女子中学生VSアライさん―お菓子

957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:04:41.63 ID:qDIBEr+F0 [1/7]
女子中学生 VS アライさん お菓子

休日に奉仕活動をする。近所の子供達に手作りのマドレーヌを配る。これだけなら有意義な日曜になるだろう。

私「いくらうちが金持ちだからって200人分を要求してくるとは思わなかったわ。」

私は目の前のマドレーヌの材料を見ながら頭痛を堪える様に額を抑えた。

メイド「神父様はどうせメイド達に作らせるだろうって踏んで200人分頼んだのでは?わざわざお嬢様が200人分作らなくても」
私「ただでさえ学校で冷血だの、顔は良いけど感情が無さそうって言われてるんだから少しは可愛げがあるところを見せないといけないの」
メイド「それなら私達に作らせて自分が作ったことに…」
私「嘘は良くないわ。ノブレスオブリージュと料理の練習だと思ってやるわよ…」

私はげんなりしながらマドレーヌを作るために薄力粉の袋を開けた。

次の日

シスター「あらおいしい。」

試食用のマドレーヌを褒められたのは上々だ。料理器具の進化と私の努力はどうやら実を結んだようだ。

私「とりあえず100人分あります。材料費は取りませんがラッピングはそちらでお願いします」
メイド「お嬢様、もう少し愛想良くできないもんですか?」
シスター「まぁまぁ、ちゃんと自分で作ってくれたみたいだし、そう言わないの。マドレーヌはとりあえず台所に置いておきましょう。」

シスターに連れられて台所に向かうとそこには

アライちゃん「おきゃくさんなのら?」

アライちゃんがいた。ここは台所につながる廊下、台所にはもちろん食糧庫がある。
私は咄嗟にポケットの中のスタンガンに手を伸ばした。しかしシスターがそっと私の腕を抑える。

シスター「良いのです、この子は先週私が保護したのですから。」
私「シスター、野良アライちゃんの飼育は条例違反です。」

シスターは微笑むとアライちゃんに笑顔を送る。アライちゃんも笑顔を返す

シスター「この子は怪我をしていました。親は一緒ではありませんでしたし、傷が治るまではと。当然傷が治れば自然に帰します。」

確かに負傷したアライさんを一時的に保護する事は条例違反ではない。だがそれはアライさんにそこを巣にされる可能性が非常に高い。
他のアライさんにそれを知られたら当然他のアライさんもそこを巣にする。


958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:05:06.88 ID:qDIBEr+F0 [2/7]
私「シスター…」
シスター「解っています。傷が治れば遠くに、そうですね、山を二つ越えた人の居ない森に放しましょう。被害軽減のガイドラインにもちゃんとある方法です」
私「ですが…」
シスター「貴方がアライさんを何故毛嫌いするかは知っています。しかしむやみやたらと命を奪うのは間違っています。人里に来なければそれでいいじゃないですか」

私が苦い顔をしているとアライちゃんがほふく前進をしながらこちらにやってきた。良く見るとこのアライちゃん後ろ足が不自由なようだ。

アライちゃん「ししゅたーしゃん。このひとしゃんはだれにゃのだ?」
シスター「この子は、そうですね、とても良い子です。無表情で怖いですが、優しい子ですよ。」
アライちゃん「たしかにびじんしゃんなのりゃ。よろしくなのりゃ」

満面の笑みで伏せた状態で半分しかない尻尾を振ってくるアライちゃんに私はスタンガンをお見舞いしたい衝動を奥歯を噛みしめて必死に抑えた。
流石に教会の中で敵意の無い手負いのアライちゃんに一方的に危害を加えるのはまずい。
さっさと話しを切り上げてマドレーヌを運んで帰ろう。そう思った私の足元にズリズリと這いながらアライちゃんはやって来た。
そして私を見上げるとまた笑顔を向けた。
近くに来てわかったが、アライちゃんの両足のふくらはぎの辺りに丁度何かに肉を噛み千切られたかのような大きな古傷がある。

