アライコロシアム

3 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 18:10:52.17 ID:RqUZQLGko
アライちゃん12「な~のりゃ~♪」シッポフリフリ

アライちゃん12は、少女の右足に抱きついている。

黒パーカーの少女「…」スッ

少女は右足を上げた。

アライちゃん12「のりゃ」ピョコン

右足にまとわりついていたアライちゃん12は少女の足から離れた。

アライちゃん12「わくわく!わくわくなのりゃー♪」シッポフリフリ

尻尾を振りながら目をキラキラと輝かせている。

黒パーカーの少女「おやつなんて…」スッ

そして少女は、上げた右足で…









黒パーカーの少女「やるわけねーだろがあああっ!」ドグシャア

アライちゃん12「びぎゃああああああああああーーーーっ!?」グシャアアッ

アライちゃん12のお腹を踏みつけた。

黒パーカーの少女「食い物を粗末にしちゃけねーよなぁ?てめーらクソ害獣の胃袋に食べ物入れるだなんて、ドブに捨てた方がまだマシだね!」グリグリグリグリ

アライちゃん12「ごぶっ!がばぁあっ!」ゲボゲボ

アライちゃん12は激しく吐血している。


4 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 18:31:50.63 ID:RqUZQLGko
アライちゃん12「が…ふ…」ゲボォ

こんだけの吐血。内臓はズタズタであろう。

アライちゃん13「ぴ…ぴぃいいいいいいいいーーーーーーーーーーーっ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん14「ふりょーのおきゃくしゃんなのりゃーーっ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん15「のあああーーーんっ!のおぉぉーーーぁーーーああんっ!」ピギュルルルル

アライちゃん16「てんいんしゃーんっ!てんちょーーっ!だぢゅげでぇえーーーっ!」ビエエエーーンッ ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ

アライちゃん17「ぴいぃいいいーーーっ!こあいのりゃあああーーっ!てんいんしゃーーんっ!」ビエエエーーンッヨチヨチ

アライちゃん達は、蜘蛛の子を散らしたように四方八方へ逃げ出した。

果たして、アライちゃん達を助けに来て、このアラ虐を中断させる者は現れるであろうか?

黒パーカーの少女「ピーピーうるせえんだよっコバエが!」ドグチャ

アライちゃん13「はぎゃぶぅううーーーーっ!」グシャアアボギボギメギメギ

…決して来ない。
このアラ虐は中断されない。

何故なら、黒パーカーの少女が先程、スタンガンで念入りに失神させたからだ。


5 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 18:41:49.62 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「だらぁ!」ドガァ

アライちゃん14「ぴぎゃあああああっ!」ゴギベギィ

アライちゃん達は、文字通り踏んだり蹴ったりされている。

黒パーカーの少女「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇ!」グシャグシャグシャグシャグシャグシャ

アライちゃん15「はぎゃ!ぐびゃ!ごぼ!はぎゅ!ぶぢぇ!じび!」グチャボギメギボギブギャ

必死にヨチヨチしても、すぐに追い付かれてしまう。

アライちゃん16「お、おまえなんかやっちゅけてやゆのりゃあっ!がぶぅ!」ガブゥバリバリ

黒パーカーの少女「カスが効かねえんだよ!」ボギャア

アライちゃん16「ぐびゅぅぅううっ!」ボギィ

アライちゃん16「いぢゃぃいいいいーーーーーーっ!ありゃいしゃんのおてていぢゃいのりゃあああああああああーーーーーーっ!」ピギイィィジタバタ

黒パーカーの少女「じゃあ次は首を折ってやるよ!」グシャ

アライちゃん16「ありゃいしゃんしにだぐな…ぐば!」グチャァ

また一匹。
また一匹。
また一匹、床に突っ伏し物言わぬ死骸となる。

黒パーカーの少女「次はてめえだ!」グシャグシャ

アライちゃん17「だぢゅげ…ぶはぁ!」ブヂャア

また一匹、駆除された。


7 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 18:53:31.44 ID:RqUZQLGko
もしも警察が呼ばれれば、このアラ虐は中断されるであろう。

