アットウィキロゴ

猫の命、アライさんの命その1

952 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 22:52:15.44 ID:nfVXhkx+o
~民家~

お婆さん「…」

和風の民家で、お婆さんが仏壇にお茶をあげて拝んでいる。
仏壇には、年老いた男性の写真が置かれている。

野良猫「…」トテトテ

野良猫「ニィ~」チョコン

縁側の外に、一匹の猫がやってきた。
首輪はついていない。

お婆さん「あら、ブチや。また来たの。ちょっと待っててね」ノソノソ

お婆さんは、煎餅を持ってやってくる。

お婆さん「ほらブチ、ご飯だよ」スッ

お婆さんは、野良猫に煎餅を向ける。

野良猫「ニィ~」トテトテ

野良猫は、お婆さんの方へ歩いてきた。

野良猫「ニィ~」スリスリ

お婆さん「おやおや、お煎餅は後でいいのかい?」

そして、お婆さんの手に頬擦りした。


953 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 22:57:26.10 ID:nfVXhkx+o
野良猫「パリパリ…」モグモグ

野良猫は、煎餅を食べた。

お婆さん「ブチや。前までおっきかったお腹が、痩せてるね。…子供、産んだのかい?」

野良猫「ニィ~」シッポフリフリ

お婆さん「そうかい。おめでとう。…って、なんか毎日同じ事言ってるねぇ」

お婆さん「それじゃあ、たくさん栄養取らなきゃねぇ。ほら、おたべ」スッ

煎餅を差し出すお婆さん。

野良猫「ニィ~」バリバリムシャムシャ

野良猫は、煎餅をたくさん食べた。

野良猫「ニィ~」トテトテ

お婆さん「またね、ブチ」


954 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:07:01.31 ID:nfVXhkx+o
~夕方、雑木林~