私「足どうしたの?」
アライちゃん「おかーしゃんが、あらいしゃんをそだてるのがめんどうになったきゃらおまえはいりゃないのりゃ、せめてえしゃになりゅのだって」
私「ふぅん。あの後ろにいるお姉さんがいるでしょ?あのお姉さんが持ってる大きなカゴを台所に届けに来たの。」
アライちゃん「なかみはなんなのりゃ?」
私「お菓子よ。日曜日にみんなに配るの」
アライちゃん「みんにゃに!あらいしゃんにもありゅのだ!」
私「うーん」

私はシスターを見る。シスターは頷くとアライちゃんをそっと抱き上げた。

シスター「もちろんありますよ。さぁ、彼女は忙しいのでお話はこれくらいにしましょう。」
アライちゃん「そうだ。あらいしゃんはここでおせわになっているのりゃ。だからそのおかしはあらいしゃんがまもりゅのりゃ」
シスター「あらあら」
私「そう、頑張って。じゃあこれで」

私は話を切り上げて台所へ、シスターは私に笑顔を向けるアライちゃんを連れて倉庫に入っていった。どうやらその倉庫にアライちゃんの寝床があるようだ。

メイド「お嬢様、怖い顔してますね。」
私「アライちゃんの笑顔を不快に思わない努力をしてるだけよ。」

今月最低の出来事だ。私はこの時はそう思っていた。そう、この時は。


次の日、残りのマドレーヌを届けるために私はキャリーバッグを引いて教会を訪れた。またあの小憎たらしいアライちゃんに絡まれては今日も気分が沈みそうだ。
そう憂鬱な気持ちで台所の辺りを眺めていた私だが、次の瞬間目を見開いた。二匹のアライさんが窓の隙間から教会に入っていったのだ。

私「シスターを呼んだ方が良さそうね。急ぎましょ。」

私は足早に正面玄関に向かった。
中に入り、私は台所とは反対のシスターの部屋をノックした。
出てきたシスターにアライさんの侵入を知らせる。

私「シスターは駆除業者の人を呼んでください。多分台所は荒らされているので残りのマドレーヌはここに置きますね」

私はキャリーバッグからマドレーヌを取り出し、机の上に置くとそのままキャリーバッグを引いて台所に向かった。
キャリーバッグはアライさんの攻撃を受けるたて代わりだ。背は小学生並みで痩せて非力な私にアライさんを素手で無力化できる力はない。
道具は多いに越したことはないのだ。
長い廊下を抜け、台所の扉を開ける。そこは予想通り荒らされていた。地面に落ちた調理道具。かじられたパン。そして持ち去られたマドレーヌ。
いくつかのマドレーヌは地面に落ちているが9割方は持って行かれている。そして


959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:05:38.74 ID:qDIBEr+F0 [3/7]
アライちゃん「の…のりゃ…」

血まみれのアライちゃん。アライちゃんはどうやらお腹を爪で抉られたらしい、血だまりの中で傷口から内臓を漏らしながらブルブルと震えていた。

アライちゃん「あ…あ…やさしいおねえしゃん…あらいしゃんは…まもれにゃかったのりゃ」
私「知ってた。あなたは両足が不自由じゃない。どうして隠れていなかったの?」
アライちゃん「ありゃいしゃんは…おせわににゃっているのりゃ…おんは…かえしゅのりゃ」

私はアライちゃんの前にしゃがんだ。アライちゃんはこっちを見て申し訳なさそうにしている

アライちゃん「おねえしゃん、ごめんなさいなのりゃ…」
私「いいよ、マドレーヌはまた作ればいいだけだし。」
アライちゃん「がぼ・・・ごぼごぼ・・・」

アライちゃんが口から血の泡を吐き始めた。伊達にアライさんで実験をしていない、私には解った。この傷は最悪だ。
苦しんで、しかし助からない傷だ。

アライちゃん「ごぼ…いじゃい…のりゃ…」

私にはどうしようもない。背は小学生並みで痩せて非力な私にアライちゃんを素手で苦痛無く殺す力はない。そして頼りになる道具もここには無い。
最悪だ、本当に最悪だ。このアライちゃんが苦しんで死ぬのは楽しくない。私は棚から包丁を取るとアライちゃんに話しかけた。