黒パーカーの少女「だらぁ!」ドガァ

アライちゃん18「いぢゃいのりゃああっ!」ゲシィゴロゴロ

もしも店内の客か店員が誰か一人でも、少女に暴行されず、無事なままであれば…

今頃、警官達がここに来て、アライちゃん達は無事に保護していたであろう。

アライちゃん18「な、なんで…ありゃいしゃん…ふりょーじゃないのに!」

黒パーカーの少女「脳ミソ不良品のハエガイジは駆除一択だぜ!」ドグシャア

アライちゃん18「びぎゅっ!」ゴギベギィ

だが警察を呼べる者はいない。
だれもこのアラ虐を中断させることができない。

なぜなら…
店員も、店長も。
疲れたサラリーマンも。
独身おじさんも。
おばさん1&2も。
女子高生も。
金髪女児も。

店内の人間は、すべてスタンガンによって失神させられているから。

そして、新たな客が入ってこないように、店のドアは奪われた鍵で施錠されているのだから。

このアラ虐を止めることができる者は、排除されたからである。


8 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:05:16.52 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「はぁ…はぁ…さすがに一匹一匹みんな素手で殺すのはしんどいな…」ハァハァ

アライちゃん19「かえってええ!かえってえぇええ!」ビエエエーーンッ

アライちゃん20「もーかえってほちーのりゃあっ!」ビエエエーーンッ

アライちゃん21「てんいんしゃーーんっ!てんいんしゃーーんっ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん22「おねーしゃ!おねーしゃぁっ!おへんじしてなのりゃあ!いっしょにあしょぶのりゃあっ!」ユサユサ

アライちゃん18「」ガクンガクン

黒パーカーの少女「あーくそうぜぇ…。それじゃ、こいつで駆除するか」スチャッ

少女は、バッグからなにかを取り出した。



…これは、何の道具であろうか。


9 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:20:50.56 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「小型火炎放射器、X●42!放射ァアアアーッ!」ガチッ ボウウウウッ

なんと。
この道具は火炎放射器であった。

ポンプが小さくて燃料をあまり入れられないが、焼却範囲は十分大きいスグレモノだ。

火炎放射器「」ゴウウウゥゥウ

放たれた火炎は…



アライちゃん19「びっっっぎゃあああああああああああああーーーーーーーーーーっ!」ボウウウウッメラメラ

アライちゃん20「あぢゅいのりゃあああああああーーーーーーーーーーーーーーっ!」ドジュウゥゥウ

アライちゃん21「あぢゅいっ!あぢゅうぅうううういいいいぃいいいいいいいいいーーーーーーーっ!」ボオォメラメラ

アライちゃん22「このあぢゅいぴかぴかなぐぢでええええええええーーーーーーーーっ!てんいんしゃあああああああーーーーーんっ!」メラメラパチパチ

アライちゃん23「ぴぃいいいっ!あぢゅいのつけられだぐないのりゃああああーーーーーっ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん24「だぢゅげでえええーーーーーっ!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ

アライちゃん25「のおぉおぉぁあああああーーんっ!のおぉおおーーーぉぁあああああーーーんっ!」ピギイィィヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ

アライちゃん達は、火炎から逃れようとして必死に逃げ惑う。


11 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:32:06.03 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「逃げられるわけねーーだろうがあああーーっガイジがぁ!」ボウウウウッ

アライちゃんの23~27「「「ぴぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!!あぢゅうぅうううういいいいぃいいいいいいいいいーーーーーーーっ!!」」」メラメラパチパチ