野良猫「…」トテトテ

野良猫は、雑木林へやってきた。
そして、木陰にやってくる。

野良猫「…」ガサガサ

仔猫1「ミィ~」
仔猫2「ピィ、ピィ」シッポフリフリ
仔猫3「ミュゥ~」
仔猫4「ミィ~」シッポフリフリ

木陰には、4匹の仔猫がいた。
生後2~3週間ほどだろうか。

野良猫「ミャ~オ」ノソリ

野良猫は、仔猫達の前で寝そべる。

仔猫1「ミィ~」ヨチヨチ
仔猫2「ンミー」ヨチヨチ
仔猫3「ミュウ!ミュゥ~!」ヨチヨチ
仔猫4「ミィ~!」ヨチヨチ

仔猫達は、野良猫のお腹に這い寄る。

仔猫1~4「チュゥチュゥ…」ゴクゴク

野良猫「ミャ~オ」

どうやら、母親のおっぱいを飲んでいるらしい。


955 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:10:18.78 ID:nfVXhkx+o


「この辺でけものの声がしたのだぁ!」ガサガサ

「なのだー」ガサガサ
「なのだー」ガサガサ
「なのだー」ガサガサ
「のりゃ!のりゃ!」ガサガサ



野良猫「…!?」ビクゥ

仔猫1~4「っ…」ピタッ

唐突に聞こえた声に警戒し、野良猫一家は声を潜める。


958 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:13:07.66 ID:nfVXhkx+o


「どこなのだ?どこにいるのだぁ!」ガサガサ

「おにく!おにく!」ガサガサ
「おいちーおにく!」ガサガサ
「おっにく♪おっにく♪」ガサガサ
「のりゃ!のりゃ!」ガサガサ


野良猫「っ…」ブルブル

仔猫1~4「…?」キョトン

木陰に必死で身を潜める野良猫。

仔猫4「…?ミィ~」

仔猫4は、不思議そうに声をあげる。

野良猫「!!!」


959 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:17:17.00 ID:nfVXhkx+o


「そこなのだ!そこから声がしたのだぁ!」ガサガサ

「ちゅかまえゆのだぁ!」ガサガサ
「こんやはごちそーなのりゃ!」ガサガサ
「ふははー!」ガサガサ
「のりゃ!のりゃ!」ガサガサ


声は確実に、野良猫のいる方へ近寄ってくる。

野良猫「…!」ガバッ

仔猫1~4「ミュゥ…!?」

野良猫は、仔猫達の上に覆い被さる。




アライさん1「見つけたのだぁ!」ガサッ

アライちゃん1「なのだー」ガサッ
アライちゃん2「けものなのだ」ガサッ
アライちゃん3「おぉー!」ガサッ
アライちゃん4「のりゃ!のりゃ!」ガサッ

とうとう、見つかった。

野良猫「フシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァッ!!!!!」フゥーーーーーッ

野良猫は、アライさん1たちを威嚇する。


963 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:21:21.68 ID:nfVXhkx+o
野良猫「シャアアアアアアアア!」フゥーーーーーッフゥーーーーーッ

アライちゃん1「ぴぃぃっ!」ブルブル
アライちゃん2「こわいのりゃぁ…!」ブルブル
アライちゃん3「おかーしゃ!やっちゅけゆのりゃ!」
アライちゃん4「ごはんー!」シッポフリフリ

アライさん1「任せるのだぁ!アライさんに、お任せなのだぁ!」ズカズカ

アライさん1は、野良猫へ近付く。

アライさん1「たあ~っ!」ガバッ

野良猫「フシャアアアアッ!」ガバッ

取っ組み合いが始まった。

アライちゃん1「がんばえ~!」シッポフリフリ
アライちゃん2「ふぁいと♪ふぁいと♪」シッポフリフリ
アライちゃん3「おっかしゃんふぁいと♪」シッポフリフリ
アライちゃん4「のあー」

仔猫1~4「ミュゥ…!」ブルブル


966 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:26:50.54 ID:nfVXhkx+o
激しい争いが続いた。

野良猫「フシャアアアアッ!」バリバリ

アライさん1「痛いのだぁっ!よくもやったのだ!アライさんスペシャルキック!」ドゴォ

野良猫「ブニャアアァァ!!」ベギィ

必死に我が子を守ろうとする野良猫。
アライさんの攻撃を、ひらりひらりとかわし、引っ掻いたり噛みついたりして反撃している。

しかし…

野良猫「ゼェ、ハァ、ゼェ、ハァ、ゼェ、ゼェ…!」ハァハァ

アライさん1「ぜーはー…!もうバテたのか…!体力無いのだ!」ハァハァ

体の大きさと体力の差は歴然としていた。


967 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:32:46.66 ID:nfVXhkx+o
アライちゃん1「いまのうちにおにくげっとすゆのだ~!」ヨチヨチ
アライちゃん2「すゆのだ~!」ヨチヨチ
アライちゃん3「おやこのれんけーぷれーなのりゃ!」ヨチヨチ
アライちゃん4「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチ

仔猫1「ミイィ!」ブルブル
仔猫2「ミュウウゥ!」ブルブル
仔猫3「ミニャアァ…!」ブルブル
仔猫4「チィ!チィ!」ブルブル

アライさんと野良猫が戦っている隙に、アライちゃん達は仔猫の方へ近寄っていた。

アライちゃん1「たべゆのだ!」ヨチヨチ
アライちゃん2「しとめゆのだぁ!かりごっこなのだぁ!」ヨチヨチ
アライちゃん3「うぅ~!」ヨチヨチ
アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチ

野良猫「フウウウゥ!!」バッ

だが、そうやすやすと子供に触れることを許す母親ではない。

野良猫「フギャアアアアアアッ!!」バリバリバリバリ

アライちゃん2「ぴぎいいいいぃぃーーーーーっ!!?」

野良猫は、アライちゃん2の顔面を何度も引っ掻いた。
鋭い爪が、アライちゃん2の顔の柔肌を裂いていく。


969 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:38:10.99 ID:nfVXhkx+o
アライちゃん2「びぎいぃぃぃーーーっ!ぴいぃぃーーっ!いぢゃいいぃーーーっ!おがぁしゃぁーーーんっ!」ピイイィィ

アライちゃん2は、どうやら右目の角膜が深く傷ついてしまったようだ。

アライさん1「チビ!チビ!…お前ええっ!よくもチビをっ!許さないのだぁ!」ボギャアァ

野良猫「ゲフッ!」ゴロンゴロン

バテて俊敏な動きができなくなった野良猫。
そのどてっ腹に浴びせられた蹴りをもろに食らってしまった。


971 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23:44:38.92 ID:nfVXhkx+o
アライさん1「死ぬのだ!死ぬのだあぁぁ!」ドガァドガァ