私「最悪の気分だわ」
アライちゃん「…ごぶ…ごぼっ…ごめ…ん…なの…りゃ」
私「あなたは珍しく私をあまり不快にさせなかったアライちゃんだったわ。奇跡ね。」

私はアライちゃんの首に包丁の刃先を当てると一気に突き刺した。アライちゃんは大きく一度痙攣するとそのまま動かなくなった。
さて、あの量のマドレーヌを運んでいるのだ、それに途中で食べないはずがない。犯人は遠くには行っていないはずだ。
今月最悪の不快な気分に私をした責任を是非とも取ってもらわなければならない。


犯人は簡単に見つかった。教会からすぐの林の中で盗んだばかりのマドレーヌを争うようにむさぼり食っていたのである。

アライさん1「はぐはぐはぐうまいのだああああああ!」
アライさん2「おまえ食べすぎなのだ!アライさんにも寄越すのだ!はぐはぐはぐ」
アライさん1「もぐもぐもぐそもそもお前はなにもしてないのだ!これを運んでただけなのだ!よごれ仕事はぜんぶアライさんがやったのだ!」
アライさん2「はぐはぐはぐはぐ、あんなチビ、アライさんでもらくしょーだったのだ!それにここを見つけたのはアライさんなのだ!」

それにしてもこの二匹のアライさんは特に醜く見える。盗んだマドレーヌを汚く食い散らかし、お互い食べかすを相手に飛ばしながら罵り合う姿はまさに害獣だ。
今日はもう疲れた。普段なら話しかけて無力化するのだが、私はスタンガンを取り出すとアライさんに無言で押し付けた。

アライさん1「そろそろおなかもいっぱいになったから帰るのだだだだだげぼぼぼぼぼぼ」
私「ああ、食べてる途中にスタンガン食らったら吐くよね。キャリーバッグ汚れるの困るしここで全部吐いてね?」
アライさん1「ゲボボボボボオボボボボ」
アライさん2「いきなりなにをするのだああああ!」
私「汚い…食べかすを飛ばさないで。」

私はポケットから包み紙を取り出すとアライさんの顔面に投げつけた。包み紙はアライさんの顔に当たり中の白い粉をまき散らした。

アライさん2「ぎゃあああああああああああにがいのだああああ。目が!目が熱いのだぁああああ!」

アライさんは顔を抑えてのたうち回る。生石灰が目と口に入ったのだ。すぐに大量の水で洗わない限り目は二度と使い物にならないだろう。

私「貴方はどうでもいい。もうちょっとしたら駆除業者が来るから逃げたいなら逃げて。」

顔を抑えてうめくアライさんに興味を失った私は、マドレーヌを吐かなくなりぐったりして動けなくなったもう一方のアライさんをキャリーバッグに入れると自宅に帰ることにした。


960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:06:42.85 ID:qDIBEr+F0 [4/7]
自宅に帰った私はアライさんが目を覚ますまでにいろいろと準備を行っていた。複数の鍋で大量に煮詰められている砂糖を水で溶いたソースもその内の一つだ。ソースは鍋の中で細かい泡を立てて濃いオレンジ色に輝き、甘い匂いを放っている。
その甘い匂いに反応したのかアライさんが目を覚ました。当然結束バンドで拘束をしているので動けない。

アライさん「なにごとなのだぁ!アライさんがこーそくされているのだ。それにここはどこなのだ」

アライさんは拘束された両手をスリスリさせてこちらを見つめてくる。

私「ここは私の家。私はアライさんが食べたマドレーヌを作った人だよ」
アライさん「そうなのだ?あれはうまかったのだ。まだ食べさせてくれるのだ?」

このアライさんのキチガイスマイルは本当に頭にくる。機嫌が悪い今日は特にだ。

私「マドレーヌはないけど。甘いものならたっぷり食べさせてあげる。匂いがしてるでしょ?ほら口を開けて」
アライさん「はっはっはっおまえいいやつなのだ。あーん」

仰向けになったアライさんはおとなしく笑顔で口を大きく開けた。私はそのマヌケ面に向けて鍋一杯に煮込まれている黄金色の液体、そうカラメルソースをたっぷりとかけた。

アライさん「あーーーーんぶぶぶぶっぎゅあああああああああじゅいのぼごぼごぼごごご」

この色になるカラメルソースの温度は大体180度。それを顔面にかけたのだ。アライさんはその場でのたうち回った。
両手が拘束されているので当然顔を拭けない。大量に口に流れ込んだ粘度のあるカラメルソースは吐き出しにくく、アライさんの口の中を焼いて行った。

