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黒パーカーの狂気その2

894 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 21:20:15.99 ID:zvNwfcqIo
アライちゃん3「はぐがぶうぅぅっっ!ふぅーっ!ふぅーっ!」アムアム

黒パーカーの少女「…」

アライちゃん3は、少女の指に噛みついている。

しかし…黒パーカーの少女に、大したダメージはない。

なぜならアライちゃん3は、アライドール手術により、鋭い牙が生えてこないようになっているからだ。

顎の力こそ弱くないものの…
歯の鋭さなど、柔らかいペットフードを咀嚼できる程度のもの。

肉を噛み千切ったり…
人に傷を負わせたりすることなどできない。

そう。
ここにいる愛玩動物のアライちゃん達は、人を傷付けることができないように…
鋭い爪も牙も奪われているのである。

おまけに、人を傷付けないように、しっかりと教育されている。

故に、このアライちゃん3も、人に危害を加えるのは、この日この時が初めてだったのである。

おまけに、不良ブタ箱に閉じ込められないために、アライちゃん3は喧嘩をすることも避けてきた。

敵との戦い方なぞ、学んだことは一度もない。

アライちゃん3「はぐがぶぅ!うぎゅうぅ~~っ!はやくくたばれえええっ!あむあむっ!」ハグハグ

…アライちゃん3は先程から指ばかり噛んでいるが、
それをいくら続けても致命傷になどなりはしない。


アライちゃん3は、人を傷付けることのない、無害な愛玩動物として、きちんと完璧に完成されているといえよう。

事実として、アライちゃん3に襲われている黒パーカーの少女は、傷ひとつ負っていないのだから。


895 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 21:35:50.83 ID:zvNwfcqIo
黒パーカーの少女「おいおい…客に噛みつくなんて、なんて出来の悪い不良だ。こりゃきつい仕置きが必要だなぁ」

アライちゃん3「ぴっ!?」ビクゥ

黒パーカーの少女「これじゃ天才どころか不良品だなぁ。客に歯向かうなんて、虐殺用玩具として三流品もいいとこだ」

アライちゃん3「あ、ありゃいしゃん!ふ、ふりょーじゃ…!」ガクガクブルブル

黒パーカーの少女「不良品は!廃棄処分しなくっちゃあなぁーーーっ!」ギュウゥゥゥ

アライちゃん3「ぐえええええっ!」

少女は、アライちゃん3の胴体を握り締める。

黒パーカーの少女「降参っていうまでどんどん力を込めていくぜ!」ギュウゥゥゥ

アライちゃん3「こ、こっ…!」ブルブル

黒パーカーの少女「ああ~ん?どうした、もう降参する気か?ぶっ殺されたルームメイト達との絆はその程度かぁ?」ギュウゥゥゥ

黒パーカーの少女「あー可哀想なルームメイトと店員さん!おれを恨みながら死んでいったんだろうに!仇をとらずに保身に走るなんて情けない真似できねーよなぁ?」ギュウゥゥゥ

アライちゃん3「っ…!」ブルブル

追い詰められたアライちゃん3。

しかし、ルームメイトとの硬い絆で結ばれたアライちゃん3の復讐心は…


896 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 21:38:51.59 ID:zvNwfcqIo



アライちゃん3「こーしゃん!こーしゃんしゅゆのりゃあああっ!こーしゃんしゅゆがりゃやべでええーーーーっ!」ピギイイィィィシッポブンブン

…あっさりと折れたようだ。

ちなみにルームメイトのアライちゃん達はともかく、店員は死んでなどいない。

アライちゃん3が、店員も殺されたと勝手に勘違いしているだけである。

黒パーカーの少女「あーーははははははっ!我が身恋しさに復讐を諦め命乞いするとは!やっぱり自分の事しか考えないクソ害獣だなぁーっ!あははははははっ!」ゲラゲラ

黒パーカーの少女は、手の力を緩めた。

アライちゃん3「ひぃ、はぁ…こ、こーしゃんしたのりゃ…!だから、たしゅけてぇ…!」ゼェハァ

アライちゃん3「か、かーいいありゃいしゃんが、まいにちせったいしてあげゆかりゃああっ…!」ブルブル



アライちゃん3は、怯えた目で黒パーカーの少女を見つめている。


897 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 21:50:30.36 ID:zvNwfcqIo
黒パーカーの少女「おっ?許してほしいか?ちゃんと反省するか?悪いことしたって謝るか?」

アライちゃん3「ごめんなしゃいなのりゃあ!かんでごめんなしゃいなのりゃあ!こよそーとちてごべんなしゃいなのりゃああっ!」ヒグッグスッ

アライちゃん3は、泣きながら許しを請う。

アライちゃん3「お、おねがいなのりゃ…だぢゅげで…しにだぐないぃ…!ありゃいしゃん、もっともっといきて…いろんなおもちよいこと、いっぱいしりたいのりゃあっ…!」ブルブル

