.32 ID:hf0zWvIyo
成る程…わかった。

ハクビシンのフレンズ「も、もしかして、獣のハクビシンの皆をやっつけに来たの!?」ビクゥ

ハクビシンちゃん1「や…やめて!」ブルブル

ヒグマ「いや、違う。今回の駆除対象は、アライさんと…」

佐助「ワンワン!ワン!」ガルルルルゥ

どうした、佐助!?
俺は佐助が吠えた方向を見る。

そこには一本の木があった。
木には…



アライグマ「キュルルルルルル…」ヨジヨジ


出たな!
レーダーに映らない、ある意味アライさんより厄介な害獣…
本家アライグマ!


243 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:37:27.41 ID:hf0zWvIyo
くたばれ、クソ害獣!

俺は暗視ゴーグルでアライグマを視界に捉え、アサルトライフルを一発放った。

アライグマ「グブ!」ブグシャアッ

ヒット。
アライグマは地面に落ちた。

アライグマ「」ビグンビグンビグンビグンビグンビグンビグンビグン

本家本元ゴキガイジムーヴ。
だが、アライさんほど気持ち悪くはないな。

佐助「ワオォン!」ガブゥ

佐助はアライグマをくわえて持ってきた。

ハクビシンのフレンズ「ひ…ひぃぃ…!」ガクガクブルブル

今回の駆除対象は、アライさんとアライグマだけだ。
安心してくれ。

ハクビシンのフレンズ「そ、そうなんだ…。でも、可哀想だな…」


246 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:44:54.06 ID:hf0zWvIyo
隊員2「隊長!レーダーに反応があります!」

ヒグマ「む!」

ヒグマさんやブラウンP、ハクビシン達以外の何者かが、近付いてくるようだ。
今度は何だ?

アライさん「だ、旦那…?今、旦那の悲鳴がしたのだ!」ガサガサ

おお。
アライさんだ。

アライさん「だ、旦那…っ!」ビクゥ

アライさんは、佐助がくわえているアライグマの死骸を見て仰天した。

アライさん「お、お前えええええええええええっ!!うぬぬ~!アライさんの素敵な旦那に何をしたのだあああああああああああっ!」キッ

アライさんは、歯をくいしばって俺達を睨みつけてきた。


247 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:48:24.20 ID:hf0zWvIyo
アライさん「旦那を離すのだ!もしそれ以上傷付けたら、一人残らずやっつけてやるのだ!」フシャアアア

俺はクソ害獣…いや。
人類の憎き外敵へ銃を向ける。

アライさん「何なのだその棒っきれは!それで旦那さんを叩いたのか!?」

ひょっとしたら奴がアライキング・ボス以上の実力を持っている可能性すらある。
倒せるチャンスは、決して逃すべきではない。
俺はすかさず人差し指に力を込めた。

ハクビシンのフレンズ「や…やめてえええええええええっ!!」バッ



バァンと、火薬の破裂音が鳴った。


250 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/02(木) 23:52:57.14 ID:hf0zWvIyo
アライさん「ぐぎゃああっ!」ドサァ

アライさんは血を吹き出して倒れた。

ハクビシンのフレンズ「あ、あぁ…!ひ、ひどい…!」ガクガクブルブル

間一髪、俺の銃が早かったようだ。
アライさんの前に飛び出したハクビシンは無傷であった。

ヒグマ「な、何をするんだ!あとちょっとでお前に当たるところだったぞ!」

ハクビシンのフレンズ「だ、だって…!アライさんだって、生きてるんだよ…!フレンズなんだよ…!」ガクガクブルブル

ハクビシンちゃん1「びえええええんっ!」ヒィイン
ハクビシンちゃん2「こわいいよおおおおっ!」ビエエエン
ハクビシンちゃん3「ひとごろしいいいぃっ!」ビエエエン

アライさん「ノ…ノダ…ノダッ…」ビグンッビグンジタバタバタタッビッタンバッタン


256 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:01:30.58 ID:sUA0RQGRo
奴はアニマルガールかもしれんが、フレンズ(友)ではない。
人類に仇なす敵、害獣だ。

お前達も、何か被害にあってたんじゃないのか?

ハクビシンのフレンズ「うぅ…確かにアライさん達は、私達を虐めるし、食べ物を食い付くして、獣のハクビシン達の食べ物を奪ったけど…っ」

ハクビシンのフレンズ「それはただ真っ当に生きてただけだよ!悪気があったわけじゃない!こっ…殺しちゃうなんてっ!酷すぎるっ!」

すまないな。そういう議論はもうやり尽くした。
もはやあなたの話で左右する事態じゃない。

アライさん「ノ…ノダ…ノダッ…」ビグンッビグンジタバタバタタッビッタンバッタン


俺は醜く暴れる害獣の脳天を、拳銃で撃ち抜いた。

アライさん「のばっ」ビチャアアァ

ハクビシンのフレンズ「ひいぃぃっ…!」ビクゥ

アライさん「」ビグンビグンバタタッバタタッ

…まずは一匹。この調子でいくぞ。
進もう、みんな。
ハクビシンさん、悪いがあなたと話し合う時間は俺達にはない。
一刻も早く、野良アライさんを絶滅させねばならないんだ。