私「どうしたの?おいしいでしょ?マドレーヌに使った砂糖と同じやつだよ?」
アライさん「ぶっ…ぶっ…あじゅいのだ…目が…目が開かないのだ…」

私は無言でアライさんの股間にカラメルソースをかける。

アライさん「ぴぃいいいいいいいいいいいそこばアライざんの大事なごどもを作、ひぃいいいいいあづいのだあああああ」

これでアライさんはしばらく抵抗する気力を失っただろう。私はアライさんをうつ伏せにするとアライさんの両膝を曲げてガムテープでぐるぐる巻きにし、お尻を上に突き出すような姿勢にした。

私「子供を作るのが夢だったの?」
アライさん「そ、そうなのだ!しょーらいはあかちゃんをいっぱい産む予定なのだ!だからデリケートな場所を大事にして欲しいのだ」

そう言いながら熱さに腰をくねらせるアライさん。この前実験した妊娠中のアライさんもそうだが、アライさんというのは子供を産むのが好きなのだろうか、しきりに子を作る予定を語る。
私は手袋をはめると直径10センチ、先の尖った長さ30センチほどの鉄パイプを手に取りアライさんのそのデリケートな穴に一気に突っ込んだ。肉の裂ける音がしたが知ったことではない。これでアライさんは尻を突き出したままの姿勢を崩せない

アライさん「おごごおおおおおおおおおおお。アライさんの…アライさんの…アライさんのしきゅうーが…ズタズタなのだ…きちょうないさんのそんしつなのだ」

鉄パイプを伝ってボタボタと血が流れる。私は次に直径15センチくらいで長さが10センチほどの鉄パイプを手に取るとアライさんの突き出されているお尻の穴に全体重をかけて無理やり押し込んだ

ゴリッブチブチブチゴリ

アライさん「おごぉおおおいぃだいのだあああ!」

これでアライさんのお尻の穴は強制的に広げられ、ぽっかりと穴が開いたようになった。

私「こっちでもどうぞ」
アライさん「待つのだ!そこはうんちを出すなのだ!何をするつもりなのだあああああづいのだああああ、あっあっアライさんの中に痛い棒がもっと入っていくのだ!痛いのだ抜いあづいのだあああ!」

片手鍋にあった残りのカラメルソースをアライさんの直腸に流し込むと、アライさんは鉄パイプが自分の中にさらに刺さるのも構わずに上下に跳ね始めた。
私はそのままアライさんの両足首を肉吊りフックで貫く。目の見えないアライさんはまた叫んだ。本当に耳障りだ。

961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:08:11.64 ID:qDIBEr+F0 [5/7]
ズルズルとそのままアライさんを引きずり、私はドラム缶とレンガで作った窯までやってきた。イメージ的にはタンドリー窯に近い。窯をのぞき込むと熱気が私の顔をなでる。この窯は強火ではいけないのだ。

私「選んで、まだ耳は聞こえるでしょ。このまま子宮にカラメルソースを流し込まれるか、逆さ吊りにされるか」
アライさん「どっちもいやなのだ!そもそもアライさんがなにをしたというのだ。おかしはおいしく食べたのだ!おいしく食べられたおかしは幸せなのだ。作ったお菓子をアライさんにおいしく食べてもらえてお前も幸せなはずなのだ」

私は無言でアライさんの股に刺さっている鉄パイプを全力で蹴った。私の蹴りでもアライさんの体にさらに鉄パイプをめり込ませるには十分だっだようだ。

アライさん「ぴぃいいいいい!」
私「もういい私が決める。」

私はアライさんを持ち上げると窯の端にフックをかけた。これでアライさんは窯の中で逆さづりにされる形になった。

アライさん「げほっげほっ!ここは熱いのだぁ!それにいきぐるしーのだ」

5分後

アライさん「げほげほおお…痛いのだ…アライさんの…顔が…ひぃ…ひぃ…げほ…ひゅー…が…ひゅーこひゅー」

そろそろ頃合いだ。私は耐熱手袋を再びつけるとアライさんを窯から出し、地面に転がした。

アライさん「ひぃ…ひぃ…ぜぇ…ぜぇ…」

アライさんの頭の上の耳は焼け焦げ、顔も大やけどを負っている。顔にかかったソースは焦げ付き真っ黒になってアライさんに顔に張り付いていた。弱火でジワジワと焼いたおかげでアライさんがこの火傷で死ぬことはない。
しかし当然顔中は焼けただれ、熱気を吸ったせいで喉から肺も焼けただれているはずだ。