黒パーカーの少女「助けてあげると思う?」ニッコリ

アライちゃん3「う、うゆ…」コクコク

アライちゃん3は、首を縦に振っている。




黒パーカーの少女「許すわけねーだろーがハエガイジ!だいたい根本的に、謝るとこがちげーんだよ!」ガシィ

アライちゃん3「ぴぃいいいいっ!?」

少女はアライちゃん3の頭を掴んだ。

黒パーカーの少女「あははははははははははッ!クソ害獣に生まれてきてごめんなさいと!生きててごめんなさいと謝るべきだったなぁ!」グイグイ

少女はアライちゃん3の頭を掴み、ぐいぐいと動かしている。

アライちゃん3「ぴぎぃいいいいいいいいいいいーーーーーっ!ゆるじでええ!しにだぐないしにだぐないしにだぐないぃいいっ!ぴぎゅるるるるるぅっ!だぢゅげでえええーーっ!だれおいーがらだぢゅげでええーーーっ!」ピギイイィィィジタバタジタバタシッポブンブンブンブンブンブン



先程、勇ましく果敢に挑んできたアライちゃん3。
今は必死に命乞いをし、泣きわめきながら首を横にぶんぶんと振り、少女の手の中で死に物狂いで暴れている。


898 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 22:00:48.51 ID:zvNwfcqIo
黒パーカーの少女「そーら!生きてること自体が万死に値する絶対的存在悪のクソバエ不快害獣ゴミパンダは!さっさと殺処分しちゃおうねえええっ!」グイイメキメキ

少女はアライちゃん3の首を、だんだんと捻り始める。

アライちゃん3「ぎびぃいいいいいいいーーっ!いぢゃい、くびいぢゃいいぃいいいいーーーっ!いぢゃいのりゃあああーーーっ!てんいんしゃんっ!てんちょーーっ!だぢゅげでええーーーーっ!」ピギイイィィィジタバタシッポブンブンブンブン

アライちゃん3は、その小さな体で全力で暴れ、弱々しい力で必死に抵抗している。

黒パーカーの少女の手には、アライちゃん3の息づかい、体温、暴れまわる振動、爪のない指による引っ掻きが…

『生きたい』と願う、死への拒絶が。
『死にたくない』と願う、生への執着が。

両手に収まるほど小さなアライちゃん3の体から、人と同じように生きる生命の鼓動がありありと伝わってきた。

それら全てが。
アライちゃん3は我々人類と何も変わらず、必死に生きようとする意志を持つ、尊き命なのであると…訴えかけてくる。


899 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 22:09:07.06 ID:zvNwfcqIo
黒パーカーの少女「ああー!?てめーみてえな生物未満のゴミクズに!いっちょまえに生きる権利があるわけねーだろうがあああッ!」グイイメキメキメキイィィッ

だが少女は、そんな生への訴えを完全無視し、アライちゃん3の首を捻った。

アライちゃん3「ぴぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」メキメキボギボギ



アライちゃん3「びゅ!」ボギンッ

…アライちゃん3の首から、ひときわ大きな音が鳴った。

アライちゃん3「」ダラーン…

アライちゃん3は…



…首が変な方向に捻れ、だらんとして動かなくなった。

ほんの少し前まで、あれだけ暴れて泣き叫んで生きたいと訴えていたアライちゃん3は、もう何の訴えも発しなかった。


900 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/16(金) 22:14:05.74 ID:zvNwfcqIo
黒パーカーの少女「ふぅ、ちっとは立派なゴミらしくなったじゃねえか。ゴミはゴミらしく、飾らない姿のままでいればいい」ポイッ

アライちゃん3「」ドチャッ

少女は動かなくなったアライちゃん3を、床の上にポイ捨てした。



様々な芸を覚えてアライカフェの客へ披露し、天才ともてはやされたアライちゃん3は…
まさしくゴミのように打ち捨てられたのであった。


915 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 17:42:09.97 ID:tAU1CX4Ao
黒パーカーの少女「さーて、たしかあと3匹残ってたなぁ」キョロキョロ

少女は、店内の様子を見回す。

すると…

独身おじさん「っ…」ゴソゴソ

先程スープレックスを食らって倒れた独身おじさんが、寝たまま何か顔の前で手を動かしている…

黒パーカーの少女「何やってんだ?」ゲシィ

少女がそれに気付き、独身おじさんの手を蹴ろうとした。

独身おじさん「くっ!?…っ!」タタッ

独身おじさんはふらふらと立ち上がり、蹴りをかわした。

黒パーカーの少女「へぇ?」

独身おじさん「い、1、1…」ピポパ

独身おじさんは、スマートフォンを操作しているようだ。

警察に電話するつもりであろうか。


916 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 17:46:35.02 ID:tAU1CX4Ao
黒パーカーの少女「させるか!」ダッ

