500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:32:40.29 ID:UpiGMc9y0 [4/14]
タイトル「アライさんホール PART.3」
みなさん、こんにちわ。
アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。
今回は、前回の都市型のアライさんトラップの続き、落とし穴の先をご覧いただきましょう。
ご覧いただく前に、今回のトラップの概要を説明しましょう。
イメージ図はこのようなものです。
まず、落とし穴にはまったアライさんは、漏斗の中に入ります。
傾斜角は30%ですので、アライさんはたちまち転がっていきます。
その後は、螺旋状の筒を通り、最後はコンクリートむき出しの部屋に入る、という構造になっています。
漏斗から螺旋状の筒へのポイントには傾斜を作り、スムーズに運ぶようにしています。
当然、辿り着いた部屋には食料はありません。
ただ、餓死するのを待つ仕組みとなっています。
説明を終えたところで、映像を見てみましょう。
501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:33:32.95 ID:UpiGMc9y0 [5/14]
500
落とし穴が開く前のところから、映像を開始します。
ガコン
アライちゃんB1「のりゃ!」ボテ
アライちゃんB2「のりゃ!」ボテ
アライちゃんB3「のりゃ!」ボテ
まず、アライさん一家Bの子アライさんが落ちてきましたね。
キィー パタン
アライちゃんB1「しゅべりゅのりゃ!」キーキー
アライちゃんB2「おちたくにゃいのりゃ!」キーキー
アライちゃんB3「のりゃ!のりゃりゃ!」キーキー
子アライさんBは未発達な爪を出して、必死に落ちないように頑張っています。
周りに爪で引っ掻く音が響いていますね。
ですが、徐々に下がっていきます。
ガコン
アライさんB「だーーーーーーーー!」ボテボテ
おや、母アライさんBも落ちてきましたね。
キィー パタン
アライさんB「落ちたら、坂だったのだ! 滑るのだ!」キーキー
母アライさんBは成獣故の重さからか、子アライさんBよりも下に落ちましたね。
アライちゃんB1「おかーしゃん!」キーキー
アライちゃんB2「あらいしゃんをたしゅけりゅのりゃ!」キーキー
アライちゃんB3「のりゃ!のりゃりゃ!」キーキー
子アライさんBが、母アライさんBに気づいたみたいです。
アライさんB「今はそれどころじゃないのだ! チビ達で頑張るのだ!」キーキー
アライちゃんB1「おかーしゃん!?」キーキー
アライちゃんB2「なんで、たしゅけにゃいのりゃ!」キーキー
アライちゃんB3「のりゃりゃ!」キーキー
自分のことで手一杯の母アライさんBです。
もうすぐで穴に入りそうですね。
502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:34:39.37 ID:UpiGMc9y0 [6/14]
501
アライさんB「穴に落ちたくないのだ!」キーキー
ガシッ
おや、母アライさんBが手足を使って、大の字になって穴に留まっていますね。
穴に落ちたくない一心で咄嗟にとった行動が奇跡を起こしました。
アライさんB「ここで耐えるのだ...」ピクピク
すごい根性ですね。
アライちゃんB1「もう、ちゅかれたのりゃ...」スーッ
アライちゃんB2「げんかいなのりゃ...」スーッ
アライちゃんB3「のりゃ...」スーッ
おや、子アライさんBも力尽きて、滑り落ちてきましたね。
ポテ ポテ ポテ
アライちゃんB1「あれ? じめんがありゅのりゃ?」キョトン
アライちゃんB2「ありゃいしゃんは、たしゅかったのりゃ!」ピカピカガイジガオ
アライちゃんB3「のりゃりゃ!」ピカピカガイジガオ
アライさんB「地面じゃないのだ! アライさんの背中なのだ!」ピクピク
運良く、母アライさんBの背中に乗ったみたいですね。
はたして、母アライさんBはいつまで耐えれるのでしょうか?