私「もう大声は出せないしもう目も見えないかな?匂いもわからないでしょ?もしかしたら耳も聞こえてないかも。」

反応を見るためにアライさんの股から突き出している鉄パイプを蹴った。アライさんは大きく跳ねたが声は出さなかった。パイプの穴からアライさんの血が流れて出している。どうやら子宮を貫通して内臓を傷つけたようだ。

私「まだ焼けるところがあるかな?目と直腸は砂糖で焼いた。顔と肺は窯で焼いた。あとはここかな?」

私は電動のこぎりのスイッチを入れた。そしてアライさんの両足の足首から下を切り落とした。

ギュイイイイインガリガリボキボキブチッ

アライさん「ひゅううううううううううううう」

笛のような悲鳴を上げたアライさんが最後の抵抗なのかジタバタと暴れ始めた。そのたびに噴き出す血が芝生を汚す。私はアライさんを抱きかかえると切断面を窯の表面に押し当てた。
当然窯の表面温度はアライさんの肉を焼き、傷口を焼けこげさせるには十分な温度だった。全く食欲がそそらない血と肉の焼けこげる匂いと共にアライさんは細かく痙攣して動かなくなった。
脈はあるようなので生きているようだ。

私「実験としては陳腐だけど、この状態でどれだけ生きていられるか調べてあげる。できるだけ長生きして苦しんでね。」
アライさん「ひゅー…ひゅー…ごぼっ…ひゅー…」
私「何か言いたいの?でも私にはもう何も聞こえないの」

さぁ窯の火を消して…そしてマドレーヌを作り直そう。でも今日はもう疲れた。柄にも無く体力を使う事をしてしまった。少しだけ眠ろう。
私は何かを言いたげに笛のような音を出しているアライさんには目もくれず玄関に向かった。


962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:10:44.91 ID:qDIBEr+F0 [6/7]
日曜日、マドレーヌを配り終えた私は教会の裏庭にメイドと居た。そこにはアライちゃんのためにシスターが建てた小さな墓がある。
メイドが言いにくそうにわざと私を見ないで質問した。

メイド「お嬢様、その…先日の家でのことは…」
私「何?私だって機嫌の悪い日はあるわよ」
メイド「てっきり見なかったことにしろというかと」
私「どうしたの?私が貴方もああするとでも?」
メイド「するんですか?」
私「しないわよ!」

私がそう怒鳴るとメイドは笑った。

メイド「お嬢様があれから元気がないので心配でしたが大丈夫そうですね。」
私「心配してくれてどうもありがとう。もっとむごたらしく殺すわ。じゃあ帰りましょう。」
メイド「そうですね、帰ったらお茶にしましょう。おやつは羊羹にでもしましょうか。」

私は墓に花束を置くとさっさと帰ることにした。マドレーヌは当分こりごりだ。

メイド「ところでお墓にニラってどうなんですか?」
私「少しは勉強しなさいな。あれはハナニラよ。確かにニラの匂いはするけど」
メイド「へー変わった花を供えるんですね。」
私「ええ、あのアライちゃんにはあれで十分よ。500円位でお手ごろだし」
メイド「なんだか餃子食べたくなってきました」
私「食べに行くなら私を家まで送った後に一人で行きなさい。許可は出すから。」
メイド「ですよね…。(本当は図書館で花言葉調べるんですけどね)」

おわり


963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06:18:09.57 ID:qDIBEr+F0 [7/7]
ネグレクトされたアライちゃんを殺す鬼畜生を女子中学生が拷問するSSが見たかったので自分で書いた(こなみかん)

ハナニラはベツレヘムの星とも呼ばれるこの季節くらいの花で、お値段も安く育てやすい便利な花だぞ。
ちなみに3月26日の誕生花だからその日が誕生日の人は買うといいぞ


965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW d712-NQim)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 08:20:42.63 ID:mb7qkNhx0
963
乙です
ノブリスオブリージュを実践するJCさんいいすなぁ



最終更新:2018年04月30日 17:11