独身おじさん「は、発信さえすれば…きっとGPSとかで…!」クルッ

独身おじさんは、手裏剣を投げられないように、少女から見て向こう側の耳へスマホを当てている。

このまま独身おじさんが警察に電話をかければ…

仮に通話中にスマホを壊されたとしても…
スマートフォンの電話番号から、GPSによってこの場所が特定されてしまう。

街中なのだから、警察がやってくるのは早い。

店内にまだアライちゃんが3匹隠れており、店の奥の育児室には20匹ほど残っているが…

独身おじさんが電話を発信すれば、もうそれら全てを少女が虐殺する前に警察はやってくるであろう。

通報後に少女が逃走すれば、生き残ったアライちゃん達は助かり…

少女が虐殺を続行すれば、その現場を目撃されて警察に逮捕されるであろう。

そして、今の少女の位置からでは…
スマホへ手裏剣を投げて壊し、通報を妨害することは不可能である。


917 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 17:53:34.79 ID:tAU1CX4Ao
意地でもアラ虐を妨害し、アライちゃん達を全滅から守ろうとする独身おじさん。

どうやら、その意志は折れないらしい。

彼が無事に動ける限り、生き残りのアライちゃん達がこれ以上殺されることはないのである。

果たして…

今生き残っているアライちゃん達は、 無事にそのまま生き延びることができるのであろうか。


925 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 21:26:52.83 ID:H0Fuk6OpO
独身おじさん「ぐっう…」ポチッ

独身おじさんの手は震えている。
目の焦点もあまり合っていない。

単に1、1、0と押して通話を送信するだけでよいのに、
数字を打ち間違えり、あらぬ所をタッチしている。

それはそうだろう。
先程、硬い床へ頭からまっ逆さまに落とされたのだから。

プロレスラーでも、硬い床上に受け身もとらず落ちたら無事では済まない。

当然、一般人の独身おじさんへのダメージは甚大だ。
脳震盪を起こしているし、今すぐ病院に担ぎ込まれ絶対安静にしなくてはならない状態だ。

もしもアライさんであれば…
こんな状態に陥ったら、あっさりと仲間を見捨て、死んだふりをするか逃げるかするだろう。

独身おじさん「っ…」ポチッ

だが…
独身おじさんは、アライさんなどではない。
人間なのである。

独身おじさんは、1、1、0と入力し終えたようだ。

独身おじさん「そ、送し…」プルプル


926 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 21:34:31.46 ID:H0Fuk6OpO
その時。

独身おじさんの両目へ、手裏剣が突き刺さった。

独身おじさん「ぎ…ゃあああああああああああああああああっ!」ポロッ

独身おじさんは、スマホを落としてしまった。

独身おじさん「がああああああ!目が!目がああああ!」ドクドクジタバタ

黒パーカーの少女「害獣なんぞを生かそうとするからだ。罪には罰を。因果応報だぜ、クソアラ信!」バチチチチチッ

独身おじさん「ぐあああっ…」ビリビリ ガクッ

独身おじさんは、目から血を流しながら、棒状スタンガンを押し当てられて失神した。

黒パーカーの少女「ったく…ここまでやって途中でアラ虐を止めろだと?そんな事誰が望むかバーカ!」ツカツカ

黒パーカーの少女「あんな害獣を可愛がるだなんて、見る目ないなお前。そんな役立たずの目なんて、なくても一緒だな!」ゲラゲラ

黒パーカーの少女「さーて、アラ虐パーリー再開だ!どこに隠れたかな…」キョロキョロ

黒パーカーの少女は、店内を歩き回り、生き残りのアライちゃんを探した。

途中で、店内で倒れている店員や客達へスタンガンで『充電』をしながら。


927 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 21:38:53.00 ID:H0Fuk6OpO
店員2「な、なんの騒ぎですか!?」ガラッ

店員3「うちのアライちゃん達が何か乱暴なことしましたか!?」タタッ

店長「すごい声がしましたよ!?」タタッ

店の奥から、店長と店員2名が様子を見にやってきた。

店長「な…!お、お客さんが、倒れてる…!?」

店員2「あ、あああ、アライちゃん達…どうしたの…!?」ブルブル

黒パーカーの少女「まーた外野が邪魔しに来た。今いいとこなんだから寝てろ!」シュババババッ バチチチチチッ

店長「あうっ!」ガクゥ

店員2&3「「かはっ…」」ドサァ

黒パーカーの少女「これで邪魔者はいなくなったな。」ツカツカ

店長「う、う…なん、で…」ブルブル

黒パーカーの少女「おや」

どうやら、店長はスタンガンの効きが弱かったらしい。


929 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 21:47:51.01 ID:H0Fuk6OpO
店長「なんで…こんな…ひどい…こと…」ブルブル