野良猫「ミギイィィ!!」

体の大きさにも、体重にも差があるアライさん1と野良猫。
蹴りの一発一発が、野良猫に大ダメージを与える。

野良猫「…ミィ…」フラフラ

野良猫「っ…!」ハムッ

仔猫1「ミィ!?」ブラン

野良猫は、一番体の大きな子供1匹を咥えると…

野良猫「っ…!」タタターッ

仔猫1「ミィィ!?」ブランブラン

…その場から一目散に逃げ出した。
残りの3匹を置いて。

アライさん1「ああっ!…逃がさないのだぁ!」ダッ

追いかけるアライさん1。


978 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:03:08.67 ID:QMCLBnTho
アライさん1「お前も捕まえてやるのだあ!」ダッ

その時。

「ぎびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーっっっ!!!!」

…アライさん1の背後から悲鳴が聞こえた。

アライさん1「…!!?チビ!?」クルッ

アライさん1は、後ろを振り向く。


979 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:08:41.28 ID:QMCLBnTho
アライさん1が見た光景は…

14歳の少女「さ、佐助!ちょっと!」グイグイ

大型犬「ガウウウゥウゥゥウ!バウ!グギャウウゥゥーーーーーッ!!」バグゥブヂィ

アライちゃん1「ぴいぃぃーーーーっ!おがあじゃあああああんっ!ひぎびいぃぃーーーっ!!」ブッシャアアアアアア

…イングリッシュ・ポインターの大型犬に、自分の子供が襲われ、腹を食い千切られ内臓をブチ撒けられているところだった。

14歳の少女「さ、佐助!ハンター叔父さんに怒られるよ!」グイグイ

大型犬「ガウ、バウウウゥゥ!ハグッ、モグモグ…」ガツガツ

アライちゃん1「ぎ…び…」ブシャアア

大型犬は、アライちゃん1の肝臓を引きずり出して食った。

アライちゃん2「ひ、ひぃ…!」ブルブル
アライちゃん3「おねー…しゃん…!」ブルブル
アライちゃん4「ぴいぃ…!?」ブルブル


983 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:14:57.91 ID:QMCLBnTho
アライさん1「!?お、お前ええええっ!よくもチビをーーーっ!!」ダダッ



アライさん1は、アライちゃん達の方へ駆け寄る。



アライさん1「そのチビ達はッ!!アライさんがッ!!腹を痛めて産んだッ!!大事なチビなのだああッ!!」ダダッ



大型犬「フゥー」ゴクン

アライちゃん1「」グッタリ

アライちゃん2「ぴぃぃーっ!ききなのだぁ!」ヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん3「おかーしゃーんっ!はやぐだぢゅげでぇ!」ヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん4「あらいしゃんたべものじゃないのりゃぁー!」ヨチヨチシッポフリフリ

肝臓を食われたアライちゃん1を置いて、必死のヨチヨチ歩きで逃げるアライちゃん2~4達。



アライさん1「アライさんの可愛い可愛い子供達は!お前の食べ物なんかじゃないのだあああぁーーっ!!たあああああああーーーーっ!!」バッ

大型犬にタックルを仕掛けるアライさん1。


986 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:20:32.58 ID:QMCLBnTho
大型犬「ガブウゥ!」ガブゥ

アライさん1「ぎびっ!?」

だが大型犬は、タックルしてきたアライさんの腹へ的確に噛みつき…

大型犬「フンッグゥ!!」ブッヂイイイィィッ

アライさん1「ひぎびゃぁああーーーーっ!!」ブッシャアアアアアア

アライさん1の腹を食い破った。
皮膚と腹筋が破れ、アライさん1の腹から腸がはみ出す。

アライさん1「うぐぎいいぃぃ!いだい!いだいのだああーーーっ!!」ゴロンゴロン

アライさん1は、血を撒き散らしながら地面を転がる。
どうやら内臓そのものに傷はついていないようだ。


987 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:26:02.80 ID:QMCLBnTho
アライさん1「う、うぅ…」ブルブル

