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アラ虐のない世界なのだ・・・ ピアニスト復活編

603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 73ba-Wwmn)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:34:58.15 ID:I7zBDzCj0 [2/6]
アラ虐のない世界なのだ・・・
ss 現代社会 二匹目 ピアニスト復活編

とあるコンサートホール。包帯で右腕を隠した青年がピアノに向かう。会場は静寂で包まれていた。
青年は一礼すると包帯を外し右腕をあげた。コンサートホールは歓声で沸き上がった。
観客の中の一人の女性は涙を流し拍手をした。膝の上には『天才ピアニスト復活演奏会』と書かれたいた

青年「・・・アライさん移植再生手術?」

医者「はい、そうです。アライさんの腕を移植する手術のことです
わが国では医療用アライさんの解禁によりあらゆる分野の医療が進歩しました。
事故で失った腕を手に入れることができます。拒否反応はほぼありません。」

青年「・・・昔のようにピアノが弾けるようになりますか?」

医者「・・・移植すれば元通り直ります。しかし、厳しいリハビリと今まで以上のピアノのレッスンが必要です
とても根気が必要です。あなた次第としか言えません」

青年「・・・やります」

青年は手術に同意した


604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 73ba-Wwmn)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:36:29.24 ID:I7zBDzCj0 [3/6]
手術が始まった

アライさん「じゃめどー!!じゃべえりゅのだー!!」ビチャビチャ
口の端からよだれを垂れ流すアライさん

医者「ただいまより移植手術を始めます。アライさんにサンドスター抑制剤を注入後、右腕切除。
その後、患者の移植手術に移ります。移植後、移植部位をカプセル内を医療用セルリアンジェルで満たします。
まず、切除手術から始めましょう。抑制剤注入開始。」

アライさん「じゃめえええええええ!ぼう奪わないで・で・・・・」

抑制剤を打たれたアライさんは言葉を発することも身動きを取ることもできない。
動かせるのは顔の表情だけのようである。もっとも、左目、耳、鼻は切り取られ、顔の皮も一部移植されたのか
鼻から下は肉と骨がむき出しになっている。鼻から下は骸骨のマスクをしているようである。
口を閉じてもよだれを垂れ流している
他にもよく見ると右腕しか残っていない。血の気が足りないのか顔色があまりよくない。臓器もいくつかとられているようである
頭部はむき出しになった脳を透明なプラスチックが覆っている。
医療以外にも実験用として使われているのかもしれない


605 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 73ba-Wwmn)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:37:30.04 ID:I7zBDzCj0 [4/6]
医者「メス」

医者はメスを受け取るとアライさんの腕を切り落とした
アライさんの食いしばった歯の隙間から臭い息を吐いたり吸ったりしている
よだれをさらに垂れ流している

医者「焼きごて」

医者は焼きごてで止血をする。アライさんの体をまったく気遣っていない。
免疫能力に優れたアライさんには必要ないのである。

スタッフ「アライさんを研究所に搬送します」

ビニール袋を引いたダンボールに放り込まれ、アライさんは研究所に運ばれていく

過酷な日々が待つ、研究所へ・・・


606 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 73ba-Wwmn)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:39:00.97 ID:I7zBDzCj0 [5/6]
青年の手術は手術は無事に成功した。
しかし、少女のようなアライさんの腕は青年にはとても不格好だった
服のような毛皮が付いたままである

医者「次の処置を開始します」

青年の腕にサンドスター抑制剤を注入する
サンドスターによりアニマルガールになったフレンズには、『人間が不快に感じる要素がなくなる』性質がある
サンドスターを注入することにより、移植した腕という異物から・・・移植された患者から不快に感じる要素がなくなるのだ
つまりアライさんの腕からアライさんの特徴がなくなるのだ

そして、青年の腕より二回り大きいカプセルを移植した腕に覆い、セルリアンジェルを注入
セルリアンの『情報を奪い、蓄積する能力』を応用し、移植された人間のDNAを分析、蓄積する
これにより上記の腕に移植された患者のDNAを移植するのだ

そして、抑制剤とジェルを数回にわたり注入することにより・・・

医者「カプセルを外します」

青年「!!!! う、腕だ!! ぼくの腕だ! ほくろの位置まで再現している!!」

医者「まずは成功です。ここから先はあなた次第です。」

青年「! は、はい!」


607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 73ba-Wwmn)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:49:25.06 ID:I7zBDzCj0 [6/6]
リハビリはとても過酷だった。ピアノの練習はそれ以上だ。
何度もくじけそうになった。しかし、

ホルスタインのフレンズ「がんばって!青年くんなら必ずできるから!」

フレンズの彼女の賢明な看病と優しさが青年を支えた。あと、ミルク。

そして・・・ 再びピアニストとしてコンサートを開くことができたのだ!

演奏後、インタビューがあった

記者「今の気持ちをだれに伝えたいですか?」

青年「右腕を与えてくれたアライさん、手術をしてくれた先生、関係者の皆々様・・・ そして、優しく時には厳しく支えてくれた彼女に心からの感謝を!」

ワアアアアアアアアア

???(アライさんにお任せなのだ!)

青年「!」

声の方向を向いたが誰もいなかった。青年の幻聴だろうか?

青年「・・・アライさん、ありがとう・・・」

青年は心の底から感謝した。そして、観客からのアンコールにこたえるためにもう一曲演奏を始めた

青年「・・・アライさん、君に捧げる」

誰にも聞こえないような小さな声で青年はぽつりとつぶやいたのであった


~おしまいなのだ~


608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 0b12-uQtz)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:50:16.15 ID:JHJBaQen0 [9/9]
607
乙


609 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 8f20-+Ho9)[sage] 投稿日:2018/03/08(木) 23:52:49.12 ID:vXL7wnLe0 [3/3]
乙
ホルスタインちゃんが彼女とかしぬほどうらやましい



最終更新:2018年04月03日 22:44