黒パーカーの少女「ひどい?アホか。ひどいのはあんな醜いクソ害獣を愛でてるてめーらの頭の方だ」

黒パーカーの少女「ハエガイジ共は駆除して楽しむのが正しいんだよ。愛でるだなんてとんでもねえ、吐き気がする!」

店長「そ…れ…じゃあ…来なければ…よかった…じゃ…!」ブルブル

黒パーカーの少女「来ちまったもんはしょうがない。そして存在自体が悪のクソ害獣の姿を見ちまったもんはしょうがない。あんなのを見て、生かしたままほっとくなんて胸糞悪くて仕方ねえ」

黒パーカーの少女「だからきっちり駆除してやったんだよ!ははははははは!ついでに、害獣愛護なんかで金儲けするクソアラ信の悪徳カフェを潰してやるのさ!一日一善ってね」

店長「あの…こ…たちは…害獣じゃ…ない…!悪徳…カフェ…なんかじゃ…ない…。お客さんは…喜んで…る…」ブルブル

黒パーカーの少女「客が喜んでるから害じゃなく善だと?まるで麻薬の売人の言い逃れだなぁ!存在自体が悪といわれるドラッグでも客は喜ぶだろうよ!同じだてめーらも!」バチチチチチッ

店長「あがっ…!」ビリビリ ドサァ

黒パーカーの少女「せっかくアラ虐を楽しんでたのに…水差すんじゃねーよ」ツカツカ

アラ虐を邪魔する邪魔者を排除した少女は、再び店内に隠れているアライちゃんを探し回る。


931 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 22:32:42.52 ID:tAU1CX4Ao
店内のこの部屋は、アライちゃんが脱走しないように、しっかりと出入口が閉まっている。

故に、アライちゃん達はこの部屋の外へ脱走することは不可能である。

黒パーカーの少女「…」スッ

少女は、タンスの裏と壁の隙間を覗いた。









アライちゃん7「っ…」ブルブル

アライちゃん8「っ…!」ブルブル

そこには、息を殺して必死に身を潜める2匹のアライちゃんがいた。

黒パーカーの少女「…」スタスタ

少女は、アライちゃん達を放っておき、キッチンへ向かった。


932 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 22:39:55.54 ID:tAU1CX4Ao
少女は、キッチンからポットを持ち出し…

ポットで、アライちゃんの右側へお湯を注いだ。

アライちゃん7「!?あ、あぢゅいのりゃあああっ!」バシャア

アライちゃん8「ぴいいぃぃっ!あぢゅぃいいいーーっ!こっちにげゆのりゃああっ!」ピギイィィヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシャナリシャナリ

2匹のアライちゃん達は、ヨチヨチして左側へ逃げていく。

少女が注ぐお湯は、アライちゃん達を右側から追跡し、左側へ追い立てていく。

やがて…

アライちゃん7「あぢゅいのりゃあああーーーーっ!」ピギイィィ ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん8「やなのりゃあああーーーーっ!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ

…アライちゃん達は、タンスの隙間から出てきた。


933 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 22:44:12.00 ID:tAU1CX4Ao
黒パーカーの少女「だらぁ!」ガシィ ダンッ

少女は、2匹のうち…

アライちゃん7の頭を踏みつけ、

アライちゃん8を手で捕まえた。

アライちゃん7「ぴ…ぴっぎぃいいいーーーー!あだまふまないでええええっ!いぢゃいいぢゃいいぢゃいぃーーーーっ!」ジタバタシッポブンブン



踏みつけられたアライちゃん7は、必死で暴れて脱出しようとしている。


934 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 22:49:52.32 ID:tAU1CX4Ao
アライちゃん8「はなちて!はなちてえええーーーっ!ありゃいしゃんとおねーしゃんをはなしぇー!きゅるるるぅっ!」ジタバタ

アライちゃん7「いぢゃぃいいいいいいいいいいいいいいのりゃあああああああああーーーっ!」ピギイィィジタバタ

黒パーカーの少女「卍のヤツなら、こいつら同士を殺し合わせて楽しむんだろうが…」グリグリ

少女は、アライちゃん7の頭を踏みつける足にじわりじわりと体重をかけていく。

黒パーカーの少女「おれはそーいうまどろっこしーのは興味ねえ!害獣!即!ディスパッチ!」グシャアアッ

アライちゃん7「ぴぎゅ!」ゴリボギィ

アライちゃん7「」ビクッビクッ

アライちゃん8「おねー…しゃ…?」

黒パーカーの少女「くたばったよ、こいつは!次はてめーだ」スッ

少女はアライちゃん7から足をどけ、その無惨な姿をアライちゃん8へ見せつける。

アライちゃん8「お…おねーしゃ!おねlしゃああああっ!」ピギイィィ


937 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 22:56:15.36 ID:tAU1CX4Ao
アライちゃん8「はな…ぢで……ゆるじで…だじゅげで…」ガクガクブルブル

