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どこへ行かれるのですか?『ドミネ・クォ・ヴァディス』

695 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:00:14.42 ID:qhY8VnGhO
…

~鉄柵で囲われた民家の外~

ある留守中の民家。
そこは、鉄柵で囲われていた。



そこへ、何者かが近付いてきた。

アライさん「ふははー!懐かしの街中なのだー!」ドタドタ

アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチ

アライさん「チビ達!独り立ちの前の最後のお勉強なのだ!人間の巣の跡に残った食べ物を取りに行くのだ!」

アライちゃん1~3「「なのだー!」」

アライさんは、民家を囲う鉄柵を見ている。

アライちゃん1「これじゃまなのりゃー!」シッポフリフリ
アライちゃん2「うゆぅ~、せまくてはいれないのりゃあ」グイグイ
アライちゃん3「どーやってはいゆのりゃ?」

アライさん「アライさんくらい大きくなると、こんなの楽に越えられるのだ!」ヨジヨジ

アライさんは、鉄柵によじ登っていく。


696 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:04:31.70 ID:qhY8VnGhO
アライさんはあっという間に、鉄柵のてっぺんへ登った。

アライさん「ふはははー!頂点なのだー!これくらい朝飯前なのだ!」

アライちゃん1~3「「おかーしゃんしゅごいのりゃあ~!」」



番犬「ワォン!!!!!」


アライさん「のだっ!?」グラッ

鉄柵のてっぺんへ登っていたアライさんは、番犬の声にビビってバランスを崩し…

鉄柵「」ズブシャアアアッ

アライさん「いだいのだあああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

…思い切り、股間に鉄柵が深く深く突き刺さった。


699 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:10:05.80 ID:qhY8VnGhO
アライさん「うぐぎぎぎぃぃーーーーーーっ!いだい!いだあいいいぃーーーのだぁーーーっ!」ジョボボボボ

アライちゃん1~3「「おかーしゃああーーんっ!」」ピイイイィィ

鉄柵は、アライさんの体重によってどんどん体の奥深くまで刺さっていく。

アライさんの股間からは血と小便が同時に流れ出た。
膀胱を貫通したようだ。

アライさん「ふぐぎぎぎぃ…!ぬ、ぬかなきゃあああっ!」グイグイ

アライさんは、鉄柵から降りようとするが…

手をかけて体を押せる部分がない。

つまり、原理的にアライさんは自力で鉄柵の上から脱出不可能となった。

アライさん「だれがああああ!だずげでええええーーーーーっ!ちびたちいいぃーーーっ!見てないで助けるのだぁ!」ビエエエエエエエエエーーンッ

アライちゃん1「う、うゆ!」ヨチヨチ
アライちゃん2「おかーしゃんをすくーのりゃ!」ヨチヨチ
アライちゃん3「かぞくのきずなをみせゆのりゃ!」ヨチヨチ

アライちゃん達は、アライさんが突き刺さっている鉄柵の真下へ這い寄った。


700 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:16:57.36 ID:qhY8VnGhO
アライちゃん1「ど、どーやってたしゅけゆのりゃ!?」
アライちゃん2「おかーしゃんをおろせばいーのりゃっ!」コスリコスリ
アライちゃん3「じゃーひっぱればいーのりゃあ!じゃんぷすゆのりゃ!」

アライちゃん1~3「「たぁー!」」ピョーン ガシィ

アライちゃん達は、アライさんの片足や尻尾の先端へ飛び付いてぶら下がった。

アライさん「あぎゃあああああああああああがああああああああああああああああーーーーーーっ!」ズブズブブシュウウゥ

足と尻尾にぶら下がる重りのせいで、アライさんの傷口が広がり、体内へさらに深く鉄柵が食い込んでいく。

アライちゃん1~3「「おかーしゃんをたしゅけゆのりゃぁ!わっちぇ!わっちぇ!」」ブラーン

アライちゃん達は、母親の足や尻尾にぶら下がり、下へ引っ張っている。


703 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:22:54.47 ID:qhY8VnGhO
そこへ…

オカルテツヤ「おお、これは…。アライさんが子供たちに磔刑にされているゾ…」スタスタ

この家の住人である、一人の男児…
オカルテツヤ君が戻ってきた。

アライさん「に、人間!アライさんを助けるのだぁーーーーーー!交尾してやるからぁああーーーーっ!」ブシャアアッ

アライちゃん1~3「「「おかーしゃんをたしゅけてぇ!」」」ブラーン

オカルテツヤ「な…なんか…カッコイイ!」

オカルテツヤ君は、この光景になにか惹かれるものがあるようだ。


705 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:29:19.75 ID:qhY8VnGhO
オカルテツヤ「これは、ヴラドってるゾ…」スタスタ