店員に大事に愛されて育てられ、可愛いと大評判の、優秀な益獣であるアライちゃん達は…

少女の火炎放射器で火だるまにされ、次々と焼却処分されていく。

アライちゃん28「あ…ぁ…」ガチガチブルブル

アライちゃん29「なんでもしゅゆかりゃあ…だぢゅげでぇ…」ブルブル

アライちゃん30「なんでも…なんでもしゅゆがりゃあ…!」ブルブル

黒パーカーの少女「本当だな?約束だな?何でもするんだよな?」

アライちゃん28~30「「「しゅゆのりゃああ!」」」ウルウル

黒パーカーの少女「じゃあ…」



黒パーカーの少女「てめーら3匹で殺し合え!生き残った奴だけ助けてやる」

アライちゃん28~30「「「ぴっ…!?」」」

黒パーカーの少女「制限時間は5分だ!はい、それじゃあアライコロシアム開始ィ!」


13 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:39:49.06 ID:RqUZQLGko
アライちゃん28「う、うゆぅ…」ブルブル

アライちゃん29「け、けんかしたら…」ブルブル

アライちゃん30「ふりょーなのりゃあ…いじめられゆのりゃあっ…」プルプル

アライちゃん28「…ど、どーしゅゆのりゃ…」ブルブル

アライちゃん29「こ…こよちあうのりゃ…?」ブルブル

アライちゃん30「や、やなのりゃあ…いたいことやなのりゃあ…」ブルブル

アライちゃん28~30「「「うえぇ~~んっ!なかよしじゃなきゃやーなのりゃああーーっ!」」」コスリコスリ

黒パーカーの少女「っ…さっさとやれよ…。自己中害獣のくせに寒い友情ごっこやってんじゃねえ…クソきもいし鳥肌立つわ…」イライラ

少女は、なかなか殺し合わないアライちゃん達に苛立っている。


15 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:44:47.61 ID:RqUZQLGko
アライちゃん28「お、おきゃくしゃん…!ころちあうのやーなのりゃあ…!」ウルウル

アライちゃん29「ありゃいしゃんたちおともだちなのりゃあ…!ひとりぼっちでいきのこってもさみちーのりゃ…!」ブルブル

アライちゃん30「おねがいなのりゃ…さんにんぜんいんたしゅけてなのりゃあ…!」ウルウル

黒パーカーの少女「っ~~~~っ!自分の勝手な都合ばっかり押し付けてきて、なーんにもこっちの言うこと聞かねえ!やっぱクソ害獣は自己中のクソだな!」プッツーン

黒パーカーの少女「まず一匹処刑~♪」ボウウウウッ

アライちゃん28「びぎゃあああああああああああああーーーーーっ!!あぢゅぃいいいーーーっ!!」ボウウウウッ

アライちゃん29「のりゃあ!?」

アライちゃん30「ひぃいいっ!びえええーーんっ!」

アライちゃん28「とってえええええーーーー!なぐしてええええーーーーっ!あぢゅいあぢゅいあぢゅぅぃいいいーーーっ!」ボウウウウッメラメラパチパチ

アライちゃん29「お、おぎゃくしゃん!おともだちたちゅけてなのりゃあああっ!」ビエエエーーンッ

アライちゃん30「なんでもしゅゆがりゃああっ!」

黒パーカーの少女「それじゃ、てめーらのどっちかが代わりに死ぬか?なら助けてやってもいいが?」

アライちゃん29&30「「ぴっ…」」


18 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:50:48.61 ID:RqUZQLGko
アライちゃん29「や…やなのりゃああああっ!」ビエエエーーンッ