黒パーカーの少女「へー、じゃあM字開脚して命乞いしてみろよ」

アライちゃん8「え…えむじかいきゃく…なんなのりゃ…?」ブルブル

黒パーカーの少女「害獣のくせに知らねえのか?みんな知ってるもんかと思ってたが。地面に尻ついて、脚パッカーンって大きく開けばいいんだよ」

アライちゃん8「こ…こー…なのりゃ…?」パッカーン



アライちゃん8「いわれたとーりにしたかりゃあ…たちゅけてぇ…」ブルブル

アライちゃん8は、M字開脚して命乞いをしている。


938 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 23:02:27.76 ID:tAU1CX4Ao
黒パーカーの少女「うーん、なんか違うんだよなぁ」ガサゴソ

少女は、カッターナイフを取り出して刃を出した。

アライちゃん8「う、うゆ…?それなんなのりゃ…?」プルプル

黒パーカーの少女「ハエガイジM字開脚は、追い詰めてやったときに自分から、クソ程の価値もない股間を見せつけて交渉のつもりでやってくるからウケるんであって…」

黒パーカーの少女「おれから命令してやらせても、なーんも面白くねえ!」ガシィ

アライちゃん8「のりゃ!?」

少女は、左手でアライちゃん8の上半身を床へ押し付けて拘束した。

アライちゃん8「だ、だじゅげでくれゆんじゃなかったのかああ!?やぐそぐ、したのにいい!うしょちゅきぃい!きゅるるるぅっっ!ぴぎゅるるるるっ!」ピギイィィジタバタ

アライちゃん8は、必死でもがいて少女の左手から脱出しようとしている。


939 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 23:08:06.98 ID:tAU1CX4Ao
黒パーカーの少女「んな約束は初めっからしてねえ!自分に都合良く話をねじ曲げんじゃねーよガイジ!」ドズゥッ



黒パーカーの少女が握るカッターナイフが、アライちゃん8の下腹部に突き刺さった。

アライちゃん8「びぎゃああああああああがあああああああああ!いぢゃいのりゃあああああああああーーーーーーーーーーっ!」ピギイィィ ブシュウウゥウ

傷口から、とめどなく血が吹き出て溢れる。

黒パーカーの少女「今日の理科の授業は、ガイジの解剖でーす★」ザグザグ

アライちゃん8「やべでやべでやべでぎびゃあああああああああああああいっっぢゃあいのりゃあああああああーーーーーーっ!」ブシュウウゥウ

アライちゃん8は、腹をざっくりと切り裂かれ、傷口から内臓が飛び出た。

黒パーカーの少女「ふぅ。あと一匹…どこだ?」キョロキョロ

少女は、この部屋にいるであろう最後の一匹を探した。


944 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/17(土) 23:16:29.31 ID:tAU1CX4Ao
…

アライちゃん9「はぁ、はぁ…」ブルブル

アライちゃん9は、必死に身を潜めて、ある場所へ隠れていた。



アライちゃん9「こ…ここならぜったいみつからないのりゃ…。みつかっても…ぜったいつかまらないのりゃ…」フルフル

だったらまず思ったことを何でもかんでも口に出す癖をやめろと言いたいところだが…

生憎、今の独り言は黒パーカーの少女には聞こえていなかったようだ。

アライちゃん9「たしゅけて…だれか…!あのふりょーを…やっちゅけてぇ…」ブルブル


必死に隠れるアライちゃん9。

果たして、アライちゃん9は見つからずに済むのであろうか。


954 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 00:07:46.31 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「…ん?」ピタッ

少女がソファーを見ると…
何かがふと、目に留まった。





…ソファーの下から、なんかはみ出ている。

黒パーカーの少女「えぇ…」

…どういうことであろうか。


956 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 00:19:34.62 ID:RqUZQLGko
あれはどう見ても、アライちゃんの尻尾だ。

しかも少女は、少なくとも殺したアライちゃんの尻尾をあんなとこに置いた覚えはない。

…とすると、隠れているアライちゃん9の尻尾であろうか?

しかし、あんなに露骨にはみ出ていては、隠れるもクソもない。

黒パーカーの少女「…」

少女は、かつて自分の尻尾を切り離して窮地を脱した害獣がいると聞いたことを思い出した。

もしかしたら…
あれは、仲間の死骸から尻尾を切り取って、囮にしているのではないだろうか…そう少女は思った。

だが、どっちにしろ、あれが何か確かめないわけにはいかない。

少女は用心しながら、ソファーの下から出ている尻尾へ近づき…

それを握った。


958 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 00:24:27.73 ID:RqUZQLGko
ソファーの下からの声『ぴぎぃいいいいいい!?ば、ばれたのりゃあああっ!?』ビクゥ