オカルテツヤ君は、アライちゃん達のもとへ近寄る。

アライちゃん1「いっしょにひっぱゆのてつだってぇー!」ブランブラン

オカルテツヤ「どうせなら、一家まとめて…」ガシィ グイイッ

アライちゃん1「のりゃあ!?」

オカルテツヤ君は、アライちゃん1を母親の足から引き剥がし、鉄柵の上まで持ち上げ…

オカルテツヤ「串刺しの刑ダ!」ブンッ

アライちゃん1の肛門を、鉄柵へ突き刺した。

アライちゃん1「つぇべしゅぅうううーーーーーーっ!」ズブグシャアアアッ

アライちゃん1は奇声を発し、肛門から大量出血した。


706 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:34:41.01 ID:qhY8VnGhO
アライちゃん1「い…ぢゃいいぃっ…!」ドクドク

アライちゃん1は激痛に加え、鉄柵が内臓を貫いて破壊したダメージによりろくに声すら出せないようだ。

アライさん「ち…ちびなんかに…かまってないで…アライさん…を…だずげで…」ブルブル

アライちゃん2「ぴぎいいぃぃーーーっ!きちがいなのりゃ!」ピョンッ シュタッ

アライちゃん3「にげゆのりゃああーーーっ!」シュタッ ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん2&3は必死に逃げ出すが…

オカルテツヤ「我が領土へ土足で踏み込んだ侵略者メ!このヴラド・ツェペシュ王が処刑してくれるゥ!」ガシガシィ

アライちゃん2&3「「ぴいぃぃーーっ!はなぢでえええーーっ!」」ジタバタジタバタ

容易に捕まってしまった。


707 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:40:52.27 ID:qhY8VnGhO
オカルテツヤ「ワラキアの大地を踏んだことを後悔しろ!オスマン帝国の尖兵どもメ!」グイイイ

アライちゃん2「なにいってゆかわがんないのりゃああーーーっ!」ピギイイィィ

アライちゃん3「このおうちのたべもの!いっこあげゆからはなちてええ!」ジタバタジタバタ

どうやらオカルテツヤ君は自分を、オスマン帝国と戦うワラキア公国の君主…
ヴラド三世と重ね合わせているようだ。

オカルテツヤ「処刑ぃーーーーーーーーッ!」ドズグゥッ

アライちゃん2「ふぎゅぶぐぅううううーーーーーーっ!」ドブシャアアア

アライちゃん3「はぎゃあああーーーーーーーっ!」グチャアアア

オスマン帝国兵達のマンコは鉄の槍で貫かれた。



708 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:42:03.35 ID:qhY8VnGhO
707訂正

×オスマン帝国兵達のマンコは鉄の槍で貫かれた。

○オスマン帝国兵達のオマンコは鉄の槍で貫かれた。



709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 22:43:39.92 ID:LuzkKDgx0
要らねーだろその訂正!



710 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:47:44.82 ID:qhY8VnGhO
アライさん「だ…だずげ…で…なんでも…するから…」ブルブル

アライさんは子供達が串刺しにされたことに何ら言及せず、助けを求めた。

オカルテツヤ「うーん、こういうときは、アレをやらなきゃ締まらないゾ」ガチャ スタスタ

オカルテツヤ君は鉄柵の扉の鍵を開け、家の中に入っていった。

アライさん「ま…って…アライ…さんも…いれて…」ブルブル


711 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:50:24.81 ID:qhY8VnGhO
やがて…


オカルテツヤ母「ん…?鉄柵の前になんかあるわね…」スタスタ

オカルテツヤの母が家に戻ってくると…

アライさん「ひ…ぎ…び…」ドクドク

アライちゃん1「」ドクドク
アライちゃん2「」ドクドク
アライちゃん3「」ドクドク

オカルテツヤ「くっくっく…。ようこそ、オスマン帝国の諸君」ムシャムシャ

オカルテツヤ君が…
右手に持ったグラスでトマトジュースを飲みながら、
左手に持った魚肉ソーセージを食べていた。

オカルテツヤ母「…」


712 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 22:52:09.47 ID:qhY8VnGhO
オカルテツヤ母「駆除するのはいいけど、こーいう悪趣味なことはやめなさいって毎度毎度言ってるでしょ!」ベシンベシン

オカルテツヤ「うえーん!ママ!許して!」

ヴラド三世は、母親にお尻ペンペンされ屈した。


713 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:02:55.88 ID:qhY8VnGhO
…

~ゴミ捨て場~

今日は燃えるゴミの日。
生ゴミが捨てられる日である。

かつてのゴミ捨て場は、自治体の予算不足のせいか、鍵付きのゴミステーションが無い地域もあった。

しかし、ゴミ袋にはいつもアライちゃんが群がり、中の生ゴミをばら蒔いてしまう。

度重なるアライちゃん被害の憂いもあり…
ほとんどの地域が、予算を搾り出して鍵付きのゴミステーションを設置していた。

これならば、アライちゃんには開けることができない。


715 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:20:01.11 ID:qhY8VnGhO
真っ暗な深夜。
ゴミステーションの中には、前日のうちに出されたゴミ袋が積み上げられている。

