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アライさんトラップラボ―ウォーターメロントラップ

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1712-VW3n)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 22:31:26.64 ID:S6nRaLMG0 [2/6]
タイトル「ウォーターメロントラップ」

みなさん、こんにちわ。
アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。

今回は、エッグトラップ、改め、ウォーターメロントラップの成果をご覧に入れようと思います。

以前、言いにくいためウォーターメロントラップにはしない、と話しましたが、スポンサーからご指摘をいただき、このような名前になりました。
略して、「WMトラップ」と表現してもよいかもしれませんね。

では、本題に参りましょう。



今回の設置場所は、前回のトラップとは別の場所になります。
中間報告でもお話ししたように、毒物の土壌汚染の可能性が無くなったため、自然に優しくなっています。

奥から、アライさん一家がやってきたみたいですね。

アライさん「今日も、畑から野菜をもらってくるのだ。」

アライしゃん1「しんせんなおやさいをたべるのだ。」

アライしゃん2「きょうは、まんまるがたべたいのだ!」

アライちゃん1「おやちゃいたべて、はやくおおきくなるのりゃ!」シッポフリフリ

アライちゃん2「ままみたいにりっぱになるのりゃ!」シッポフリフリ

アライちゃん3「のりゃ!のりゃ!」

アライちゃん4「おなかすいたのりゃ。はやくたべたいのりゃ。」

今回は大家族のようですね。
これは研究成果に期待が持てそうですね。

アライしゃん2「あれ?」

アライさん「どうしたのだ、ちび?」

アライしゃん2「まんまるのにおいがするのら!」

子アライさんが駆け出して、トラップに向かっていきましたね。
その後を追うように家族が大移動を始めましたね。

アライしゃん2「やっぱりまんまるがあったのだ!」

アライちゃん1「おねえしゃん、すごいのら」

アライしゃん2「エヘン!」ピカピカガイジガオ

アライちゃん3「でも、どうちてこんにゃところにあるのら?」

アライさん「きっと、アライさんたちの日ごろの行いがいいからに決まっているのだ!」

やはり、頭脳レベルはかなり低いですね。
他のフレンズとの違いがよくわかる光景です。

続く


322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1712-VW3n)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 22:34:56.62 ID:S6nRaLMG0 [3/6]
320
タイトル「ウォーターメロントラップ」  その2

アライさん「早速食べるのだ!」

アライしゃん1、2「「のだ!」」

アライちゃん1~4「「「「のりゃ!」」」」

前に観察したアライさん一家のように、それぞれ別のトラップを食すようです。

アライさん「このまんまる、いつものよりおいしいのだ!」モグモグ

アライしゃん1「あまいのだ!おいしいのだ!」モグモグ

アライしゃん2「だいすきなまんまるをこんなにたべれるなんてしあわせなのだ!」モグモグ

アライちゃん1「たくさんたべるのりゃ」モグモグ

アライちゃん2「はやくあかいのをたべたいのりゃ」ガリガリ

アライちゃん3「このまんある、あまあまなのりゃ」ペロペロ

アライちゃん4「かわがにがいのりゃ」ペッペッ

毒物を混入しただけでなく、味にもこだわって研究しましたからね。
まぁ、研究段階で多くのアライさんの命を犠牲にし、ようやく野外の実地調査へこぎつけることができました。
そんな話より、子アライさんに異変が出たみたいですよ。

アライちゃん1「げぇ~」ゲロゲロ

アライちゃん2「な、なんだかくるしいのりゃ」

アライちゃん3「かっ、こっ」ヒューヒュー

アライちゃん4「ま、まま、たす」

毒物ですが、中心にいけばいくほど濃度が濃くなっていきます。
おいしいところが中心に集まっているのと同じ原理で作りました。
表面のあたりの毒物が薄いとはいえ、子アライさんの体では摂取量をオーバーしてしまい、このようなことになっています。

アライさん「これはやみつきになるのだ!」モグモグ

アライしゃん1「はやくまんなかをたべたいのだ!」モグモグ

アライしゃん2「おいしいのだ!」モグモグ

食事に夢中で、母アライさんたちは、下の子アライさんの異常に気づいていませんね。

アライちゃん1「まま、たしゅけて...」ヒューヒュー

アライちゃん2「ごほっ!」ヒューヒュー

アライちゃん3「あ、あ...」ヒューヒュー

アライちゃん4「...」シーン

下の子アライさんは風前の灯火ですね。

続く


323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1712-VW3n)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 22:50:55.27 ID:S6nRaLMG0 [4/6]
322
タイトル「ウォーターメロントラップ」  その3

上の子アライさんに異常が出るまで、しばらく小話と行きましょうか。

我々の研究所では、アライさんを飼って育てています。
その理由として、野生のアライさんを捕獲するのは難しく、職員を安易に傷つけてしまう可能性があるからです。
そのため、幼少期から飼い慣らし、ある程度信頼関係を築くようにしています。
いずれは、そちらの状況もお見せ出来たら、と考えています。

と、お話ししているうちに、上の子アライさんにも異常が出始めましたね。

アライしゃん1「あれ、なんだかくらくらするのだ」ゴホ

アライしゃん2「おいしい、おいしいの、がっ!」ゴホ

アライちゃん1~4「「「「...」」」」シーン

アライさん「...」ガツガツ

上の子アライさんにようやく毒が回り始めたようですね。
下の子アライさんは、すでに絶命しているようです。
しかも、母アライさんは子アライさんに気づくことなく、食事に夢中です。
これが人間だった場合、完全に育児放棄ですね。

アライしゃん1「おかあさん、くるしいのだ...」ヒューヒュー

アライしゃん2「まんまる、もっとたべたいのだ...」ヒューヒュー

とうとう血を吐いて、倒れてしまいましたね。
さて、残るは母アライさんだけですね。

アライさん「おいしかったのだ。あれ、チビ達はどこなのだ?」

母アライさんの周りには、毒物にやられた子アライさんが倒れていますね。

アライしゃん1、2「「...」」シーン

アライちゃん1~4「「「「...」」」」シーン

アライさん「チビ達、どうしたのだ!? 目を覚ますのだ!!」

ようやく事態の把握ができたようですね。
子アライさんたちをたたいたり、ゆすったりしていますが、おそらく毒物が全身に回った後。
助かることはないですね。

続く


324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1712-VW3n)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 22:52:22.65 ID:S6nRaLMG0 [5/6]
323
タイトル「ウォーターメロントラップ」  その4

アライさん「はやく、目を覚ますのだ! 野菜を取りにいくの、がっ!」ゴホ

母アライさんにも毒が回ったようですね。
苦しみ、もがいていますよ。
しかも、その衝撃で自分の子供をつぶしていますね。

アライさん「アライさんには、天下をとる、野望が、あるの、だ。こんな、所で、死ね、ないの、だ!」ゴホ

じたばたとしているアライさんですが、しばらくして動かなくなりました。

映像としてはここまでですが、この後、別のアライさん一家、ここではAとしておきましょう。
一家Aが同じトラップに引っ掛かり、亡くなりました。
そして、一家Bがその亡骸を持ち去りました。

後で、ハンターに聞いた話ですが、そのアライさんを食べた一家Bが死んでいるのを確認したようです。



このように、WMトラップは新たな可能性として動き出しました。
まだ、他の動物が食してしまうかもしれない危険性や、母アライさんの毒のまわり方など、課題が見つかりました。
この課題を取り除けば、実用化も夢ではありません。

次回は、都会のアライさん対策の研究成果をご覧いただけるかと思います。

今回は、以上となります。



最終更新:2018年02月11日 00:17