黒パーカーの少女「…」

尻尾から、アライちゃんが暴れる感触が伝わってくる。

ソファーの下からの声『はなちて!はなちてぇえ!やーなのりゃあああ!ありゃいしゃんしにだぐないのりゃあああああっ!』ピギイィィジタバタ

黒パーカーの少女「えぇ…」グイイ

少女は呆れながら、掴んでいる尻尾をぐいぐいと引っ張った。



アライちゃん9「ぴぃいいいいいっ!」スポッ

黒パーカーの少女「…」グイイ

アライちゃん9「はなぢで!しっぽはなぢでええっ!うゆぅぅ!なんでばれたのりゃああああっ!」ピギイィィジタバタジタバタ

なんと…
アライちゃん9は、何の罠も張っていなかった。

ただ単に、尻尾が隠れていないのに気付かなかっただけであった。


960 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 00:42:45.71 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「なんでばれたって…てめーガイジにも程があるだろ。ソファーの下から尻尾がはみ出てるんだよ」

アライちゃん9「しっぽ!?しっぽがでてたのりゃ!?う、うゆぅぅ…!」

アライちゃん9は、生まれてこのかた外敵に襲われたことなど無い。

故に、誰かから逃げたり、隠れたりしたのも今回が初めてである。

育児室では、『かくれんぼ』のような遊びは店員から禁止されている。

なぜなら、隠れるのが上手くなってしまうと、店員から隠れるようになる可能性があるためである。

よくかくれんぼで遊ぶ野良アライちゃんであれば、こんなミスを実戦ではしなかったであろう。

アライちゃん9「う、うゆぅ…!ありゃいしゃんの、おーきくってふわふわなかーいいかーいいしっぽのせいなのかぁっ…!」ブルブル

黒パーカーの少女「そうだよ。お前の尻尾が全部悪い。尻尾のせいで、お前はこれから殺されるんだ」

アライちゃん9「ぴ…ぴぃいいいいいいいいーーーーーーーーーーーっ!!お、おきゃくしゃん…おねがいなのりゃ…もうこーゆうわゆいことやめゆのりゃあ…!」ブルブル

黒パーカーの少女「悪いこと?ばーか。これは善行だ。麻薬を使った悪徳商売のアジトを壊滅させるのと同じように…。ハエガイジを使った悪徳商売のアジトを壊滅させる!それだけさ」

黒パーカーの少女「しかし…。俺はヒーローではあるが鬼じゃねえ。チャンスをやるよ」

アライちゃん9「ち…ちゃんすなんなのりゃ…?」



978 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 12:35:55.50 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「ああ。尻尾のせいで見つかって悔しいだろ?それじゃあ、リベンジさせてやる。もう一度かくれんぼやろうぜ」

アライちゃん9「う、うゆ…」ブルブル

黒パーカーの少女「今からお前を逃がしてやる。30秒のうちに隠れな。それから10分間、俺に見つからずにやり過ごせたら、殺さずに帰ってやるよ」

アライちゃん9「う、うぅ…わかったのりゃ…」ブルブル

黒パーカーの少女「逆に見つけたら駆除するけどな」

アライちゃん9「ぴいぃぃっ!?うぅ…もうしっぽみつからないよーにしないと…」シッポフリフリ

アライちゃんは遊ぶことが大好きな生き物である。
しかし、こんな命がけのデスゲームでは楽しめるはずもない。

黒パーカーの少女「いーや、その心配はいらねえ!大サービスだ!」ガシィガシィ

アライちゃん9「のりゃ!?」

少女は、左手でアライちゃん9の胴体を、右手でアライちゃん9の尻尾を掴んだ。

黒パーカーの少女「てめーがもう尻尾のせいで見つからないように!尻尾を千切ってやらぁ!あははははははははっ!」グイイグイグイ



アライちゃん9「びぎゃあああああああああああああ!いぢゃいいいぃ!しっぽいぢゃいのりゃあああああああーーーーっ!やべでええええっ!」ピギイィィジタバタ

少女は、アライちゃん9の尻尾を引っ張っている。


979 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 13:04:34.22 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「だらぁ!」グイイブヂイィィッ



アライちゃん9の尻尾が千切れた。

アライちゃん9「いぢゃあああああああああああああああいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいのりゃああああああああああああーーーーーーーーーーーーっ!!!!」ブシュウウゥウ

アライちゃん9は、白目を剥き、口を大きく開け、物凄い表情で絶叫した。

千切った尻尾は、少女の右手の中でウゾウゾと蠢いている。

アライちゃん9「びいいいいいいいいいいいいいぎゃあああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーっ!いいいーーーぢゃいのりゃあああああああーーーーーーーーーーーーーっ!」ピギイィィジタバタジタバタ

大激痛の苦しみに悶え、じたばたと暴れまわるアライちゃん9。

アライちゃんの尻尾の断面からは、それほど多くの出血はない。
普通の動物なら、出血が物凄いことになっているはずだが…。

また、アライさんは哺乳類であるにも関わらず、千切った尻尾が3週間もすれば再び生え始めてくることが確認されている。

どんなメカニズムであるかは、全く解明されていない。


980 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 13:20:41.55 ID:RqUZQLGko
…しかし。