503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:35:31.40 ID:UpiGMc9y0 [7/14]
502
20分後・・・
アライさんB「もう、限界なのだ...」ピクピク
アライちゃんB1「おかーしゃん、がんばりゅのりゃ!」シッポフリフリ
アライちゃんB2「まだ、がんばれりゅのりゃ!」シッポフリフリ
アライちゃんB3「のりゃ、のりゃ!」シッポフリフリ
ここまで耐えるのは想定外ですね。
某筋肉のアスレチック番組も驚くような光景ではないでしょうか?
ガコン
アライしゃんC1「のら!」ボテ
子アライさんCが落ちてきましたね。
キィー パタン
アライしゃんC1「こんどはなんなのら!」キーキー
アライちゃんB1「だれかきたみたいなのりゃ?」キョトン
アライちゃんB2「よそのあらいしゃんなのりゃ!」シッポフリフリ
アライちゃんB3「のりゃ、のりゃ!」シッポフリフリ
耐える子アライさんCを見つけた子アライさんB。
アライしゃんC1「そこにだれかいるのら!?」キーキー
子アライさんCは足元が見えていないため、アライさん一家Bの声しか分からないようですね。
アライちゃんB1「このしゃきは、あななのりゃ!」
アライちゃんB2「おちたらたいへんなのりゃ!」
アライちゃんB3「のりゃ、のりゃ!」シッポフリフリ
アライしゃんC1「こんなのたえられないのら!」スーッ
ポテ
努力もなく、滑り落ちてくる子アライさんC。
アライさんB「ゲブッ!」パッ
それが止めになり、手を放す母アライさんB。
アライさんB「のだーーーーー!!」スーッ
アライちゃんB1~B3「「「のりゃーーーーー!!」」」スーッ
アライしゃんC1「のらーーーーー!!」スーッ
5匹仲良く、落ちていきましたね。
504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:36:31.66 ID:UpiGMc9y0 [8/14]
503
では、下の部屋に待ち構えて様子を見てみましょう。
アライさんB「のだ!」ザーッ
アライちゃんB1「のりゃ!」ザーッ
アライちゃんB2「のりゃ!」ザーッ
アライちゃんB3「のりゃ!」ザーッ
アライしゃんC1「のら!」ザッ
無事に、滑り落ちてきましたね。
アライさんB「重かったのだ...」モミモミ
母アライさんBは、自分の腕や足をひたすら揉んでいますね。
筋肉をほぐしていますね。
アライちゃんB1「おかーしゃんはこんじょうがないのりゃ! (≧∀≦)」キャッキャッ
アライちゃんB2「もっとがんばるのりゃ! (≧∀≦)」キャッキャッ
アライちゃんB3「のりゃりゃ! (≧∀≦)」キャッキャッ
母アライさんBの苦労を知らずか、無責任な言葉を投げかける子アライさんB。
アライさんB「お前たちは、もっと頑張るのだ!」モミモミ
アライちゃんB1、B2「ピィ!」ビクッ
アライちゃんB3「のりゃ!」ビクッ
とうとう、母アライさんBが怒ってしまいましたね。
アライちゃんB1~B3「のりゃーーーーーん!」ビエーン
そして、普段は中々怒らない母アライさんBが怒鳴ったことで泣き出してしまう、子アライさんB。
アライしゃんC1「ひどいめにあったのら。」フルフル
一方、子アライさんCは頭を左右に振っていますね。
そして、アライさん一家Bを見ましたよ。
アライしゃんC1「ところで、おまえたちは」
ドン
アライしゃんC1「なん!」コテ
子アライさんCの背中に何かぶつかったようで、前に倒れてしまったようですね。
アライしゃんC1「いったい、なにがぶつかったのら?」クル
振り返った子アライさんCが見たものは...