アライさん1が痛みに耐えていると…

大型犬「フゥーッフゥーッ」ノソノソ

アライちゃん2「ぴぃ!ぴいぃぃ!おかーしゃ、たしゅけてぇ!!」ジタバタ

大型犬は、アライちゃん2の首を咥えて、アライさん1の前にやってくる。

14歳の少女「あーもう…佐助。ハンター叔父さんに怒られても知らないからね」スッ

仔猫2「ミィ~」プルプル
仔猫3「ミィ、ニャァ」プルプル
仔猫4「チィチィ」プルプル

少女は、仔猫達を優しく撫でる。


989 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:29:32.23 ID:QMCLBnTho
アライちゃん2「おがーしゃああんっ!あらいしゃんをだじゅげでえぇっ!」ジタバタ ピイイィィ

アライさん1「ち、チビを離…」

大型犬「ガブゥウウ!」ガブブヂィ

アライちゃん2の頭「」ボトッ

アライちゃん2の体「」ドサッ ビグンビグンビグンビグンバタッバタタッ

アライさん1「ちび…ちびいいぃぃ!!」

アライちゃん2は、母親の目の前で首を食い千切られた。


993 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:51:50.19 ID:QMCLBnTho
大型犬「ハグッ、モグモグ…」モグモグ

大型犬は、アライちゃん2の内臓を食っている。

アライさん1「や、やめるのだ…!アライさんの子供達は、食べ物じゃないのだぁ…!食べ物なら、そ、そこの、仔猫の肉を、お前にやるのだぁ…!」スッ

アライさん1は、少女が抱く仔猫達を指差す。

アライさん1「だ、だから、アライさんの子供を、た、助け…」ブルブル

アライちゃん3「にげゆのりゃ~!」ヨチヨチヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん4「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチシッポフリフリ

逃げていくアライちゃん3&4。


994 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00:59:07.27 ID:QMCLBnTho
しかし…

大型犬「ガブゥ!」ハグッ

アライちゃん3「ぴいいいぃ!?しっぽいぢゃいいぃぃーーっ!!」ブラン

アライちゃん3の尻尾を噛み、ぶら下げる大型犬。

野良猫「ニャオオォ!」ガバッ

アライちゃん4「ぴぎいぃぃ!た、たべないれくらしゃいなのりゃぁ!」ドサッ

アライちゃん4に飛びかかり、覆い被さる野良猫。

…子供達は、犬と猫に同時に捕らえられた。

アライさん1「あ、あ…」ブルブルドクドク

内臓がはみ出ている自分の腹を押さえ、震えるアライさん1。

アライちゃん3「おかーしゃ!おかーしゃんっ!だぢゅげで!だぢゅげで!」ピイイィィ

アライちゃん4「おかーしゃんっ!おかーしゃんっ!」ジタバタ ピイイィィ

アライさん1「お…お…」ブルブル




アライさん1「お前達はまた産んでやるのだあぁぁーーーっ!!」シャカカカッカカカッカカ

アライちゃん3&4「「ぴいいいぃぃぃーーーっ!!?たじゅげでえぇーーーーーーーーーっ!!」」

…子供を見捨て、四足歩行で逃げ出すアライさん1。


997 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01:09:20.11 ID:QMCLBnTho
アライちゃん3「お、おかーしゃん!あらいしゃんたち、おにくぱーちーすゆやくしょくだったのりゃあぁ!」ジタバタ