黒パーカーの少女「ほーら、てめーの尻尾だ」ポイッ

尻尾「」ウネウネ

アライちゃん9「あ、あああ…!あ、ありゃいしゃんの、かーいいふわふわしっぽぉ…!とれちゃったのりゃああ…!」ズキズキ

アライちゃん9「のぉおおおおおおおおーーーぁああああああーーーーーーーーーーんっ!のぉぁああーーーーーーーーーーーんっ!」グイグイ

アライちゃん9は泣きわめきながら、自分の尻へ尻尾の断面を押し付けて、くっつかないか試している。

だが、どう頑張ってもくっつかないので、諦めたようだ。

アライちゃん9「のぉぁああーーーーーーーーーーーんっ!ありゃいしゃんのしっぽおおおおおーーーーっ!くっつかないのりゃああああーーーっ!」ピギイィィ

アライちゃん9「やなのりゃああああああああーーーーーっ!だいじなだいじなしっぽなくなっちゃうのやなのりゃあああああーーーーーーーーーっ!びえええーーーんっ!」ビエエエーーンッ ジタバタ

アライちゃん9「いぢゃいのりゃいぢゃいのりゃいぢゃいのりゃぁあああーーーーーーーっ!いぢゃいぃーーーーっ!いいいいーーぢゃいいいーーーーっ!てんいんしゃんだぢゅげでえええええーーーーっ!」ピギュルルルル

アライちゃん9は、今までの人生で尻尾を千切られたことなど一度もない。

故に、自分の尻尾がやがて生えてくること自体を知らない。

自分はもう尻尾を失ってしまったと思っているのである。


981 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 13:25:14.17 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「ははは!それじゃかくれんぼ再開だ!いーち、にーい…」

アライちゃん9「まってえええええええーーーーっ!しっぽいぢゃぐっでにげれないのりゃあああーーっ!まってええーーーっ!」ピギイィィ

カウントダウンが始まったが、アライちゃん9は激痛のせいでなかなか逃げ出せない。

野良アライちゃん達は、厳しい生活の中で、生きるため激痛に必死に耐えるガッツを身に付ける。

しかしカフェアライちゃん達は、怪我しないように大事に大事に、店員達に愛されて育ってきた。

このカフェを訪れる客達にも虐められることなく、優しく可愛がられてきた。

喧嘩をすることも禁止である以上、苦痛そのものをあまり味わったことがない。

故に、痛みに耐える心は野良アライちゃんよりはるかに劣るのである。

…だが、それでも。

黒パーカーの少女「しーち、はーち…」

アライちゃん9「ふんぐぐぐぐ…!にげて、かくれなきゃ…!」ブルブル

今は駄々をこねていても仕方ない。
生きるためには、痛くても逃げて隠れねばならない。

…アライちゃん9の生存本能の訴えに従い、アライちゃん9は逃げ隠れるためにヨチヨチしようとした。


982 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 13:33:13.09 ID:RqUZQLGko
アライちゃん9「う、うゆ…!?」ブルブル

しかし、その思いとは裏腹に…
アライちゃん9の体は、その場から進まない。

アライちゃん9「あ、あゆげないのりゃあ…っ!?」グイグイ





アライちゃん9「うぅー!ぅううーーっ!」ブルブル

アライちゃんは知っての通り、頭がデカくて重い。
そんな珍妙な体型でヨチヨチしようとするならば、頭の重さで体が前に倒れることがないように、体の後方でバランスをとる必要がある。

それが、アライちゃんの尻尾である。

アライちゃんの尻尾は、ヨチヨチするときのバランサーなのである。

それが無くなったということは…

アライちゃん9はもう、頭の重さのせいで、ヨチヨチして進むことができないということだ。

黒パーカーの少女「にじゅーいち、にじゅーに…」

アライちゃん9「うごげええええええええ!うごげええええええええ!きゅるるるるるぅっ!しにだぐないのりゃああああっ!」グイグイズルズル

しかしアライちゃん9は激痛に耐えながら、四本の手足で必死に自らの体を前方に押し出し、進もうとしている。

アライちゃん9「ありゃいしゃんは!いきてかえゆのりゃああっ!きゅるるるぅっ!」グイグイ


983 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 13:41:51.07 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「はい、30秒」

だが時間は無慈悲にも30秒を過ぎた。

アライちゃん9は、30秒前の場所からほとんど進んでいない。

黒パーカーの少女「みーっけ」ブンッ

少女は、アライちゃん9に向かって思いっきりバットを振り下ろした。











アライちゃん9は、頭が潰れて破裂した。

黒パーカーの少女「害獣は害獣らしくゴミになってろ」ツカツカ

このアライカフェの収益源であり、客も店員も喜ばせ、可愛がられてきたアライちゃん9。

その命は、人間にとって紛れもなく『益獣』であった。

だが…
その辺の害獣と何ら変わらない扱いを受け、少女に駆除されたのであった。


985 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 13:57:28.65 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「さーて。確か残りの害獣は、店の奥で寝てるっていってたな。どこだろ」ガサゴソ