アライちゃん30「ありゃいしゃんしぎだぐないぃいいいーーっ!しぬのやなのりゃああああーーっ!」ビエエエーーンッ

アライちゃん28「だぢゅ…げ…」プスプス

アライちゃん28「」ジュウウウウ

黒パーカーの少女「あーあ。お前らが見捨てたせいでこいつは焼け死んだ。可哀想に!てめーらが自分ばっかり大事にする利己的なクソ害獣だから!」

アライちゃん29「うぅ…ごめんなしゃいなのりゃあ…」ウルウル

アライちゃん30「ひぐっ…ぐしゅっ…」シクシク

黒パーカーの少女「さて、てめーらもそいつと同じように死にたいか?」

アライちゃん29「やなのりゃあ!しにだぐないのりゃああっ!」

アライちゃん30「だぢゅげでええっ!ありゃいしゃんをだぢゅげでえええっ!」ピギイィィ

黒パーカーの少女「じゃあ、分かってるな?殺し合いな。今死んだ奴の火が消えるまでに、かたっぽだけ生き残ってれば、そいつを助けてやるからよ」

アライちゃん29&30「「ひ…ぃ…!」」ガクガクブルブル


19 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 19:59:20.56 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「はい、それじゃあ、害獣ファイト開始ぃ!バトルスタートだ!生き残りたきゃ戦えぇ!」

アライちゃん29「こ…こよちあうって…」

アライちゃん30「ど…どーしゅればいーのりゃ…」ブルブル

アライちゃん29「え、えいっ…」ソーッ

アライちゃん29は、アライちゃん30にパンチをしようとする。

アライちゃん30「ぴぃぃっ!?」ブルブル

アライちゃん30はぎゅーっと目をつぶり、頭を守っている。

アライちゃん30「やだ…たたかないでなのりゃ…いたいのやなのりゃ…」ブルブル

アライちゃん29「ひっ…」ピタッ

しかし、アライちゃん29は腕を引っ込める。

アライちゃん29「う、うゆぅ…」ブルブル

アライちゃん30「う、ぅぅぅ…」ハァハァ

アライちゃん29「あ、ありゃいしゃんは!いきのこりたいのりゃあっ!」ハァハァ

アライちゃん30「ありゃいしゃんもいきのこりたいのりゃあっ!」フゥフゥ

二匹のアライちゃんは、目に涙をためながら向かい合っている。

黒パーカーの少女「…」フアーァ

少女はその様子を見ながら、退屈そうにあくびをしている。


20 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 20:04:34.19 ID:RqUZQLGko
アライちゃん29「っ…」ハァハァ

アライちゃん30「ぅぅ…」ゼェハァ

アライちゃん達は、どれだけ主張し合っても、話が平行線から動かないことを悟ったようだ。

アライちゃん29「け…けんか…しゅゆのりゃあ…!」ブルブル

アライちゃん30「けんか…っ!?だ、だめなのりゃ…そんなことしたらおこられゆのりゃあ…!」

アライちゃん29「てんいんしゃんはきっと、あいつにこよされたのりゃ!おともだちみたいに!だ、だれも…!」ブルブル

アライちゃん29「もう…ありゃいしゃん…たちを…おこらない…のりゃあっ…!」ウルウル

アライちゃん30「てん…いん…しゃんっ…!」ウルウル

アライちゃん29「だっ…だかりゃあ…!けんかできめゆのりゃあっ!」ブルブル

アライちゃん30「っ…!」コクコク

アライちゃん30は、首を縦に振る。

アライちゃん29「た、たあ~!」ヨチヨチ

アライちゃん30「たあ~!」ヨチヨチ

アライちゃん達は、突進し合う。


22 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 20:12:08.50 ID:RqUZQLGko
アライちゃん29&30「「ぴぃっ!」」ピタッ

アライちゃん達は、顔面から衝突する直前でストップした。

アライちゃん29「ひ…ひぃっ…」ブルブル

アライちゃん30「いたいの…やなのりゃあ…」ブルブル


アライちゃん達は、客やルームメイトを、決して傷付けず、暴力を振るわず、仲良くするように…徹底的に教育されている。

それに第一、アライドール手術により、爪と牙の殺傷能力を無力化されているのである。
相手を殺すための武器すらない。

そして、戦いにおいて一番重要な武器とは『知識』である。

『生き物が何をすれば死ぬか?』を知っていれば、たとえ素手でも相手を殺せるだろう。

首を絞め、呼吸や脈を止めれば死ぬ。
急所を刺し、出血させれば死ぬ…。


アライちゃん29「こ…こよちかた…なんて…」ブルブル

アライちゃん30「わかんない…のりゃあ…」ブルブル

カフェアライちゃん達は、そもそもどうすれば生き物を殺せるのか、教わっていないのである。

これでは、殺し合いそのものが成り立たない。


23 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 20:15:21.40 ID:RqUZQLGko
アライちゃん29「ど…どーすれば、こよせゆのりゃ…?」クルッ