アライちゃん4「もどってくゆのりゃあああっ!このわんわんとにゃーにゃーで、おにくぱーちーすゆのりゃああっ!」ピイイィィ

今日は美味しいお肉を食べるはずだったアライさん一家。

アライちゃん3&4「「おかーしゃん!おかーしゃんっ!ぱーちー!おにくぱーちーすゆのりゃああっ!!」」ピイイィィ

しかし…

大型犬「ハグゥ!」ガブブヂイィ

アライちゃん3「びぎいぃぃぃーーーっ!!しっぽおぉっっ!しっぽいぢゃいのりゃぁあーーーーーっ!!」ブシュウウウゥウ

アライちゃん3は、尻尾を噛み千切られた。

大型犬「モグモグ…」ガツガツ

アライちゃん3「ぎびいぃぃ!あらいしゃんのかわいーしっぽたべちゃめーなのりゃぁ!!」ブシュウウウゥウ

大型犬「ハグウゥ!!」ガブゥ

そして、柔らかいお腹へ噛みつき…

アライちゃん3「ぶぎいいぃ!おながかんだらだめなのりゃぁぁ!あらいしゃんのおなかはせかいいちだいじなのりゃああっ!!」ジタバタ

大型犬「ガブウゥ!」ブヂン

アライちゃん3「いぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいぎびぴぃぃぃぃぃっぎゃぁああああああーーーーーーーーーーっ!!」ブッシャアアアアアア

…腹を食い破った。


998 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01:19:48.86 ID:QMCLBnTho
野良猫「ウニャアアア!」バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ

アライちゃん4「ぴぎいいぃぃぃーーっ!!あらいしゃんのかわいーおかおひっかいたらだめなのりゃあああっ!!」ジタバタ

野良猫に覆い被さられたアライちゃん4は、全身を引っ掻かれ、噛まれている。

野良猫「ニャグガブウゥゥ!!」バリバリガブウウゥバリバリガブウウゥ

アライちゃん4「ぴぃ!ぴいいいぃぃーーーーっ!ひとしゃん!ひとしゃんたしゅけてぇぇーーーっ!!」

14歳の少女「…!」

猫の下敷きになっているアライちゃん4は、少女に向かって叫ぶ。

アライちゃん4「いーことかんがえたのりゃぁ!ひとしゃん!かわいーあらいしゃんを、あっちのいぬのかわりにぺっとにすゆのりゃぁ!」

14歳の少女「…」

アライちゃん4「おかーしゃんも!あらいしゃんたちはせかいでいちばんかわいーっていってたのりゃぁ!」

アライちゃん4「みゆのりゃぁ!これで、あらいしゃんをかいたくなゆのりゃぁ!」

野良猫「フゥーッ!フゥーッ!」

猫の下敷きになっているアライちゃん4。
何をしようというのか?





アライちゃん4「しっぽのだ…」シッポフリフ…

野良猫「ウギャアアフゥーーッ!」ガブウゥ

アライちゃん4「ぎびいぃぃーーーーっいじゃいのりゃぁあーーーーーっ!!」

…アライちゃん4が何かしようとする前に、猫は反射的にアライちゃん4の尻尾に噛みついた。


999 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01:25:16.94 ID:QMCLBnTho
アライちゃん4「ぴぃ!ぴいいいぃぃーーーーっ!やべでええっ!しっぽかむなああーーっ!」ジタバタ

成猫を嘗めてはいけない。
立派な肉食獣である。

野良猫「ハグウゥ!」バヅン

アライちゃん4「ぴぎいいぃぃぃぃぃーーーーーっ!!」ブヂィ

アライちゃん4の尻尾の腱が切れた。

アライちゃん4「ぴぃ!ぴぃぃーっ!いぢゃいぃ!しっぽのだんすできないのりゃあああっ!びええーーーーんっ!」ピイイィィ

尻尾がまともに動かなくなったアライちゃん4は、大声で泣き出した。


1000 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01:30:47.68 ID:QMCLBnTho
14歳の少女「…ねえ、アライさん」スッ

少女は、アライちゃんの顔の前にしゃがみこむ。

アライちゃん4「!ぺ、ぺっとにしてくれゆのか!?やったのりゃぁ!あらいしゃんのかわいさがつうじたのか!」

アライちゃん4は、安堵した表情になる。

アライちゃん4「だ、だったらさっさと、うえにのってゆもーじゅーをぶっこよしゅのりゃぁ!あらいしゃんのききなのりゃぁ!ぺっとのいちだいじなのりゃぁ!」ジタバタジタバタ

14歳の少女「…」

14歳の少女「…アライさんは、ペットにはできない法律なんだよ?」

アライちゃん4「ほ…ほーりつ!?なにいってゆのりゃ!あらいしゃんのゆーことがほーりつなのりゃぁ!」ジタバタ






最終更新:2017年11月26日 22:17