少女は、店長や店員のポケットから鍵を奪った。

黒パーカーの少女「一応、充電しといてっと」バチチチチチッ

少女は、店内に倒れている客や店員達へ、再び棒状スタンガンで電気を流した。

特に金髪女児は、顔の色が明らかに悪く、口から泡を吹いて痙攣していたというのに…。

黒パーカーの少女「理不尽な暴力だとか勘違いすんなよ。おれも好き好んでお前らを傷付けてるんじゃねえ。アラ虐が邪魔されないなら、それでいいんだ」

黒パーカーの少女「一番大事なのは、ハエガイジ共を駆除することだ。それ以外は、ぶっちゃけどうだっていいんだよ。邪魔さえしなけりゃな」ツカツカ

黒パーカーの少女「お前らは邪魔しようとするから、そうなったんだぜ。お前らのせいでアラ虐が中断されたら萎えるなんてもんじゃねーんだよ」ハァ…

黒パーカーの少女「お前ら含む人間が、誰も傷付かずに、ハエガイジ共だけを駆除できれば一番いいのに…そんなことも分からず邪魔してくるとは馬鹿な奴らだ」

黒パーカーの少女「だったら邪魔者を排除するのは仕方ないよなぁ?ハエガイジ駆除を中断するよりずっとマシだ。悪いのはお前らの方だ。被害者ヅラしてんじゃねえぞ」ツカツカ

黒パーカーの少女「さーて。店の奥に行ってみるか」ツカツカ

少女は鍵を持ち、店の奥へ進んだ。


986 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 14:03:18.60 ID:RqUZQLGko
~アライちゃん育児室~

黒パーカーの少女「ここか」ガラッ

アライちゃん12「すぴー…すぴー…」

アライちゃん13「のりゃあ…のりゃあ…」スヤスヤ

アライちゃん14「のだぁ…のだぁ…」スヤスヤ



アライちゃん育児室では、相変わらず20匹ほどのアライちゃん達が寝ていた。

黒パーカーの少女「うげぇ気持ち悪い…。鳥肌立つわ。一匹残らず駆除してえ」


987 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 14:17:36.86 ID:RqUZQLGko
アライちゃん15「うゆ?」パチクリ!
アライちゃん16「おきゃくしゃんなのりゃ?」コスリコスリ
アライちゃん17「むにゃ…なんでこっちにおきゃくしゃんがいゆのりゃ?」クビカシゲ
アライちゃん18「ありゃいしゃんおやすみしてたのに…。なんでおふのひまでおきゃくしゃんのかおみなくちゃいけないのりゃ…」イライラ
アライちゃん19「あいてしゅゆのめんどーなのりゃ」コスリコスリ
アライちゃん20「うゆ、これは…ちゃんすなのりゃ!」キラキラ
アライちゃん21「このおきゃくしゃんをみんなで『せったい』すれば、ごはんいーっぱいもらえゆぞぉ!」シッポフリフリ
アライちゃん22「おおー!せったいしゅゆのりゃ!よろこばせゆのりゃー!」シッポフリフリ
アライちゃん23「おきゃくしゃーん!ありゃいかふぇーへよーこそなのりゃあ!」ヨチヨチ
アライちゃん24「かわいーありゃいしゃんといっしょにあそんで、いやされゆのりゃー!」ヨチヨチ
アライちゃん25「のりゃっ!のりゃっ!」ヨチヨチシッポブンブンヨチヨチシッポブンブン

ウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ
ノリャノリャノリャノリャノリャノリャノリャノリャシッポフリフリシッポフリフリシッポフリフリ


アライちゃん達は少女の侵入に気付き、接待を始めようとする。


988 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 14:35:21.52 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「やあやあ!今日は美味しいおやつをいーっぱい持ってきたぜ!みんなで食べなよ!」スッ

少女は、バックから煎餅を出してアライちゃん達へ見せた。

煎餅がパッとバックから出てくるあらり、この少女の好物なのであろうか。

アライちゃん26「おやちゅ!?おやちゅほちーのりゃあ!」ヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん27「たべたいのりゃー!」ヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん28「のりゃっ!のりゃっ!≧∀≦」ヨチヨチヨダレダラダラ
アライちゃん29「おやちゅたべゆのりゃ~!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん30「ちょーだいなのりゃああ!」ヨチヨチコスリコスリ

アライちゃん達は、少女の足元へ群がった。
先程の餌では物足りなかったのであろうか。



アライちゃん12~30「おやちゅほちーのりゃ!おやちゅくだち!」コスリコスリ

アライちゃん達は、少女の足に抱きついたり、芸を見せたりしておやつをおねだりしてくる。

黒パーカーの少女「はぁ~…くそきめぇ…」






最終更新:2018年05月18日 17:51