505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:38:19.18 ID:UpiGMc9y0 [9/14]
504
アライしゃんC1「おかーしゃん!?」ビクッ
白目になり、口から涎を垂らして、汚い面をしている母アライさんCです。
疑似餌に触れてしまって感電死、という末路を辿ったようです。
体の一部からは焦げた匂いがしています。
アライしゃんC1「おかーしゃん、どうしたのら!? おかーしゃん!」ユサユサ
子アライさんCは母アライさんCの体を揺すりますが、反応はありません。
アライさんB「こいつは死んでいるのだ。」モミモミ
アライしゃんC1「しんで!? それって、どういうことなのら!」
アライさんB「こいつは、もう起きないのだ。」モミモミ
子アライさんCは「死」という概念を知らないようですね。
それもそのはずです。
身近なものが死ななければ、死というものは分かりません。
ましてや、アライさんの場合、ハンターに一家皆殺しにされるのが普通であるため、生き残ったものでしか、死を知りえないのです。
母アライさんBの場合、街のアライさんが掃討されたときに家族を殺されたのでしょう。
その時に「死」を理解したと思われます。
アライしゃんC1「そんなのうそなのら!」
アライさんB「嘘だと思うなら、いつまででも呼びかければいいのだ。」モミモミ
アライしゃんC1「うーっ! おかーしゃん、おかーしゃん!」ユサユサ
母アライさんBは周りを見渡し、上を見上げましたね。
アライさんB「出られないのだ...」モミモミ
そう、この部屋は脱出方法がありません。
あるとしたら、螺旋状の筒の中を登り、さらに、漏斗を登るしかありません。
また、部屋の天井は、地上からグレーチングを通して光が差し込んでいます。
グレーチングは全部で4か所あります。
506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:39:33.41 ID:UpiGMc9y0 [10/14]
505
おや?
母アライさんBが子アライさんCのところへ行きましたね。
アライさんB「気は済んだのだ?」モミモミ
アライしゃんC1「どんなによびかけても、はんのうがないのら...」グスッ
子アライさんCは俯いてしまっていますね。
アライちゃんB1「おかーしゃん、これからどうしゅりゅのりゃ?」グスッ
アライちゃんB2「ありゃいしゃんたちは、でられるのりゃ?」グスッ
アライちゃんB3「のりゃーーーーーん!」ビエーン
アライさんB「誰かが見つけてくれるまで、ここにいるしかないのだ。」モミモミ
子アライさんBの問いかけに、そう答える母アライさんB。
アライちゃんB1「だれか! ありゃいしゃんはここにいりゅのりゃ!」ビエーン
アライちゃんB2「ひとしゃん、たしゅけて!」ビエーン
アライちゃんB3「のりゃーーーーーん!」ビエーン
子アライさんBは、天井に向かって叫んでいますね。
もちろん、人は来ません。
施設の入り口には、このように立札が立っていますから。
『実験中につき、敷地内は立ち入り禁止』
おや?
上の仕掛けに反応があるみたいですね。
カメラを切り替えてみましょう。
507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:43:43.58 ID:UpiGMc9y0 [11/14]
506
ガコン
アライさんA「のだ!」ボテ
アライしゃんA1「のら!」ボテ
アライしゃんA2「のら!」ボテ
アライさん一家Aが漏斗に落ちてきましたね。
キィー パタン
アライさんA「あー! 滑るのだ!」キーキー
アライしゃんA1「おちたくないのら!」キーキー
アライしゃんA2「だれか、あらいしゃんをたすけるのら!」キーキー
必死に足掻いていますが、それも無駄なんですがね。
アライしゃんA1「ここにつかまるのら!」ガシッ
アライしゃんA2「あらいしゃんもつかまるのら!」ガシッ
藁にもすがる思いで、子アライさんAがつかんだもの、それは...