立て札に、当日朝に出せと書いてあるのにも関わらず、である。

だが、ゴミステーションは鍵付き。
アライちゃんには開けられない。

そんなとき、一部のアライちゃんは…

アライさん「ふははー!お宝なのだー!」ドタドタ

アライちゃん1「なのりゃー!」ヨチヨチ
アライちゃん2「ごちそーぱーちーすゆのりゃあ!」ヨチヨチ
アライちゃん3「のりゃ!のりゃ!あけてあけてー!」ヨチヨチ

…森から母親を呼んでくることがある。

アライさん「のあ?開かないのだ」ガチャガチャ

アライさん「これを、こう!なのだ!」ガチャ

アライちゃん1~3「「あいたのりゃ~!おかーしゃんはてんしゃいなのりゃー!」」キャッキャ シッポフリフリ


アライさんの背は人並みにあり、手先も器用。
ダイヤル式でない安っぽい鍵など、造作もなく開けてしまう。


716 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:24:35.16 ID:qhY8VnGhO
アライさん「お宝が眠っているのだ」あ!たあ~!」ガサガサ ビリバリィ

アライさんは燃えるゴミ袋を破いた。

アライちゃん1「おたからがねむってるのだぁ!」ヨチヨチ ガサガサ スポッ
アライちゃん2「おたかりゃがねむってゆのりゃあ!」ヨチヨチ ガサガサ スポッ
アライちゃん3「おたかやがねむてゆのあ!」ヨチヨチ ガサガサ スポッ

アライちゃん達は、破れたゴミ袋の中に潜っていく。

破けたゴミ袋『のりゃ!のりゃ!』ガサガサ モゾモゾ

アライちゃん達が潜ったゴミ袋は、がさがさと蠢く。


717 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:41:23.56 ID:qhY8VnGhO
アライさん「うお?他にも食べ物があるのだ!」クンクン

アライさんは、ゴミステーションの中にいい匂いのペレット餌があるのに気付いた。

アライさん「食べるのだ!」カリカリ

アライちゃん1「たべるのだ!」カリカリ
アライちゃん2「おいちーのりゃあ!」クッチャクッチャ
アライちゃん3「くせになうのや!」カリカリ

アライさん親子は、ペレット餌を美味しそうに食べている。

アライさん「…」
アライちゃん1~3「「「…」」」


アライさん「う…!」ドサッ
アライちゃん1~3「く、くゆじ…!」ドサッ

突如、アライさん親子は昏倒し、ゴミ袋に突っ伏した。


アライさん「…」シーン

アライちゃん1~3「「「…」」」シーン

ホームセンターで誰でも安く買えるアライさん対策グッズ…
『アライ取りペレット』。

一粒には、人間の致死量を超える青酸カリが含まれている。


719 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:46:41.05 ID:qhY8VnGhO
しばらくして…
ゴミステーションに、何者かが近付いてきた。

アライさん2「チビ達!今日はここに食べ物があるのか?」ドタドタ

アライちゃん4「いーにおいすゆからまちがいないのりゃ!」ヨチヨチ
アライちゃん5「うゆ!なかになんかあゆのりゃ…」ピタッ

アライちゃん5は、ゴミステーションの中を覗いた。


アライさん「」
アライちゃん1~3「「「」」」

アライさん2「なんだお前ら、寝てるのか?邪魔だからどくのだ」ガチャ ユサユサ

アライさん2はゴミステーションの中のアライさんを揺さぶる。

アライさん2「し…死んでるのだ…!死体なのだぁ!」ブルブル
アライちゃん4&5「「ヒイイィィィ」」ブルブル


アライさん2&アライちゃん4&5「「にげるのだああ~~!」」ドタドタ


二組目のアライさん親子は、死骸を見て逃げていった。


720 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:50:31.45 ID:qhY8VnGhO
…翌朝、ゴミステーション…


アライさん「」
アライちゃん1~3「「「」」」

ゴミ回収業者「うわ…また中でアライさんが死んでるよ…」ガサガサ

ゴミ回収業者は、大きなゴミ袋を出した。

ゴミ回収業者「くわばらくわばら」ズルズル ポイッ

アライさん一家は、ゴミ袋へ詰められた。

ゴミ回収業者「いい加減マナー守れよな…」ポイッ

ゴミ袋はゴミ収集車へ投入され、べきべきと押し潰されていった。


…マナーを守らない者がいるせいで…
嫌な死骸を見る業者が出るのである。


721 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/11(木) 23:50:58.48 ID:qhY8VnGhO
つづく


722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 23:53:45.64 ID:HyO4DulZ0
死体と死骸を使い分けてる所にこだわりを感じるw


727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 07:12:39.37 ID:RE/72hTOo
乙です
タイトル通りアライちゃんが日常的にいる世界だな
住民もそれに慣れてる感じがわかる


728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:46:29.25 ID:Rcm689E+o
716
破けたゴミ袋『のりゃ!のりゃ!』ガサガサ モゾモソ

ここ悍ましくてめちゃくちゃ踏み潰したい





最終更新:2018年02月18日 22:39
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