アライちゃん30「お…おちえて…なのりゃあ…」クルッ

黒パーカーの少女「はぁああ~~…めんどくっせぇ~~~………」

少女は深い溜め息をついた。

失望と、退屈と、面倒くささと、不満と、苛立ち。

それら全てが込められた溜め息であった。


24 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 20:20:44.99 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「押し倒して首でも絞めりゃいいだろ…。そこら辺の火にでも投げ込めばいいだろ…。その位もわかんねえのかよ…」ハァ…

アライちゃん29「っ…」ブルブル

アライちゃん30「くび…しめゆ…?どーやって…こ、こーなのりゃ…?」ソーッ

アライちゃん30は、アライちゃん29の首へ手を伸ばす。

アライちゃん29「ぴぃっ!やめゆのりゃあ!」バッ

だが、アライちゃん29は手で首を防御する。

アライちゃん30「あ…ご、ごめんなのりゃ…」

アライちゃん29「う…う…」ウルウル

黒パーカーの少女「はぁ~…。ほら見ろ、火が消えてんぞ」チラッ

アライちゃん28「」プスプス…

アライちゃん28は既に燃え尽きていた。

アライちゃん29&30「「あっ…!」」


25 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 20:27:50.54 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「はー期待外れだ…心底期待外れだ…」スチャッ

アライちゃん29「ま、まって!」

アライちゃん30「あぢゅいのやなああ!やなああああっ!」

黒パーカーの少女「はっきり言おう…」

アライちゃん29&30「「の、のりゃ…?」」

黒パーカーの少女「俺はおめーらみてえな偽善ガイジが!普通のクソ害獣よりも!ずっとずっとずぅーーーーーっと嫌いなんだよ!くたばれ!」ガチッボウウウウッ

アライちゃん29「ぴぎゃああああああああああああああーーーーーーっ!」ボオォメラメラ

アライちゃん30「あああああぢゅいいいいいいのりゃああああああーーーーーーーっ!」ボオォメラメラ

きちんと店員の教育に従い、互いを傷付け合おうとしなかったアライちゃん達であったが…

それが逆に黒パーカーの少女の逆鱗触れたようだ。


28 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/02/18(日) 20:33:22.90 ID:RqUZQLGko
黒パーカーの少女「何でもやるって言って約束しといて!それを破ったのはてめーらの方だぜクソ害獣!」ボウウウウッ

アライちゃん29「あぢゅうぅぃいいいいいいいいいいいいいいいのりゃあああああああーーーーーっ!」ボウウウウッ

アライちゃん30「だぢゅげでだぢゅげでだぢゅげでだぢゅげでだぢゅげでぇーーーーっ!」ボウウウウッ

黒パーカーの少女「ハエガイジの分際で!いっちょまえにいい子ちゃんの皮被ってんじゃねえよ偽善ガイジ!害獣は害獣らしく殺し合えばいいんだよ!」ボウウウウッ…シュボッ

火炎放射器から火が出なくなった。

黒パーカーの少女「ん…。燃料切れか…」カチッカチッ

アライちゃん29「あ…ぁあ…」メラメラ

アライちゃん30「」ジュウウウウ…

黒パーカーの少女「あーくそつまんねえ。爽快感ゼロだ。おれはてめーらが醜い本性をさらけ出して殺し合うブザマな姿が見たかったのに…」

黒パーカーの少女「殺しの知識すらないガイジには、土台無理な話だったか」

アライちゃん29&30「「」」ジュウウウウ…





最終更新:2018年05月18日 18:21