アライさんA「アライさんの尻尾を掴んじゃダメなのだ!」キーキー
母アライさんAは、子アライさんAの重さのため、耐えきれず落ちてしまいましたね。
アライさんA「のだーーーーー!!」スーッ
アライしゃんA1、A2「「のらーーーーー!!」」スーッ
さて、下に映像を戻しましょう。
509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:46:45.01 ID:UpiGMc9y0 [12/14]
507
アライさんB「だいぶ、体の調子が戻ってきたのだ。」モミモミ
全身を揉み続けていた母アライさんBでしたが、筋肉の調子が戻ってきたようですね。
アライさんA「のだ!」ザーッ
アライしゃんA1「のら!」ザーッ
アライしゃんA2「のら!」ザーッ
ゲシッ
先ほどのアライさん一家Aが落ちてきましたね。
そして、その勢いで蹴り飛ばされる母アライさんC。
アライしゃんC1「おかーしゃん!」
死んでいても駆け寄ってしまう、子アライさんC。
健気ですね。
アライさんA「いたた。 一体ここはどこなのだ。」フルフル
アライしゃんA1「なんであらいさんが、こんなめにあわなければいけないのら!」プンプン
アライしゃんA2「きょあくがいるのら!」プンプン
状況が呑み込めないアライさん一家Aに母アライさんBが近づいていきますね。
アライさんB「お前たちも落ちてきたのだ?」
アライさんA「...そういうお前はどうなのだ?」
母アライさんBの問いかけに、怪訝そうに質問返しをする母アライさんA。
アライさんB「お前たちがここに来る前に落ちてしまったのだ。」
アライさんA「無様なのだ!」ケラケラ
自分のことを棚に上げて、笑っていますね。
アライさんB「同じように落ちたお前たちも、無様なのだ。」
アライさんA「お前っ!」
母アライさんBの冷静な切り返しに怒る母アライさんAは襲い掛かろうとしますが、静止されてしまいます。
アライさんB「待つのだ!」
アライさんA「お前が先に侮辱してきたのだ!」
母アライさんAは自分勝手な解釈で、被害者面していますね。
アライさんB「とにかく、ここはどう頑張っても出られないのだ。」
アライさんA「どうして分かるのだ!」
アライさんB「周りを見るのだ。」
515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:49:01.93 ID:UpiGMc9y0 [13/14]
509
母アライさんBの一言で、アライさん一家Aは周りを見渡します。
話しかけてくるアライさんの他に、子アライさんが4匹、横たわっているアライさんが1匹、そして、4か所から差し込む光。
それ以外は何もありません。
アライさんA「何なのだ、ここは!?」
アライさんB「アライさんたちは誰かに見つけてもらうまでは、ここから出られないのだ。」
母アライさんAにそう説明する母アライさんB。
アライしゃんA1「おまえのいうことがただしいとはかぎらないのら!」プンプン
アライしゃんA2「でぐちがあるかもしれないのら!」プンプン
ですが、状況を正しく理解できていないであろう子アライさんAは母アライさんBに詰め寄っていますね。
アライさんB「そこで、ここにいる全員に提案があるのだ。」
母アライさんBの一言に、全員の目がそこに集中しましたね。
アライさんB「ここにいる全員が生き延びるために、どうすればいいのか考えるのだ。」
さぁ、母アライさんBが協力を求めましたね。
これはどうなるか楽しみです。
さて、今回はここまでとします。
この後ですか?
結論を言うなら、ほぼ全員が餓死しました。
ですが、3家族の醜い争いを交えてみると、アライさんという生物の面白い面が見えてくるかもしれません。
そのため、今回は全員が餓死するまでの映像を流しましょう。
ただし、流すのは次回、ということでお願いします。
以上、今回はここまでで失礼します。
517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd7f-VGFs)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:52:47.64 ID:j4BWjJYJd [2/2]
乙
強烈なネタバレだぁ
518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/06(火) 23:53:34.69 ID:UpiGMc9y0 [14/14]
515
とりあえず、ここまで
次回、醜い争いが始まります。
ようやく、終わりが見えてきた。
最終更新:2018年03月09日 01:38