259 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:10:10.76 ID:sUA0RQGRo
ハクビシンのフレンズ「…」

ハクビシンちゃん1「びえええええんっ!」
ハクビシンちゃん2「うわああああああんっ!」
ハクビシンちゃん3「ごわいよー!ままぁーっ!」


ハクビシン達は、たとえ自分を虐めた相手であっても、あんなふうに死を悲しむ優しさがあるのか。

害獣が元のフレンズでも、やはりアライさんとは大違いだ。

…アライさん達は、きっと何かが根本からズレているのだろう。
一刻も早くやつらを根絶やしにすることを誓い、俺達は先へ進んだ。



隊員4「ところで…。アライグマって、夫婦を作らない動物ですよね?アライさんは、なんであんな風に旦那~とか言って雄に寄り添ってたんでしょうか?」

ああ、それは。2つ理由があります。
1つは、奴らアライさんにとって、雄のアライグマはアイドル的存在。
同時に、非常に魅力的なペットでもあるわけです。

隊員4「要するに、可愛いから愛でている…と」

そう。
そしてもうひとつが、最大の理由。

他のアライさんに雄のアライグマを渡さず、独占するためです。


262 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:17:54.10 ID:sUA0RQGRo
隊員4「独占…?」

獣のアライグマの雌は、雄を独占しない。
なぜなら、その雄と交尾した別の雌が産んだ子供が、自分の子供の交尾相手になるかもしれないからです。

隊員4「ああ、なるほど…」

しかしアライさん…いや、フレンズは、雌だけが産まれる。
他のアライさんが産んだ子供と自分の子供が、子を作る事は絶対にあり得ない。

つまり、他のアライさんは、自分の競争相手以外の何者でもないってことです。

だから、その雄と自分だけが交尾する権利を独占し、自分の子供を増やし競争相手を減らそうとするわけです。

隊員4「…そこまでやると、もう共食いや同族の間引きすらしそうですね…」

ところが、どうやらアライさんの連中、仲間殺しには強いストレスを感じるようです。
腐ってもフレンズの良心があるんでしょうか。

共食いや間引きでもやってくれれば、こんなに増えることは無かったんでしょうね。

隊員4「…良心が無い方がむしろマシだった、か…。つくづく厄介な害獣どもですね…」

佐助「ワンワン!ワン!」

おや。
またレーダーに反応ありだ。


263 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:19:58.63 ID:sUA0RQGRo
俺はレーダーが示す先へ銃を向けた。
そして、サンドスターを放つ相手が何であるか、正体を確実に見極めてから…

アサルトライフルを発射した。

「ぎびいいいぃぃいぃぃ!いぢゃいのりゃあああああっ!!」


272 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:30:29.46 ID:sUA0RQGRo
…数時間後…

パァーン!パァーン!

アライさん301「のだ!のだっ!逃げるのだああっ!!危機なのだぁ!」ドタドタ

アライさん302「きっとあの音がする方に行ったら死ぬのだ!絶対に生き残るのだああっ!」ドタドタ

アライさん303「チビのためにも、ここで死ぬわけにはいかないのだあっ!」ドタドタ

森の中のアライさん達は、ハンターの銃声を聞こえてくる方向から逃げていた。

警戒心が薄く、無駄に自信過剰なアライさん達とはいえ、さすがにあれだけ鳴り響く銃声には危機を感じていた。

アライさん304「全力で走るのだ!きっと逃げ切れるのだ!」ドタドタ

アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん3「ぴいいぃぃぃ~~っ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん4「うぅーぱんぱんおとなゆのこわいのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん5「にげゆのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん6「うぅ~てんかをとゆのだ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん7「おかーしゃん!ぜぇはぁ、なんではしゆのりゃ!?」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん8「おいかけっこたのしーのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん9「おかーしゃん!あっちからおもちろいおとなゆのりゃ!いってみていいのりゃ?」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん10「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん11「のあー」ヨチヨチヨチヨチ


278 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:46:10.91 ID:sUA0RQGRo
アライちゃん12「なにがなんでもいきゆのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん13「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん14「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん15「あ、きのみなのだ!うぅーたべゆのだ!もぐもぐ!」クッチャクッチャ
アライちゃん16「うぅ~つかれたのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん17「ぴいぃ~、いつまでにげればいいのりゃ!?」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん18「うゆぅ…おしっこしたいのだ!ここですゆのだ!」ピタッ
アライちゃん19「うんちすゆのだ!うぅ~っ!」ブリブリ
アライちゃん20「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん21「わっせ!わっせ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん22「わっちぇ!わっちぇ!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん23「ありゃいしゃんがいちばんはやいのりゃ~!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん24「かけっこまけないのりゃ~!のりゃりゃりゃ~!≧∀≦」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん25「ききなのりゃぁ!」ヨチヨチヨチヨチ


ウジャウジャウジャ ドタドタドタドタ ヨチヨチヨチヨチ ノダノダノダノダ…

夜の森の中を、たくさんの害獣と害幼獣達がせっせと逃げていた。


279 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 00:51:14.32 ID:sUA0RQGRo
しかし、アライさん達が逃げた先には…
たくさんの装甲車が並んでいた。

装甲車バリケード「「」」ズラアアアアッ

アライさん301「のぁ!?何かあるのだ!」ドタドタ

アライさん302「格好いいのだ!…でも、人間のにおいがするのだ!」ドタドタ

アライさん303「構わないのだ!アライさん達の行く手を阻むものは突撃するのみなのだ!」ドタドタ

アライさん304「うぉぉ~!突っ切るのだ!」ドタドタ

アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ


バリケード隊員1「案の定、こっちへ逃げてきたな!」ジャキッ
バリケード隊員2「害獣に逃げ道なんて与えん!」ジャキッ
バリケード隊員3「総員、発射!うてーっ!」ドカカカカカカカッ

バリケード隊員達は、大勢のアライさんやアライちゃん達に向かってマシンガンを連射した。


281 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 01:01:21.63 ID:sUA0RQGRo
アライさん301「ぐぎびゃあ!」ブグシャアッ

アライさん302「ふぐぎゃ!」ブグシャアッ

アライさん303「いぎゃいのりゃああっ!」ドバドバブシュウゥ

アライさん304「ち、ちびいいいぃぃぃぃっ!ぐぎゃあああ!」ビチャアアァ

アライちゃん2「び!?」ボチュウゥ
アライちゃん3「じびゃ!」ブシャアア
アライちゃん4「ぶぎぃ!」ブッシャアアアアア
アライちゃん5「うぎぃぃぃ!」ボチュウゥ
アライちゃん6「びぎいぃ!」ドブヂャアア
アライちゃん7「ぐじびぇ!」ブシャアア
アライちゃん8「ふぎぃ!」ドパアン
アライちゃん9「おがーしゃ…」ブシャアア
アライちゃん10「のあ?びっ」パァン
アライちゃん11「ぴっ」ブシャアア
アライちゃん12「ぴっ」ブシャアア
アライちゃん13「あぎゅっ!」バチュァアア
アライちゃん14「ほげぇ!」ブシャアア
アライちゃん15「もぐもぐびいぃっ!?」ドブチャア
アライちゃん16「だじゅげび!」グチャアア
アライちゃん17「ひとしゃんあしょ!?」ブシャアア
アライちゃん18「おしっこきもぢびゅ!」ドブヂャアア ジョロロロロ
アライちゃん19「すっきりちぶぎゅ!?」ブシャアア ブリュブリュブリュ
アライちゃん20「なのびゃ!」ブシャアア
アライちゃん21「わっしゅ!」ドパアン
アライちゃん22「わじゅうぅ!?」ブシャアア
アライちゃん23「いきどまりゅぅ!?」ドグシャグシャブシャ
アライちゃん24「のりゃるあ!」ブシャアア
アライちゃん25「ききなのびゃぐぅ!?」ブシャァアアアア



バリケードへ追い詰められたアライさん達に逃げ場は無かった。
マシンガンで蜂の巣にされ、一匹残らず肉片を撒き散らし、生命活動を停止…死んだのだ。


283 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 01:04:29.49 ID:sUA0RQGRo
…

自然地域・夜班の成果は非常に大きかった。
ハンター、佐助、ブラウンP、ヒグマ、他たくさんの隊員達の活躍により、夥しい数の野良アライさんが死体となって回収、処分されていった…。


夜が明けてからは、夜班は交代。
今度は白衣のフレンズやロッジアライさんが所属する、自然地域・昼班の出番である。


282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 01:03:57.26 ID:nU3pMnKw0
生命活動を停止…死んだのだ。
もしかして作者さん、妹が作った痛いRPGシリーズを見てる?



284 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/03(金) 01:05:49.93 ID:sUA0RQGRo
つづく


282
再開しないかなあのシリーズ

285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 01:06:11.00 ID:8Dt/y3FFo
アライちゃん7「ぐじびぇ!」ブシャアア

いい断末魔だ。こいつだけはアラジビにしてやる。

286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 01:20:59.51 ID:nU3pMnKw0
284
乙です、やっぱり見てましたか僕もファンです、あのシリーズ

次は昼班のターンか、白衣のフレンズは誰なんだろう?

287 : ◆19vndrf8Aw [sage]:2017/11/03(金) 01:26:15.97 ID:sUA0RQGRo
286
アライカート編とか、たまにある雑な感じは
あのシリーズをリスペクトしてます





最終更新:2017年11月26日 20:05